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2023-12-27 57:46

【2024年版】雪山登山やバックカントリースキーでの遭難対策ために知っておきたい、雪崩ビーコンやGPS端末などの最新テクノロジー活用法

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2023年もいよいよ大詰めですね。
12月に入って一気に寒さが増してきて、「冬がやってきた!」と感じます。

これだけ寒くなると

 

「山に行くのはお休みして、来年春、暖かくなったらまた行こう!」


と思うのですが、そう思いながら心の片隅で気になることがあります・・・

それは 「雪山登山」 です。

 

「一度は白化粧をした山に登って、きれいな景色を存分に堪能してみたい!」

 

なんて思ったりもするのですが、たくさんの装備が必要だったり、
毎年のように流れてくる遭難事故のニュースをみていると
怖くてなかなかチャレンジすることができません。

 

バックカントリースキーも興味はありますが、さらに難易度は高いような気がします。

 

「雪山にはいってみたい!でも、遭難は絶対にしたくない!!!」

 

そんな方に向けて、今回は雪山登山やバックカントリーでの遭難事故を防ぐために、2024年現在の最新テクノロジーでどんな対策ができるのかまとめてみました。

 

文章でもお読みいただけます!
詳細を知りたい方はこちらからお読みください💁

 

紹介した最新テクノロジー

サマリー

桑原さんと近藤さんは、IBUKI STATIONのポッドキャストで最新テクノロジーを使った雪山やバックカントリースキーの遭難事故防止について紹介しています。過去5年間の統計データによると、雪山での道迷いが一番多く、それに続いて滑落と転倒の事故が頻発していることが分かりました。さまざまなリスクに対する対策として、最新の技術を活用することが非常に重要です。特に、GPS技術の進歩により、地図アプリを使用することが雪山やバックカントリースキーの遭難事故を防ぐために必須となっています。また、遭難事故を防ぐための最新テクノロジーとして、登山計画書やGPSの活用が重要です。また、ビーコンサービスなどのヘリなどの利用によって、遭難者の位置情報を特定することも可能です。このポッドキャストでは、山での遭難事故を防ぐために雪山やバックカントリースキーで活躍する最新テクノロジーが紹介されています。さらに、警察や消防の救助活動や雪崩ビーコンの使用方法について詳しく解説されています。雪崩ビーコンを持っていれば、遭難エリアの位置を特定することができます。また、IBUKIGPSを利用すると、登山者の位置情報をリアルタイムで把握することができます。これらの対策を取ることで、雪山やバックカントリースキーの遭難事故を防ぐことができます。

