1. 本そば ポッドキャスト休憩室
  2. #19 知らない本を薦める
2021-10-09 18:50

#19 知らない本を薦める

spotify apple_podcasts

知らないジャンルの本を薦める方法


質問、おたよりはこちらから↓

https://qr.paps.jp/fVeMA

00:08
どうも、こんにちは。
本のそばには、楽しいことがあるをもっとに、書店員歴25年の元鈴木と。
元鈴木。
元書店員の鈴木と。
出版取次7年、出版社営業13年、現在、書店と出版社をつなぐ一冊取引所、運営1年少々のわたなべの2人で。
書店員や出版社、一般読者からの粗末な疑問に答えるポッドキャスト休憩室でございます。
どうも、元鈴木の鈴木です。
現在も鈴木さんですね。変わらず鈴木さんでございますから。
はい、よろしくお願いします。
前回から、オタマトンタイムリミットシステムが非常に高騒しまして。
15分経過するとどちらかが鳴らす。
主導なんですけど。
10分経ったら、一回オタマトーンが合いますんでね。よろしくお願いします。
びっくりしないでください。
ということで、今回の質問は何でしょうか。
また今回もご質問いただいております。
まずラジオネームから。
ラジオネームですよ。これから読むのはラジオネームですからね。
ラジオネーム、渡辺さんに質問です。鈴木さんのイメージカラーは何色でしょうか。
答え、赤。理由、土地乙女と同じ色だから。さんからいただきました。
これよく分かんない。
これラジオネーム。
質問を一人自分で書いてそう。
もうね、びっくりしちゃったんですけど。
で、この後にご質問を読み上げてください。
ご質問、はい。
渡辺さん鈴木さんお元気ですか。
僕は、僕は今日のお昼ご飯に松屋のカレーを食べました。
さて、お二人に質問です。
自分の詳しくないジャンルの本をお客様などに進めるとき、どういったアプローチや工夫を試みますか。
例えば、鈴木さんがシルバーアクセサリー系のムック本を進めるときなど、
ご回答を楽しみにしています。
もうね、このね、質問の締めにご回答を楽しみにしていますシリーズといえばおなじみの、
あのかつてラジオネームであのヤギシリーズでおなじみとなったあの方じゃないかと思うんですよ。
ほんと困ったもんだな、もうほんとに。
鈴木さんのイメージカラーは赤。
とちおとめらしいです。
とちおとめと同じ色だからと。
僕とちひめのが好きなんですけどね。
細かいところを。
03:00
いちごといえば。
まあね、いちごおいしいですよね。
松屋のカレーを食べましたっていうご質問だったんですけど。
違う違う。
いやでもこれ結構面白いなとまた今回も唸らされる質問でして、
自分の詳しくないジャンルの本をお客様などに進めるときどういったアプローチや工夫を試みますかと。
これをお客さんに何かおすすめ聞かれたりするわけですよね。
まあね、まだ。
時として。
おすすめなんですかって結構あんまり聞かれないけどね。
そうですか、でも客中というか、この本探してるんだけど。
そうそう探してるみたいな。
シルバーアクセサリーの本はありますかって聞かれたら、
いやまあ普通に探してお渡しして、
なんだろうな、これが売れてますよとかって言うかな。
まあシルバーアクセサリーはちょっと極端な例かもしれないですけど、
例えばラノベ、僕ラノベ詳しくないので。
ラノベは結構科学者の方が詳しいかみんな。
ミステリーか、ミステリー僕読まないんであんまり。
ミステリーの好きな人にもし言われたら、
どうだろう、正直に言っちゃうな。
あー、なんかまあちょっと私正直あんまり詳しくないっていうか。
あんまりこのジャンルは私あんまり読まないんですけどみたいな。
まあミステリーそんなに僕読まないんですけどねみたいな感じになっちゃうかな。
もし詳しそうな人だったら、逆に言うと。
読まないんですけどねと言いつつ。
けどそこは情報なので、私自身は読まないけど、
いろんな書店員とか他の人たちは、この新刊すごい絶賛してますよとかって話はしますよね。
自分が普段収集してる情報は、別に自分の専門知識で知れるわけじゃないので、
周辺情報もしっかり仕入れてるのが前提ですけど、
そこは正直に、私はその辺まだ読んでないですって言いますし。
その本僕読んでないんですけどすごい評判いいですよねとか、
っていうのは言いますよね。読んでない本とかミステは。
カメラの雑誌とか、昔は全然詳しくなかったりするんですけど、
お客さんいろんな人で顔見知りになると詳しい人がいるわけですよ。
前回も話した万年筆の話とかもそうだけど、絶対にガチで詳しい人たくさんお客さんいるんで、
そういう人から学ぶのが多いですね。
その人の言ってることをパクって、次の人に話すっていうのは結構ありますよ。
06:01
ポイントとしては、自分が知っていることを予想を追って喋るとボロが出るんですよね、必ず。
出るね。
なのでそれは特にこのおすすめをするときっていうことに限らないんですけど、
