本の紹介と季節の移り変わり
生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ。
本を偏愛する生物学者の椿と、書店員の佐藤が、本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします。
今回も始まりました、本の虫のススメ。 9月に入りましたが、暑いですね。まあ涼しくなったとはいえ、全然暑いですね。
でもまあ多少朝湯がね。だいぶマシになったかな。 あとあの、普通に日が暮れるのが早くなったから。早くなったね。
それがなんか、犬飼いとしてはちょっとずつ助かってきたから。 ああ、お散歩かね。
太陽あるだけであっちあっちやもんな。 いやそう、地面が冷えないね、やっぱり日照時間が長いと。
だから4時とかに行っても地面暑々やから、結構ね困るんですよ。 なるほどね、そっかそっか。
でもそれがちょっとだいぶマシになってきたなっていう感じですね。 良かった。
なんか椿さんはあれですね、ちょっと夏に、夏に読むと良さそうな、ちょっと涼しさをもらえそうな本を持ってますね。
夏も終わりそうやけど、確かに言われたらね、夏ってちょっと階段系? そうそう階段系やね。
階段系ではないんですけど、ちょっとなんか最近買って、あんまりに良くて、みなさん、そしてのりこに紹介したくて持ってきました。
なんか裏表紙がめっちゃおもろいねんけど。 裏表紙かわいいよね。
なんかタコの丸焼きを串刺しにムッツ刺した串みたいなのが。
なんか京都の錦市場で売ってそう。 錦市場っていろいろ魚介とかな、なんかいろんな食べ物市場ある。
最近すっかり観光市場になって、こういう食べ歩きできるみたいなのが結構売ってる。 そうやね。
というわけで署名を言ってない。
妖怪の不思議な世界
畜然化け物絵巻という本で、近藤美月さんという方が編者で、なんと序文を京極夏彦さんが書かれている。
さすが。妖怪といえば。 これがでもすごい経緯が面白くてさ、私あの番組見てたわけじゃないんですけど、
帯文に書いてて、東テレ東京? 東テレ東京?
なんかおかしいな、音が合わへん。 カンテレはカンテレやけど、東テレ?とか。
なんかトイレの会社みたいな。 東東?
東東ってまだあるのかな? あるよ。
本当? あるある。
なんかだってあるやん、イナックスがリクシルになったりしててさ。
あ、そういうことか。
でも東東ってまだ見るから、あるんちゃうかな?
次トイレで気にしてみてみるよ。 そうやね、ちゃうじゃなくて。
テレ東でやってる、海運なんでも鑑定団っていう、なんかお家に眠ってるお宝を持ってきて、専門家の人たちが、
なんか1万2万3万とか言って、なんか、
いち、じゅ、ひゃく、せん、まん、じゅうまん!
それは1万2万って、刻みすぎやもんな。
桁でいかん。 連字狭い。
1万って出た時点で、あ、1万台なんやってわかっちゃう。 わかっちゃうわかっちゃう。
まあそれですよ。 テレ東なんやね。
なんか朝日とかそういう、全国のやつかと思ってた。大阪でも見てたからさ。
え、ちょっと、自信なくなってきた。ごめん。あ、テレ東やで、うん、テレ東って書いてる。
そうなんや。
なんでも鑑定団は別に深掘りしないんですけど。
なんでも鑑定団で、ゲストというか、持ってくる人いるじゃないですか。
一般の方ってことね。 そうそうそう。
一般の方が、うちのお宝ですって言って持ってきた本らしい。
それが書籍になったっていうことね。
めっちゃ珍しい経由で。
じゃあよっぽどいい値段がついたりとか、珍しさがあったってことやね。
きっとね。値段の部分はちょっと生々しくて。
書いてないんやけど。
解説には書いてるかもしれんけど、全部は読んでない。
でも解説もそんな雰囲気じゃないな。値段はわからない。多分ツイッターとかで見たらさ。
なるほどなるほど。ちょっと生々しくなっちゃうかも。
いやこれが面白くってさ、妖怪って言ったらさ、私ら、
カッパーとかさ、
塗りカベとかね。
そうそう、一旦揉めるとか。
結構やっぱメジャーどころが頭に浮かぶやんか。
けどこれ全然メジャーじゃないっていうか、
これまで全然、これまでの妖怪の系統にどれも属さないみたいな。
ばっかり載ってて。