00:04
桑原佑輔
IBUKI STATION、桑原です。近藤です。IBUKI STATIONです。よろしくお願いします。お願いします。こんにちは。こんにちは。
桑原くん。はい。雪山行ったことありますか?雪山ですか?はい。いやー、まだないですね。まだないですか。はい。
近藤淳也
ちょっとね、夏山よりは難易度が高いというか。そうですよね。はい。ちょっと行こうと思わないと、なかなか行かないと思いますけど。はい。
桑原佑輔
まだない。まだないですね。まあ、いつかは行ってみたいかなーってところですけど。おー、興味はありますか?
興味自体は、はい、ありますね。どうして?まあ、いろんな山系の写真とか見てると、雪山の綺麗な写真とかってあるじゃないですか。
やっぱり、この時期ならではの、まあ、風景というか、そういうの見れるなと思うので、まあ、ちょっと怖さもあるんですけど、なんか行けるようになれば行きたいかなーってところですね。
近藤淳也
なるほどね。そんなね、雪山のシーズンがいよいよやってきます。ということで、
ちょっと今日は
はい。雪山登山とか、あとはバックカントリースキーとか、はい。とにかくその雪の山での遭難対策。
なるほど。しかも、最新の技術を使って、最新のテクノロジーを使って、どうやって対策をするかっていうお話をしたいと思いますがよろしいでしょうか。
まあね、単純にあの雪山に登るだけだったら、その他にもたくさん用意するべきことは、
たくさん用意するべき事はあります。
装備の事だったりとか
体力作りとか
いろんな技術ね、例えば、滑落した時どうするとか、ビッケルの使い方とか、
うん。
いろんなものを準備しなきゃいけないんで、そうですよね。
本当たくさんやることはあるんですけれども
ちょっとね僕たちIBUKIをやってることもあって
最近の技術を使ってやるべきこと
桑原佑輔
最新の技術
近藤淳也
ちょっと絞ってお話をしたいと思います
桑原佑輔
はいわかりました
近藤淳也
よろしくお願いします
桑原佑輔
よろしくお願いします
雪山での遭難事故の統計
近藤淳也
じゃあまずですけど
日本のね山岳遭難ってどれぐらい起こってるか知ってますか
桑原佑輔
山岳遭難
近藤淳也
はい
桑原佑輔
これは僕IBUKIのお仕事をしてるっていうのもありまして
だいたいわかるんですけど
年間およそ3000件ぐらいあると
近藤淳也
そうですね
年間3000件ぐらい
これがコロナでちょっと一瞬減ったんですけど
コロナが明けてぐんぐんまた伸びてまして
桑原佑輔
そうなんですか
近藤淳也
そうですね
去年が3015件で遭難者数
遭難した人の数は3506人まで来てます
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
なので基本1日に10人ぐらいが遭難してるってことですよね
桑原佑輔
なんかそういう日で計算すると結構ですね
近藤淳也
そうですよね
そんななんかむちゃくちゃ珍しいことじゃないですよね
毎日10人って
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
結構な数の方が現在の日本では山で遭難されてますね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
ではその原因って何が多いか知ってますか
桑原佑輔
原因ですか
近藤淳也
はい
桑原佑輔
あーそれこそ
イメージであるのは
近藤淳也
はい
桑原佑輔
滑落ちょっと落ちてしまったりとか
近藤淳也
うんうん
桑原佑輔
するのが多いんじゃないかなっていうイメージはあります
近藤淳也
なるほどなるほど
はい
えーとですね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
一番は
桑原佑輔
はい
近藤淳也
道迷いです
桑原佑輔
あーなるほど
近藤淳也
はい
これが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
だいたい直近だと36%
桑原佑輔
あかなり高いですね
はい
近藤淳也
まあ3分の1以上が道迷い
桑原佑輔
はい
近藤淳也
で2位と3位がだいたい同じで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
滑落と転倒
はい
桑原佑輔
あーなるほどそこにくるんですね
近藤淳也
はい
まあなんか滑落も転倒もちょっと似てるというか
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
あの転倒のまま落ちてしまった滑落って感じなので
あの
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
まあ
その2つが合わせて30%ぐらい
桑原佑輔
はい
近藤淳也
でその先が病気・疲労・その他
桑原佑輔
うーん
近藤淳也
っていう感じなので
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあだいたい4割ぐらいが道迷いで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
3割ぐらいが転んだり滑落したり
桑原佑輔
はい
近藤淳也
で病気などがその他って感じですね
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
っていう感じなんです
はい
桑原佑輔
結構その道迷いと滑落転倒でかなり締めてますね
近藤淳也
そうですね
そして道迷いがね
桑原佑輔
はい
やっぱり一番多いっていうことですよね
近藤淳也
はい
じゃあ次
はい
桑原佑輔
そのうち冬山の遭難ってどれぐらいだと思いますか
冬山ですか
近藤淳也
はい
桑原佑輔
いやー勝手なイメージですけど
近藤淳也
うん
桑原佑輔
10%とか20%とかあるんですかね
近藤淳也
おー当たり
桑原佑輔
おーはい
近藤淳也
すごいお当たりです
桑原佑輔
本当ですか
近藤淳也
はい
最近
最近の令和4年だと
冬山登山の遭難件数が年間367件
桑原佑輔
おーなるほど
近藤淳也
で遭難者数は468人
10件に1個は
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ冬山での遭難なんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
これちょっとね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
多いと思いません
桑原佑輔
そうですよね冬山
意外とそんなにいるんだなってイメージありますね
近藤淳也
そうなんですよ
冬山ってそんなにたくさん登らないじゃないですか
桑原佑輔
はい
主な遭難原因
近藤淳也
いわゆる登山って言ったら普通は
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ夏山とかも春秋とか
雪のないところに行く人の数が多いと思いますし
桑原佑輔
はい
近藤淳也
比率で言ったら絶対その10倍以上そっちだと思うんですよね
桑原佑輔
うんうんうん
近藤淳也
だから10分の1も冬山登山する人はいないはずなのに
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ367件も遭難してるってことは
桑原佑輔
はい
近藤淳也
やっぱり夏山とかに比べると遭難の比率が高い
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
じゃないかなって思いますよね
桑原佑輔
そうですよね
今まで経験をしてきた人が登っているはずなのに
これだけが起きてるってことですよね
近藤淳也
そうですねそうですね
うん
あの全く初めてで
山が初めてですみたいな人がいきなり冬山登らないんで
桑原佑輔
はいいけないですよ
近藤淳也
それなりにはね経験があってちょっと装備持ってって人でも
桑原佑輔
はい
近藤淳也
普通の山登りよりも比率が高いっていうことですよね
桑原佑輔
ですね
近藤淳也
はい
桑原佑輔
いやーちょっと驚きですけど
近藤淳也
はい
桑原佑輔
はい
近藤淳也
じゃあそんな冬山の遭難ですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
どういう原因で遭難すると思いますか
桑原佑輔
あーなるほど
なんかよくイメージとして思うのは
近藤淳也
うん
桑原佑輔
多いかどうか分かんないですけど
雪崩とか多そうですよね
近藤淳也
あー雪崩ね
桑原佑輔
はいはいはい
近藤淳也
雪崩もまああるんですけど
特にあのバックカントリースキーとかはね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
斜面をこう下るんで
桑原佑輔
あー
近藤淳也
その斜面が崩れてしまってそのまま
雪崩に飲み込まれるみたいなこととか
上から雪崩がやってきて
桑原佑輔
うん
近藤淳也
まあ巻き込まれてしまうっていうのはあるでしょうけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ登山で例えばその尾根歩き
桑原佑輔
はい
近藤淳也
の場合は雪崩ってないと思うんですよあんまり
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
上がないんで
桑原佑輔
言われてみればそうですね
近藤淳也
そうなんですよね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
はい
まあ夏山にはあまりにも雪崩がないんですよね
あまりない特徴としては
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まずあのホワイトアウトっていうのがあるんですけど知ってますか
桑原佑輔
ホワイトアウト
近藤淳也
はい
桑原佑輔
目の前が真っ白になる
近藤淳也
あーそうですね
桑原佑輔
あ、あってた
近藤淳也
はい
まあたまに下界でも
桑原佑輔
はい
近藤淳也
すごい吹雪で
桑原佑輔
はい
近藤淳也
車とか運転してたら全く見えなくなる時とかあるじゃないですか
桑原佑輔
あります
近藤淳也
ありますよ経験
桑原佑輔
あの雨とか見てる感じですけど
実際雪ではまだないですね
近藤淳也
あーそうですか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあそもそもあの夏山との大きな違いは
桑原佑輔
はい
近藤淳也
雪山って道がないんですよね
桑原佑輔
道がない
近藤淳也
はい
桑原佑輔
ほほ
近藤淳也
夏山はトレイルがあるじゃないですか
登山道っていうのがあるじゃないですか
桑原佑輔
あーありますあります
近藤淳也
登山道じゃないところは普通木が生えてたりとかして
桑原佑輔
はい
近藤淳也
通れなくなってるんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
ここが道っていうのがあるじゃないですか
桑原佑輔
あります
近藤淳也
雪山は一面雪なんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
道ってないんですよ
桑原佑輔
あーそうなんですか
近藤淳也
はい
どこでも歩けます
というか道
道という概念があんまりないですよね
桑原佑輔
そっか
近藤淳也
そうなんです
桑原佑輔
雪が積もってるから
近藤淳也
はい
だから逆に言うと
その道がない
薮で閉ざされた山とかも
桑原佑輔
うん
近藤淳也
夏山と一緒の条件
っていうか他の山
道のある山と同じ条件で登れるんです
あー
桑原佑輔
なんかちょっと難しい感じしますね
道なき道を行くってことですよね
近藤淳也
そうですね
だから基本的にはもう地図を見ながら
桑原佑輔
はい
近藤淳也
行きたいルートをちゃんと辿っていくっていうだけで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
その
登山道っていうのはないんで
桑原佑輔
あー
はい
近藤淳也
だから逆に言うとね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
その真っ白なんですよ
そもそもが
道なんかないんですよ
だからその中から地形を読み取って
桑原佑輔
はい
近藤淳也
地図の通りに進むっていうのが
まず
普通より難しいんですが
桑原佑輔
はいはい
近藤淳也
そこに吹雪が来て
雪が降りました
桑原佑輔
はい
近藤淳也
真っ白になりました目の前が
桑原佑輔
はい
近藤淳也
本当に視界がね
1メートル2メートルしかありませんとなると
まあそれはホワイトアウトって言うんですけど
はい
もう空も地面もないですよね
全部白いんですから
桑原佑輔