いわゆる知ったかぶってるよねみたいな印象を持たれちゃうし、
本当に詳しい人にはあれ?あれ?っていうハテナマークを呼び起こしちゃうんですよね。
この人、あたかも知ってるように喋ってるけどなんか違うなーみたいな。
あるじゃないですか、そういうの。
そうね。そのときそのときだけのお客さんってはいいんだけどさ、
やっぱりある程度、もしかしてですよ、
非常にその知ったかぶったこと自体が大成功しちゃったりして、
この人すごい詳しいなって思えた場合、
なるほど。
次来られた日にはさ。
もうなんかちょっとバックヤードに隠れちゃいたくなる気分ですよね。
そしたら逆に言うと、そういった周辺情報のほうを伝えて、
この本の作家の人が、今度こういうところにテレビ出ますよとかでもいいし、
この作家の人が次はこういう本を書いてますよとかっていう情報で、
ある程度どっちかっていうと、
こっちは少しわからないことはあるけど、
そういった同じジャンルのテーマに対して情報を提供するぐらい。
一応プロの作家さんとかの情報を取りやすい場所にいるので、
そういったのを教えてあげるような形の売り方になるかな。
それでもいいと思うんですよ、全然。
そうですよね。
日々本や雑誌が入荷してきていて、
そしていろいろな出版社があることを知っていて、
みたいな場合だと、たとえばシルバーアクセサリーの、
実際どういうシルバーアクセサリーが人気なのかどうかっていうのは、
それこそお客さんが詳しいし、もっと言うと、
MOOC本を見てくださいとしか言いようがないわけですよね。
そうそう、そういうシルバーアクセサリーのアーティストがさ、
たぶんいるわけじゃないですか。
作家さん。
作家さんがいるわけじゃないですか。
シルバーアクセサリーこっちは全然わからないけど、
人の載ってる本を知りたいと思った場合には、
なかなかそういう答えはできないじゃないですかね。
ただ本屋さんである強みとしては、
MOOCなんかだと特に、
これはたとえば半年ぐらい前に入荷したやつなんですよねとか、
これはおととい出たばかりのやつなんですよねとか。
そうそう、こっちは新しいですよとか、そういうことでいいと思うとかね。
あとは大体3社ぐらいからMOOCは出していて、
一番売れてるのはこの辺りですかねみたいなことは十分言えますよね、
どんなジャンルであれ。
全員全部は全部わかるわけじゃないしさ。
09:02
少しプロっぽく言ってもいいんだけど、
仲良いお付き合いになるのは前提でお客さんとは接しなきゃいけないので。
そうすると変にそこで、
わかってるような感じを言ったところでも。
そういうのはあるよね。難しいところはあるよね。
お客さん自体は見るよね。
一緒に楽しめるようなこととか、一緒に勉強できるジャンルもあると思うんで。
お客さんもこれからこういうジャンルの本を読んでみたいんだよねっていうときに、
自分も調べてみますねっていう形で。
一緒になっていろいろ成長していくのもできるし。
お客さんって本当に、書店員ってお客さんと長い付き合いの中で
商品知識って学んでいくもんだと思うので、本当にすごいですよ。
本当にいろんなものを教えてくれるんだ、お客さんは。
知らない本とかの客中でそんな面白い本があったんだとか教えてくれたりとか。
今は絶版だけど、この作家は昔こういう本出してとかって好きな人がいるとか。
今度もし新刊が出るときはそういう知識が生かすことができるし。
お客さんとのお付き合いで書店って成長していくので、そこが重要だと思いますよ。
そうですね。ちょっと話に来たぐらいな感じで来店してくださって、
帰り品に雑誌か本か何冊かでも買ってってくれたら、本当にいいお客さんですしね。
そうそうそうそう。思いますよ。
僕は映画好きなんで、お客さんでも映画好きな人とかが来ると。
そういった本とは別のところで、
この小説が原作の映画今度やるよねみたいな話になったりするわけじゃないですか。
そういう話でお客さんがいっつも来てくれて、
この映画は昔こういう原作なんだよって。
今はないけどさみたいな話もあるしさ。
パンフレットだけ。
鈴木さん映画先に見てきたからこのパンフレットあげるよとかってさ。
パンフレットくれたりするけどさ、いやいや俺見てないでネタバレになるから。
あるけどね。
そうですね。今回のご質問はそういう自分が詳しくないジャンルの方をお客様に進めるときどういったアプローチや工夫を試みますかってことなんですけど、
実は詳しいジャンルであったとしても、お客さんに進めるときに、
書店員だからこそお勧めできる伝え方っていうのがおそらくあって、
その一趣味、趣味というか自分が詳しい領域というよりも、
12:01
それに関してこういう本があるとか、何種類あるとか、
毎年この本は、この時期になると受験生が毎回買ってきますね、これはとか。
なんか商品ラインって幅があるので、なんかその横の幅のラインの中でどれを選んでいいのかわからない状態になっちゃう。
