獅子座満月のエネルギー
はい、アストロンジェリカのsouaです。 今回は、2月12日獅子座満月についてお話ししていきたいと思います。
2月12日の午後11時頃、月は獅子座で満月を迎えます。 月と太陽が真向かいに来て満月となりますが、
獅子座の月は10ハウス、水瓶座の太陽は4ハウスという配置です。 10ハウスは公の場、4ハウスはプライベートな場所なので、放出のエネルギーを持つ満月のタイミングでは、
外に見せているわたしと内側にあるわたしのバランスをうまく図りながら、偽りのない『素のわたし』を表現していこうね~っていうのが、今回の獅子座満月のいわんとすることのように思えます。
獅子座は『エンターテイナー』に例えられます。 ステージの上で華々しいパフォーマンスを披露して、観客を魅了していきます。
獅子座はよく自己中心的だというふうに言われたりもしますが、自分が思いっきり楽しんで輝きを放つことで、周りを明るく照らして周囲を巻き込んで一緒に喜び合うことができるんです。
獅子座は自分をまず大切にしていて、自分の欲求にまっすぐなんですね。 自分を充実させた上で、周りの大切な人たちにも楽しんでもらいたいんです。
満月チャートのMCも獅子座ですし、5ハウスに金星、海王星、土星が位置しているあたりも、自己表現に力を注ぐことを連想させます。
目指すテーマとしても、『素のわたし』を表現することを意識すると良いと思います。
満月のポジションに、牡牛座の天王星が90度の角度をとっていて、Tスクエアの複合アスペクトが形成されています。
この天王星は、蟹座の火星と魚座の土星とも60度の角度をとっていて、小三角という複合アスペクトもできています。
獅子座の満月のテーマの一つ、『素のわたし』を表現することに、ひらめきやきっかけを与えてくれるキープラネットとなるのは、この牡牛座の天王星ではないでしょうか。
火星と土星との小三角を見てみますと、蟹座の火星9ハウスと魚座の土星5ハウスが120度でアスペクトをしています。
高みを目指してステップアップしたくて燃えている火星と、なんとなくまだ具体的な案を打ち出せていない土星とが、自分の中で絶えず行き来しているような感じです。
やってみたいけどどうするんだ、みたいな。 答えが出そうで出ないような状態ですね。
そこに現実的な着地点を示してくれているのが、7ハウス牡牛座の天王星ではないでしょうか。
外側にも目を向けて、周囲の人や環境が運んでくれる言葉や事柄に、現状に変化を起こすためのヒントが含まれている可能性もあります。
自分の中だけで答えを出すのにも限界がありますからね。 信頼できる人の力を借りるのも手だと思います。
満月ラインと天王星とのTスクエアではどうでしょうか。 公の場でのわたしとプライベートでのわたし。
ちょっと言い換えてみると、見せてもいいわたしと隠しておきたいわたし…とかでしょうかね。
自分自身に対する厳しい評価を捉え直して、他にはないたった一人のわたしを自信を持って外側へ見せていくこと。
それは誰かの評価や賞賛を得るためではなくて、自分自身を輝かせていくためだったりします。
太陽は魂の意図
獅子座のルーラーは太陽ですが、出生図での太陽は『人生の目的』とか『魂の意図』とかを意味していたりします。
自分の太陽を輝かせることで人生がうまく回り始めていくと言われています。 自分の太陽を輝かせるとはどういうことかというと、
これをやっているとすごく楽しいとか、わたしがわたしでいられるとか、内側から力が湧いてきて高揚感で熱くなれる感覚を、味わえる瞬間を重ねていくことだったりします。
方法や手段は言ってしまえば何でもよくって、好きなこと、興味があることなら何でも試してみれば良いと思います。
総じて、自発的で充実感を得られる事柄になるんじゃないでしょうか。 それは無理や偽り、押し付けのない世界です。
水瓶座に太陽のある今の季節ですが、水瓶座には冥王星が入ってきていて日々粛々と前に進んでいるわけですから、
これまでと同じことをこれまでと同じようにやるだけでは、きっともう楽しいとか十分満たされたとか思えなくなってきていることもあると思います。
一定の水準にあること、安定していることを目指していたのは一つ前の山羊座冥王星時代を含む『土の時代』でのことで、今となってはもう旧体制の話です。
風の時代は絶えず動いていきますから、一所に収まらず積極的に変化を取り入れて、 動いていくことで今まで起こせなかったような変化も可能にしていきます。
変わること、変えていくことを恐れずに行動していく練習を重ねていきましょう。
周囲の評価に遠慮して自分らしさを引っ込めていたのでは、流れの速さに押されていってどんどん出遅れてしまいます。
獅子座の満月が示してくれているように、『素のわたし』を自分の内側から外側へと開放して、堂々と披露していきましょう。
今は小さなわたしだったとしても、ステージに立たせてあげて、場数を踏んでいくことでどんどん輝きを増していきます。
まずは自分の中にある『エンターテイナーであるわたし』を認めてあげることから始めていきましょうね。
さて、獅子座の満月をまとめますと、満月は4ハウスー10ハウスの配置です。
あなたの大切にしている世界観を外側へ放出するタイミングの訪れです。
あなたが思いっきり楽しんで表現すれば、周囲は一気に明るくなり、価値観の等しい人たちを集めて魅了します。
素のわたしを外へ出すことを恐れずに、自らステージへ上がっていきましょう。
信頼できる人の力を借りるのもおすすめです。
満月の対となる水瓶座の太陽は、改革の象徴です。
風の時代が示すように、軽やかに変化することを認めていくときと言えます。
意識的に動くことで、今まで動かなかったような重苦しい事柄にも変化が訪れます。
無理・偽り・押し付けのない世界からの発信は疲れることを知りません。
内側から力が湧いてきて、熱くなれることにあなたの大切なエネルギーを注ぎ込んで、あなたの太陽を輝かせていきましょうね。
星はいつでもあなたを見守っています。
今日も最後までご視聴いただいてありがとうございました。
それではまたね。ありがとう。