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2024-09-18 10:05

第12回 伊勢崎市長のこんにちはラジオ(『認知症』について)

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2024年9月 第12回「伊勢崎市長のこんにちはラジオ] 毎月第1水曜日,第3水曜 8:10OA 伊勢崎市長に毎月ご出演いただき、伊勢崎市についてお話をしていただきます。 今回のテーマは『認知症』についてです。 #伊勢崎市 #いせさきFM #伊勢崎市長 #臂泰雄 #認知症 #広報いせさき いせさきFM公式ポッドキャスト ①Spotify: https://x.gd/1CmIY ②Apple:https://x.gd/ezX9t ③Youtube:https://www.youtube.com/@isesakiFM-76.9/ ④LISTEN:https://listen.style/p/isesakifm ※LISTENポッドキャストではAIによる自動起こしも実施中です。誤字、脱字もございますがご了承ください。 Instagram: https:/ Instagram:https://x.gd/F7jYn

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いせさきFM 担当スタッフ
伊勢崎市長のこんにちはラジオ こんにちは
伊勢崎市長のこんにちはラジオ。この番組は、伊勢崎市の臂泰雄市長とともに、市政情報などをお伝えしていく番組です。
臂市長、よろしくお願いします。よろしくお願いいたします。 さて9月は、国民の認知症への理解や関心を高めるための認知症月間と定められていますね。
今回は「認知症について」をテーマにお話を聞いていきます。 最近では「認知症サポーター」という言葉をよく聞くようになりました。
臂泰雄市長
「認知症サポーター」とはどういった存在なのでしょうか。 私も以前、「認知症サポーター」の研修を受けまして、「認知症サポーター」にはなっているんですけれども
この「認知症サポーター」というのは、認知症というものを正しく理解をして、認知症の方だとかそのご家族の方々を見守る、温かく見守る応援団、応援者になるということであります。
サポーターだから何かをしろとかしなければいけないということではなくて、近所付き合いだとか友達付き合いの中でかけて、
そしてまた何か困っていることがあればお話を聞きながら相談センターにつなげていくというような、そういったことがサポーターの役割になるのではないかなと思います。
私もそうですけれども、「認知症サポーター」の養成講座を受講するとサポーターになれます。
養成講座については市のホームページだとか地域包括支援センターでお聞きをいただければ詳しくお話ができると思います。
ぜひ積極的にサポーターになっていただければありがたいと思います。
いせさきFM 担当スタッフ
わかりました。認知症の人やその家族が利用できる制度、そしてサービスについてはいかがでしょうか。
臂泰雄市長
伊勢崎も特徴的に認知症の方々をできるだけ地域で安心して生活ができるようにしていきたいということで、それを応援する制度を持っております。
1つは認知症高齢者と見守り事前登録制度ということで、認知症などによってかなり外出した時に戻ってこれなくて行方不明になったりされる方がいらっしゃいます。
事前にご家族の申請をいただいて、この情報を登録することによって、伊勢崎警察署と情報共有をする。
行方不明になった場合には、いち早い早期の発見、また保護、そういったことにつながると思います。
2つ目は認知症高齢者と見守りサービスということで、行方不明になられた方を探すというのは本当に大変なんですね。
事前にGPSという位置情報をいつでも取れるような小さな腰につけられるようなものにして、これを貸し出しをしております。
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臂泰雄市長
これをつけて、外出もしたいでしょうから、その時に帰ってこれなくなった時に、いち早く位置を、情報を見て探すことができるということで、
かなり家族の皆さんの負担を軽減することができるんじゃないかなと思います。
3つ目として、認知症高齢者等個人賠償責任保険事業ということで、今年度から新たな事業を取り組みました。
これは認知症の方が日常生活の中で偶然に事故にあったり、相手に怪我を負わせたりする場合も出てくる。
また、人のものを壊してしまうというようなことも起こってしまったりします。
その時に認知症の本人とかご家族の皆さんが法律上の損害賠償責任を負った時に、この賠償金を保険で保証する制度です。
保証金額上限3億円ということで、この保険料については全額市が負担するということであります。
