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2022-05-27 07:27

#203【ロシアのウクライナ侵攻】フィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請

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5月後半で注目の世界のニュースといえば、ロシアのウクライナ侵攻が話題。その中でも今回はスウェーデンとフィンランドのNATO加盟申請をピックアップしてご紹介。


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株式会社インベストメントブリッジ作成

00:02
株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、メキシコ料理にハマっているインターン生の坂田です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資・企業分析メディアいろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間でながら学習をして、様々な知識を透けていきましょう。
今回は、世界のトレンドニュースをお届けします。
5月後半で注目の世界のニュースといえば、やはりロシアのウクライナ侵攻についての話題、
中でもスウェーデンとフィンランドのNATO加盟申請ではないでしょうか。
ストルテンベルク事務総長は、「この歴史的な瞬間をしっかり掴まなくてはならない。」と述べています。
軍事的中立を保っていたフィンランドとスウェーデンがNATOに加盟申請をしたことは、
歴史的転換といっても過言ではありません。
エネルギー価格の高騰など日本経済にも多大な影響を与えているウクライナ侵攻に関しての世界情勢は、
様々な歴史の経緯を含みます。
日々のニュースをチェックしていくことが大切です。
今回のエピソードでは、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請の経緯、
各国の反応、そしてNATOの歴史、という3点についてお話をしていきます。
では、まずはフィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請の経緯を簡単に見ていきましょう。
スウェーデンとフィンランドは15日、北大西洋条約機構、NATOの加盟を申請すると発表しました。
スウェーデンは第二次世界大戦中では中立を保ち、過去200年以上にわたり軍事同盟への加盟を避けてきました。
一方のフィンランドはロシアとの対立を避けるため、NATO非加盟の方針を貫いてきました。
しかし、ロシアのウクライナ侵攻を機に国民や野党のNATO加盟への支持が拡大し、正式にNATOへの加盟を申請するに至りました。
スウェーデンでは、ロシアのウクライナ侵攻前はNATO加盟に対し2割程度の支持だった世論が、4月にはなんと6割近くに急増しました。
バルト三国、そして北欧ではデンマークとノルウェーはNATO加盟国であるため、スウェーデンの首相は、
スウェーデンが加盟しなければバルト海沿岸で非常に脆弱な立場になると説明しました。
ロシアと国境を接しているフィンランドは、1939年から1944年までの間、2度にわたり当時のソ連と戦い領土の一部を失った過去があり、緊張の激化を避けるため、ロシアとの一定の関係を維持してきました。
しかし、ウクライナ侵攻期にNATO加盟を申請したことから、このことは歴史的に見ても非常に重要な事態だと言えるでしょう。
そもそも、NATOとはどんな組織?と疑問に思った方もいるかもしれません。
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スウェーデンとフィンランドのNATO加盟申請のニュースの概要を解説した次に、北大西洋条約技庫、NATOの歴史を簡単に解説していきたいと思います。
冷戦が激化したことに伴い、アメリカやカナダも参加して拡大し、1949年に北大西洋条約が締結され、NATOが創設されました。
当初の加盟国は12カ国で、その目的は共産主義国の脅威に対抗して軍事同盟を結ぶことでした。
そのため、加盟国はソ連を仮想敵国として集団防衛の備えを整えていきます。
現在とはかなり異なった軍事機関であることがわかります。
1989年に冷戦が解消したことで、NATOの役割は大きく変わっていきます。
共産主義国に対抗した軍事同盟から、紛争抑止や危機管理、対テロ対策を実施する枠組みへと変化していきました。
NATO加盟国数は次第に拡大し、現在は30カ国が加盟しています。
このNATOの大きな特徴は、集団的自衛権です。
NATOに加盟している国が他の国から攻撃を受けた際、加盟国が一体となって自衛権を行使します。
スウェーデンとフィンランドがNATOに加盟をしたら、両国とも集団的自衛権を行使することができるようになります。
では、続いて各国の反応を見ていきましょう。
NATO加盟には現在、加盟国30カ国がすべて賛成する必要があります。
まずはアメリカ・バイデン大統領の反応です。
バイデン大統領は19日、フィンランドとスウェーデンがNATOへの加盟を正式に申請したことについて、
フィンランドとスウェーデンはすでにアメリカや我々の他の同盟国と連携して、
ロシアの侵略から自分たちの自由を守るウクライナの勇敢な人々を支援していると指摘し、全面的に支持することを表明しています。
一方で、ロシアのプーチン大統領は14日、NATOへの加盟を申請する方針を表明したフィンランドに対し、
中立の放棄は過ちだと警告をしました。
さらに、ロシアはこのことから生じる国家安全保障への脅威を中和するため、
軍事技術的な面でもその他の面でも報復措置をとらざるを得なくなると述べています。
実際、14日にはロシアの政府系電力会社がフィンランドへの送電を止め、
さらにフィンランドの国営ガス会社は20日、ロシアからの天然ガス供給が21日から止まると発表しました。
世界全体で未だ緊張状態が続いている状況です。
そして、もう一カ国、注目すべき反応を示したのはトルコです。
先ほども述べた通り、NATO加盟には全ての国の賛成が必要なのですが、
トルコのエルドワン大統領はフィンランドとスウェーデンのNATO加盟へ反対を表明しました。
この2カ国をテロ組織のゲストハウスのようなものと非難しています。
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これは一体どういうことなのでしょうか。
クルド人との戦いを最大の脅威と捉えているトルコは、スウェーデンをクルド人武装勢力に支援を与えているとしています。
北欧2カ国について、トルコからの分離独立を目指すテロ組織として指定されている
クルディスタン労働者とPKKのメンバーの潜伏先となっているとして非難しているのです。
エルドワン大統領は、この機会を既存のNATO加盟国に対して自身の不満を述べるのに適切な機会と捉えていると考えられます。
激しい言葉で北欧2カ国のNATOを反対を主張しています。
時間はかかるとされていますが、今後の動きに注目です。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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