で、佐藤さんが裏拍子が可愛いって言ってた、このタコが1、2、3、4、5、6匹刺さってる。
なんか焼いて食べたら美味しそうみたいな。
これも一応、妖怪っていう立ち位置感もちょっとこの本怪しくて。
だからタイトルも畜然、妖怪じゃなくて化け物絵巻ってなってるんやけど。
妖怪のユーモアと影響
畜然ってあの九州の畜然ね。
で、その辺りのその民話みたいなのを収集、収集ってなんか違うな。
こんなことがあったらしいみたいな、ちょっと聞き書きみたいな感じの形式で書かれてて、
こんな不思議なことがあったんだって、みたいな形式で書かれてて。
だから妖怪の説明本みたいなんじゃなくて、
むしろなんか奇妙な話集、聞いた集みたいな感じの形態なんよね。
だからなんか、ほんまにあったことを誰かが言ってるのを聞きましたみたいな。
で、それに絵を添えてるみたいな感じで。
で、この裏拍子のタコさんはこれ意外と怖くて。
なんか害がなさそうに見えるのに。
そうやね、そうやね。むしろなんか食べられるのをただ待つだけみたいな雰囲気やけど。
かわいい。
これチョコサイっていう名前の化け物らしくて、四国の海の中にいるらしい。
九州じゃないんや。
うん、なんかまあいろいろ旅した人の話とかを、
リスナーとの交流
たぶん知らんけど予想、予想っていうか私の想像やけど、
たぶん聞きがいったというか。
そうそうそうね、あのやっぱ話膨らんでいくやん。
なんなのったらしい、人を襲ったらしいでみたいな。
たぶんそのおひれはひれも合わせて描いてるんじゃないかなっていう感じ。
それがまた面白いんだけど。
で、このタコみたいなチョコサイは群れで人を襲うらしい。
あ、この6体が櫛に刺さったまま人を襲ってくるの。
そう、どうやらそうらしい。
どうやって襲うやろ。
なんかあ、突っかえた!とかなりそうやけどな。
扉にガンとかやって棒が突っかえて。
確かに、なんで棒に刺さってるのかわからない。
全くわからない。
そう、全くわからない。
でもあの人、鬼吸い付いて食っているらしい。
結構グロいあれやな、殺し方っていうか食べ方っていうか。
結構グロい。でもなんかこれはもう明らかに害があるんやけど、
でもなんか死んでないみたい。
回遊するのに1月かかったとのことでしたって書いてる。
食べられたけど大丈夫やったやん。
大丈夫。
よかった。
結構さ、私日本の妖怪とか化け物の好きなとこってそういうとこでさ、
なんか致命的な害はあんまり及ぼさない人が多くて、
カッパとかもさ、別に泳いでる。
しりこ玉を抜くんだっけ。
うん、でもなんかしりこ玉抜かれてなんか。
どうなんのあれ。
どうなるんやろ。
なんか死ぬとかあんまそういう感じじゃないや。
血を抜き取るとかさ、
なんかそういう致命的な妖怪って多分あんまりいなくて。
ドラキュラみたいな。
そうそうそうそう。
なんか日本のってすごいあの、見越し入道とかさ。
知らん知らん。
なんか夜中峠を歩いてたら、
なんかぬーっと壁が、あの影が帯びてきて、
で、すごいこう追いかけられるというか。
怖いな。
怖いんやけど、見越し入道を見越したって言ったら、
シュルシュルシュルってちっちゃくなる。
あ、ちっちゃくなるんや。
かわいいな。
そんなんでいいんや。
とか小豆洗いとかもさ、小豆洗い知ってる?
分かる、小豆洗いは、なんか小豆を洗ってる小僧みたい。
小僧、おじいちゃん。
老婆か。
老婆、あ、老婆。
あーじゃあちょっと意識が違った。
多分いろんな諸説あるんやと思うけど。
なんか、ザーッザーッって小豆洗う音を立てるとか。
そう、だからなんないや。
川男とかはただ川に二人でいて、ひそひそ話してるとか。
それちょっと遠くからした、この近所に住んでないおじさん二人じゃないみたいな。
見た目は人間なん?川男は。
ちょっと妖怪。
あ、人間なんや。
なんでそれ妖怪としたんやろうな。
でもなんかちょっと妖怪っぽい人っているやん。
あー、いるね。
分かる分かる。
なんかそんな感じかなとか。
なんかそう、基本だから、その害があんまりなくて、
見ててクスッとするような話が多くて、私はまだ全部読んでないんですけど。
それはすごいなんか、絵もめっちゃかわいいんですよ。
で、内容もすごい、ふふってなるようなのが多くて。
例えばなんか、洋服っていう化け物の言い伝えが。
洋服って着る洋服?
