00:03
株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習、おはようございます。
いろはにマネー編集部の中村です。本日は、いろはにマネーの雑談会です。
新入社員の中村が知見を持った弊社社員に、投資や最近のニュースについて質問をします。
今回お呼びしたのは、アナリストの森本さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、実は収録が2回目ということで、大変ご迷惑をおかけしたんですけど、本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
森本さんについて、いくつかお伺いしたいんですけど、まず経歴を教えていただけますか。
大学を卒業いたしまして、1990年に証券会社に入社いたしました。
当時、入社した証券会社は山陽証券という会社で、1997年に会社構成法を申請します。
それで私は退職いたしまして、その後、極東証券に行きまして、当初は営業をやってたんですが、
その後にアナリストの資格を取りまして、極東証券経済研究所に行きました。
それが2000年でしたので、そこから約20年経を極東証券経済研究所におりまして、
昨年の4月にこちらのインベストメントブリッジに入社したということになっております。
なるほど。アナリストってどういった仕事をやられているんですか?
アナリストにはいろんな種類がありまして、セルサイド、バイサイドという、
セルサイドというのは私がやってきたアナリストの仕事なんですけど、
企業に取材をして、それを基にレポートを書くという作業になります。
バイサイドアナリストも似たようなことをやるんですけど、
セルサイドの方はレポートを書いて、それで終わりということになりますが、
バイサイドの方はファンドマネージャーとかが代表的なんですけど、
取材をして、それで実際にファンドとかを通じて株を購入するという行為が待っているということになります。
私の場合はセルサイドでやっておりまして、一般的に言われるアナリストというのは
セルサイドアナリストが多いんですけど、よくどこかでレポートが出てきたとか
ということが出てくると思うんですけど、あるいはレーティングですよね。
買いとか売りとかという当時判断を出したりする作業をしているのが、
我々セルサイドアナリストの仕事ということになります。
なるほど。ちょっと経歴のところで1点気になったんですけど、
極東証券って、ちょっとこれ関係ない話になっちゃうかもしれないですけど、
配当売り回りが一番高い企業のランキングでいつも上位にいる企業ですよね。
そうですね。特に最近出てきた配当成功、確か70%じゃなかったかと思うんですが、
高い配当成功を示して、それで配当売り回りが非常に飛び上がって高くなったということで
株式市場でも話題になりました。
そうですよね。すごいそれで印象的だったので。
そうですね。ついでに申し上げますと、証券会社これは共通なんですけど、
03:02
予想配当は基礎の段階では出しません。つまり、
極東証券の場合も期末に迫ってきた段階で配当を提示しています。
今、配当売り回りランキングに出てくる極東証券は多分7%ぐらい出てくると思うんですけど、
それはあくまでも実績に基づいた配当であって予想配当ではありません。
じゃあ、去年のを織り込んでいるというのですか。
そうです。予想配当を出しませんので、去年の出したら、
配当を基に売り回りを出しているということになりますので、
ですから、よく証券会社って配当売り回りランキングになると上位に出てくると思うんですけど、
これは全く当てにならない数字です。ぜひ気をつけていただきたいと思います。
ついででございますので。
ということは、今年はどうなるか分からないと言いますか。
今年というか今期ですよね。今期どうなるかは分かりません。
結構調子よく利益が出ているとは思うんですけど、利益が出た分に対してどれだけ配当をするとか、
いろんな形で配当を決めています。各社まちまちなんですけど。
高い配当成功を出すところもあれば、いろいろ配当方針を示しているところもありますので、
それぞれに気をつけていただかないと、配当売り回りランキングで
証券会社が上位に出ることはたびたびあるので、
それは全く当てにならないというか、ちゃんとリリースを見て確認していただきたいというふうには思います。
なるほど。そういうあれがあったんですね。初めて知りました。
ではちょっと話題が変わっちゃうんですけど、インフレと言いますか、
物の物価だったりが上がる、円安の状況で、今の状況って森本さん的にはどうなっているんですか?
