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推し活を支えているのは実は40・50代!?推し活市場の今と関連銘柄を深掘り
2026-08-12 15:35

推し活を支えているのは実は40・50代!?推し活市場の今と関連銘柄を深掘り

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。 この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報をわかりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で一緒に勉強していきましょう。 おはようございます。インターン生の辰美です。 おはようございます。インターン生の竹井です。
本編に入る前にご意見フォームにいただいたコメントを紹介させてください。 用語を理解するために文字起こしが見れればいいなと思いますというお声をいただきました。
はい、コメントありがとうございます。 ただ文字起こしについては実はもうご用意があるんですよね。
そうなんです。まず一つ目がSpotifyでお聞きの方です。 Spotifyのアプリには文字起こし機能があるので、そちらで本編のテキストを追いながら聞いていただけます。
アクティビストとか川瀬介入とか耳で聞くだけだとスッと入ってこない用語も文字で見ると一気に理解しやすくなりますよね。
そうですね。そしてもう一つがListenというポッドキャスト配信サイトです。 こちらでも当番組の持ち起こしを公開していますので、Spotify以外のプラットフォームで聞いている方は是非Listenを覗いてみてください。
概要欄にそのリンクも貼っておきます。
こうやってコメントをいただけると改善のヒントになってすごくありがたいですね。 引き続きお待ちしております。
さて竹井さん、突然なんですけど、私はキングヌーのファンでして、ライブがあると全国どこでも遠征しているんです。
本格的ですね。遠征ってでも結構お金かかりませんか?
本当にかかりますね。チケット代はもちろんなんですけど、新幹線と宿を取ったり、現地でグッズを買ったりして、ついでに次の日にご当地グルメも食べて、とすると毎回迷彩を見て自分でもびっくりしてます。
そうですよね。リスナーの方の中にも推しがいる方多そうですよね。
そうなんです。それが思っている以上に多くて、野村総合研究所が2025年3月に行った調査によると、15から69歳の日本の推し活人口は約2600万人、全体の3割を超えています。
15歳から69歳の3人に1人が推し活をしている計算ですか。そう聞くともう一部の趣味とは言えない感じですよね。
そして今日一番お伝えしたいのがここからで、推し活は若者の文化というイメージは実は正確ではないんです。
そうなんですか。アイドルの現場って若い人が多い印象なんですけど。
実は金額ベースで市場を引っ張っているのは40代や50代なんです。
総務省の家計調査をもとに、映画や演劇、宿泊といった推し活に関連する21品目の世帯支出を見ると、1世帯あたりの年間の平均支出金額で最も多いのが50代で99000円、次に多いのが40代で8万円となっています。
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それに対して29歳以下と30代は7万円以下なんです。
そうだったんですね。40代と50代の方が推し活関連の消費額が大きいということなんですね。
でも言われてみれば、過所分所得があるのは上の世代ですもんね。
まさにそこがポイントで、子育てが一段落した世代が本気で動き始めた結果、単なる趣味を超えて関連分野も含めた消費の市場規模が3.8兆円にまで膨らんでいるんです。
3.8兆円ですか。やっぱり上の世代が本気出すとすごいですね。
はい。
これはもう投資家として無視できないテーマですよね。
ということで今日は、推し活経済の広がりとその関連銘柄をテーマにお話ししていきます。
はい、お願いします。その前に恒例のちょこっと株式会社のコーナーです。
今日の用語は何ですか?
今日の用語はディフェンシブ銘柄です。
ディフェンシブ銘柄とは、景気の良し悪しに業績が左右されにくい企業の株式のことを指します。守りの銘柄とも読まれています。
代表例としては、食品、医薬品、電力、ガス、鉄道といった生活に欠かせないサービスを提供する業種が挙げられますよね。
景気が悪くなってもご飯を食べるのをやめたり、薬を飲むのをやめたりとはしませんから、売上が急には落ちにくいという理屈があります。
その通りです。反対に、景気の波に業績が大きく振れる銘柄はシクリカル銘柄、景気敏感株と呼ばれます。鉄鋼や海雲、半導体などがその代表例です。
一般的にディフェンシブ銘柄は、相場が不安定なときに資金の逃げ場として買われやすい一方で、景気回復局面では上根が重くなりやすいという特徴もあります。
そうなんです。そして今日のテーマである銘柄関連は、円溜めなのに意外とディフェンシブな性質を持っているというのが面白いところなんです。
円溜めなのにディフェンシブって、ちょっと矛盾しているように聞こえるんですけど、これどういうことなんでしょうか?