違う違う。えっとね、漢字が変わってて、これなんていうんやろうな。
草冠に住むみたいな字で洋で、ちょっと住むじゃないんですけど、まあそれに似た字で洋で、服は蟹。
蟹を服って読むんやね。
そうそう、私もそれ知らんかった。
新種の妖怪の紹介
で、そう洋服っていう。で、どんな感じかなと思ったら、絵がめっちゃかわいいんですよ。
かわいいね。なんやろこれ。
なんて言ったらいいの?なんかカニの手みたいなのをバンザイしてる、カエルなんかなんなんかよわからん生き物みたいな。
でも一応ね、この本では、腹はフグのようであるって書いてある。
ああ、確かにぽっこりしてる。
そう、ぽっこりしてて。
なんか私から見ると、砂掘りガニっていう、なんか砂の中にお尻からバックで潜っていく広角類がいるんだけど。
それに似てるなぁなんて思うような、かわいらしい丸っこい、なんか絵が描いてるんですけど。
これが何するかっていうと、貝取り、食べるための貝を取るときに、一緒に取れちゃって、で、あ、取れちゃった、なんじゃこれってなって、
水槽みたいなんで、しばらく飼ってたら、
飼ってたんや。
砂からくちばしを出して、よい声でさえずる。
鳥みたいな。
そうそう、笛ともヒチリキともわからないような、不思議な歌声を聞かせてくれたらしい。
へー、いいやむしろ。
そう、いいね。
ね。
なんか、これでどんでん返しで、その家が不幸にとかもなくて、
20日くらい生きたが死んだ。
切ない。切ないよ、死んだんや。
そう、なんか気象転結じゃない感じがする。
ないよね、ないないない。
気象、終わりみたいな。
あ、死んじゃったんや、そっかそっか、そうよね、いその生き物、20日も飼えたら、まあいいんじゃない、みたいな。
リアルかもしれないね。
そんなもんやんな、みたいな感じ。
環境に適応できずに変化に死んじゃったんかな、みたいな。
で、これなんやって、みたいな。
なんか、そんなんが続いて。
あー、めっちゃいいな。
めっちゃいい、もう1日1個ずつ大切に読みたい感じ。
イラストも、イラストって言ったやつ、てかこの絵もめっちゃかわいいし。
見開きで、見開き1ページで、1つの妖怪、てか化け物が紹介されてる感じやんね。
それで、あの、本当の原本っていうかは、それに、あの、巻物みたいな感じで、
その、だから多分、文章が主で、その差し絵みたいな感じで入ってる構成らしいんだけど、
それをちょっと踏まえたような形で、もう結構どれもかわいい。
なので、なんかその、夏に読みたくなる怪異端みたいな、わー怖いみたいな、ちょっと背筋がゾッと冷えるみたいな話はむしろあんまりない。
リスナーからのお便り
- なんじゃこりゃみたいなのが多いね。
これとかもうさ、なんか特撮みたいやん。
- ほんまや。
- カニの床の異形。
- なんやね、そのタイトルがしかも。
- なんか、あの、バルタン星人みたいな、どう見ても2足で立ってる、なんか着ぐるみ感のある、カニ人間のような異形のもの。
- ほんまや、ほんまや。
- とかね、もう見てるだけですごい楽しいんですよ。
- 日本人のセンスって独特やな。
- いや、ほんまにそう思うね。
なんかその、物語のそのフォーマットがさ、違うなっていう、すごいね、感じる。
で、なんかやっぱ絵のタッチもさ、浮世絵とかの系風でさ、独特やし。
- なんかもう本当に、想像力のもう翼がすごい。
一緒にそれに乗ってこう、当時の。
- うわ、怖い。
- 僧の怨念めっちゃ怖いやん。
- これ怖いね。
- なんか生首を加えてる。
- でもなんかちょっとそれでもユーモラス感ある。
- あるよね、あるね。
- 取ったもんね、みたいなさ。
- なんか怨念っていう割になんか。
- なんか驚々しさがないよね。
- なんか、ヘヘヘ、生首取っちゃったみたいな顔つきじゃない?
- しかもなんか取られた生首の方も、取られちゃったみたいな顔してるよね。
- このなんか全体にただよ、すがるさみたいなのもまだ。
- すがるさ?
- 軽い感じ。
- 軽い感じ?