これは株式投資にも通じる話なんですけど、やはり今日本の経済のポイントになっているのが、
デフレからの脱却、つまりインフレに向かうということなんですよね。
これって非常に重要なポイントで、皆さん例えば100万円を持っていたとして、
どういうふうにインフレに向かうのかというと、
インフレに向かうことによってインフレの価値が上がっていったり、
皆さん例えば100万円を持っていたとして、インフレ率が大きめの数字で申し上げますと、
例えば10%だったとすると、今100万円している物は1年後に110万円に値段が上がっています。
では日本は金利はどうかというと、預金に預けてもほとんど金利はつかないんですね。
要するに100万円の物は1年後に110万円になっているのに、
100万円しか1年後に持っていないとすると、これは会員の価値が下がってしまうことになるんですよね。
ですから、ずっと日本はデフレデフレでやってきましたので、
現金を持っている人が有利だったわけなんですけれども、
今はもう明らかに流れが変わってきておりまして、
インフレを前提にした資産運用というのは非常に重要なことではないかというふうに思います。
最近になってちょこちょこと言われるようになりましたけれども、
最大のインフレヘッジの手段というのは株式を応用することなんですね。
06:01
やっぱりそうなるんですね。
株については、先ほど配当利回りの話題も出ましたけれども、配当も出ます。
インフレヘッジになるのは金を買えばいいんじゃないかという話もありますけれども、
金には金利はつきません。
ですから、少なくとも株を購入することによって配当を得ることができるという部分でも、
インフレヘッジの意味合いからしてもかなり大きいんじゃないかということは言えるかと思います。
じゃあ基本的に現金を持ちつつ、株式を保有してやっていくことが今後重要になる。
重要になるというふうに考えています。
やっぱりそうなんですね。
個別メガネを落とすのが難しければ、積み立てニーザランドを使っていただいて、
株価指数とかそういったものに投資するというのも立派な手段ですし、
それは皆さんのノウハウ次第だということになりますけど、
少なくとも直接にしろ間接にしろ、インフレの時代ですから、
これはもう過言を持たなきゃいけないということは今言えるんじゃないかと思います。
じゃあ個人的に気になっていたことなんですけど、
現金と投資の割合ってどれくらいがベストだと思いますか。
今の時期だと8割くらいは投資でもいいんじゃないかと個人的には思うんですけどね。
投資というのはあくまでも分散投資なんで、
例えば投資の中で株だけにするのではなくて海外の債権。
そうするとインフレ時にもなりますし、あるいは円安にも備えることができますよね。
海外は金利も高いのでそれなりの利回りも取れますので、
海外の債権を買うというのは一つ有効な手段だと思います。
それともう一つは、これもぜひお勧めしたいんですけど、利益投資ですよね。
利益投資は今金利が上がろうとしているので利益も動きが良くないんですけど、
高い利回りを得ることができるのと、
インフレということは不動産の価格も上がるということになりますので、
資産効果を得ることができるという意味合いからすると、
利益投資もすごいいい投資手段になると思います。
ですから8割といっても、その8割の中でどうするかというと、
やはり株と外財と利益投資ですよね。
この3つのセットでするのがいいんじゃないかということは言えようかと思います。
株はどうしても値動きが荒っぽいので、
ちょっと皆さん恐怖感を感じてしまうかもしれないですけど、
逆に言うとそれを楽しむこともできるということも言えようかと思いますので、
そういったことはお勧めしたいですね。
投資始めたての初心者の方だったりは、何から始めるべきだと思いますか?
よく今話題になりますのはオルガンなんですけど、
それは一つ無難で有効な手段じゃないかと思います。
初心者の方でまず投資進捗が入るというのは非常に有効な手段だと思うんですが、
より器用に詳しくなったり、
より大きな価値のある投資者の方に、
09:02
自分なりに企業を調べてみて、
告知でもいいので、株を購入すると当然いろいろな報告書が株主宛にやってきますので、
そういったことを見ながら、
いろいろと勉強できる機会も増えてくるんじゃないかということは言えようかと思います。
なるほど。
じゃあ結構株式だったりも自分のできる範囲で挑戦してみるのが楽しいよっていう。
そうですね。私は思います。
やっぱりそうなんですね。
今回の配信は以上となります。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
来週も引き続き森本さんをお招きして、
担当セクターのゲームや自動車業界について、
投資をする上で一番大切にするべきことなどをお話ししてもらいます。
番組へのご意見、ご感想につきましては、
Spotifyの方、Q&Aでお答えいただければと思います。
番組へのご意見、ご感想につきましては、
Spotifyの方、Q&A機能、
Podcastやそれ以外の方は、
説明欄記載のご意見箱ホームよりご投稿ください。
また、株式会社インベストメントブリッジは、
個人投資家向けのIR、企業情報サイト、ブリッジサロンも運営しています。
こちらも説明欄記載のURLよりぜひご覧ください。