なかなかすごい状態ですね
近藤淳也
そうですね
だから目に見えるもので
その行き先を知る手がかりっていうのは
ゼロになるんですよね
ホワイトアウトっていうのは
はい
そうするとかなり正確に
はい
近藤淳也
その方角とか
はい
近藤淳也
地図を見てないと
そもそも絶対正しい方向では進めないですよね
桑原佑輔
そうですね
はい
近藤淳也
そういうことってなかなか夏山とか
まあでは起こりにくいんですけど
もう完全に真っ白になるっていうのはホワイトアウトですね
桑原佑輔
なかなか怖いですね
近藤淳也
そうですね
でまあこれはあの
はい
かなり道迷いの原因になる現象ですね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まああとはやっぱ寒いんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
低体温症とか
はい
凍傷で遭難される方が多いと
桑原佑輔
なるほどなるほど
近藤淳也
まあ寒すぎて動けなくなるとかね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
はい
桑原佑輔
なるほど
,だとすると雪山でもやはり道迷いが多いって感じなんですかね
近藤淳也
そうですね
過去5年間で
桑原佑輔
はい
近藤淳也
雪山でもやっぱり道迷いが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
一番遭難の原因としては多くて
桑原佑輔
ああやっぱりそうなんですね
近藤淳也
でその後が転落滑落っていう感じなんで
やっぱそのホワイトアウトとかで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
行き先がわからなくなるというのがやっぱり一番多い
桑原佑輔
うーん
近藤淳也
っていう感じです
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
はい
最新テクノロジーの活用重要性
近藤淳也
まあそういうちょっとねやっぱ危険性リスクの高い雪山なんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
別にあの怖がらせて行くなって言いたいんじゃなくて
まあできるだけ今使える最新の技術も使いながら
安全に楽しみましょうっていうところで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ今どういうものが使えるのかっていうのをちょっと
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ網羅的に紹介できればと思います
桑原佑輔
はいぜひお願いします
近藤淳也
はい
えーじゃあですね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
ちょっとシミュレーションしてみたいんですけど
桑原佑輔
シミュレーション
はい
近藤淳也
桑原君が
桑原佑輔
はい
近藤淳也
一人で
桑原佑輔
一人で
近藤淳也
雪山登山に行きました
桑原佑輔
なるほど
はい
近藤淳也
そして
桑原佑輔
はい
近藤淳也
歩いてるうちに
桑原佑輔
はい
近藤淳也
今どこを歩いてるかわからなくなりましたね
はい
はい
近藤淳也
はい
はい
はい
近藤淳也
その後遭難してしまいました
桑原佑輔
はい
近藤淳也
さあどうなるでしょうっていうちょっと
桑原佑輔
どうなるでしょう
近藤淳也
はい
シミュレーションしてみましょうか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
どうなってきますか
桑原佑輔
えーと
まあ何もしないと本当にこのまま
はい
凍え死んで
近藤淳也
うん
桑原佑輔
もう降りてこれないっていう状況になりますよね
近藤淳也
うんうん
桑原佑輔
で遭難しちゃった
やばいってなった時に
近藤淳也
うん
桑原佑輔
どういう行動をするかってことですかね
近藤淳也
そうですね
はい
実際遭難してしまった時に
しかけたら
道迷い始めたら
桑原佑輔
はい
近藤淳也
桑原君はどうしますか
桑原佑輔
えーとまず
自力でまだ動けるようであれば
なんとか下山しようとしようと思います
近藤淳也
なるほど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
どうやって
道はどうやって見つけますか
桑原佑輔
道を
これ何か物とか持ってる想定ですか
近藤淳也
いいですよ
とりあえず今考えつくものを全部活用してくれと
桑原佑輔
了解です
はい
えーと
まず
今考えつくものか
ははははは
コンパスとか読めないしな
近藤淳也
コンパス読んだことない
桑原佑輔
コンパスとか地図を使ってうまくやったことないから
いきなり僕はあれですね
GPSの
ジオグラフィカさんとか
オフラインの地図を見るかな
近藤淳也
はいはいはい
そうですね
スマホのGPS機能付きの地図
アプリを開いて
桑原佑輔
開いて
近藤淳也
戻ろうとする
桑原佑輔
戻ろうとします
はいはい
近藤淳也
そうですね
あの
まあこれ最初に言おうと思ってたんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ今使える
はい
テクノロジーっていうところでは
桑原佑輔
はい
近藤淳也
もうGPS付きの地図アプリ
これ必須ですね
桑原佑輔
いやないと
はい
そもそも僕夏山とかそういうの入れないですけど
近藤淳也
そうですか
はい
それがなかったら山に入れないぐらいの
桑原佑輔
もう基本的に
近藤淳也
うん
桑原佑輔
そうじゃないかなと思いますけど
近藤淳也
逆にいい入り方したかもですね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
山のこと全くわからないんで
GPSアプリを持っていくもんだっていう形で入ったってことですよね
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
夏山でも
はい
まあ僕がね
あのルート送って
桑原佑輔
そうです
近藤淳也
やり始めてましたもんね最初
桑原佑輔
はい
もう最初に近藤さんから
ジオグラフィカ
やってこうやってダウンロードするんだよっていうのを
教えてもらったところからがスタートだったんで
近藤淳也
うん
桑原佑輔
はい
近藤淳也
だからGPSの地図アプリ
まあジオグラフィカ
桑原くんだったらジオグラフィカに
桑原佑輔
はい
近藤淳也
今日の行くルートをあらかじめ入れておいて
はい
その線をたどるように山を行くのが
はい
そもそも山だと思ってるんですよね
桑原佑輔
あそうです
はははははは
近藤淳也
それはだいぶ最新テクノロジー活用型
あわてる
それじゃないときにやり方いいってことはないってことですか
逆に言ったら山に
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
おお
桑原佑輔
だから地図読みとかが
近藤淳也
はい
桑原佑輔
そろそろちゃんとやりたいなって思ってるんですけど
ああ
近藤淳也
まあまあでも安全っていう意味では
桑原佑輔
はい
近藤淳也
すごいいいと思います
はい
特に事前にルート入れてるのがいいと思いますね
はい
桑原佑輔
よかったです
近藤淳也
はい
やっぱどれだけね地図見ても
桑原佑輔
はい
近藤淳也
本来行くべきルートっていうものがないと
外れてるかどうかもわからないみたいなこともあるんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ一旦ね変更はあるにせよ
はい
予定のルートってのを入れておいて
それをたどるっていうのは
あの使える地図の中で一番安全だと思いますね
桑原佑輔
ああ
よかったです
はい
少なくとも変な方法じゃなくて
ははは
近藤淳也
そうですね
だからその
まああのこのホワイトアウトとかでね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
昔、例えば八甲田山の
桑原佑輔
はい
近藤淳也
あのまあ映画にもなってて
桑原佑輔
はい
近藤淳也
八甲田山死の方向っていう小説にもなってますけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
大遭難事故っていうのが
桑原佑輔
うん
近藤淳也
まあ日本のね軍隊で起きましたけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
この時はまあ軍隊が
あの雪の山で練習をしていて
200人ぐらいで行ってたんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ220人ぐらいのうち
桑原佑輔
はい
近藤淳也
200人が
桑原佑輔
はい
近藤淳也
死んじゃったんですよね
桑原佑輔
ああ
お亡くなりに・・・
近藤淳也
亡くなられたっていうもの
すごいまあ日本の山岳史上でも悲惨だというか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
あの最大級の事故なんですけど
はい
まあこの時もホワイトアウトして
はい
行き先は全くわからなくなって
桑原佑輔
はい
近藤淳也
リングワンデリングっていうんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
あのまあリングでワンデリング
迷うなんですけど
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
要は同じところぐるぐるぐるぐる
こっちかなと思って
なんか帰ろうと思って
まっすぐ進んでるつもりが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
同じような場所をぐるぐるぐるぐる
回り続けるっていう
桑原佑輔
はいはいはい
近藤淳也
リングワンデリングって言って
桑原佑輔
はい
近藤淳也
そういうことで200人ぐらいの方が
命を落とされてるんですけども
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあこれ仮にね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
全員がGPSアプリ
あの地図アプリ持ってたら
桑原佑輔
はい
近藤淳也
どうだったのかっていうのはちょっと
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
興味深い
桑原佑輔
そうですよね
まあ視界はないですけど
はい
自分が今どっちの方向を向いてて
近藤淳也
うん
桑原佑輔
どういうルートが
どういけばルートに戻れるとか
ってのが分かるってことですね
近藤淳也
そうですね
うん
GPS地図アプリの重要性
近藤淳也
はい
でまあこのGPSも本当は
1994年
1990年代から
桑原佑輔
はい
近藤淳也
アメリカの
米軍のために作られた技術で
桑原佑輔
はい
近藤淳也
一般に公開され始めましたけども
桑原佑輔
はい
近藤淳也
その当時はまだ精度が高くなかったんですよ
桑原佑輔
はいはいはい
近藤淳也
軍事用の通信規格っていうか
あの座標の仕組みなんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
精度を落とした情報しか一般人は使えなかったんですが
桑原佑輔
そうなんですか
近藤淳也
そうなんですよ
それがまあ2000年代になって
桑原佑輔
はい
近藤淳也
より精度の高い情報を
一般の民間でも使えるようになったということで
はい
今はかなり
あの精度が上がって
上がっていますし
桑原佑輔
はい
近藤淳也
あとは「みちびき」とかの
その日本の衛星も使えるようになってきていて
桑原佑輔
はい
近藤淳也
視界が良好な
あの空が明けてるところであれば
かなりのね
精度で
まあこれIBUKIやってるんで
よく分かってると思いますけど
桑原佑輔
ですね
避難場所の探索
桑原佑輔
はい
近藤淳也
位置が分かるようになってるんで
まあひとまずこれはもう絶対だと思います
桑原佑輔
はい
近藤淳也
でもちろんあのスマホのね
あの電池がなくなったりとか
桑原佑輔
うんうんうん
近藤淳也
しないようにバッテリーが必要だったり
桑原佑輔
はい
近藤淳也
もしスマホが壊れた時のために
紙の地図持っていきましょうっていうのはあるんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあコンパスと地図は持っておいた方が
もちろんいいですけども
桑原佑輔
はい
近藤淳也
一旦ね
昔やっぱり地図
地図アプリがなかった時っていうのは
