那覇にいるシイナです。
柳です。
今日、Morning Shotをやったじゃないですか。
で、あれがどうなっていくといいのかなっていうのを、2回やってみて、考えるいいタイミングかな。
Morning Shot自体は、そもそも僕があれをやりたいって言い始めて、シイナさんにご案内して、じゃないですか。
だから、元のアイディアというか、ネタ元というか、サンプリング元としてはCoffee Raveがあって、
那覇でCoffee Raveをやるとか、LITORでCoffee Raveをやるってなると、そっくりそのまま勘コピするではなくて、
そこに那覇らしさとか、LITORらしさみたいなものが加わっていくと、より魅力的になるというか、
そうじゃないとそこでやる意味がないというか。
っていうのを、あんまりそこを話したことがなかったので、柄さん的にはどの辺が見えてるかな。
だから、超感覚値の話。
まず、ちょっと話が取れるんですけど、LITORっていうお店を作るにあたって、
例えば商品だったり、ライト、接客、カルチャーっていう各何個かに分けて、コンセプトを元々チームで考えたんです。
考えてるものがあるんですよ。
LITOR全体のコンセプトは、ブリングフレッシュセンス。
ありふれた日常にちょっとした新しい感覚をもたらそうっていうお店のテーマがあって、
だからハンバーガーもありそうでなかった新感覚を作れば。
かつ、いつ来ても違う顔をしているお店みたいな。
商品っていうのをまずコンセプトにおいてやってて、
内装に関しては、うちのハンバーガーって見た目もちょっと派手で、
コーヒーも僕らがラテアートに近いので、見た目がしっかり変えているというか、
そのハンバーガーとかコーヒーとかが足し算されて、お客さんが足されて、
一個の色になるようにできるだけないとは引き算でシンプルなものにしましょうねみたいなコンセプトがあって、
その中にカルチャーっていう部分で、ロゴのハンバーガーを持っているロゴがあるじゃないですか。
あれってハンバーガーを持っているだけじゃなくて、コーヒーを持っている。
カップを持っているときに取れるし、ハンバーガーを持っているときにも取れるし、
最後は輪になっているんですけど、人と人をつなげて輪にしていこうみたいな意味合いも入っているあのロゴなんですけど、
なのでカルチャー的なコンセプトとしては、僕らのタイプの理想ですよ。
担当できたお客さんとローカルのお客さんとかが、お店の中でお客さん同士が話して仲良くなったりとか、
人と人のつながり、出会いがあったりとかする場所にカルチャーにしましょうっていうのがあって、
しなさんからコーヒーレイムの話から、リクターでMorning Shotっていうのをやりたいんだよねみたいな話をいただいたときに、
僕はそこのお店の最初始める頃の最初のコンセプトにはまっていくんじゃないかなと思ったんです。
それがお店のマーケティングではないですけど、
ゾーカルな、そんなに大きい、周年パーティーみたいな、あんな大きいのじゃなくていいから、
お店で通常営業とは違うことをやっていきましょうっていう話し合いとかもあった中で、
一個はラテアートのワークショップを今やってて、
普段お店に来ないお客さんがワークショップをきっかけにLITORに来るようになるとか、
そういうのが去年の11月からできてきて、それ以外にもやりたいよねって会社で話してたので、
椎名さんが声かけてくれたときに、これを月一のLITORのイベントの一つとしてやれたらいいなと思ってて、
それが今2回やって、3回、これがどんどんどんどん続いていって、
最終週の土曜日の昼間はLITORに集まって、
LITORだけじゃなくてノンアルコールで音楽楽しもうよみたいなカルチャーが根付いていったときに、
ぶっちゃけ今まで感じてたのって、沖縄の人たちってやっぱり金番ってめっちゃ飲むじゃないですか。
飲みますね。
土曜日スタート遅いんですよ。
遅いですね。時期遅い。
県内のお客さんとかは昼過ぎとかぐらいから動く。
観光の人とかは早くから動いてるから、
早い時間は観光の人がやっぱり大客多くて、
その中でそういうMorning Shotっていうのが名物化してカルチャー化していくと、
最終週の土曜日は日の出でLITORで音楽聴きながらコーヒー飲むかみたいな。
ノンアルコールで盛り上がるかみたいな。
ここに県内の人たちも時間帯から来てくれていく流れで、
Morning Shotっていう回で、
ローカルな県内の人たちと観光の人たちが入り混じる空間。
またそこで出会いがあったりとかつながっていけるような、
最初に僕らが抱いてたカルチャー的なコンセプトにハマっていくのかなと思って、
そこが今は目指してるところかなって。
なるほど、なるほど。
コーヒーレイブをやりたいなって思った、
もともと僕が想定してたイメージというか、
出発点みたいなところも結構近い、今の話と近いところがあるかなと思っていて、
いくつかここ数年感じてたことがあって、
例えば広島って流れパワーとヤゲンボリーって、
要はこっちでいう松山と夜の国際通りが混ざったような街があった、
あと堺町も混ざってみたいな感じの街があって、
そこの街の人と話してると年々人が減ってるよねっていう話があって、
広島県って確か政令指定都市の中でだったか、
どの国だったか忘れちゃったんですけど、
県外への人口流出が今ナンバーワン。
みんな外で出ちゃう。
そうそう。