- なんか軽々しい感じがまたなんかいいよね。
- いいね。
- 面白いなって思って。
- 面白い面白い。めちゃくちゃ良さそうな本ですね。
- ユーモラスな感じ、みんなが。
- なので、ぜひぜひちょっと疲れたりした時にね、
パラパラっと眺めても楽しい本かなと思います。
- はい、ありがとうございます。
- では、あのコーナーに行きたいと思います。
お便りむすむす。
- お便りむすむすはお便りを通じてリスナーの皆さんと楽しく交流するコーナーです。
はい、今回はホームスネームEKさんのお便りを紹介したいと思います。
EKさんありがとうございます。
- ありがとうございます。
- EKさんは2回目ですよね、送ってくださったの。
- ね、そうですね。ありがたい。
- めっちゃありがたいです。
- しかも結構前に送ってくださったから。
- そうそう、去年の同じ時期ぐらいにね、お便りくださってて。
- ずっと聞いてくださってるってことだよね。
- そうで、しかもその前の1回目くださったお便りに、
去年末から聞いてますみたいなこと書いて貼ったと思うから。
- ありがたい。
- そうすると2年近くもしかしたら続けてね、聞いてくださっているのかも。
- すごいね、嬉しい限りです。
- めちゃくちゃ嬉しいですね。本当にありがとうございます。
- ということで、ちょっとお読みしたいと思います。
- はい。
- サバキさん、サトゥーさん、いつもホームス、スポティファイで聞いています。
お便りは2回目です。ありがとうございます。
- ありがとうございます。
- 7月末、愛媛に行く用事があり、これはチャンスとばかりに。
帰りに徳島の丸戸市郭に一泊してきました。
確かサトゥーさんが開店準備を手伝ったと紹介していたような記憶がありますが、
あっていますか?
- あっています。
- すごいね。
- あってます、あってます。
本屋さんの新しく開く独立系書店とか言われる個人の書店さんを開店する手伝いの仕事をしているので、
なので、その丸戸市郭さんはちょっと繋がりがあって、
開店の時にね、どういう風に本を置いたらいいかとか、どういうレイアウトにすればいいかとか、そういうことをサポートさせてもらったんですよね。
それを覚えててくださってて。
- ねー、それでわざわざ行かれたっていうのが。
- ね、心に留めててくださったんだなと思って、めちゃくちゃ嬉しいですね。
で、初めてなのに懐かしい感じで、合宿場みたいな雰囲気もあり、
次の次回の機会があれば連泊してみたいと思いました。
車で行ったので重さを気にしなくていいので、心置きなく新刊も古本も買い込み大満足でした。
近くの宇田津の街並みも素敵でした。
という風に書いてくださっていて。
- ありがたいねー。
私は実はまだ行ったことないんですよ。
- めっちゃいいから。
- やっぱり場所が遠くて、一緒に行きたいねってずっと言ってるんだけど、なかなか行けてなくて。
- そうなんですよ。
- めっちゃお便り見てジェラシーを感じたりしながら。
あと、やっぱり車で、私たち都心に住んでるから、車でこの屋さんってあんまり行かないから。
- 行かないね。
- その重さの制限が取れるという恐ろしさを。
- ヤバいよね、恐ろしい。
わっしょいわっしょい。
- 私どうなってしまうんだろうみたいな気持ちで。
- しかも丸と四角線書めちゃくちゃいいから。
- ヤバい。
- ヤバいよ、インスタグラムで新しい入荷した本とかあげて。
- インスタされてるよね。
- そうそう、あげてくださってるんやけど、毎回スクショしたくなるような、うわ何これ何これ何これみたいな本がいっぱいあって。
しかもそれが100年ぐらいの小民家を借りて、そこをゲストハウスと後方屋さんにして。
しかもコーヒーが飲めたりとか。
- 本に溢れる空間で。
- そうなんですよ。
知ってる範囲、知ってる、今の時点分かんないけど、私が知ってた時だと、ハンモックがあったりとか、手製のブランコがあったりとか。
- えーすごい素敵。しかもこの辺やとさ、なんかゴミゴミしてるやん。
- うんそうそうそうそう。
- だからなんかいくがく素敵なカフェがあっても、ちょっとやっぱすぐ現実に引き戻されるところがあるけど。
- そうなんよね、そうやね、そうやね。
- 良さそうよね、周りの雰囲気が。
- 山にこう、山が遠くに見えて、なんかその景色がまたすごく綺麗なんですよ。
独立系書店の魅力
- いいなー、私あんまり都会に住むのに実は向いてる人間じゃないから羨ましい。