今どこにいるかが分からなかったんですよ
桑原佑輔
なるほど
はい
近藤淳也
だからさっきの発光打算でも
桑原佑輔
はい
近藤淳也
多分迷い始めた時に
もう真っ白なんですよね
はい
今どこかって何も見えないかったら
分からなくなるじゃないですか
桑原佑輔
ですね
はい
近藤淳也
っていうのが一番怖かったのが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
少なくとも今ここですっていうのは分かるっていうのは
もうまず
昔とは全然違う
桑原佑輔
うんうんうん
近藤淳也
山が変わってるんですよそこで
はい
桑原佑輔
そっか
はい
なんか最新技術めちゃくちゃありがたいなって
近藤淳也
すげえ思いました
そうですね
いい時代ですよね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
はいなのでまあGPS機能付きの
桑原佑輔
はい
近藤淳也
地図
まあジオグラフィカさんだったら無料で使えますし
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ他にもヤマップさんとか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
いろいろね
桑原佑輔
あります
近藤淳也
まあ最初は無料で使えると思いますけど
ヤマップさんも
はい
ありますんで
はい
まあそこはぜひ活用しましょうってことですね
いやもうこれはもうマストですね本当に
はい
じゃあまあそれは
普段は必ず使ってるとして
桑原佑輔
はい
近藤淳也
仮に
桑原佑輔
仮に
近藤淳也
じゃあスマホは故障してるんですかね
そうしました
桑原佑輔
うわ
終わった
近藤淳也
地図もありません
桑原佑輔
地図もありません
近藤淳也
どうしますか
桑原佑輔
えーと
そうですよねもう雪山なんですもんね
近藤淳也
はい
桑原佑輔
いやー
もう地力で降りるのちょっと怖くなってきますね
こうなってくると
近藤淳也
まあねどこ行けばいいか分かんないですよね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
足跡もなかったりとかね
もうあの吹雪出したらすぐ埋まっちゃうんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
来た道戻るにも
桑原佑輔
はい
分からない
近藤淳也
分からない
桑原佑輔
うわ
近藤淳也
真っ白です
桑原佑輔
それはやばいな
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
近藤淳也
はい
はい
近藤淳也
はい
,
桑原佑輔
まあまずそこに一人でいる時点でだいぶ危ないですけど
本当は多分ダメですよね
そもそも誰かと行動してとかそういうのあると思うんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあその辺はちょっとまあシミュレーションなんでね
はいはい
桑原佑輔
覗きますけど
近藤淳也
そうなったら
うん
桑原佑輔
まあ今吹雪いて何も見えないとか思うので
なんとか寒さをしのげる場所とか
うん
あの一時的に避難できる場所っていうのを
まあ作るないしは探すみたいなことをするのかなと
近藤淳也
ああなるほど
どうやって
桑原佑輔
どうやって
まあ洞窟的なのがあればいいですけど
鎌倉みたいなの作ったり
近藤淳也
ああはいはいはい
桑原佑輔
いいのかなって
近藤淳也
なるほどね
はい
あのなかなかいいと思いますけどね
桑原佑輔
はあ本当ですか
近藤淳也
うんうん
まあ一旦もう動いても
桑原佑輔
はい
近藤淳也
どこ行けばいいか分からなくなったら
まあ一旦ね太陽の低下を防ぐために
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ雪像
雪像ってのは横向きに
桑原佑輔
はい
近藤淳也
穴を掘って穴蔵みたいなの作ったりとか
桑原佑輔
はいはいはい
近藤淳也
あとはイグルー鎌倉
桑原佑輔
うんうん
近藤淳也
雪を固めて作るとかは
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ一旦風も
はい
防げますし
いい方だと思います
桑原佑輔
よかったです
近藤淳也
じゃあそれで仮に一旦鎌倉作って
そこに避難したとしましょう
桑原佑輔
はい避難しました
近藤淳也
この辺からが遭難感
出てきてますね
桑原佑輔
これはもう完全に
近藤淳也
遭難感出てますよね
笑い事じゃないんですけど
一旦この辺から遭難状態に近いかな
と思うんですが
登山計画書と登山届け
近藤淳也
下界では何が起きていくと思いますか
桑原佑輔
下界では
そうですね
あれあいつ帰ってきてなくね
って
なりだしたら嬉しいなっていうか
なってほしいなってところですよね
近藤淳也
そうですね
どうしてそうなる
桑原佑輔
それは例えば
山に行ってるよとか伝えてる人たちが
例えば家族とかですね
あれ桑原帰って来ねえぞ
ってなり始めて
これはなんかあったんじゃないかって
思ってくれるからですよね
近藤淳也
そうですね
本人がどうしようもなくなって
連絡も取れなかったら
周りに気づくしかないわけですよね
だから結構遭難対策って
情報が大事で
桑原君がこの山に行っている
って知ってることがすごい大事なわけですよね
桑原佑輔
確かに確かに
近藤淳也
もちろん家族が知ってるとか
例えば僕がね
行ってきますって言って知ってたとか
あればおかしいぞってなるのに
気づきやすいんですけど
それ以外にもそもそも公式の方法としては
登山届け
桑原佑輔
はいはいはい
近藤淳也
がありますよね
ちょっとした山に行くときは
基本登山届けを出しましょうってことになってますんで
警察とかに
この山にこういう計画で行きますってのを書いて
出すんですけど
出したことあります?
桑原佑輔
登山届けですか?
いやー
今何出したことないかな
近藤淳也
ないですか
ちょっとした山に行くときは
ぜひ出してください
僕はね
もともと高校が山岳部
峰岸部だったんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
もうその時はもう
桑原佑輔
はい
近藤淳也
すごい徹底的にその辺は
桑原佑輔
やっぱそうなんですね
近藤淳也
教え込まれて
桑原佑輔
はい
近藤淳也
1回1回山に行くたびに
冊子を作ってました
桑原佑輔
冊子?
近藤淳也
はい
桑原佑輔
ほう
近藤淳也
こういう
高校こういう山
山高ですって
表紙作って
はい
誰が行くか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
どんな工程
どんなルートで行くか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
行動計画表とか
装備の計画とか
食料の計画とか
桑原佑輔
そこまで?
はい
近藤淳也
ついでに天気予報も書いてたかな
おー
最新の天気予報とか書き入れて
桑原佑輔
はい
近藤淳也
出してたんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
それを警察と
学校と
家族に
桑原佑輔
おー
近藤淳也
出してから山に行くっていう
桑原佑輔
すっごい
近藤淳也
はい
桑原佑輔
山確かに
今みたいにこのGPSとかないんですもんね
近藤淳也
はい
そうですね
確かに
ってやってたんで
基本紙だったんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
今だいぶ便利になってまして
桑原佑輔
はい
近藤淳也
例えば山レコさんとか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
山アップさんとかで
登山計画を作ると
そのまま電子的に
登山計画を提出するっていう
ボタンが
あったりするんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
それぐらいだったらね
どっちみち計画作ると思うんで
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
ついでに出しておくっていうのが
しやすいんで
ぜひそれを
桑原佑輔
はい
近藤淳也
出してください
桑原佑輔
はい
やってみます
近藤淳也
これが出されてるとどうなるかっていうと
桑原佑輔
はい
近藤淳也
例えば
桑原佑輔
はい
近藤淳也
家族が
ふわはらくん
今日中に帰ってくるって言ったのに
降りてこない
桑原佑輔
うんうん
近藤淳也
って言った時に
桑原佑輔
はい
近藤淳也
通報します
桑原佑輔
はい
近藤淳也
これどこに行きますか
桑原佑輔
これは
警察
近藤淳也
まあどっちでもいいんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
百頭板か
桑原佑輔
はい
近藤淳也
119番
桑原佑輔
はい
近藤淳也
警察か消防に
電話すると
桑原佑輔
はい
近藤淳也
はい
ちなみにこれね
本人が
携帯が通じるんだったら
桑原佑輔
はい
近藤淳也
そっからね
居場所も飛ぶんで
桑原佑輔
あー
百頭板とか119番すると
近藤淳也
はい
桑原佑輔
その場所が分かるんですか
近藤淳也
そうですね
桑原佑輔
そうなんですか
はい
近藤淳也
GPSの機能が付いたスマホとかから
桑原佑輔
はい
近藤淳也
百頭板119番すると
桑原佑輔
はい
近藤淳也
その位置情報も一緒に届くので
桑原佑輔
はい
近藤淳也
もし繋がるんだったら
本人が
電話するだけで
桑原佑輔
ほー
近藤淳也
だいたい
の場所が届きます相手に
桑原佑輔
それ
助かりますね
近藤淳也
そうですね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
繋がったらもちろんね
桑原佑輔
うん
近藤淳也
それがいいし
確かに家族が気づいた場合は
桑原佑輔
はい
近藤淳也
家族から連絡が行くと
桑原佑輔
はい
近藤淳也
でそうなった時に
まあ登山計画書があれば
まずそれを警察が見ますよね
桑原佑輔
うんうん
近藤淳也
でなるほど
桑原君はこの山に行こうとしてたのか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
じゃあ
この辺にいるのかな
っていうようなことが
始まるわけです
桑原佑輔
はい
近藤淳也
そうなるとどうなると思いますか
桑原佑輔
その後は
じゃあ
いっぱい
行く場所が分かりました
近藤淳也
うん
桑原佑輔
えーと
雪山の多分
時間とか
天気にもよると思うんですけど
近藤淳也
捜索が始まるのではないかと思います
なるほどね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ助けに来てほしいですよね
本人としては
桑原佑輔
早く来てほしいです
近藤淳也
早く来てほしいけど
例えば暗くなってたら
何時くらいに来ると思います
桑原佑輔
いや夜探してくれないですよね
近藤淳也
そこなんですよ
まああのよっぽどね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
入り口から近いとか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
あと
はい
確実にここにいるとか
あれば入る場合もあるらしいです
桑原佑輔
ああそうなんですね
近藤淳也
はい
だけど
基本的に
居場所も分からない人を
夜中に助けに行くってことは
しないですよね
どこにいるかも分からなかったら
桑原佑輔
ですよね
サラス側の人も
ちょっと危ない感じしますもん
近藤淳也
ですよね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
ってなると
一晩は
鎌倉の中で過ごしてください
桑原佑輔
なんとか生き延びます
近藤淳也
だからまあね
あの装備的には
本当はその
ビバークの良いとか
非常食の良いとか
防寒着の良いとか
あの
エマージェンシーシート
桑原佑輔
はい
近藤淳也
ちゃんと車両とか
いろいろそういうものが
本当はあった方がいい
っていう話なんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ一旦そういう装備の
基本的なところは
桑原佑輔
はい
近藤淳也
置いといて
桑原佑輔
置いといて
近藤淳也
まあ技術で何ができるか
っていう話ですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
じゃあこれ
翌朝に
桑原佑輔
はい
近藤淳也
捜索が始まりました
ってなったら
桑原佑輔
はい