なんでだろうねって話でいくと、いくつかいろんな要因があるっちゃあるんですけど、
いずれにせよ人が減っていってる中で、
大学生とかが広島大学に通って、
福岡とか大阪とか東京就職しちゃうみたいな感じで、
街から特に若い子からどんどん減ってるよねみたいなのを街の人が言っていて、
それとでも似たような話で、
例えば京都とかでもそうだし、
そもそも夜の街から若い子減ってるよねっていうのが、
単純に人口の若い子が減ってるみたいな話とは別に、
お酒飲まなくなったよねみたいな話とかも、
組み合わせで減ってると。
そうしたときに当然ダンスミュージックがなっている場所、
クラブだとかミュージックバーみたいなところからも、
やっぱり人が減ってるというよりは、
新陳代謝が起こらなくなっているという感じがちょっとしていて、
別に人が来てくれることはすごい良いことなんですけど、
そこに新しい層が来て混ざっていって、
また新しいカルチャーだったり、
コミュニティが混ざっていくっていうことはすごい重要なことだなと思っていて、
僕の場合はハウスだけど、
ハウスのミュージック音楽のシーンだったり、
こんな大それた話じゃなくて、
その街が楽しい街であり続けるためには、
そこがすごい重要だなと思っていて、
そうなったときに今まで僕が親しんできたやり方だったりとか、
見てきたやり方っていうのじゃないのが必要なんだろうな、
みたいなのは漠然とあったんですよ。
それこそお酒飲まない、
クラブとかバーとか煙いから嫌だみたいなのって当然あるじゃないですか。
でもその人たちも別に音楽は好きだったりとか、
そろそろダンスに興味があったりだとか、
カルチャーとして親和性がすごい高い人たちがいるはずなんだけど、
環境のせいで遠ざけてしまってるっていう部分がどうしてもあるなっていう。
そこをどうやったら近づけれるのかなみたいなことは、
あちこち見てる中で思ってたと。
ピュアというかオーセンティックなクラブのシーンだったり、
ハウスだったりヒップホップだったりレゲエだったりっていうのは、
初先輩方だったりもっと若い子も含めてやってくださってるので、
僕はエキセントリックなところをやるのがいいんだろうなっていう。
昔から割とそっち側をやりがちなので、
何やってんのっていう感じのところを、また変なことやってるらしい。
なったときに割と土曜の朝スタートで、
それまで割と身近にあったお酒とタバコがない。
でも土曜の昼間のイベント、音楽が鳴ってるイベントって世にたくさんあるじゃないですか。
沖縄だとやっぱり少しチルな感じのゆったりとした気候にも合ってる。
普段の街の雰囲気にも合ってるっていう。
ノーじゃないところ。
本来、夜じゃないとアクセスできなかったような音楽だったり、
それを楽しんでいるコミュニティに触れられるっていうのがあるといいなと思ってて。
ただ単純にその積み木を積み上げただけでは多分できなくて。
もともと那覇とか、銀座のほうとか、茶壇のほうとかでやってる、
いろんなお昼間のイベントがやっぱりそもそもローカルに支持されてるものがあって、
そこに単純にどっちかっていうと夜向けの音楽ですよっていうのをポンって持ってきただけだと、
それを別に夜行けばいいじゃんって話になるので。
そこにどういうパーツが加わると頭の中でイメージしたものが成立するのかなって考えたときに、
やっぱりそこは人の話が入ってきて、
じゃあこの少しアップリフティングとか早めの音みたいなものを持ってきたときに、
それを需要する人って誰なんだろうって考えたら、やっぱり観光の方だったんですよ。
観光に限らずだけど、町の外の人たち。
町の外の人たちがどちらかというと、
その曲を聴いたことがあるかとか別として、なんとなく知ってるわっていう。
四つ打ちって早いよねみたいな感じのところ。
どちらかというと、普段はもうちょっと緩めだよねこの時間っていうのに慣れ親しんでる、
この町のローカルの人たちっていうのがうまく混ざんないかなって。
音の質感も混ざるし、人の質感も混ざっていくっていうのができるといいなと思って。
そこが混ざると、中のLITORでやってるコーヒーレイブっていうのがきっと成立するんだろうなっていう。
単純に夜のものを昼に持ってきました。ではない。
それこそ昔VJとして参加してた渋谷の大きなクラブのデイイベントがあるんですよ。
日曜日にやってたイベントがあって。
それは中はもう完全に夜フォーマット。
完全にというかかなりハイクオリティに夜フォーマット。
お昼間ぐらいからスタートして、外出ると、もちろん昼から夜のイベントだったんで。
だけど全然夜の早いめの時間で、そこからまだ全然渋谷の街に飲みに行けるみたいな感じの。
あれはやっぱり当時の渋谷だったからできた話。
単純に夜のものを時間帯で出すだけじゃない。
ここ数年テックハウスがすごい流行ってたけど、
今またBPMもすごい上がってきていて。
トレンドがめっちゃ流行っている。
昔はもうちょっとゆったりした流れで、
僕が見えてなかっただけかもしれないですけど、
でも、もうちょっと予通中の中だと、
今は割とハウスが支持されてるよね。
それがだんだんテクノに移行していって、
トランスが流行りだして。
サブジャンルでの変遷というよりは、
メジャージャンルがだんだんトレンドの真ん中に移り変わっていくって感じだったんですけど、
今はハウスの中でサブジャンルがどれがセンターなのかで、
ぐるぐるぐるぐるぐる回ってるっていう。
それはたぶんEDMと鉄?