例えば英単語を何とかしたいっていうお困り事を抱えた方がお店に行ったときに、英単語の本が10種類とか20種類とかあったらもう選べないじゃないですか。
そうだね。
今日日ネットとかで調べてっていうこともできると思うんですけど、そういうときにちょっと書店員さんにご意見あったら伺いたいなっていうところが多分あると思いますので。
本当にその英会話とか、英会話というか英単語の本とかってすごいたくさんあったりとかするから、
ちょっと英語を学びたいときに、どこから入るかみたいな感じじゃないですか。
学生のターゲットから入るかとかさ。
あとDUO2.0とかああいうちょっと上級者向けの単語練習する本とか、CD付きだとかオンラインだとかいろいろあるけど。
そこは専門知識として必要だと思いますけど。
そうだ、それで思い出したんですけどね。
そういう品揃え、例えば英単語だったらこれを自分のお店では平積みで定番にするとかっていうときの、
全国的なポスとかの売り行きとか出版社のお勧め具合とかにもよります。
私が取り継ぎ時代に担当させていただいてた書店知恵袋さんでは、聞き取りっていう言葉使いでやってたんですけど、
例えば夏休みとかに学校の先生が指定というかお勧めした本を高校生とか中学生とかに聞き取る。
例えばそういうのってお問い合わせから発覚することが多くて、この本ありますかって問い合わせ来て、
例えばそれでプリントとかを持ってたりすると、
そこの探してる事情とかを聞き取らせていただいて、それを売り場に仕入れに反映させるっていう。
高校、新学期とかになると結構課題図書をプリント渡されてさ、読んでこいっていうさ、あるよね。
絶版だよそれっていうさ、先生その本もう古くてないですって。
新書とかすごいあるんだよ、大学とかになると。
先生その新書もう古くて出てないですよ。
学生さんかわいそうと思いながら。
聞き取りっていうちゃんと言語化された表現で、そのチェーンさんでは業務の一環っていうか、
一つのバリエーションとしてちゃんとこう、
視点全体に共有されているやり方として存在してたんで、
15:00
やっぱなんかすごい素晴らしいなと思って、掛け出しの頃の私は勉強になりました。
毎年ここの学校のこの先生はいつもこの本を進めるからみたいな。
分かってくるよね。
この時期ちゃんとこれを置いときなさいってのが、引き継ぎ、引き継がれてるんだよね。
そうそうそうそう。毎年創跡心をこの先生進めるようになる。
ほんとっすねー。
ありますよね。
ありますよねー。
あ、もう15分。あ、きた、15分。
15分経っちゃいましたよー。何でしたっけ、土町東さんじゃなくて何でしたっけ。
松屋の。
松屋の、違います。ラジオネーム、渡辺さんに質問です。
鈴木さんのイメージカラーは何色でしょうか。答え赤。
理由、土町東と同じ色だからさんからのご質問。
はい。
アプローチは工夫。むしろ、りょうさんに聞きたい。
そうね。
むしろ。やってるはずですもん、あの方。
だってさ、名前は言えないよね、お店の名前はね。
でも言ったらもう誰もが見たことあるようなお店ですよ。
そうだね。
ある意味においても。
ある意味においてはね、絶対どこかの近くに入ってる書店だと思うんだけど、
まあちょっと特殊なお店ではあるけど、
下手すると僕みたいなお店、総合書店やってた以上に、
年代も含めて、レイヤーの違う客層じゃないですか。
はい。
りょうくん僕らと同じ世代なんで、
通常の自分の生活の中ではなかなか目に入ってこない世界の人たちの問い合わせが多い。
まさにそうですよね。
それこそりょうくん、ちょっと一回呼ばなきゃだめだな。
そうですね。
ちょっとゲスト呼びますよ、今度。
そうですよ。
かっこ、たとえば鈴木さんがシルバーアクセサリー系のムック本を進めるときなどっていうのも、
これもしかしたら自分の体験談とかかもしれないじゃないですか。
シルバーアクセサリー系のムック本を進める状況になっちゃったとか。
そうそう、絶対本人の体験ですよ、これは場所的にも。
じゃあ今度呼びましょう、ゲストで。
そうですね。
で、褒美を明かさなくていいですから。
ラジオネームに出てもらえれば。
我々が質問をぶつけたいぐらいに。
ほんとそうですね。
だってドライブイン書店とかやってたんだから。
いやいやもうね。
その昔。
その昔ですよ。
だからもうピンと来たから来ちゃったんじゃないですか、これ。
車で乗りつけて、本の題名言うと、店頭からその本を持ってきて窓口に渡って売ってたらしいよ。
あれですかね、北米大陸とかに視察に行ったんですかね。
もうよくわからないけど。すぐ立ち切れちゃったらしいけど。
18:02
松屋さんは、今度ゲスト交渉してみますんでね。
はい、またお楽しみに。
ということで、りょうくんの質問長く答えると、どんどんどんどん僕たちがすごいダメージ食らうんで。
こんな感じでご回答お楽しみいただけましたでしょうか。
そうですね。
はい、ということで、今回はこれで一件落着ということで。
ありがとうございました。
はい、それではさようなら。
さようなら。
18:50

コメント

スクロール