ぜひ、この3つを活用していただければと思いますので、これについても市のホームページにも情報がありますし、
地域包括支援センターや高齢者相談センターへお問い合わせいただければと思います。
いせさきFM 担当スタッフ
知らなかった方もたくさんいらっしゃると思いますので、ぜひたくさんの方にしてほしいですね。ありがとうございます。
では続いて、認知症予防のためにどういった心がけが必要でしょうか。
臂泰雄市長
伊勢崎市では認知症ケアパスという、認知症についての小さな本なんですけれども、冊子を作っています。
これを冊子は、認知症の方々がどういうふうに進行するとか、どういう病気なのかということを詳しく書いたものなんですけれども、
また、いつどこでどのような医療とか介護サービスが受けられるかというようなケアの流れを示したものにもなっております。
このケアパスの中に、認知症予防ということで3つの原則が書かれています。
認知症はあまり食べない、あまり体を動かさない、あまり外に出ない、
こういったことが続く、習慣的になったときに発症する可能性が高まるということで、逆に言うと、よく食べること、よく体を動かすこと、よく外に出ることが大切だということです。
食べることについては、ただどんどん食べるということではなくて、栄養状態の低下が老化のスピードを加速するということもあるので、
バランスよく規則正しく食べるということを行っていただきたいということです。
よく体を動かすというのは、体はそのまま脳の活性化にもつながりますので、
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臂泰雄市長
ウォーキングですね、無理のない範囲でウォーキング等をして、有酸素運動、呼吸をしっかりするような、こういった運動を習慣付けるということが大切だということです。
3つ目は外に出ることということで、これは外で人との交流、会話、人と会うということが何よりも大事ということです。
気分が落ち込んだり、鬱状態になったりする場合がありますので、本当に社会との関わりを強くする、このことが必要だということであります。
いせさきFM 担当スタッフ
ありがとうございます。さあ、ここまでたくさんお話を伺ってまいりました。最後に一言お願いします。
臂泰雄市長
昨年の8月3日に岸田総理が伊勢崎のデイサービスの施設を見学に来られました。認知症について視察をしたいということで来られました。
本市伊勢崎市の取組はかなり先進的で、先ほどの「認知症ケアパス」、この本なんかはすごい評価をいただいたんですね。
ですから、ケアパスはいつでもお渡しできますので、伊勢崎市とか地域補括支援センター、高齢者相談センター、ホームページからもダウンロードできます。
これぜひ見ていただきたいと思います。
その視察のときに車座でいろんな患者さんやご家族の方と岸田総理がお話をされていたんですけれども、
そのとき奥様が認知症になられた方の旦那さんから、結婚して何十年も経つんだけど、今の奥様が一番可愛いと、可愛く感じるというふうにおっしゃられたんですね。
またその奥様は書道をやっていて、その施設でいろんな皆さんと一緒に歌を歌ったりするときの歌詞を模造紙に書くのを、その奥様がしっかりした字で書いて書かれていると。
そのとき施設の方は言われていたんですけれども、認知症になるとできないことばかりを目立って、できないできないになるんですけれども、
できること、そこにしっかり注目をして、できることをしっかりやっていただく。これが大事だというお話をされていました。
後ろ向きに捉えるんじゃなくて、そういった意味で前向きに捉える。
これは今本市で進めている高齢者行き活躍条例、できるだけ高齢者の方に活躍してもらって、この精神がまさしくそのことでありまして、
少しでも認知症になっても社会と関わりを持って、できることをしっかりやっていく。こういったことにつなげていければと思っています。
認知症というのは本当に誰でもなる可能性のある病気です。
65歳以上のかなりの率で3割とか4割に近いところの人が、軽度であってもそういった障害を持つということになるということでありますので、
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臂泰雄市長
人ごとじゃなくて自分のこととしてこのことを捉えていただければと思います。
地域の中で誰が認知症になってもお互い様だよねとか、私がもし認知症になっても今まで通りお付き合いしてねと言い合える地域づくりを目指していきたいと思いますので、
認知症に優しい伊勢崎市となるように皆さんにもご理解をいただいて、しっかりこのことについて我が方として取り組んでいただければと思いますので、
よろしくお願いいたします。
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