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2025-03-01 12:39

海王星は『夢見の星』・10天体シリーズ②

西洋占星術の10天体の性質や解釈の幅を広げるヒントをまとめたシリーズの第二回目は『海王星』です。

星読みの解釈の幅を広げるヒントとなればうれしいです。あなたの海王星があなたらしく輝きますように🌟

 

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サマリー

このエピソードでは、西洋占星術での海王星の性質やその影響をお話ししています。海王星は、今年3月に約165年ぶりに魚座から牡羊座へと移動することで注目されている天体です。人智を越えた『神の領域の星』とも呼ばれる海王星の性質を知って、あなたの夢を一歩前に進めていきませんか?

海王星の特徴と象徴
はい、こんにちは。アストロアンジェリカのsouaです。西洋占星術の10天体の性質や解釈の幅を広げるためのヒントをまとめたシリーズの第2回目の今回は、海王星についてお話ししていきたいと思います。
海王星は今年2025年の3月30日に、今いる魚座から牡羊座へとサインを移動します。12サインの一番最後である魚座から、12サインの一番最初である牡羊座へのバトンタッチは、実に165年ぶりのこととなります。
今、この地球上に存在している私たちの誰もが、経験したことのない時間を迎えようとしています。またとないこの機会に、海王星の性質を知って、少しでも身近な星として感じられるように、今回は海王星のお話をしていきますね。
まずは海王星の特徴からです。海王星は太陽系の第8惑星です。地球の外側を回っている外惑星という分類になります。公転周期は約165年です。
1846年に発見されてから、まだ180年ほどしか経っていないので、海王星は太陽の周りを一周しかしていない計算になります。そう考えると、私たちと海王星との歴史はまだまだ浅くて、未知な部分も多いと言えそうですね。
ホロスコープ上の海王星も165年で12サインを一周します。1つのサインを移動する期間は約14年。逆行期間は年に1度、約5ヶ月間ほどあります。
海王星は魚座の支配星で、天王星・冥王星とともに『トランスサタニアン』と呼ばれています。トランスサタニアンは地球からも遠く、動きもゆっくりしていますから、ホロスコープの星たちに長い時間影響を与えます。
ギリシャ神話で海王星は『海の神・ポセイドン』とされています。海は穏やかな凪の時もあれば、天災などで荒れ狂う時もありますから、人間の力では到底制御できない、予測不可能で恐ろしい側面も持ちます。
そういった性質もトランスサタニアンが人智を超えた『神の領域の星』と呼ばれる所以なのかもしれませんね。
海王星の象徴には文字通りの『海』だったり、際限のない大海原の様子から『境界線のない曖昧さ』や『影響の受けやすさ』、立ち上る霧の中から見えないものを感じ取る『感覚的な事柄』などが挙げられます。
海や水には形がないので、『捉え所のないイメージ』や『目には見えない領域』、今ここにはない『過去や未来』に至るまで、様々なものが内包されています。
これらを芸術的なセンスで形にしていくと、音楽や物語などの創作活動につながりますし、占いやヒーリングで表現すれば心の癒しとなります。
ダイレクトに感情につながれば、心が揺さぶられて浄化の涙を流すことにもなります。
他には、伝染や感染、アレルギーなどの意味もあります。
海王星は魚座にいるときにその性質が最も発揮されやすいのですが、新型の感染症があっという間に世界全体に広がったことなどは、まさに海王星っぽい事象だったと今振り返ってみても思いますね。
海王星の愛の表現
海王星は、金星の1オクターブ上の性質を持つと言われます。
金星が個人レベルでの楽しみや社交、愛の表現活動とするならば、海王星は地球全体、宇宙全体を慈しみの心や助け合いの精神で包み込んでいくような、よりスケールの大きい愛を表現していくようになります。
海王星をより大きなスケールで生かすならば、チャリティやボランティアに参加して、人々や世の中、地球全体に優しい意識を持つことです。
また、全てを自分の力で操作しようとせず、星を含めた自然界などの大いなる存在を信じて委ねていくこと、祈りを捧げることも大切になります。
けれども、ここまでスケールが大きくなって、『信じる』とか『祈る』とか言われると、なんだか急に『怪しさ』が増してくる感じがしませんか?
