なるほどね。
イタリア人は行っちゃうんだ。
行っちゃうっていう。
マフィアであって。
もう何々楽しそうだねって言っちゃうのがイタリアで、この本は雑に見えるのになぜか人生がうまくいくイタリア人の哲学エッセイとなっておりましてですね。
日本人こそ知っておきたい。
すぐに役立つ。
まさにすぐに役立つイタリア式ライフハックというのをね、この本の中から厳選して3つのポイントでお伝えしていけますので。
素晴らしい導入ありがとうございます。
ちょっとね、ゴッドファーザーでピンときまして、マフィアだったらどうなるかなって思って紹介したんですけどね。
ややこしくなりましたね。
ややこしくなりましたが、ちょっとゴッドファーザー忘れていただいて。
まず1つ目のポイントが、いつでも仕事をして、いつでもサボるっていうのが最強の働き方だよっていうのがイタリア人なんでしょ。
孔子混同ってどんな印象ありますか?
あんまり一般の社会ではよく言われないやつだよね。孔子混同しやがってみたいな。
ネガティブイメージがありますよね。
兵士もそんなイメージ。
職場に友達呼んで話しちゃう海外の人とかいるじゃん。あれは多分日本だと絶対に微妙だよね。
まさにまさに。
仕事中だよって言われてね。
日本ではちょっと禁止じゃないけど、しないでねっていうものの類だと思うんですが、イタリアではこの孔子混同めっちゃ大切にされてるんですよね。
日本だったらもうけじめつけましょうとか、仕事中は死後慎みましょうとか。
けじめつけましょうがちょっと違うじゃないですか。
例えばさ、スーパーヒーローのキャラクターがいたとして、家に帰った時に私はスーパーヒーローなんだって言ったらけじめつけましょうって言うと思うんですよ。
奥さんがそこはちゃんと。
けじめつけましょうは違う。
玄関入ったらそこはけじめつけましょうみたいな。
けじめつけるっていうのがそれなのかな。
ちょっと踏んだらあなたはもうパパですよみたいなスーパーヒーローを置いてきてねみたいな。
切り替えでいいんじゃないですか。
切り替えか。
パパすげえ。
けじめつけましょうって言うと思うんですよね。
例えばね。
イタリアだったらもうそういうのはちゃんとしないっていう方向性で、仕事中にもう余裕で家族にカレー作っといてみたいな電話とかもしちゃうし、
お客さん待たせてる中でおしゃべりもしちゃうしっていう。
レストランでも店員さんが笑いすぎて注文取らないっていうこともよくあるし。
このゆるさっていうのがうまく回る秘訣になってるんですよね。逆に。
一つこれすごいこの本の中で面白いというかわかりやすいなと思ったのが駄菓子屋さんなんですけど。
駄菓子屋さんって子供の頃行ってます。
行きましたね。
店員さんどんな方ですか。
おたぶんちょっとおばあちゃんだった。
おばあちゃんだった。
おばあちゃんが一人留守番してるようになってたね。
まさにまさに。私が行ってた駄菓子屋さんもそうだったんですけど、駄菓子屋さん島にあった?
島にもあったかな。でも学校近くとかにもね、それっぽいのが。
行ってた?
うめとら買ってた。
あ、うめとら三兄弟。あれ最初4個だった気がするんだけど3個になったんですよね。
なった気がするね。
駄菓子屋さんのおばあちゃんなんですよ。駄菓子屋さんのおばあちゃんの働き方が最強だよねっていうところで、
例えば銀行の窓口の人って想像したとき、あの方々って完全に業務モードじゃないですか。
確かに。
パスワードでございますとか、こちら講座教えていただけますかとか、本当に仕事っていう感じでやってるんですよね。
自分の時間一切ないわけです。
確かに。もうこっちが恐縮するぐらい真面目な感じがするよね。
お名前いいですかとか言うんですけど、駄菓子屋のおばあちゃんってさ、椅子に座ってて立ちもしないというぐらいのイメージで、
おしゃべりもしてるし、近所の子供たちに説教したりして、ついでに駄菓子売ってるみたいなイメージ。
だから人生のついでに仕事してる感があると思うんですよね。
この本の中にその例えが出てきてフに落ちたんですけど、イタリア人ってその駄菓子屋スタイルで生きてるんですよ、みんなが。
仕事とプライベートをがっちり分けるんじゃなくて、人生の中に仕事もちゃんとごちゃ混ぜで生きてるみたいな、オンオフの感覚もバグりまくってるっていうのがイタリア式なんですね。
これを重要視されていて、そのイタリアの人たちは、動けば上手くいくっていうよりは、待てば上手くいくって本気で信じてらっしゃる方なんですよ。カホを寝て待てみたいなのってあるけど、本当に寝て待ってみようみたいなところもあるみたいで。
