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2月12日、15時。
おやつの時間に、今までDNAの中にいたのを、少し伸びをして、深呼吸をして、そして暮らしを始めた。
ギンガムのチェックワンピースに、バラの靴下を合わせて、白い靴を履いて、ピンク色のメイクをした。
18時からネイルの予約をしていたから、初めて長屋駅に行って、街をぶらぶらした。
レトロで、少し退廃的で、そして素敵な街並みだった。
夕方から一杯引っ掛けて、2杯、2杯引っ掛けた。
18時になったらネイルをしてもらって、ピンク色のツーリップのネイルをしてもらった。
ピンクとグリーンで、爪先が可愛くなった。
帰りにドーナツを2つ買って、お家へ。
シャワーを浴びて、営みをして、ココアを飲んだ。
最後に日々のお香をつけた。
クタクタで、最近は自分を守ることもしなかった。
こうあるべきだ、っていうものが先行して、
私はどうあるべきか、どういう人間でいるべきか、っていうものに、やっぱりずっと縛られていた気がする。
無理をしてでも明るくなったりとか、それで淀みが溜まって、ドアを閉じたりとか。
他者だけじゃなくて、自分の中の扉も閉じることがあった。
そうしてやけになって、また一度やり直したくなって、っていうものの繰り返し、
疲れが溜まって、最近はずっと涙が出ていて、もうやめたいなと思った。
幸せになろうね。
私は、私の感情をもう少し、いや、私の中でくらい、もっときちんと慈しみたいなと思った。
恐れていたり、張り済みのように尖っていたり、
人間誰しもあるそういう感情も嬉しいや楽しいっていうのも、
制限をつけずに、抑え込まずに、私という思想が、私の中の感情を抱きしめたいなと思った。
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抱きしめてあげてね。
それで、欠点だらけのまま生きていけたらなと思う。
ゆるく怠けていて、丸く柔らかく、あるものはそのまま受け取って、
安売りのご機嫌と道楽を愛し、清濁を合わせ飲んで喜劇として、心に海をもって覆うように、
ちぐはぐな世界で大全自若に、うつろいと共にあり、孤独を愛し、
日々こうこれじつ、どんな日でもいい日だと、
私は怠け者で、道楽者で、柔らかくて、清濁を合わせ飲んで、応揚で、大全自若で、孤独で自由な人だから。
だから、私の中の心、私の中の感情を押しつぶすことなく、
そういったこともあるねって抱きしめて、一緒に喜ばせることができる。
一緒に幸せになるために生きることができる。
完璧じゃない自分も笑って、笑い飛ばして、私の暮らしを生きていけたらなと思う。
心に怪獣があった日も、心が怪獣になった日も、
まあまあそんな日もあるさって、そんな綺麗な日ばっかりじゃないさって、笑って応揚にいたいね。
いつか変わっていく日々も、今すでに変わっている日々も、
いろんなものを抱きしめて、ひねひねって笑っていよう。
またね。