まず前提として、銘柄の消費はものすごく多層的なんです。
ライブの入場料や公式グッズはあくまでも土台で、そこから遠征のための移動や宿泊、現地での観光や飲食、写真を撮るためのカメラなどの機材、
さらには個人でお金を出す応援広告であったり、お人のコラボ商品までどんどん派生していきます。
確かに僕の友人もチケット代より遠征費の方が高いって言ってましたね。
私もそうですね。そして注目したいのが、この質が物価高にあまり影響されていないという点です。
ヴィンテージが2025年1月に行った調査では、物価高や円安がお仕方に全く影響しないと答えた割合が40代以上で50%を超え、60代では73%に達しています。
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60代の7割超えってこれ本当にすごいですね。
食費や高熱費は節約しても、お仕方にかけるお金は削らないということですか?
そういう傾向が出ていますね。地銀の地域経済報告、いわゆる桜リポートでも、
イベント開催の多い週末は宿泊料金を数千円引き上げても満室化続くといった報告が上がっています。
つまり値上げしても客足が落ちにくいということですね。
企業からするとかなりありがたい市場ということですね。
そうですね。熱量の高いファンが支える市場なので、多少の景気変動では予算が削られにくい、これがディフェンシブ性のあるエンタメ関連と呼ばれる理由です。
では具体的にどんな企業が恩恵を受けているのでしょうか?
今日は3社に絞ってご紹介します。
1社目はチケット販売最大手のピア、証券行動4337です。
ライブやスポーツ観戦、フェスなどのイベントの入り口を握っている企業ですね。
チケット販売やイベントの受託だけではなくて、2社での企画運営も行っています。
業績はどうなんでしょうか?コロナの時は相当厳しかったイメージがあるんですか?
まさにそうで、コロナで大打撃を受けて2021年3月期は66億円の最終赤字となりました。
ですが現在は完全にV字回復しています。
2026年3月期の連結決算では売上高が553億円で全期費22%増、
当期純利益は33億円で全期費108.4%増といずれも過去最高を更新しました。
純利益が前の年の2倍以上ってすごいですね。将来に向けた投資はどうなんでしょうか?
2029年3月期までに、スポーツ工業や音楽ライブを開ける施設の新設に向けて100億円程度を投じ、
アリーナやホールを2から3箇所建設する方針です。約1万人収容の多目的アリーナを念頭に置いているとされています。
チケットを売るだけじゃなくて会場そのものを持ちに行くということですね。
そうです。イベントの企画から施設の運営まで一貫して担う体制を作って、チケットの販売との相乗効果を高める狙いです。
エンタメを生み出す側と楽しむ側を一気通貫で結ぶことをビジョンにしています。
なるほど。アーティストやアスリートと観客やファンをつなぐ役割を担おうとしているんですね。
2社目はどこですか?
2社目はイベントの会場そのものを作る側です。
前田建設工業などを参加に持つ持ち株会社のインフルニアホールディングス、証券コード5076です。
建設会社が推し勝つ関連銘柄というのはちょっと意外な切り口ですね。
確かにそうですよね。でも今、ライブのチケットが取れないチケット難民が問題になっていますよね。
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あれは会場の数が足りていないことが一因なんです。
そうだったんですね。確かに大きな会場が増えれば公演数も増えますもんね。
その象徴が2025年7月13日に名古屋の名城公演に開業したIGアリーナです。
最大収容人数は約1万7000人と国内最大級で施工は前田建設工業が担当しました。
運営会社の愛知国際アリーナにも前田建設工業がNTTドコモなどと共に出資しています。
建てて終わりじゃなくて運営でも収益を得る形になっているんですね。
はい。実際インフロニアのセグメントにはインフラ運営事業があって、
作った後に長く稼ぐビジネスモデルへの転換を進めています。
IGアリーナはすでに大相撲やBリーグ、海外アーティストの公演の舞台になっています。
業績の方はどうですか?
