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2024-05-27 12:56

いい銘柄を見つけるには「街に出ろ!」20年市場を見てきたアナリストが「印象に残っている銘柄」とは?

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本日はいろはにマネー編集部の雑談回です。

ゲストにアナリストの森本さんをお招きして、アナリストの仕事内容から現金と投資のバランスなどをお聞きしました。

▼森本さんのX(日本株のこと、市況、昔の株話を毎日投稿しています。) https://x.com/morizo31592


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株式会社インベストメントブリッジ作成

00:03
株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
おはようございます。いろはにマネー編集部の中村です。
本日は、いろはにマネーの雑談会です。
新入社員の中村が知見を持った弊社社員に、投資や最近のニュースについて質問をします。
今回お呼びしたのは、アナリストの森本さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
アナリストの方って、前にお伺いしたところだと、分野?自分の業界を持っているというところで、森本さんは何の業界を見られていましたか?
私が担当していたのは、銀行を中心とした金融と、弊社はアナリストの数が少ないので、いろんな業界を担当するんですけど、金融と自動車ですね。
それと、ざっくり言いますと、ソフトウェア業界ということになりますかね。
ソフトウェア、特によく見ていたのは、ゲーム業界になるんですけど。
ゲーム、面白いですね。
ゲームは非常に面白いですね。かなり昔になりますけど、ガンホーとかって、パズル&ドラゴンズがちょうど出始めての頃なんですけど、株価もものすごい勢いで上がりましたので。
アナリストはもうちょっとついていけなかったですから。
その時の動きってどういった動きだったんですか?
当時、パズル&ドラゴンズが出始めた頃って、まだ本当にスマホ系のゲームがちょうど変わり始めていたタイミングだったんですよね。
売れているような話は聞いたんですけど、私が非常に印象に残っているのは、当時の若い営業マンから私に電話がありまして、ガンホーどうですかって急に聞かれまして。
パズル&ドラゴンズが売れているというふうな話だけどね、みたいな話をして、その営業マンが言ったのが非常に覚えているのは、電車に乗ったら、右を見ても左を見ても、みんなパズラをやっているということだったんですね。
これって、要はアナリストは気づかないんですよ。
アナリストはそこが大事なところなんですけど、アナリストはそんなに気づくわけではない。要するに財務指標ばかり見ているわけですから、いろんな情報も当然得てはいますけど。
ガンホーは当初、パズル&ドラゴンズが売れる前ってラグナロクオンラインというゲームで、なかなかうまくいかずに負け組みたいな形になっていたんですね。
そこから急激に変わり始めているときで、私が覚えているのは、あまりにも業績の変化がすごすぎて、パズル&ドラゴンズって売れているときは1ヶ月で100億円くらい課金収入があったんですね。
しかも1ヶ月で100億円くらい課金収入があると、その大体60%くらいはもう利益に跳ね返ってきますから、ものすごい高い営業利益率なんですね。
それがちょっと見えてくるようになったので、私も進めるようになったんですけど、むしろマーケットは業績の変化に追いつかない、そういう状態になっていたというのを非常によく覚えています。
03:10
じゃあ、もう利益率が相当出ている時期にも株価はそんなに反映されていなかったという。
全然反映されていなかったですね。要するに、これって株式省でたまにあるんですけど、株価っていうのは当然、業績の約6ヶ月先行するって言われてるんですね。
6ヶ月先行して株価が形成されるっていう、だから先読みしなきゃいけないっていうのがあるんですけど、先ほどの願報じゃないですけど、たまにあるんですけど、業績の変化が大きすぎて株価が追いつかないっていうことがたまにあります。
実はこれ、去年一昨年に見受けられたのだと、特に一昨年、海運業界ですね。海運業界もものすごい変化で、海運業界ってなかなか普通の投資家の方は見ることは少ないんですけど、財務省庁を見るとものすごい変化だったんですね。
第一四季だったと思うんですが、これは我にもすごいなというところだったんですけど、やっぱりアナリストには追いつかないんですね、さすがに。
そうなんですか。
結局、業績の変化がすごすぎて株価が後追いしてるっていう感じでした。
やっぱりそうなんですね。インターン生も、今日海運株買ったぜみたいな話題がいっぱい出てたんですけど、それってやっぱり業績上がりすぎて、後追ってるから、みんな買っても。
株価が後追いしてるっていう感じだったんですよね。
そうなんですか。
最近ですと海運ですし、昔で通貫法とかといったところがあったわけなんですけどね。
そこら辺を見つけるポイントというか、アナリストが気づかないあれって何ですか。
やはり結構いいのは、街に出たほうがいいというかですね。ということは言えるんじゃないかと思います。
私、あまりデブ症で外に出ることはないんですけど、たまたまショッピングに行っておりまして、立川のララポートだったんですけど、お店の前に人だかりができてるんですね。
よく見ると、その人だかりができてたお店っていうのがワークマンプラスだったんですよね。これはかなりの人だなと思いまして。
私は小売とか担当しておりませんでしたので、気づいたところで、その後に半年ぐらいに株価は2倍ぐらいになってたんですよね。
半年なんですね。それでも。
半年ぐらいかかってますね。これは株価が追いつかないというよりは、早く発見できたということが言えるんじゃないかと思うんですよね。
じゃあ、やっぱり若者というか流行に敏感な人。
そうです。昔で言うと、私は目の当たりにはしてないんですけど、ちょうどファーストリテイリングが出たての頃もそれでした。