1982年、ワールドカップがあって、そこでイタリアを優勝に招いたのが、パオーロ・ロシっていう方らしいんですよ。パオーロ・ロシ、なんかイタリアっぽい名前ですけれども。
この方ね、彼は養生疑惑でちょっと実はそれに巻き込まれて、2年間ブレイク、ブレイクというかフィーバーじゃない方の休み期間です。出場停止になった期間があったらしくて、2年のブランクがあったらしいんですよ。
でも、その2年のブランクからの実は試合に出て大会得点王になって、世界中で有名なサッカー選手になったっていう背景があるんですよね。これは実はこの2年のブランクなかったらなってない説、大会得点王になってない説というのがあって、
大会に出てない期間、2年間ブランクがあったからこそ、疲れてなかったから勝てたっていうストーリーなんですよね。だから、動かなかったから勝てたっていう勇者なんですよ。まさにイタリアの国家というのを体現されていて、恋愛とかでも待ってた方がうまくいくものってあると思うんですよ。
もう連続で、今どこで何をしているの?気になってます。私は今日こんな感じでとか連絡するよりも、もう連絡しないほうがうまくいくって。
前者はダメだろ。
そういうのもあると思うし、日本では今できることを全部すぐやらなきゃとかって焦ることも多いんですけど、アテンディスモっていう考え方は、休むことを努力として認める哲学。休むことも努力ですよ、みたいな。
最近多分、休む内容の本も日本でも結構出てきてると思うんですけど、まさにこのアテンディスモっていうのはそこなのかなって思いました。焦る日本人にこそ必要なマインドなのかなって。
私自身もですけど、私もあんまりアテンディスモを持ててない気がしたので、学びたいなって思ったし、ちょっとピンと閃いたことがあって、アニメのキャラクターってすごいみんな頑張ってますよね。
アンパンマンもそうだし、ルフィもそうだし、キングダムのシーンとか、もうみんな頑張ってる。でも実はピンときたのが、あんまり寝てるシーンって放映されてないんですよ。
アンパンマン寝てるシーン見たことある?
ないですよね。アンパンマンがヨガしてるシーンもないし。
ヨガしねーじゃん。
でもアンパンマンあくびしてるシーンだったり、アンパンマンがね、それこそテレビ見てるシーンとかも出てこない。それはただ放映されてないだけで、実は裏ではやっちゃってる可能性あるじゃないですか。
そこはちょっと端折って。活躍するシーンだけ、ハイライトだけ出してるだけなんでしょ。っていうことを思い出すと、あ、そうかって。アテンディスモの時間も人生の中には必要なのかなっていうことが見えてきたわけです。
アンパンマンはアテンディスモの時間何してるんですかね。
アテンディスモ。
ダラダラショートローカル見てる。
まあでもやっぱパンこねられてる時間ってあんまり放映されてない。
邪魔おじさん側の都合だろ。
邪魔おじさんは頑張ってるけどでもアンパンマンは受け身の時間ですよね。自分こねられてどうしようもないわけですから。
邪魔おじさんがアテンディスモしてる時間は何してるんですか。
だからアンパンマン活躍してるときはポケットしてるはずなんで、もうとりあえずやってきなさい。それぞれがやっぱり放映されてない時間があるわけですよ。
これだってサザエさんもみんなさ、おーおーおーおーおー、猫追いかけてない時間もあるわけで。
トラネコね。
そう。
ルフィはどんなことしてますか。
海賊王を目指してる。一日も休めないと。
船酔いしてる時間とか放映されてないと思うんですよ。私ちょっとアンパンマン知らないからあれなんだけど。
でも実際魚釣りして魚食べてるシーンとかも多分ないんじゃないですか。
魚釣りあったっけな。
船の上だったら何か食べなきゃいけない。
食べてるシーンは結構あるけど。
食べてるシーンは結構あるんですか。
あるある。
じゃあ散髪してるシーンとかないんじゃないですか。
それは確かにないかもしれない。
でも絶対に髪型同じで維持するんだったら多分結構な関数出てる。
あんまりこうスッと入ってこないんだよね。こんな例えがね。
なんだろうね。アニメだからかな。
大谷選手とかもとか言ったらもうちょっとわかりやすい。
大谷選手も散髪のシーン見たことないと思うんですよ。
鼻毛カッターしてるシーンとかもないと思うし。
多分そこら辺に思いを馳せると。