近藤淳也
どうなるかっていうことなんですけど
ここヘリの利用
桑原佑輔
はい
近藤淳也
基本的には
その地元の消防の方とか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
が歩いて捜索に行ったり
あとヘリを飛ばしたりしますね
桑原佑輔
そうですね
はい
近藤淳也
翌朝に
この時に役立つのが
はい
ココヘリ
桑原佑輔
ココヘリさん
はい
近藤淳也
ココヘリ
桑原佑輔
はい
近藤淳也
知ってますか
桑原佑輔
ココヘリもちろん
近藤淳也
あそうですか
知ってます
桑原佑輔
はい
近藤淳也
結構ね登山する方
今かなり持たれていると思うんですけれども
桑原佑輔
そうですね
はい
近藤淳也
これは小型のビーコン
桑原佑輔
はい
近藤淳也
になります
桑原佑輔
はい
近藤淳也
電波としては
桑原佑輔
はい
近藤淳也
920メガヘルツ帯の
桑原佑輔
はいはいはい
近藤淳也
電波を使ってまして
桑原佑輔
はい
近藤淳也
大体16キロぐらい飛ぶらしいです
桑原佑輔
16キロ
近藤淳也
はい
桑原佑輔
結構ありますね
近藤淳也
そうですね
ちょっと離れていても
桑原佑輔
はい
近藤淳也
居場所が分かると
桑原佑輔
はい
近藤淳也
というビーコンですね
で料金が
入会金が3300円で
年会費が5500円です
桑原佑輔
はい
近藤淳也
なので大体年5、6000円ぐらいで
払い続けると
まずビーコンを貸してもらうことができて
はい
で年間で登山に行った時に
ヘリで捜索してくれたりとか
あと24時間対応で電話に応じてくれたり
っていうサービスが受けられると
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
はい
桑原佑輔
サービスが
手厚いですね
近藤淳也
はい
でここヘリ持ってると何が起こるか知ってますか
桑原佑輔
ここヘリですか
はい
ここヘリを持ってると
遭難しましたって分かった後に
その位置が特定できる
近藤淳也
どうやって
桑原佑輔
どうやって
どうやって
方法ですか
近藤淳也
はい
桑原佑輔
なんか出るとかじゃないですか
近藤淳也
ヘリなんで
ヘリから基本的に探すんですよ
ここ
ヘリにここって分かる
桑原佑輔
なるほどじゃあヘリが飛んだ時に
近藤淳也
だからさっきの桑原君が帰ってきませんそうなんです
桑原佑輔
はい
近藤淳也
翌朝になりました
桑原佑輔
はい
近藤淳也
天気がね良ければヘリが飛べるんで
ここ辺のヘリが飛んでいって
大体そのこの辺に居そうだっていうところをめがけて
はい
行ってでそのアンテナをこう向けて
桑原君の電波を探すっていう
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
始まります
ヘリ捜索と救助
桑原佑輔
はい
近藤淳也
でだんだんこう近づいていくと
この辺に居そうだっていうのが分かるんで
それで桑原君の位置と居場所が分かるんですけど
はい
桑原佑輔
でそのアンテナを向けて
桑原君の電波を探すっていうサービスが始まります
近藤淳也
救助はしてくれません
桑原佑輔
ちょっと待ってください
近藤淳也
はい
桑原佑輔
救助していただけないんですか
近藤淳也
あのヘリがすぐ近くまで来るんですが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
帰っていきます
桑原佑輔
なんと
近藤淳也
はい
ここちょっと勘違いというか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
ご存じのない方いるかもしれないですけど
はい
基本ここヘリのサービスっていうのは
まあそういうのすごい便利なサービスなんですよ
桑原佑輔
そうですね場所がちゃんと分かるんですよね
近藤淳也
そもそもどこにいるかが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
特定してくれるので
はい
それがなかったらね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
何のあてもなく
すごい広い山を
桑原佑輔
はい
近藤淳也
辺りを歩き回って探すとか
確かに
まあヘリコプターで
あちこち
飛び回って探すみたいになるんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあそれよりもだいぶ早くね
ここにいますっていうのを
こう
場所を特定して
警察や消防に伝えるっていうところまでが
ここヘリさん
なるほど
役割で
本当の救助ってのは
ちょっと専門的な技術とかもいるじゃないですか
確かに確かに
雪山での遭難対策
近藤淳也
例えばロープで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
登山者を釣り上げるとか
かなり訓練のような
あの技術もいるんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
そこは
あの警察とか
三角救助隊とか
消防のお仕事になるっていう
桑原佑輔
ああ
なるほど
はい
最初ちょっとびっくりしました
近藤淳也
あの意地悪でやってんじゃないかね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
あのただ
助かったって思ってから
もういわんテンポある
桑原佑輔
そうですよね
そこで終わりじゃないぞ
というところだけ
心押しといたほうがいいですね
近藤淳也
はい
そうです
桑原佑輔
なるほど
はい
近藤淳也
まあにしても
そうやって早期に
桑原佑輔
はい
近藤淳也
探してくれる可能性があるっていうことで
やっぱりあると
安心っていうことで
たくさんの方が今
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
思ってるんですが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあただちょっと弱点というか
もありまして
桑原佑輔
はい
はい
近藤淳也
昼はヘリは飛べないですね
基本は
桑原佑輔
ああそうですよね
近藤淳也
はい
あのそんな山のね
危ない地形のところに
夜に飛んでいくことはできないんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
夜にここですっていうのはないですよね
そっか
はい
であと
翌日になったとしても
桑原佑輔
はい
近藤淳也
吹雪とかで
風が強すぎるとか
はい
天気が悪いと
はい
飛べないですよ
桑原佑輔
そうですよね
ヘリですもんね
近藤淳也
だから
その例えば
吹雪になって道迷って
桑原佑輔
はい
近藤淳也
鎌倉で今桑原から待ってるんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
吹雪がやめませんってなると
晴れるまで待って
ください
桑原佑輔
いやーそっかー
いやーそっかー
近藤淳也
ちょっとつらい
桑原佑輔
ちょっとつらいですね
はい
近藤淳也
はい
ただまああの
これがね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
えー
ココヘリがない場合は
もう永久に見つからなかったみたいな場合も
確かに
でまあ縁起でもない話ですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
仮に
もう全部尽きましたと
桑原佑輔
はい
近藤淳也
食べ物も尽きて
力も尽きて
桑原佑輔
はい
近藤淳也
命が尽きてしまったと
桑原佑輔
命も尽きてしまった
近藤淳也
で仮に亡くなってしまった
はい
まあまあ実際そういうことがね
年間何百件
はい
近藤淳也
あるわけですから
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ実際そういうこともありえるんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
ってなった時に
まあ生命保険を例えば
桑原佑輔
はい
近藤淳也
ご家族かけてた
っていうかもらえるってなったのが
桑原佑輔
はいはい
近藤淳也
遺体が見つからないと
桑原佑輔
はい
近藤淳也
これ降りないんですよね
桑原佑輔
あそうなんですか
近藤淳也
はい
まああくまで
行方不明な状態になると
死亡って確定しないんで
はいはい
そうすると生命保険の
その死亡の
桑原佑輔
はい
近藤淳也
保証金が出なかったりする
桑原佑輔
なるほど
はい
近藤淳也
なので例えば仮に
桑原佑輔
はい
近藤淳也
あの命が絶えたとしても
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ遺体がちょっと遅れて
見つかることにも意味はあるんです
意味はあるというか
すごく意味はあるんです
桑原佑輔
そうですね
はい
近藤淳也
ただ
桑原佑輔
はい
近藤淳也
助かりたいですよね
桑原佑輔
僕は助かりたいです
近藤淳也
まあほとんどの人は
そうなと思うんで
はい
基本生きてるうちに
桑原佑輔
はい
近藤淳也
帰りたいじゃないですか
桑原佑輔
いやそうですね
はい
近藤淳也
だけど
まあちょっとこの
ここへの特徴として
桑原佑輔
はい
近藤淳也
覚えておいていただきたいのは
桑原佑輔
はい
近藤淳也
割とこういう遭難したってなって
桑原佑輔
はい
近藤淳也
翌日以降に
まあ明るいうちだったら
その日に飛ぶかもしれないですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ基本こう夜帰ってきましたら
飛ばせんってなってから
桑原佑輔
はい
近藤淳也
翌日になって
天気が良くなって
完全にもう警察とか
省が動いてるような状態
遭難状態になってから
役に立つビーコンです
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
だからかなりまあ
後期というか
まあ終盤戦っていうんですかね
もう相当な状況ですよね
ですね
あの遭難ですってなって
ヘリが飛んでるっていう時点で
確かに
からが役立つ技術です
桑原佑輔
はい
なるほど
そのフェーズまで行ったら
大活躍してくれるけど
近藤淳也
はい
桑原佑輔
そういうところはあるんですね
近藤淳也
そうですね
逆にメリットとしては
携帯の圏外でも通じるんで
桑原佑輔
あーなるほど
近藤淳也
基本そのビーコン自体が
電波を出してるんで
桑原佑輔
はいはいはい
近藤淳也
携帯の圏内だろう
圏外だろうが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
割と16キロぐらいまで近づけば
桑原佑輔
はい
近藤淳也
見つけられると
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
いう特徴があります
桑原佑輔
なるほど
はい
じゃあもちろんですけど
16キロ以上の操作範囲があったら
結構見つけるのは大変
近藤淳也
そうですね
それが
はい
だから
全部必要なんですよ
登山計画書を出しましょうとか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
家族に言っておきましょうとか
桑原佑輔
はいはい
近藤淳也
そういうのがあって
ようやく
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
できるだけ早く
その場所に来てくれるわけで
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
ちょっと山行ってくるわ
つって
日本中どこ行ったか分からないみたいになったら
かなり大変です
桑原佑輔
それじゃダメなんですね
近藤淳也
ダメです
桑原佑輔
計画書出して
近藤淳也
はい
桑原佑輔
大体この山だよって分かるようには
絶対にしとかないとダメってことですね
近藤淳也
そうですね
なるほど
はい
だからどれだけがあれ
どれか一個があれば完璧っていうんじゃなくてね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
全部必要ですってことなんですよね
やっぱり昔からされてることっていうのは
桑原佑輔
はい
近藤淳也
なんで別に
どれかだけがいいっていうんじゃなくて
桑原佑輔
はい
近藤淳也
全部あったほうがいいっていうことなんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
そういう特徴があるのがここヘリ
桑原佑輔
はい
近藤淳也
ですね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
