で、それもずっとカメラを直視するだけじゃなくて、ちょっと動きをつけたりとか、手の仕草入れてみたりとか、それをゆっくり丁寧にやってもらえるから、すごく撮影しやすくって、
なんかモデルってすごいなって思って、自分がいかに美しく撮られるかとか、それを日々研究してるみたいなんですよ、その方は。
で、この声優の方たちとかも、きっと自分の声とか演技とかを、どう見られるかとかっていうのを研究してるんだろうなと思うと、
なんかちょっとこの本も、この佐々木さんの趣味だなっていうふうに思う感じです。
なんかでも今の話の通りで、やっぱりモデルとか声優さんなんてまさにそうで、やっぱりいかに他者の目とか耳が入るかっていうのはさ、
その人を講師ともにアップデートするみたいなところあるよねっていうのも、今モデルさんだったら見られること、声優だったら聞かれることだと思うけど、
例えば俺だったら映像だったら見られることだしさ、音声だったら聞かれることだし文章だったら読まれることだからさ、
なんかその辺を恥ずかしいけど、やっぱり揉まれることで自然と、今も僕全然ですけど、それでも多分15年くらい前に比べたら全然別人だと思うから、
なんか才能とかそういうのも、努力も大事だけど単純な量、圧倒的にあると、ほら文章もそれこそね、どれだけやっぱり個人的に大事だなと思うのは、
プロの方みんなまさにそこで晒されてると思うけど、やっぱり常に自分の文章を自分の中だけで完結するんじゃなくて、
それをウェブで発表することもそうだけどね、ましてやプロだったら常に本という形で出てくるわけだから、
なんかそれやっとくと要は自分の個性とかも大事だけど、どうやったらね、よりよく見てもらうか聞いてもらうかとかっていうね、
なんかそういうのにつながるよね。他者の目は大事ですよね。
めっちゃ感じます。
今回も質問届いていると思いますので、ひちゃまなさん質問をお願いします。
はい、では今月もやってまいります。ペンネームMNさん、24歳女性の会社員の方からです。
皆さんが独立しようと思ったきっかけを教えてください。
今会社員ですがコロナの影響で業界の景気が悪く行き先が不透明なのと、自分の進みたい道で生きていけないか考えています。
ちなみに現在副業としてイラストのお仕事で月に2,3万ほどの収入があります。
ということで独立しようと思ったきっかけ、いかがですか?早川さんも中江さんも。
じゃあ僕から言いますと、僕自身は独立する前は会社員をやっていて、
一番長く勤めた会社が高校卒業してすぐに働き始めた会社で、そこ12年間くらい働いて30歳までですかね、高校卒してすぐなので。
そこから海外入試など行ってみたりとか、日本戻ってきてからいろんな仕事をやったりとかして、
ちょうど僕が今こうやってフリーランスでやっているのは去年の7月、本格的に動き出したのは去年の7月からで、
それ以前は副業という形で本業を水道屋さんでやりながらヨガの仕事と、あとその映像編集の仕事をやっていてトリプルワークしてたんですよ。
その3つの中のどれやろうかなっていう、やっぱり最後絞ろうって思ってたので、
って思ってた時にこの映像とか編集とかっていう分野だとちょっと自分がやりたいこと、
いろんなところに行っていろんな人の話を聞くとか、いろんな世界を見るとかっていうことをちょっと僕の中でやりたいことだったんですよね。
それに近いことができるのかなっていうところで、今ちょっとこういうふうに独立という形をとっています。
道がこう3つ見えた中で、そこから自分で本当に自分は何やりたいんだろうって思って、今の仕事に進んだってことですか。
そうですね。
やっぱその撮影とか映像とかそういうものが自分が何が一番そこに魅力を感じた部分だったんですか。
なんか結構は自分の生活圏外にある外の世界を見れるっていうのがあって、
会社員時代も結構転勤族だったんですよ僕が。
自分自身も結構引っ越し回数が多くてですね、たぶん生涯引っ越し回数が今20回ぐらいなんですけど、結構移動が多い人生で、
何か一個の場所に留まっているというよりかは、いろんな場所を見るっていうのが何か自分の中で当たり前になってきていて、
で、何かよその世界を見てくる、見ると何かそれが面白くなっちゃってて。
だからそれで映像とかそういう音声制作とかっていう分野だと、
さっきも美容室の方の撮影をさせてもらったっていうのも、僕別に美容師でもないですし、モデルさんでもないけど、
そこに撮影とか制作に携わることで美容師業界を知ることができるとか、
それ別に他の業界でもいいですよね。何かの職人、例えば大工さんだったら大工さんの撮影させてもらうとか、
そういうのに撮影とか制作関係に自分がやりたいことができるっていう可能性を感じたっていう。
それあれですね、インタビューとか人と会うって、私と早川さんもそうですけど、自分の知らない外側の世界を知れるとか、
そういう意味で何か近いものを今すごく感じました。
そうですね、だから僕もインタビュアーっていう感じではないかもですけど、結構人の話聞くのは好きなので、
絶対そうやって知らない人と関わると絶対話はするじゃないですか。
特にそれがお仕事だったらなおさら、だからそれで人と話をする、人と会うっていうことにもつながってくるので、
結果的に人と会ってるかなっていうのは感じます。
早川さんはいかがですか?独立しようと。
僕はそうですね、完全にこれも2文字で今日まとめたいと思います。