大きな鉄のカルチャーが割と根付いて、
一気にダンスミュージックの受容される層が広がったのかなっていうのがあって、
別に踊らない人でもEDMを聴いてた時期があったじゃないですか。
そうすると他のジャンルと掛け合わせる可能性が広がるというか。
そんなことなのかなと思って。
めちゃくちゃ質問が広がっていって。
同じようにイベントをやるときも、
ハウスのイベントです、テクノのイベントです、ヒップホップのイベントです。
っていうことでは人は選ばなくなってる。
もっと好みが細分化してるので、
音の軸で足しにいこうとするならば、もっとそこをシャープにしなきゃいけないだろうし、
DJさんだったらアーティストのインフルエンスというか、
魅力で引っ張っていくことに多分集客に関してはなってくるし、
それはもう圧倒的に僕なんかよりも優れてる人たちがやっていって、
文化カルチャーを豊かにしていくところだから、
そちら側ではない、もっと音楽の真ん中というよりは端っこのほうで、
音楽じゃないものと混ぜていくみたいな。
それこそコーヒーのカルチャーとハウスミュージックのカルチャーが混ざると何が起きるのかな、
今回のコーヒーレイルに関して。
それがさらに沖縄のローカルの町の人たちと県外から遊びに来た人たちが混ざると何が起きるのかなとか。
今話を聞いてて思ったのは、
今僕先に県内の人と観光の人がっていう話をしたじゃないですか。
黒と黒ですね。
プラスって、言い方が難しいんですけど、
さっきもちょろっと話した、夜にクラブが苦手とかちょっと怖いイメージがあるとか、
煙たいお酒が好きじゃないからいけないとかとは別で、
じゃあハウスかけました。
例えば千尋さんとか好きなDJやってる、イケてる人、
そういうのに憧れてるんだけど踏み込めない、その世界には。
クラブとか行ったことないし、
ハウスとかEDMとかヒップホップとかジャンルもどういうジャンルなのかわかんないし、
そういうところでDJの前で音楽聴いて体揺らしてるのってちょっとかっこいいよねみたいな、
そういうのに憧れてる人たちもクロスできるんじゃないかなって、コーヒーレイムって。
夜のイベントの、今の通常のDJイベントって、
やっぱり僕とかもよく千尋さんとかに連れてってもらうけど、
そのDJをよく知ってる人。
その音楽のジャンルをよく知ってる人とかが、
ハウスのイベントならハウス好きが集まって、
音楽に興味があって、音楽を知ってて、DJさんを知ってて、
とかっていう人たちが集まってるイメージなんですよ。
逆になんかすごい、
ジャンルわかんない。
だけどなんかかっこいい、イケてるもの好きみたいな。
華やかな場所好き。
彼らは多分夜のDJイベントには行かないじゃないですか。
もう完全にアウェーだから行けない。
だけどLITORでMorning Shotやると、
別にLITORに来てるから、そこにDJがいて音楽かけてるから、
その音楽好きな人たちと一緒になって楽しめるじゃないけど、
楽しみ方も知れるし、仲良くなったら、
これどういう音楽なんですかっていう音楽の話をして、
新たな世界を見れるとか聞けるみたいな、
そういうかっこいいのにイケてるのに、
おしゃれなものに憧れてる人たちと、
本当に沖縄のそういう人たちとのクロスという場所にもなるのかなと思って、
なので昼間というか朝のコーヒーレイブってめっちゃいいなって。