はい
続いて
はい
これ今だいぶ最後の方に活躍しますっていう話でしたけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
もっと短期のもので雪山で活躍するものはありまして
桑原佑輔
はいはいはい
近藤淳也
それが雪崩ビーコンです
桑原佑輔
おー雪崩ビーコン
はい
はい
近藤淳也
知ってますか雪崩ビーコンって
桑原佑輔
雪崩ビーコン
でも結構最近バックカントリースキーの方とか
近藤淳也
うん
桑原佑輔
の話が出た時によく聞くかなと思います
近藤淳也
はい
はい
はい
近藤淳也
よく知ってますね
警察や消防の救助活動
桑原佑輔
はい
はい
近藤淳也
雪崩ビーコンっていうのは
桑原佑輔
はい
近藤淳也
名前の通り
桑原佑輔
はい
近藤淳也
雪崩で埋まってしまった時に
桑原佑輔
はい
近藤淳也
埋まった人を探すように開発されたビーコン
桑原佑輔
そういうことだったんですね
近藤淳也
ですね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
さっき小原くんが最初言ってた
雪山ならではの雪崩の遭難の時に
桑原佑輔
はい
近藤淳也
埋まっちゃうんですよね
桑原佑輔
そっか
近藤淳也
そうするとどこに埋まってるかがわからなくて
桑原佑輔
はい
近藤淳也
探すにも大変ってなるんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
その時に電波で探そうっていうために開発されたものです
桑原佑輔
はい
はい
近藤淳也
,はい
ちなみに雪崩で
桑原佑輔
はい
近藤淳也
埋まったら
桑原佑輔
はい
近藤淳也
何分くらい持つと思いますか
人って
桑原佑輔
近藤淳也
はい
桑原佑輔
何分くらい
いやだって雪の中に埋まるんですよね
近藤淳也
はい
桑原佑輔
へえ
20分とか30分は勝手なイメージ埋まれたら限界な気がします
近藤淳也
はい
まあ感覚的にもそうですよね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
はい
だいたいよく言われているのが
15分以上を超えると
桑原佑輔
はい
近藤淳也
急に生存率が下がるって言われてます
桑原佑輔
ああ
やっぱりそうなんですね
近藤淳也
はい
なので
埋まって10分から15分以内ぐらいに
桑原佑輔
はい
近藤淳也
掘り起こさないといけない
桑原佑輔
はいはいはい
近藤淳也
っていうのが雪崩ですね
はい
でそのために使うのは雪崩ビーコンなんですけど
はい
10分から15分ってことは
基本ヘリとかじゃないんですよね
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
はい
消防に通報してとかっていうレベルの話じゃなくて
基本バックカントリースキーとかそういうのに行くときは
桑原佑輔
はい
近藤淳也
一人で行かずに複数人で行きましょうっていうことが
教科書的には言われていて
桑原佑輔
はい
近藤淳也
その時に
はい
使い方が探してくれるっていう想定のものです
雪崩ビーコンっていうのは
桑原佑輔
はい
近藤淳也
457kHzの電波を使うんですけれども
うん
この電波を使うと
だいたい数十メートルぐらいの範囲まで電波が届きます
桑原佑輔
そうなんですね
近藤淳也
はい
だからヘリからとかは届かないんですけれども
桑原佑輔
はい
近藤淳也
その近くにいる半径数十メートル範囲では
桑原佑輔
うん
近藤淳也
探すことができるっていうそういうものです
桑原佑輔
なるほど
雪崩ビーコンの使用方法
近藤淳也
これはもう国際的に共通化されてきていまして
桑原佑輔
はい
近藤淳也
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
近藤淳也
はい
はい
はい
近藤淳也
はい
はい
はい
近藤淳也
複数のメーカーが
はい
近藤淳也
だいたい5万円ぐらいで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
雪崩ビーコンの端末を
はい
発売してるんですけれども
あの相互に互換性があって
桑原佑輔
はい
近藤淳也
両方使えるっていうようになってます
桑原佑輔
あー
じゃあどのメーカーのものでも
近藤淳也
はい
桑原佑輔
使えて
そのビーコンさえ持ってたら
誰が埋まるか分からないじゃないですか
はい
お互いに探し合えるってことですか
近藤淳也
そうですね
はい
桑原佑輔
はい
近藤淳也
はい
あの仕組みとしてはですね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
これがの送受信機能がついていて
桑原佑輔
はい
近藤淳也
最初はみんな送信モードで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
歩くんですよ
誰が埋まるか分からないので
電波を出す状態で
首とかからぶら下げて
雪山を行くんですけど
雪崩で埋まっちゃいましたと
そしたら埋まらなかった人が
受信モードに切り替えて
それをアンテナのようにして
雪崩ビーコンの活用
桑原佑輔
どっちから電波が来ているかというのを探します
なるほど
近藤淳也
探し方としては
雪崩た面を上からジグザグに
探していって
近づいてきたら
電波の強い方に向かって
ぐるぐると螺旋状に
近づいていくとか
いろいろ方法があるんですけど
そんな感じで基本的には
桑原佑輔
一緒に行ってた人が探すためのビーコン
なるほど
本当に友達とか知り合いを
助けるためのものなんですね
近藤淳也
そうですねやっぱり10分15分以内の話なんで
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
ここだなってなったら
ちなみにビーコン以外に
3種の神器というのがありまして
桑原佑輔
最初にビーコンで場所を特定します
はい
近藤淳也
その次にプローブ
またはゾンデって言われる
棒ですね
ポールみたいな感じで
伸ばせる棒を
雪の上から刺していって
人を探す
桑原佑輔
感触があるかどうかを
近藤淳也
さすがに
それやったことないんで
人の感触ってどうなんだろうって
ちょっとドキドキしますけど
とにかくツンツンツンってやって
ここにいるって見つけて
最後にスコップ
スノーショベルですね
で雪を掘り起こして
で助ける
スノーショベルはねさっきの鎌倉作りとかにも便利なんで
あったら便利です
桑原佑輔
あー確かにそうですね
便利だ
近藤淳也
っていうのが
雪崩ビーコンですけども
だいたいわかりました?
桑原佑輔
いやわかりました
でも雪崩の場合だと
一人じゃない場合もあるんですよねきっと
複数の場合とか大変ですね
近藤淳也
複数が埋まったら?
そりゃそうですよ
あっちにもこっちもっていうときはね
ちょっと順番も読みますよね
10分って言われて
桑原佑輔
ですねちょっと
考えるだけでちょっとゾッとしますけど
近藤淳也
実際そこで倫理的な問題が議論されていたりとか
要するに
信号によって
人がわかるべきかわからざるべきかみたいなのとか
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
議論もあるみたいですけど
桑原佑輔
そっか誰から助けるみたいなのが
確かに
近藤淳也
ちょっと命の選択みたいなことになるんで
そこで情報をどこまで出すべきなのかどうかみたいな議論もあるみたいですね
具体的に言うと
生体情報
心拍があるないみたいなことが今わかるビーコンもあるらしくて
ただそれを送ると
送ってる人が優先的に掘り起こされるんじゃないかみたいな
桑原佑輔
確かに確かに
近藤淳也
議論があったりとか
あるみたいです
桑原佑輔
確かに
いや難しいですねこの辺
近藤淳也
まあそれもちょっと
そうですね
考えるだけでも
難しいですね
でもとにかくちょっとその
究極の選択は置いといて
一旦まあ
雪崩とかがある場合は
雪崩ビーコンを持ちましょうってことなんですけど
IBUKIGPSの利用
近藤淳也
まあもうわかると思いますけど
これは今度はだいぶ初期の話
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
だいぶ序盤というか
遭難の瞬間から10分以内みたいな話なんですよね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
わかりました
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
ですよね
桑原佑輔
めちゃくちゃ一瞬の話ですね
近藤淳也
そうですね
もちろんその後でね
もう助からないとしても掘り起こしたいって時にも使えるとは思いますけど
かなり初期に活躍するっていうのが雪崩ビーコンです
そして我らが
桑原佑輔
我らが
近藤淳也
IBUKI
桑原佑輔
ここで登場ですか
近藤淳也
はい
の話に入っていっていいですかね
桑原佑輔
はいお願いします
近藤淳也
IBUKIGPSなんですけど
今までトレイルランの大会でかなり導入をしていただいてるんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
結構トレイルラン用の端末を使っているんですけど
結構トレイルラン用の端末を使っているんですけど
結構トレイルラン用の端末を使っているんですけど
近藤淳也
結構トレイルラン用の端末っていう風に
認識されている方も多いかと思いますけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
これは普通に登山の安全対策
さらに雪山とかバックカントリースキーにも
ぜひ使っていただきたいと思ってます
桑原佑輔
はい
近藤淳也
なぜかというと
はい
既存のもの既存の技術を別に置き換えるとかじゃなくて
合わせて使っていただくとすごいまた安全性が高まるものだと思ってまして
はい
さっきのシチュエーションで言うと
桑原くんがIBUKI端末を持ってましたと
雪山に行くとき
次行くとき多分持って行きますよね
桑原佑輔
絶対持って行きますよね
近藤淳也
持っていましたと
道迷いで帰ってきませんっていうときはどうなると思います?
桑原佑輔
途中までの軌跡とかは分かりますよね
何時何分にこの場所にいたっていうのは
IBUKIだとログが残るので
近藤淳也
そうですね
IBUKI改めて説明しますと
3分に1回現在地を送信するっていう
GPSのログが残るので
GPSのトラッカーになってます
料金を案内してもらっていいですか
桑原佑輔
はい
料金はですね
端末代が税込みで19,800円
そしてですね
あと月額利用料が月880円頂戴しております
近藤淳也
はい
ということなんで
年間だいたい1万円ぐらいになりますよね
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
なので先ほどのココヘリさんとかの
年間5,6千円に比べると
ちょっと高いんですけれども
後から出てくる
GarminのinReachで
とか衛星通信を使った端末で
年間数万円かかるものに比べると
安いっていう
中間価格帯みたいな形になりますね
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
IBUKIGPSなんですけど
ずっと3分に1回ライブ配信をしておけば
地図で履歴が送信されるんですけど
まずですね
このリンクを
登山届にも書いておいていただきたい
桑原佑輔
あーなるほど
近藤淳也
はい僕はそうしてます
桑原佑輔
はいはいはいはい
近藤淳也
あの特にねちょっと前回
前々回かご紹介したイベント作成モード
桑原佑輔
はい
近藤淳也
イベントを作ると
あらかじめ予定のルートを入れて上で
イベントページが作れますよね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
でそうするとURLが確定するんで
そのリンクを登山届に入れておくと
いざこうやって捜索ってなった時に
もう警察の方がそれを押せば見れますんで
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
はい
桑原佑輔
すごいそれいいですね
近藤淳也
はい僕はそうしてますね
はい
桑原佑輔
すいませんいつも近藤さんとかにパッと送るぐらいなんで
近藤淳也
ちなみにあのトレランレースでも主催に入ってるやつは
警察への届出で今でもそれで出してます
全員の選手の位置はここで分かりますっていう
登山計画書に書いて
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
出してますね
桑原佑輔
はい
そうするとかなり
リアルタイムの位置が分かる可能性ありますね
近藤淳也
そうですね