06:00
すごいです。
昔なんですけど、たぶん2000年とか2001年だったような気がするんですけど、フリースってちょうど出たての頃で一人で2着も3着もフリースを買うっていうことが起きてた時があったんですね。
その時はやっぱりマーケットの認識っていうのはまだまだ全然そこまで行けてなくてですね。
要するに流行の先端を行ってる人はフリースをどんどんどんどん買ってるんですね。
お店に行っても明らかでものすごく売れてるわけなんですね。フリースが。にもかかわらず株価は反応しきれてなかったというか、後になってどんどんどんどん追っかけて株価が上がってます。
そうなんですか。売れ始めた時期って既に上がってるから高いなって思うんですけど。
その時はやはり株価も多少反応してるんですけど、反応しきってるかどうかっていうのはちょっと試算してみなくちゃいけないかもしれないですけどね。
やはり利益率がどれだけ出そうかとかっていうことですね。
前、ゲーム業界で担当しててやってたのが、APPのランキング、スマホのセーブスランキングが出てると思うんですけど、
だいたい1位でかなり売れてる時って1ヶ月で100億ぐらい売上が出ます。
それでだいたい60億ぐらい、要するに営業利益率60%ぐらいで跳ね返ってくるっていうのがビジネスなんですね。
見ていただいてもわかると思うんですけど、スマホ向けのゲームって明らかに原価が少ないですね。
要するにコンテンツを出して、それで課金をしていくわけですから。
ですから明らかにすごい高い利益率なんですね。
しかも売上が増えれば増えるほど原価が少なく収まるというか。
ですからむしろ、例えばパズル&ドラゴンでも営業利益率60%って言いましたけど、
費用の40%のうち30%はAppleとかGoogleとかに支払ってる手数料なんですよね。
ですからそれを除くとほとんど90%ぐらい、要するに営業利益率が取れてるような感じになるわけなんですよね。
ですからすごい高い利益率です。
じゃあかなり収益を得れてる業界なんですね。
そうですね。今はそういうのが出来上がっちゃったんで、ここは相当コンセンサスがまとまっちゃってるような形になってるんで、
新しいことというわけではないんですけど、それが実情だったんですね。
なるほど。じゃあゲームとかスマホとかもそうですけど、十何年スパンで変化するじゃないですか。
そうです。
またその変化した時に株価が追いつかないぐらいの。
そうですね。ですから意外ともう一つ、これは非常に大きな株だったんですけど、
任天堂ですよね。任天堂のDSが売れ始めた頃っていうのは、やっぱり株価はなかなか追いつかなかったんですね。
そうなんですね。
あれは世界的にも売れましたんで、DSVという中で、任天堂も当時株価は相当上がったと思いますんで、
それこそ何倍になってきてたような感じですね。
もう一つポイントになってるのは、任天堂もDSが出る前っていうのは若干負け組に入ってたんですよね。
09:06
ゲームのハードの名前はちょっと忘れたんですけど、ゲームボーイとかなんですかね。
あのあたりがそれほど海外とかでも売り上げが伸びなくなってて、負け組になりかけたところでDSを出したんですけど、
出した当初はそんなに人気じゃなかったんですけど、それがどんどん国内から海外へどんどん売れていくようになって、
気づいてみたらかなりの売り上げを示すようになってたっていうことはありました。
その時も任天堂の株価は多分数倍レベルで上がってると思うんですね。
大きいところでもそういったことがあります。
特にやはり先ほどのガンホーとかもそうだったんですけど、負け組が勝ち組に変わる瞬間っていうのは特にゲーム業界はものすごい大きい変化をもたらすということがあります。
ユニクロというかファーストリティングとかワークマンはそういった例には該当してないんですけど、むしろ新たに出てきて急激に売れていったっていう流れですんで、
それはそれぞれによって流れは違うんですけど、ただ言えるのは自動車業界とか、
なかなかアナリストよりも先行してというわけにはいかないんですよね。
やはりより消費者に近いところにある企業というのは、わりと消費者が早めにチャンスをつかむことができる可能性っていうのはあちこちに秘めてると思います。
おそらく私が気づかなかったところでもそこそこにあると思うんで、ぜひ。
私は小売とか担当してなかったので、なかなかデブ症でもあったので把握することが少なかったかもしれないですけど、そういったチャンスっていうのは結構あるんじゃないかと思っていただいていいと思います。
自動車業界とかも常に覆われてるからこそ株価が常に織り込んでる状態と言いますか。
そうですよ。それともう一つは、自動車業界って高額消費なんで、流行ってるって言ってもなかなか消費者も把握できないと思うんですよね。
大数というか数もそれほど売れるわけでもないですから、ですからやっぱりアナリストは早めに把握しちゃいますよね。
自動車っていうのは利益率がそんなに高くないんで、何十パーセントも取れる業界ではないんですね。
ですからむしろコスト面とか管理とかがどうなっているかとか、そういったことが重要になったり、あるいは株価がもう為替の影響が非常に大きいんで、業績もそうですけど、為替の影響が非常に大きいんで、そういったことを把握しなきゃいけないとか。
なるほど。
やっぱり消費者に近いところで。
そうです。特にやっぱり小売り系とかはそういうようなことが起こりやすいですね。
アナリストより私たちの女子の方が化粧品をよく知っているとかそういうことですよね。
そういうこともあり得ると思います。
なるほど。大変納得です。
今回の配信は以上となります。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
12:02
来週も引き続き森本さんをお招きして、担当セクターのゲームや自動車業界について、投資をする上で一番大切にするべきことなどをお話ししてもらいます。
番組へのご意見ご感想につきましては、スポティファイの方Q&A機能、ポッドキャストやそれ以外の方は説明欄記載のご意見箱フォームよりご投稿ください。
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