天体の性質は常に表裏一体、紙一重なところがあるので、この辺りの怪しさとは明確な境界線を引いておく必要があります。
海王星のマイナス的な作用に引っ張られていくと、いとも簡単に騙されたり、何かに依存してしまったりします。
祈っているだけ、信じているだけでは物事は何も動いていきませんから、非現実的な世界に迷い込んでしまわないように、ブレない自分軸で現実的な感覚をしっかりと保っていきましょうね。
とはいっても、現実世界の中だけで生きていくのは何とも味気のないことですよね。
先にもお話ししたように、人々は芸術作品などを通じて得られる、心が震えるほどの感動を日々の暮らしの中に求めています。
夢を見ることは、大人になると様々な理由から後回しにしてしまいますが、実はとても大切なことだったりします。
たとえ夢みたいなことでも、楽しい空想やうまくいくイメージを持つだけでワクワクしてきませんか?
そんな夢みたいなことも、大人になった今だからこそ、これまでの経験で培ってきた自分の力や信頼できる人の力を借りながら、実現させることも可能だと思うんです。
海王星が牡羊座に入っていくことで、夢みたいなことが一気に実現に向けて加速する可能性だってあります。
何しろ165年ぶりの海王星牡羊座入りですから、どのように現代に生きる私たちの身に影響を与えるかは未知数と言えます。
こうだったらいいのになーって純粋な思いを持っておくと、今よりももっと楽しい世界が際限なく広がっていくんじゃないかなーって、それこそ私も夢みたいな夢を思い描いているところです。
ゆるしの海王星
そして夢を叶えていくためにはもう一つ大切なことがあります。
それは『ゆるす』ということです。
『ゆるすこと』も海王星のキーワードに含まれるんですが、ゆるすことが一番難しいと言えるかもしれません。
なぜなら、ゆるす対象は『自分自身』だからです。
私たちは無意識のうちに自分を抑え込んで、我慢したり、諦めたり、否定したりしています。
こんな自分はダメなんだとか、どうしていつもこんなことばかり繰り返しちゃうんだとか、きちんとした自分なら○、だらだらした自分は×みたいに白か黒かといつもジャッジしていたりします。
正解と不正解の二つに振り分けているとも言えるかもしれません。
海王星は『曖昧さ』や『グレー』などの『中間領域』があってもいいことを教えてくれる星です。
どんな状態の自分も受け入れてゆるせるようになってくると、肩の力も抜けて楽になるものです。
周囲の人との多少の違いも、自然と気にならなくなっていきます。
こんなふうに言ってみるだけでも気持ちが軽くなりませんか?
『大人も夢を見ていい』  『心揺さぶられる感動を味わっていい』
『私はしあわせになっていい』  『私は星たちから愛されている』  『うまくいくから大丈夫』…とかね。
大丈夫だよ~って、自分にOKが出せるようになると、海王星も喜んで力を貸してくれますから、自分に対してもっと『ゆるっと感』を意識できるようになるといいですね。
さて、10天体シリーズの海王星をまとめていきますと、海王星はホロスコープを165年かけて一周します。
一つのサインの滞在期間は約14年。1年に一度、約5ヶ月間ほど逆行をします。
海王星は魚座の支配星です。天王星・冥王星とともに『神の領域の星・トランスサタニアン』と呼ばれています。
2025年3月に約165年ぶりに牡羊座へと移動します。
海に例えられる海王星は影響を受けやすく、飲み込まれやすいなどの危険性をはらんでいます。
漠然とした不安感に流されてしまわないように、はっきりとした自分軸を持ちましょう。
普段から美しい感動を味わって『感じる心』を養うことで自分軸が育っていきますよ。
海王星は形のないところからイメージして具現化していくことが得意です。
いくつになっても夢みたいな世界を描くことは大切です。
今は夢のようなことでも海王星の牡羊座入りを機にして、一気に夢が叶うことだってあるかもしれません。
信頼できる人との間で夢を語り合うのもおすすめですよ。
海王星はグレーの中間領域を教えてくれる星です。
物事を白黒思考でジャッジしていては、割り切れない自分がゆるせなくなってしまいます。
夢を叶えていくには、自分にOKを出すことも必要です。
どんな状態にあっても、空の星たちはあなたにエールを送り続けていますから、しあわせになる許可をあなた自身で与えていってあげましょうね。
星はいつでもあなたを見守っています☆
今日も最後までご視聴いただいてありがとうございました。
それではまたね。ありがとう♡
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