そっかーって大谷選手も噛み切ってるシーンもあるだろうし、寝てるシーンもあるんだよなとかね。
いろいろ出てくる。
そうなるとイメージがつく。
あー良かったです。
でもはっきりするのはジャンボおじさんのポケットした時間がわかりやすいかなって。
そうだろうね。
戦ってないわけですからねっていう話です。
じゃあ3つ目。
ダメ元精神っていうのがこれもね、今日から使える超超超最強スキルだと思ってまして。
イタリア人って恥ずかしとか断られたらどうしようっていう考えが一切ないってことなんですよ。
もうデフォルトが頼んでダメなら次っていう。
もうこの精神のみで。
だからね、その知らない人に話しかけるっていうのも全然億劫じゃないし。
例えばもう10年20年会ってない友人、疎遠だった友人に電話して。
久しぶり20年ぶりだよね。10万円貸してくれるとかも平気で言えるっていうぐらいの。
もう疎遠な人でも普通に無理そうなお願いができちゃうっていうこと。
でもこれ日本人だったらちょっとそんな疎遠になってる人に話しかけるのはさすがに悪いよねとか。
知らない人にいきなりちょっと10万円貸してくれるっていうのはなかなかそれはないよねっていうのが普通だと思うんですよ。
イタリアだとそうはなくて普通にできちゃう。しかも相手も親切らしいんですよね。
20年疎遠になってる人から10万円貸してって言われたら普通、そんな厚かましく言うなよとか思うけど、
イタリア人だったら、久しぶり。あ、そうなんだ。今困ってるんだって。親切にできるらしいんですよ、相手も。
ここがすごいところ。だからみんな同じ厚かましさを持ってるから大丈夫っていうこと。
日本人にはこれないです。イタリアはみんな厚かましいから大丈夫ぐらいの感性で、
基本的に身近にある便利なものは何でも使っちゃえ精神で、資金、お金とかもそうだし人材とかもスキルとかも何でも使うっていう発想の人たち。
だからこそ立ち直りっていうのも早いし、またすぐ次の挑戦に挑めるっていう精神の持ち主なんですよ。
別に断られたとしても何にも失うものねえしっていうスタイルなんですよ。これ強くないですか?
これがあったら何でも挑めるなと思って。
ちょい悪親父ってイタリアの人でイメージ強いんですけど、恋愛も結構果敢に攻めていくイメージないですか?イタリア人。
もうナンパもすごい。
ジローラボさんとか。
はい、こんにちは。もう僕と付き合ってみるみたいな。それぐらいの軽さがあるというか。
これってもうまさに恋愛にこのダメ元精神を持ち込んでるスタイルで、高嶺の花で手が届かないとかってよく言われるけど、こんなつつしまやかな発想はイタリアにはないっていうこと?
とりあえずダメ元で挑戦して、ダメなら次行きゃいいじゃんっていうことなんですよ。
日本だとね、今言ってる厚かましさ全部取り入れると嫌われちゃうかもしれないけど。さすがにね、今これをすぐ使うと嫌われちゃうかもしれないけど。
でもその大事なところだけ取って、ダメ元精神っていうのはもっと見習いたいなって思ったんですよね。
いきはやさんは割とどうですか?
どっちかな?僕は自分に関してはダメ元でやるけど、他人に対してダメ元でお願いしたいとかしねえな。
だいぶだからちょうどいいバランス感覚なのかもしれない。まさに自分に対してのダメ元精神って大事だと思うんでしょ?周辺人は思ってる?
まああるかな。割と何も考えずにやっちゃうことがあるから、ダメだったら何か方法を考えようっていうのはちょっとあるかも。
ダメだったかな。ダメ元で1000万借りちゃったけど。間違いなくダメ元精神はあるんじゃないかな。これがあるんじゃないかな。
これがダメ元精神でこうなっちゃったな。
ダメ元精神すげえな。
成果としてね。
いろんな成果がありますけど、でも基本的にはダメ元精神で、例えば池早さんのところにダメ元精神に行ってなかったらこんな関係性にはなってなかったかも。
そうだね、確かに。
気軽にダメ元精神に行った。
話聞いてくれるかもわかんない。
それはでも前も言ってくれたけど、なんでみんな行かないのかなと思ってた。
イタリア人っぽいかもそこは。
それはあるかもね。
ちょっとした厚かましさ。
厚かましいと思う、多分。
でもキンコンディションさんとかも言うじゃん。クラファンやってSNSでシェアしてるだけじゃ絶対に集まんない?
DMだったりとか自分で送ったり、会いに行ったりとか。
あれってある種、悪く言うと厚かましさだよね。
捉え方次第だね。
うまくいったら多分それは泥臭い奴って言われて。