全部2文字。
はい、逃避ですね。エスケープですね。
なんか企業で、今の君の爽やかな話とは別で、完全な現実逃避ですね。
今まで何度も話してると思いますけど、もともと新聞記者になって意気揚々と就職したはいいですが、
書くのが嫌いということになってから気づくというね。
アホ満載で、その後何とかいろいろやりくりしながら不知というか鬱になってやめ、その後転職を繰り返し、
もう全然インタビューとも離れた仕事をして29歳の時に、もちろん独立なんて夢にも思わないですよね。
どちらかというとその新聞社辞めた直後は、やっぱりもっと自由がいい、楽がいいみたいなね。
それ自体がアマちゃんの考えですけど、その考えから地元帰ってきて公務員になりたいな、くじごじだしみたいな。
これ逆に公務員の方にも失礼ですし、当然公務員の方でもね、別にくじごじじゃない人もいますし、
くじごじだから楽ってことでもないと思うので、今考えればね、全部大きな間違いなんですけど。
ただその時にね、周りの家族とかから絶対公務員向いてないからやめろと、
たぶんすごい縛られて、何て言うんだろうな、やりたいこととか、名前はすごい羽をもがれるからみたいに言ってもらって。
そこでその後転職を繰り返すんですけど、なかなか見つからずと。
ある29歳の朝に、いつもこれ文章で書いてるんでそのまんまですけどね。
金持ちの近くのドトールコーヒーで、このままだと会社でも泣かず飛ばず給料も落ちていって、
結婚してて子供も生まれそうでみたいなね。これどうすんだみたいな。
本当に今回の人生終わったなと思ってて。
新聞社って入るときはエリートみたいに言われて、実際残ってる人たちは僕からするとエリートなんですけど、
もう残れないしみたいな。
やっぱりそのときに自分に問うたのが、本当に人生最後だとしたら後悔しないだろうかと。
後悔しないような生き方ってなんだろうって思ったときに、
本を読むのが好き、ポッドキャストを聞くのが好き、インタビューするのが好きということで、
人生を借りたつ14年くらい前、今マナさんとやってるインタビューの前身の前身ですけど、
思いつき、それを会社に内緒で最初は始めて、その番組でどんどんいろんな著名な方が出ていっていただいて、
ただ1円も稼げないんだけど、とにかく面白くて、そのギャップがすごかったよね。
全く稼げないけどめちゃくちゃ面白いし、会える人はどんどん会えていきたいな。
だからそこで一つの大きなターニングポイントだよね。
お金は全く稼げてないんだけど、自分の人生一回終わったんだけど、
お金は確かに入ってきてないんだけど、それ以外も夢のような生活でさ、こんなことありえんだみたいな。
だからそこでこっち行きたいわと思って、逃避でもあり、ちょっと希望を感じたというか、
自分のような人生で敗者になったものでも、ひょっとしたらなんかこっちの世界飛べばリスクあるかもしれないけど、
今すぐにはお金を稼げなくても、5年後、10年後、15年後にはなんか面白いことになるんじゃないかなって。
周りに誰もそんなことしてる人いないしっていう。
独立っていうより、逃避でもあり、こっちの世界あるんだっていう最大の発見だよね。
質問の答えになってるかわかんないですけど、そんな感じですね。かなり特殊かもしれない。
やりたくないこと、自分がこれは嫌だって思うところから、自分のやりたいこと、好きなことは何なんだって。
っていうところでちょっとずつ行動を起こしてみたら、めっちゃこれだって言って始めるわけでもなく、
そしたら楽しいものが見つかって、それがどんどん大きくなっていくみたいなのも、今お二人の話から聞くとあるかなって思いました。
さすがうまくまとめていただいて、でも今まさに言っていただいたように、嫌いなものとか、なかなか苦手なものとか、中にいると好きなものとか得意なものが逆に浮いてくるのもありますし、
あとは正直その23史で、まなさんがって意味じゃないですけど、でもやっぱり僕が自分がその時考えるといろいろわかるはずがなくて、
でもそれでも就職活動ってあなたの強みなんですかって聞かれるから、結構矛盾してるかなと思うんだけど、
でもその中で思うのはやっぱり自分の苦手とか嫌いなことでも、本当に月並みだけど、石上にも3年とか言うけど、
本当にやらせていただいてよかったなと思って、それはさっきの好きなこと得意なことがわかるっていうこともそうだけど、一番やっぱり、
それ全部生きるよね。だから書くの嫌いって言っても今書きまくってんじゃん。
お金の話とかお金の計算とか苦手だけど、もちろん今起業して自分で社長やってたら切っては切れないし、営業力もないし、営業して今までしたことないし、今もしてるつもりないけど、
でも人によっては多分君とか見るといやいやすごい切り込んでますよみたいな思うのあるだろうしさ、だからわかんないよね、本当に。
本当に無駄なことって一個も個人的にはないと思いますけど、そういう意味ではその辺、君さん会社員生活長かったと思うんですけど、どうですか?今やっぱり生きてますか?
そうですね、まず一個会社ってありがたかったんだなっていうことを切に感じてます。
本当だよね。
僕が前にいた会社は大きな会社だったので、きっちり部門が分かれていて、僕前の会社では経理の仕事をしていたんですけど、経理の人がお金の計算したりとか、振り込んだりとか、人事の人が給与の計算したりとか、あとボロボロの手続きとかやってくれたりとか、