でさっきのように
例えば夜になっても帰ってこないってなって
じゃあ捜索が始まりますっていう時に
IBUKIの地図が分かれば
履歴が見えますね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
で例えば仮に最後の居場所は
圏外で分からなかったとしても
何時何分にこの方向にここを歩いていたっていうのが
3分間隔で残りますんで
例えば道迷いをする遭難する1時間前ぐらいに
この尾根をこっち向きに歩いてたなとかって分かると
もしかしたらこの下で迷ったのかもみたいな
かなり特定できますよね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
もしこれが仮に最新の位置まで表示されている場合は
桑原佑輔
はい
近藤淳也
さらに早く助けに行けるかもしれないので
はい
行ける可能性がありますよね
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
はい
もうね
例えば5分前のところまで表示されているってなったら
もうほぼ確実にそこにいるじゃないですか
桑原佑輔
いや確かにそうですね
近藤淳也
そうなってくると
桑原佑輔
はい
近藤淳也
その日のうちに捜索っていうのもあり得ると思うんですね
桑原佑輔
あー確かに確かに
近藤淳也
例えば5時6時過ぎても帰ってこない
暗くなってきた
桑原佑輔
はい
近藤淳也
どうしましょうってなった時に
もう確実にここにいますって分かったら
例えばそれから捜索にも入っていって
桑原佑輔
はい
近藤淳也
その日のうちの間に例えば捜索してもらえるとか
そういうことすら
あり得ると思います
桑原佑輔
確かにそうですね
近藤淳也
はい
でまたこの雪の中でね
登山者の位置情報の把握
桑原佑輔
はい
近藤淳也
過ごすとやっぱり
そのすごい温度が下がるんで
桑原佑輔
いやーちょっと嫌ですね
はい
近藤淳也
リスクはやっぱ大きいんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
この時間はもちろんですけど
早ければ早いほど
助かる確率
命が助かる確率は
やっぱ上がっていくんで
桑原佑輔
うんうん
近藤淳也
ここのその数時間の差ってのは大きいと思いますね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
はい
確かに
でさらにね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
これね
今は一応遭難した後
桑原くんが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
かまくらに入った後の話をしてますけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
そもそも
このIBUKIを持っている場合は
桑原佑輔
うんうん
近藤淳也
さらに前
桑原佑輔
うん
近藤淳也
で対応が始まるって可能性がありますよね
桑原佑輔
なるほど
はい
近藤淳也
例えばですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
えーもう
道迷いしてます
桑原佑輔
はい
近藤淳也
えーぐるぐる回ってますっていう様子を
桑原佑輔
はいはいはい
近藤淳也
例えば
ご家族とかが
うん
家で見ていて
明らかにおかしいでしょうとか
桑原佑輔
うん
近藤淳也
あるいはしばらく動かなくなってしまったってなって
そもそも雪山行ってるって言ったら
チラチラ見るじゃないですか
桑原佑輔
あーなるほど確かに
近藤淳也
はい
でちゃんと帰ってきてるかなーとか
降りてきてるかなーとか
降りてきてるかなーって
ご家族が例えば見ていて
明らかになんか
違う場所に行ってるとか
あったらコースがね
最初に表示してあったら
なんかコースから外れた方を歩いてるってなったら
もしかしたら桑原くんが
道迷い始めたって気づいてない時にすら
桑原佑輔
あーなるほど
近藤淳也
家族が気づく
友達が気づく場合すらあると思うんですよ
桑原佑輔
はい
登ってる本人じゃなくて
はい
周りの人が見てるからこそってことですよね
近藤淳也
そうですね
うん
で実はね
あのこれって
トレラルレースで起きていることで実際に
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
はい
例えば僕レイクビワで
大会本部の役割をやってますけども
桑原佑輔
はい
近藤淳也
あの選手がね
まだ気づいてない時でも
本部側では
あ選手間違ってるなっていう時があるんですよ
桑原佑輔
うん
近藤淳也
でまあその道をちゃんとルートファインディングするっていうのも
競技の一部なので
あまりその干渉はしないように
最近はしてるんですけど
はい
とはいえ例えば
この山をね
そのまま降りていくと
遭難の防止策
近藤淳也
えらいことになるよみたいな
桑原佑輔
うん
近藤淳也
ちょっと危険性があるとか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
本当にこう結構ロストの規模が大きすぎて
うん
まあ選手が
選手の精神的なダメージも大きいだろうという時は
もうそろそろ
桑原佑輔
うん
近藤淳也
ちょっと言おうかってことで
こちらから電話をかけて
あのすいません
あのすいませんっていうか
そちら間違ってますよと
うんうん
はい
ちょっと道違いますよって言って
はい
えって言って
選手が帰ってくるみたいな
あのそういうことをやる時もあるんですよね
でIBUKIっていうのは
はい
まあそういうことができてしまうんで
まあもともとね
あの行く予定だったルートさえ引いてあれば
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあちゃんとそのルート乗っかってるか
外れてるかってのは
結構誰でも分かることなので
ですね
まあそれで
よっぽど外れてたりとか
間違った方向に進んでるなって思ったら
もしかしたら本人が気づく前に
桑原佑輔
うんうんうん
近藤淳也
電話がかかってきて
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
桑原くん大丈夫?
そっちじゃないよ
桑原佑輔
っていうのが急にかかってくる
近藤淳也
はい
そういうことすらあるじゃないですか
はい
でこれは他の技術では起きないことですよね
桑原佑輔
確かにこれはもう
まあリアルタイムにトラッキングしてるからこそ
ってところですね
はい
近藤淳也
あとは予定のルートとかを
ちゃんと作っておいて
あのこういう道を歩く予定です
っていうのをやってるから
桑原佑輔
はい
近藤淳也
位置情報共有だけだったら
他の
アプリとかもありますけど
はい
やっぱちゃんとルートを表示して
うんうん
見えるようにしているっていうところで
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
予定に対してどう違うかってのが
分かるっていうのが大きくて
はい
ってなると
まあさっきの
遭難の終盤中盤
桑原佑輔
うん
近藤淳也
っていう話もしましたけど
そもそも序盤から
うん
すぐ気づいてもらえたりとか
もしかしたら遭難が始ま
本人の中では始まっていない
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
まだ普通にルンルンって歩いてるだけの状態から
すでに未然に違うよっていうことすら
まああり得るっていうのが
まあIBUKIの特徴かな
っていうふうに思いますね
桑原佑輔
そうですね
はい
確かに未然に防げるっていうのは
かなり大きいですね
近藤淳也
そうですね
だからまあちょっとこう
遭難のフェーズで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
それぞれのフェーズで
どの技術が役立つかっていうのを
こう時間軸に合わせて
今まで話してきましたけど
はい
ココヘリとかは
まあやっぱり遭難した次の日とか
ヘリが飛び始めてから活躍する技術ですと
桑原佑輔
はい
近藤淳也
あとは雪崩は
かなり
あの遭難直後ですね
桑原佑輔
うん
近藤淳也
雪崩に巻き込まれてしまった直後に
あの
使われ
あの
活躍する技術です
桑原佑輔
はい
近藤淳也
という話をしましたけど
まあIBUKIに関しては
えーまあ中盤
その捜索をより早めに
動くっていうところから
さらに
その前の段階
桑原佑輔
うんうん
近藤淳也
もう遭難しかけているのか
この人はもしや
GPSトラッカーと衛星通信
近藤淳也
みたいな
ですね
あのそういう段階から
活躍する可能性がある
まあ技術です
っていうことですね
桑原佑輔
本当にそうですね
近藤淳也
はい
なんでね
あの別に
あのどれがいいとか悪いとかじゃなくて
はい
それぞれね
あのメリット
デメリットというか
得手不得手があるんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあやっぱいいところを組み合わせて
使うのも
まあ一番安全で
まあ理想的には
もう全部持ってってください
確かに
感じなんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まああとはね
予算のこととかもあるんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ自分が
行きたい登山だと
どこが一番
こう
対策しておくと
安全が高まるかっていうのは
ちょっともう
登山のスタイルとか
山によって変わってくるんで
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
まあそこを見極めてもらって
桑原佑輔
はい
近藤淳也
自分の山行のスタイルに合った
ものを優先的に
選んでいただくと
いいんじゃないかなって思いますね
桑原佑輔
そうですね
はい
近藤淳也
,ストラバとか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
なんならGoogleマップとか
桑原佑輔
Googleマップもできますよね
近藤淳也
できますので
そもそも位置情報を共有するっていうのは
一番手っ取り早くやるには
スマホのアプリが一番早いです
桑原佑輔
はい
近藤淳也
でこれでもかなり安全性高まるんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
何もなかったら
特に危ないなって思うときは
やっていただけたらいいと思うんですけど
はい
まあ欠点としては
桑原佑輔
はい
近藤淳也
電池がめちゃ減る
うーん
桑原佑輔
それはなんとなくわかります
ですよね
近藤淳也
あのGPSの機能だけだったら
そこまでじゃないんですけど
さらに
それを都度
桑原佑輔
送信
近藤淳也
どんどん送信するっていうことをやると
まあ結構
あのスマホの電池を食うんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあいざね
遭難したとかいうときに
地図が見えなくなったりとか
緊急の電話ができないっていうのも困るんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
もちろんモバイルバッテリーとか
余分に持っていってもらうのがいいと思いますけど
ずっとねこう地図見ながら
こう歩く
歩いたりするのに
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあしょっちゅうその充電するっていうのも大変なんで
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
まあその端末を分けておく方が安全っていう
ところはありますね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
そこはうまく見極めてもらってっていうのが一つです
それからですね
GPSトラッカーですごいお手頃なのが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
実は子供の見守り端末ですね
桑原佑輔
おーなるほど
近藤淳也
はい
あのこれいろんな会社から何種類も出てるんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
例えばmixiさんがやってる
みてねみまもりGPSとか
桑原佑輔
はいはい
近藤淳也
まあGPS BoTさんってとこ出してるものとかで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