- なんか夜とか静かすぎて、虫の声とかカエルの声とかが聞こえないとちょっと寝にくいんだよね。
- うーん。
- だから本当に羨ましい。
- 冬に行ったんで、そんなにこう、あんまりこう、虫やらカエルやらワーッみたいなのはなかったけど、一回行ったときは。
- でもなんかこう、サワサワサワって風の音色とか。
- そうやね、木の風で擦れる音とかもさ、素敵だよね。
- そう、なんか静かなんだけど、なんかシーンみたいなんじゃない感じ。
- シーンきつい。
- きついよね、うん、わかる。
- ホテルの高い階に泊められたときとかも、きつい。
- なんかね、タッパーで蓋閉めた空間の中にいるみたいなね。
- いやー、タワマンとか住む人すごいなと思います、本当に。
- そうやねー。
- あそこで生きていけるのも才能やと思う。
- いやー、確かにそうかもしれない。
- ちょっと他人話すのもしたいけど。
- はい、そうです、丸と四角がすごくいいよって話はそれとして、でまだ続きがありまして。
- お便りありがとうございます。
- ありがとうございます。
- ムーサ・ツバキもNHKプラスで拝聴しました。
- 鈴木のツッコミも笑いで交わしつつ、しゃべりもなめらかで、番組内容も興味深かったです。
- っていうことを言ってるんですけど。
- ありがとうございます。
- NHKEテレのそれでも人は物を作るっていう特番に、ちょっと7月末かな、出演させていただいたんですよね。
それちょっとこの番組でも告知したので、わざわざそれも見てくださった。
- ねー、ありがとうございます。
- ありがとうございます。恥ずかしい限りです。
- で、ムーサっていうなんか番組キャラクターになりきって、ちょっと演技したりしたんやな。
- そっこ芝居させられて。
- なんかね、そうちょっと変わったフォーマットの番組で、レギュラー化を目指してるらしいんだけど、
実写の世界と漫画の世界を行ったり来たりするみたいな感じで、
で、その漫画のキャラクターで、その物語の回し役っていうか、でそのムーサっていうのが出てきて、
なんかちょっとそれこそ化け物みたいな、かわいい。
- かわいい。
- そう、なんかスライムに目がチョンチョンってあるみたいな、
- あー、そうやね。
- キャラクターやってるけど、それが憑依するっていう。
- まさかの。結構な尺で出てたよね。
- 結構たぶん。
- 長かったよね。しっかりなんか前半後半みたいに分かれてて、その前半で結構ガッツリで出てたよ。
- そうやと思う。なんか海面動物の私、あのーこと結構詳しいんですけど。
- うーん。先生っていうか研究者やもんね、海面のね。
- で、あの岩波書店さんから本出したりとか多分してるかもっていうね、その声がかかって、
で、海面の解説をしてくれっていうので出演しました。
- そんなのがあって、それをわざわざ見てくださってありがとうございます。
- ありがとうございます。
最後の方に、今後も脱線しつつのお二人のトークを楽しみにしています。
暑い日が続きますがご自愛くださいっていうふうにお便りいただきました。
- ありがとうございます。
- ありがとうございます。
- 脱線しつつのところを受け入れてくださるっていうのも嬉しいですね。
- いや嬉しいですね、本当に。
- 逆に言うと、それがこの番組の味?みたいなもんかなって。
- 確かにね、普通に内容を知りたい?
- 要約を聞きたいとかね。
- そういう方は聞かない。
- 聞かないよね。
こんな風に話飛ぶんやみたいなのを楽しんでいただける方だといいかなって思うので。
- 本を起点におしゃべりしてるっていうところですよね。
- そうですよね。
- でもやっぱりお互いに進め合う中で、やっぱり会話だから。
- うんうんうん。
- どんどん色々広がっていくのが会話って感じかなって思ってます。
- そうですね。
- EKさん本当に愛してくださって本当にありがとうございます。
- ありがとうございます。
また引き続き楽しんで聞いてくださるととってもとっても嬉しいです。
- はい、よろしくお願いいたします。
- というわけで今週は、ちょっとクスッとする畜然の化け物たちの姿とお便りムスムスをお送りしました。
- はい、では良い読書体験を。
- 良い読書体験を。
本の虫のすすめでは皆様のご質問ご感想をお待ちしています。
取り上げてほしいトピックも随時募集中です。
ツイッターのDMまたは番組説明欄に記載しているメールアドレスにご連絡ください。
本の虫のすすめは毎週金曜日17時に配信しています。
アフターファイブに読書トークをお楽しみください。