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2024-07-27 12:24

#009_フジロック出演の折坂悠太「スペル」の歌詞が良い

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どうもお疲れ様です、いかです。この番組は、高校の国語科教諭をしている私、いかが、仕事のことや仕事以外のことを緩くおしゃべりする番組です。
今日は、絶望しております。
理由は、フジロックフェスに出ていた、折坂悠太のステージを見逃したからです。
いやー、悔しいですね。
フジロックフェス、私ずっと毎年ちゃんと見てるっていうわけじゃないんですけど、
今年はAmazonプライムビデオで見れるっていうことになってたんですね。
なんかね、YouTubeの印象がすごい強かったんですけど、今年はプライムで。
私、プライム会員だったので見れるなぁと思って、ちょっとね楽しみにしてたんですけど。
で、今日は朝は部活行ってて、で、
それ被せたわけじゃないんですけど、今日部活でライブしててね、
1年生だけが出られるフレッシュライブっていう名前にして、1年生1組だけ演奏してました。
丸の内サーディスティックやってましたね。
初心者が多い割には結構うまくいってたなぁと。
で、2、3年生とかも来て、コメントをしてあげたりして、
いや、いい回になったなぁと思いながら帰ってきて、
で、そういえば今日フジロックだなぁと思って開いて、
その時は1次、2次代ぐらいだったかな。
海外のアーティストを見てみると、
アンジェ・マクマホーンがその時出演していて、
私基本的に洋楽あんまり聞かないんですけど、
ビリー・アイリッシュぐらいかな、聞くとしても。
でも彼女、ソロのアーティストで、声が太くて低めでかっこよくて、
でもチャーミングで、
今日ちょっと寝る前にもう1回聞こうかなと思ってフォローしちゃいましたね、スポティファイでね。
良かったですね。
で、そこでタイムテーブルを見てみると、
私の大好きなですね、織坂優太が、
今日の4時半ぐらいだったかな、4次代に出演すると、
そういえばそうだと、織坂優太今日、今日だったわと思って、
ただその時間帯ですね、私車を運転している予定だったので、
見ることはちょっと難しいけど、
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演奏を車で流していることができるなと思ってたんですよね。
で、本とか読んで、その家を出る時間まで過ごしてたらむにゃむにゃ眠くなってきまして、
ちょっと一眠りしちゃって、
で、起きて家出たら見事に忘れてまして、フジロックを。
土曜の日中の私のルーティンといえば、
夜中にやっていた下振明城のオールナイトニッポンを聞くと。
これルーティンなんですよね、土曜日のね。
で、いつものようにね、流していて、最高にやっぱり面白くって。
で、走行しているうちに、いろんな用事とか済ませてたら、
夜家帰ってきて、はーっと、終わってるじゃないと。
しかもね、織坂優太の後にも、くるりとか、あとはキッドフレシノとか、
私が聴きたいなと思っているバンドがポンポンポンと続いてたので、
ほんとめっちゃもったいないことをしちゃったなと、
もう散々絶望しきって、今ようやく心が少し落ち着いたので、
ラジオを収録しているところでございます。
織坂優太はですね、ソロのアーティストで、
私が社会人になる前後ぐらいからかな、聴き始めて、
ずっと応援していて、ライブにも足を運んだことがあったりとか、
大好きなアーティストですね。
どこがいいかっていうと、
まず彼の独特の歌声、それから音楽に対して、
どんどん新しいことにチャレンジしながら追求していっているところ、
そして歌詞、あらゆる面で大好きなんですよね。
コロナ禍の時とかは、
インスタライブも週に1回ぐらいのペースでやってくれていて、
歌ってくれて、ファンも大切にしてくれてるんだなという感じです。
最近織坂優太、ニューアルバムを発売してまして、
呪文っていうアルバムなんですけど、
その中で私一番好きなのが、スペルという曲ですね。
スペルは一番初めに収録されている曲なんですけど、
何がいいって歌詞ですね、これはね。
最高ですね。
全部は読み上げられないけど、一部ちょっと紹介させてください。
