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2023-03-21 05:14

欧州で働く&移住のリアル|向井弘美さん(セラピスト/チューリヒ)

インタビュー全編はこちらから↓
https://bit.ly/cm_hiromimukai-san

「Life Update CLUB」について
動画 https://youtu.be/P6EtEcDiwwI
HP https://bit.ly/Life_Update_CLUB

 ─インタビュー概要─
約170カ国もの人が暮らし、世界的な金融センターとして知られるチューリッヒ。そんな国際都市で文字通り「自分の腕」で勝負し、多くの顧客を抱えるセラピストの向井弘美さん。対談で印象的だったのは「ここで生まれ育った人と同じフィールドで同じように『戦う』ことはある時にあきらめた」のひとこと。しかし、一見ネガティブにも聞こえるその言葉の中には、私たちが「環境に左右されずに自分が大好きなことをし続ける」ためにはどうしたらいいか? その答えを導くためのヒントが隠されていた。
(2014年8月チューリヒで対談)

【プロフィール】むかい・ひろみ/1997~98年にカナダへ語学留学、その後スイスへ移住。2002年長男出産後、リフレクソロジー資格取得。その後中国整体を学ぶ。リンパドレナージュ資格を14年取得。クライエントの心と体の健康サポートに日々邁進中。
(プロフィールは2014年8月の取材当時)

─聞き手─
早川洋平(プロインタビュアー) はやかわ・ようへい/1980年横浜生まれ。新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、コシノジュンコ、髙田賢三など世界で活躍する著名人、経営者、スポーツ選手等ジャンルを超えて対談。13年からは「世界を生きる人」に現地インタビューするオーディオマガジン『コスモポリタン』を創刊。 海外での取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を世界へ発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。 公共機関・企業・作家などのパーソナルメディアのプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を超える。『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』などプロデュース多数。近年はユニクロやネスレ、P&GなどのCMのインタビュアーとしても活躍。 外国人から見た日本を聞く番組『What does Japan mean to you?』で英語での発信もしている。

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#インタビュー #チューリッヒ #セラピスト
#スイス #海外起業

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マーケットというか、そういうひごみさんのお仕事っていうのは、
このスイス、チューリヒとかっていうのは、例えば競合がいっぱいいるのかとか、
どういう感じなんだろうね。
診療所としてやっているセラピストもいますし、スパだったり、
そういうウェルネスですね、そういうお店はいっぱいあるんですね。
日本と同じで、パッと行ってやってもらえる場所もありますし、
トレーニングとかスポーツジムとかに行って、
その後にマッサージするところもいっぱいあるので、
結構多いと思います。この小さい町の中の割には、
すごくそういう診療所だとかマッサージだとかする場所はすごく多いですし、
最近はすごく大きなスパだとか、サウナだとか、
施設もすごく増えていますし、
そういう需要が増えてきたんじゃないかなと思いますね。
それは何で増えたと思いますか?
私の個人の意見ですけれども、
チューリヒっていうのはビジネスをするために来ている方がかなり多いので、
外国から来る方も多いんですけれども、
どこかでリラックスできる場所がないとバランスが取れないと思うんですね。
1日10時間、12時間、例えば証券会社とか銀行とかでお仕事されている方が、
そのまま週末に行ってしまったり、そのまま夜に家に帰ってしまったりすると、
もうストレスを溜めたまま家族に会いに帰ってしまうっていうのが、
多分バランスが取れなくなってきた方が多いと思うんですね。
しかも景気も悪いですし、みんな競い合ってっていう状況が世界中でそうなってますから、
どこかで自分をまたデトックスじゃないですけれども、
また落ち着かせるために近くにそういうリラックスできる場所があればいいなという要求が需要に変わってきたと思うんですね。
今日もここに来る前に中壢の真ん中らへんを歩いてて、観光客として見てたらもうのんびりでいいなとか、
でもやっぱりそれはね、外からちょっとだけ見てるだけだから、
実際の金融の仕事の人だったり、世界的なものもそうでしょうけど、
いらっしゃってから、特にここ数年、そういうのを感じたりしますか?
私はもうスイスに住んで15年経つんですけれども、まだその頃は余裕があったんですね。
一人一人ビジネスをやってる人でも、まだリーマンの前でしたから、
まあどうにかなるだろうみたいな、こういうポジションを持っていたら大丈夫だろうって思ってた方が、
そういう風になってしまったので、危機感を持っている方はすごく多いと思うんですね。
人間性もちょっとピリピリというか、本来はもっと穏やかな方が、
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仕事だとかそういう環境が変わったせいで、精神的にもちょっと緊張してると言うんですかね。
常に誰かと競わなきゃいけない。
常に誰かよりも上でなければいけないっていう感覚はありますね。
金融関係だけではなく、もちろんいろんな国の方がスイスに仕事をしに来ますので、競争相手も増えてきますし、
そういう面ではいろんな人がピリピリしてるなっていうのは、ここ5、6年感じますね。
クライアントってどういう人が、いろんな人がいるんでしょうね。職業でも性別年齢でもいいんですけど。
そうですね。私のところに来る方はいろんな方がいるんですけど、主には銀行関係の方が多いですね。
あとは証券会社の方。
それから外国にエクスタンの方とかもいるんですけど、
中利費に週のうち仕事をして、週末になると自分の国に帰るとかいう方もいますし、
でもビジネス推しに中利費にやってくる方が多いですね。銀行関係が大部分じゃないですかね。
ちょうど先ほど中利費に来て15年っておっしゃってましたけど、
まさにそこに至るまでの経緯がいろいろあったと思うんですけど、
そもそもなんで中利費というかスイスにというところから来たんですかね。
それはなぜ私が進めてきたのか。
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