2026年3月期の売上高は1兆1249億円と増収で、
当期利益は766億円と前の期の約2.4倍に拡大しました。
ただ、来期の会社予想では増収ですが、当期利益が600億円と現役の見込みです。
現役いらんですね。
前期に金融資産の評価役といった一時的な要因があった反動が大きいです。
アリーナ建設というテーマ性だけでは飛びつかず、本業の利益がどう推移するのかを見ていく必要があります。
3社目はハピネット、証券コード7552、
おもちゃや映像ソフト、家庭用のゲーム機、そしてカプセルトイなどでトップクラスのシェアを持つエンタメ総合商社です。
カプセルトイ、いわゆるガチャガチャですよね。
最近すごい勢いで専門店が増えてますね。
そうなんです。ここがオシカスと繋がるポイントで、
今のカプセルトイは子供向けに留まりません。
アニメやゲームのキャラクターのフィギュアや、
最近はアーティストとのコラボ商品まで登場していて、大人が推しのグッズを集める場になっています。
数百円で推しが当たるかも、という体験を変えるというのは強いですね。
はい。業績にもはっきり出ています。
2026年3月期は売上高4390億円で前期費20.5%増、
当期準利益は100億円で49.2%増と大幅な増収増益でした。
セグメント別ではどうでしょうか?
主力は売上げの約40%を占める玩具事業で、
一番くじをはじめとしたくじ商品が好調で、過去5年間を見ても連続で増収増益となっています。
加えてカプセルトイを扱うアミューズメント事業も好調で、
2026年3月期は利益が前期から7割以上伸びています。
アミューズメントの伸びが際立っていますね。
カプセルトイ市場そのものの拡大に加えて、
自社運営のカプセルトイショップガシャココの出店拡大が効いているんです。
12:02
2026年3月末時点では154店舗を出店しています。
量販店やショッピングモールだけではなくて駅などにも設置を広げていて、
推しに出会う場所を全国のネットワークを生かして増やしている形ですね。
なるほど。逆に苦戦している事業はあるんですか?
映像音楽事業は厳しかったようです。
市場縮小や洋画作品の投資の損失が発生して、11億円のセグメント損失となりました。
前期は利益が出ていた事業なので、ここには注意が必要です。
今日は3社を見てきましたが、推し勝つって色々な事業に関わっているのだなぁと改めて思いました。
そうですよね。推し勝つ関連の銘柄の強みは熱狂的なファンが支える領域なので、多少の景気変動があっても予算が削られにくいことですね。
株次典で取り上げたディフェンシブに近い性質をエンタメ関連株が持っているというのが面白いところです。
となると、食品や医薬品と同じ感覚で守りの銘柄として持っておけばいいということでしょうか?
いや、実はそこには注意が必要です。
一般的なディフェンシブ銘柄とは違って、エンタメ関連は大型イベントかその年にあるかどうか、さらには人気アーティストの動向にも左右される側面があります。
なるほど。需要そのものは底堅くても、業績が毎年綺麗に右肩上がりになるとは限らないということですね。
そうですね。なので需要の底堅さとそうしたリスクのバランスを見ながら判断していく必要があります。
他に気をつけるべきリスクはありますか?
最大のリスクはリアルイベントそのものが止まってしまうことです。
コロナ禍の時、ピアが66億円の歳児明かしを形成したのがその例で、感染症や大規模な災害でイベントが中止になってしまうと収益が一気に消えてしまいます。
ここは常に頭に置いておくべきポイントですね。
会場が使えなくなった瞬間、チケットも遠征も全部止まってしまいますもんね。
はい。裏を返せばそれだけリアルに人が集まることで成り立っている市場だと言えます。
今日の話を聞いて、銘柄の探し方そのものが変わった気がします。
エンタメ企業だけを見るんじゃなくて、会場を作る建設会社やグッズを売るガチャガチャの企業まで視野を広げることができました。
今日は3社に絞りましたが、遠征を支える鉄道会社や航空会社、宿泊を担うホテル業界など、まだまだ関連する企業はたくさんあります。
確かにそうですね。遠征って移動と宿泊がセットですもんね。
はい。自分の仕方からどんな企業に関連しているか考えてみるのも面白そうですね。
なお、本日ご紹介した企業は情報提供を目的としたもので、投資を推奨するものではありません。
最新の情報は各社の公式サイトやIR資料をご確認いただき、投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いします。
15:03
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
Apple PodcastやSpotifyなどお聞きのプラットフォームにて、ぜひ番組への感想、評価の投稿をお願いします。
また概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておきますので、番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントにより改善を進めていきます。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
15:35

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