だいたい5、6千円ぐらいの端末で
月額500円ぐらいのGPS端末が出てます
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
はい
近藤淳也
,の方とかお子さんの見守り用に使える端末ですね
桑原佑輔
はい
かなり
IBUKIの値段に比べても安価ですね
近藤淳也
そうですね
かなりお手頃で買い求めやすいんですが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
でこれも端末の仕様としてはそんなに変わらないんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
結構トラッキングができると思います
桑原佑輔
はい
近藤淳也
がちょっと欠点としましては
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ欠点というかすごくいい商品なんですけど
山で使うには若干困るというのが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
これもともとね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
お子さんの居場所を知るための
端末なんですよ
桑原佑輔
ああそうですよね
近藤淳也
だから
桑原佑輔
はい
近藤淳也
人に知られちゃうより良いことになるじゃないですか
桑原佑輔
確かに
本当ですね
近藤淳也
このお子さんの居場所をURL一つで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
世界中が分かりますとかって危なすぎるんで
桑原佑輔
それはちょっとってなりますよね
近藤淳也
はい
なのでその設計としてプライバシーの部分がかなりがっちりしていて
桑原佑輔
はい
近藤淳也
基本的にはペアリングしたスマホでしか
はい
見えないと
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
いう仕組みになってますので
はい
もし仮にねこれあの登山届に
あの居場所のリンクを貼りたいとか
はいはい
遭難したっていうことで
居場所を警察の方に共有したいとなっても
なかなかできないですよ
桑原佑輔
はい確かに
近藤淳也
その辺が別にこれどっちが良いとか悪いじゃなくて
用途が違うっていうだけなんですけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
とても良い端末なんですが
いざ山で遭難したってなった時に
桑原佑輔
はい
近藤淳也
結構情報共有には困ると思います
確かに
はい
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
はい
一方でね
まあ結城の場合は
基本的に山ではできるだけたくさんの人に見てもらう方がいいだろうっていう設計思想になっていて
桑原佑輔
はい
近藤淳也
リンクさえ知っていれば
基本誰でも見れるっていう仕組みで
例えばレース中にみんなが見守れるようにとか
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあ遭難の時にみんなでその位置情報を共有して
なるべくあの迅速に
桑原佑輔
はい
近藤淳也
捜索ができるようにっていうような設計しそうになってるんで
はい
まあ設計の考え方が違うっていうところですね
桑原佑輔
そうですね
はい
近藤淳也
でここはもうなんていうのかな
今後もどうしようもない部分というか
桑原佑輔
うんうんうん
近藤淳也
どっちもどっちじゃないですか
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
はい
お子さんの居場所はそんなに簡単には
共有できちゃダメなんで
もう仕方ないと思うんで
桑原佑輔
はい
近藤淳也
まあここは
ここがまあかなり
あの思想が違うというか
方向性が違う製品になってますが
桑原佑輔
はい
近藤淳也
はいまあ端末はたくさん売れてることもあって
かなり求めやすいっていう
確かに
思ってますね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
それからもう一つ
桑原佑輔
はい
近藤淳也
衛星通信
桑原佑輔
衛星通信
近藤淳也
はい
これが最近出てきてまして
桑原佑輔
なるほど
近藤淳也
はい
実はね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
IBUKIでも使ってもらってますよね
桑原佑輔
そうですね
はい
近藤淳也
あの海外で今
ね世界中の大陸を走ってもらってる
いいのわたるさんが
はい
アメリカ大陸を北から
桑原佑輔
はい
近藤淳也
南まで走られてますけど
はい
はい
桑原佑輔
はい
近藤淳也
いいのさんなんかは
もうありとあらゆる国
うーん
で携帯の県外の位置も含め
確かに
もういろんなところを走り回られるんで
はい
まあそこで導入してるのは
Garminの
桑原佑輔
はい
近藤淳也
inReachっていう
はいはい
製品です
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
はい
これが今値段としては4万円ぐらい
そうですね
端末4、5万円
桑原佑輔
はい
近藤淳也
で月額の通信費がだいたい2、3千円
桑原佑輔
うん
近藤淳也
っていう感じですね
桑原佑輔
はい
近藤淳也
で使えるものがありまして
事前の対策
近藤淳也
これはもう
あの宇宙の衛星を使ってる
で基本県外はほぼない
桑原佑輔
あー
近藤淳也
ですよ
桑原佑輔
はい
近藤淳也
であとは
もう少しお安い端末で
スポットっていうのがありまして
こちらも
IBUKIでは前から使っていて
海外レースのね
方とか
出る方とかで
トルデジアンとかで
使っていただいてますけど
桑原佑輔
はい
近藤淳也
こういうあの
衛星通信端末ですと
IBUKIのちょっと
弱点である
その携帯のエリアの県外
桑原佑輔
はい
近藤淳也
で位置が取れない
送信できないっていう問題を
克服できる
桑原佑輔
はい
近藤淳也
ということです
ということがありますけど
はい
ちょっとお高いので
はい
井野さんみたいにね
大陸縦断しますとか
それぐらいの冒険的なことに
行かれる方は
もうぜひ
はい
これ持って行っていただきたいんですけど
はい
冬に1、2回山に行くかなぐらいの方で
うん
これを買うかっていうと
ちょっと迷うところかもしれない
桑原佑輔
そうですね
なかなか
近藤淳也
はい
でさらにですね
実は
はい
その衛星通信を
はい
普通の
はい
スマホでも使えるようにしようじゃないかっていう動きが
おー
桑原佑輔
出てきて
近藤淳也
なるほど
はい
実はiPhoneの
はい
桑原佑輔
緊急通話とかは使い始めてるんですよね
近藤淳也
そうなんですか
はい
でいわゆる
まあ僕たちの持ってるようなスマホでも
はい
その衛星を使った
はい
通信っていうのが
まあ徐々に近づいてきてまして
はい
でまあ
その緊急通話だけじゃなくて
普通の通話とか
普通の通信も
はい
できるようにっていう技術開発が今行われていて
うーん
はい
あの報道によっては
数年以内
2、3年以内には実用化っていうような
はい
使っているような製品が出てきてますんで
なるほど
まあもしかしたらこういうものが一般化すると
そもそもスマホで
圏外はほぼなくなっていく未来もあるかもしれない
うわーそれいいですね
はい
でそうなってくると
またね
山の安全っていうのはだいぶ変わっていくと思いますし
はい
あのそうなっていったら
IBUKI端末も
あのそういうものをね
ちゃんと対応っていうのできないかっていうのを
うーん
検討していきたいなって思ってますけど
はい
まあちょうどまたそういうのが
新しい時代がやってくる可能性はありますね
はい
最後まとめですけども
はい
ちょっとね繰り返しにもなりますけども
はい
今回は雪山とかバックカントリースキーで役立つ最新技術
どんなものがあるかっていうものを
いろいろと
はい
紹介させてもらいました
はい
でまあ順番にいくとですね
まあまずは事前に
はい
山に行くときは
桑原佑輔
いろんな人に言っておきましょうと
そうですね
近藤淳也
はい
まあ全然技術じゃないですけども
まず知ってもらっているっていうのはすごい大事ですよね
うん
でそれから登山計画書を作りましょう
はい
登山計画書を出しましょう
はい
そしてまず雪崩に合いそうな場所に行くときは雪崩ビーコンを持つといいですと
遭難初期から中盤の対策
近藤淳也
はい
雪崩ビーコンっていうのは雪崩にあってから割と10分15分の間に見つけてもらう可能性を高めるものですっていうことです
そうでした
はい
それと同じように遭難初期から中盤にかけて役立つのがIBUKIですと
GPSトラッカーですね
そうですね
GPSトラッカーを持っていてそのリンクを知り合いとか警察の方に届けて押しておくと
かなり初期とか中盤で活躍しますと
はい
そして後半ですね遭難して捜索が始まるっていう頃から活躍するのがココヘリのようなビーコンですっていう
桑原佑輔
そうですねそれぞれの特徴がありますね
近藤淳也
そうですねだいたい整理としては分かりましたか
桑原佑輔
はい分かりました
近藤淳也
はい
なんでねあんまり多分そこまで具体的にもし自分が遭難したらどういうことが起こるんだろうっていうのが分かりますか
はい分かりました
どういうことが起こるのだろうってシミュレーションしたことがある方ってもしかしたらそんなにいらっしゃらないかもしれないですけども
はい
だからそれが曖昧だと結局安全対策っていうのもなんとなくこれがあれば安全って言われてるから買ってなんとなく持ってるぐらいの
なんかキット一個あるから安心なんだろうみたいなちょっとアバウトな感じの方もしかしたらいらっしゃるかもしれないですけど
はい
やっぱり安全対策っていうのはまずはどこまでも具体的に
うんうんうん
一体こうなったらどういうのが起こるんだろうって
まずすごく具体的にシミュレーションしてみるっていうのが大事ですよね
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
はい具体的に考えれば考えるほどじゃあそうなった時にはどれが役立つんだろうかっていうのがまた具体的に分かる
遭難後半の対策
近藤淳也
さらにその技術の特性っていうのをちゃんと知っていれば要は電波がどれぐらいの距離届くのかとか
うんうん
それはどういうふうにして使われるのかっていうことをちゃんと知っていればその具体的にシミュレーションしたことに対してどの技術が一番役立つのかっていうのが分かるんで
はいはい
まあ遭難のシミュレーションもちゃんと具体的にすることとそれに対しての安全対策の道具の特性良さメリットデメリットっていうのをそれぞれちゃんと知っておくってことでより細かくね自分がやろうとしている山自分が行こうとしている山で一番役に立つのはどれかなっていうのが選べるようになってくると思うんで
ぜひこれさえあれば大丈夫っていうのはないんで
はい
はい
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
はい
強いて言うなら全部持ってくださいなんですけど
はい
全部買うのは結構難しかったりもすると思うんででは自分の行こうとしてる山だったらどれが一番まずは優先だろうかっていうのをしっかり考えて用意していただくといいと思います
はい
はい
ぜひね
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
はい
遭難1件でも減ってほしい
桑原佑輔
いや本当にそうですね
近藤淳也
はい
使えるものもどんどん増えてるんで
ですね
はい
ご自身に合ったものを見つけてぜひ活用していってください
はい
どうです雪山行きたくなりました
ちょっと怖さもありますけど
桑原佑輔
はい
怖さもありますけど
うん
でも今日の話を聞いてまあ行けないことはないのかもしれないなとは思いました
おお
ちょっとそのうち行きたいなと思います
近藤淳也
おおそのうちっていつ頃
桑原佑輔
そうですねまあ来年には
近藤淳也
おお結構すぐですね
はい
まあね近いところから
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
天気のいい日を狙って
はい
桑原佑輔
まあ無理はしないように
うんうん
行けるところから備えて行こうと思います
はい
近藤淳也
はい
はい
今日は長い時間どうもありがとうございました
桑原佑輔
ありがとうございました
近藤淳也
ありがとうございました
57:46

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