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サビ一番の部分ですね、ここは。
手懐けられぬ風景が、私を私たらしめる。
思いがけぬ強さで、愛しい横面、魂、Till the body。
ここが一番サビの部分になるんですが、
過去の思い出って、すごく悲しいこともあれば、すごく愛おしい思い出。
例えば、昔の恋人との思い出や、大切な人と過ごした、ある特定の時間、出来事。
鮮明に覚えていることってありますよね。
その時は、例えば、とっても大好きだった人、でも今は一緒にいない。
今は違う環境になっている。
そういう思い出って、ふと時間が経ってから思い出されてしまう。
意図的に思い出すっていうよりかは、ふとした時に、あって思い出すのがありませんか。
私は結構あるんですよね。
あの時、すごい幸せだったなとか。
それを思い出して、今、すごいそれがなくて悲しいって思う時もあると思うんですよね。
寂しいとか、あーって思っちゃうこともあると思うんですけど、
このスペルっていう曲は、その愛おしい思い出、思い出したいとは思っていない思い出のことを
瞳の奥に降り注ぐ、手懐けられぬ風景っていう風に言ってるんですよね。
そう、手懐けられないんですよね。
こう、うまくそれを処理しきれない。
どこかで、固まりになっちゃってるものがある。
ただ、そういう自分を否定するんじゃなくて、
その過去、私の愛おしい過去が、私、たらしめているんだと。
思いがけぬ強さで。
だから、その過去があるからこそ、今があるんだと。
今の私は、その数々の思い出、記憶、
決して今、それが、なんだろう、肯定できないと思いがちなものなんだけど、
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いや、肯定していいんじゃない、それがあなたなんだからと言ってくれているようで、
すごく温かい、可愛らしいというか、うーん、なんて言ったらいいんでしょう。
お守りになるような歌詞ですね。
最後、リダバディっていう言葉で終わるんですけど、
これはまさに、アルバムのタイトルにもなっている呪文ですよね。
なんでもないというか、ある特定、今、存在する言葉っていうよりかは、呪文ですよね。
ビビデバビデブーみたいな、なんかそんな感じ。
で、織坂優太自身も、これはもうリダバディはリダバディでしかないというふうに言っていて、
これを形容するのはすごく難しいんですが、
私はさっき言ったように、これはお守りになるなと、
自分を肯定するための、過去を肯定して、今を生きて、
また前を向いていこうとするための呪文、お守りだなというふうに思うわけですよね。
この歌詞は、自分の人生の中でも大切にしたい歌詞のうちの、言葉のうちの一つだなと思いますね。
私、国語科の教員ということで、言葉に携わる機会っていうのは結構多いのかなと思うんですが、
もちろん教科書に載っている文章の中の言葉も、もちろん立派な教材だし、
生徒たちにもそこで勉強してほしいこともあるけれど、
またある一方では、こうやって自分の好きなアーティストとか身近な言葉、身近な歌詞の中で、
自分との生活や人生、経験との接点を見つけて、
その言葉をより深く味わっていくっていう経験をしてほしいなと思うし、
させてやりたいなと思いますね。
言葉って、自分の人生とどう接続するかっていうのがやっぱり大事だと思うし、
どう設置していくかって言ったらいいのかな。
それがきっと自分を救ってくれることもあるだろうし、
感情、人の感情を動かすことにもつながるかもしれないし、
ちょっと国語の教員っぽいことを言って真面目な話になっちゃいそうですけど、
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生徒たちにはそういう経験をさせてやりたいなと改めて思えるような歌詞でしたね。
このスペル、概要欄にリンク貼っておきますので、ぜひ聞いていただければと思います。
あと、アンジー・マクマホーンのページも貼っておこうかなと思いますので、
合わせてお聞きください。
では今日はこの辺で終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
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