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成果を期待せずに愛情を注ぎ続ける
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今、福岡市の自宅の方から、田川静かなパレットに向かって、車を走らせております。
時刻は朝の9時42分でございます。
テンション低いですよね。当たり前ですけども。
9時42分に車に乗っているということは、僕は8時半くらいに家を出ているわけですよ。
嫌ですよね。なんで午前中に動かないといけないんでしょうね、人間ってね。
聞いた話によると、人間って生まれつき、夜型と朝型というのがあるらしくて、
僕はどう考えても明らかに100%、誰がどう見ても夜型人間なんですけども、
この社会って朝型を基準に作られているじゃないですか。
当たり前のように朝から用事が入りますしね。まあいいんですけど。
お知らせがあるんですけど、僕、新型オトナウイルスというポッドキャスト番組をやっているんですけども、
そのポッドキャスト番組をやっているのが、相手が大学の後輩なんですね。
コバっていう大学の後輩で、もともと軽音楽部サークルで一緒で、
そこからお互いバンドをやっててみたいな。
今はコバはIT系のオンラインの子供向けパソコンスクールを運営しているんですけども、
ITinsLabっていうね、してるんですけども、
彼と二人でやってるんですけど、ちょっと番組内でいろいろ話してたら盛り上がりまして、
いいかねパレット軽音楽部っていうのを作ろうと。
僕らは大学の時に軽音サークルやってたんで、そのノリで軽音部作ってみんなバンドやろうぜみたいなことになったんですね。
大人になってバンドやるって、やっぱりどうしてもまずメンバーを募集するか見つけてくるかして、
一個バンドを組んでそのバンドで練習をして、ライブハウスに出ると。
もちろん最初の方はイベントとか難しいので、チケットノルマとかを払って
ライブハウスに出させてもらってみたいな活動をするしかないんですけど、
やっぱりこれって大人になるとかなりハードル高いんですよね。
でも本当は僕ら大人になってやりたいことって、機能ある仲間と楽しく音を出すっていうことをやりたいだけだったりするじゃないですか。
だからそういった意味ではね、軽音楽部のシステムってめちゃくちゃいいんじゃないかって話になって。
毎回毎回別にバンドが決まってなくてもいいし、ないやったら即興バンド組んで即興で音出すとかでもいいんじゃないかということで、
まずは軽音合宿をやろうと。何をやるかっていうと、
とりあえず集まって一泊二日でスタジオを押さえまして、30人ぐらい呼びたいなと思ってるんですけども、
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即興でバンドを組みまして、なんかくじ引きか何かでバンド組んで、
いきなりポンって課題曲2曲渡されて、それを一泊二日の間に練習して、
で、もう次の日にスタジオライブをやって終わりみたいなっていう感じで。
スタジオはもちろん一個しかないので、いい加減アパレットには時間割を区切って、
バンドAはこの時間、バンドBはこの時間みたいな感じで交代で練習をしてみたいな。
で、スタジオを使えない時間帯の人はみんなで温泉行くなり、
アンプから音を出さず、ドラムを使わずにでっかい部屋で練習したりみたいな感じで過ごしていただくと。
そういった軽音楽部合宿をやろうと思ってます。
詳しくはですね、新型オトナウイルスのポッドキャストの方に行っていただいて、
僕のツイッターでもいいんですけど、そこからディスコードのコミュニティがあります。
いい加減アパレット軽音楽部のディスコードコミュニティっていうのがあるので、
そこに入っていただくと、日々とか諸々アナウンスされてます。
確か10月23日だったかな。ちょっと今、うる覚えですけど。
そんな感じで。
最近、子育ての話にどうしてもなっちゃうんですけど、
虎之助ですよね。息子が3歳になる虎之助が、
まあ、やいや気なんですね。言うこと全然聞かないと。
同じこと何回言っても聞かなかったりするんですよね。
で、いきなりポンってできるようになったりするみたいな。
なんかあるんじゃないかなって。
いや、改めてしつけって大変だなと思いながら、息子と向き合ってるんですけども、
なんかこれ、結局、なんかこれの予行演習を僕してるんですよ。
で、それが犬を飼ってた時だなと思ったんですね。
僕、東京で弟と、あと僕の大学の後輩のオチ君というのと
3人暮らしをしている時に、プンっていう犬を飼ってたんですよ。
で、そのプンを3人で育ててたんですけども、
そこでしつけをしてた時に、やっぱりめちゃくちゃ似てるというか、
まあ、もちろん人間と犬なんでだいぶ違うとはいえ、
そもそも生まれ落ちた時って、人間も犬もそうなんですけども、
犬の飼育によっては、
犬の飼育によっては、
犬の飼育によっては、
人間も犬もそうなんですけども、
文化に合わせるとか知ったことじゃないじゃないですか。
だから、自分の欲望のままに要求をしてくるんですね。
欲望のままに行動すると、
どこでもおしっこ、うんちをするし、
これ人間、犬関わらずですね。
で、飯を食いたかったら吠えるし、
食えなかったら人間だったら泣くしみたいな、
本能のままに生活する中で、
でもやっぱりそれだと、
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向こうも生きていけないし、
こっちも迷惑じゃないですか。
だからある程度、トイレの位置とか、
吠えないようにみたいなことをするために、
しつけっていうのをしていくわけなんですけども、
犬のしつけのあれを見るわけですよ。
動画見たりとか、本読んだりとかして勉強するわけですけども、
犬が言われていることって結局、
やっちゃいけないことをやったときに
叱って、で、ちゃんとできたときに褒めるっていう、
これを根気よくやるしかないっていうことなんですよ。
特に犬に関しては、もう言語が通じないので、
だから、やっちゃいけないことをやる前に、
言葉で説明して、
禁止しておくっていうことができないじゃないですか。
っていうことは、やっちゃいけないことをやったときに
叱るしかないと。で、もちろん一回やっただけじゃ
なんで叱られたか理解できないから、
例えばじゃあ、ギミングのソファーというか、
カーペットでおしっこしましたと。
だから、カーペットでおしっこしたときに、
なーって叱るしかないわけですよ。
で、ちゃんとケージの中のトイレのところでできたときは、
よしよしよし、って餌をやって、
するわけじゃないですか。
ってことは、理論上、これ失敗を何回もしないと
失敗しない体にならないってことなんですね。
これ理論上そうじゃないですか。
言語通じないんだから。
ってことは、飼い主に何を求められるというと、
圧倒的な根性とか忍耐とかが求められるんですね。
だから、もうカーペットにおしっこをする前提で
付き合っていかないといけないっていう。
いや、これってなんか、無償の愛を注ぎ続けるっていう
訓練だなってちょっと思ったときがあって。
要は、成果を目指すんだけど期待しちゃいけないみたいな。
理論上そうじゃないですか。
失敗前提でやるわけですから、
期待してたら毎回毎回イラつくわけですよ。
で、イラつくたびにやっぱり、
なんていうんですかね、メンタルやられてたらしょうがないじゃないですか。
だからそもそも成果を期待しないってことをやらないといけない。
でも成果に導くっていう、
このめちゃくちゃ期待しないけど導くっていう難しいゲームを
最初犬を飼ってたときにすごい練習したんですね。
いや、これはやっぱり今トランス系を育ててるときに
めちゃくちゃ生きてて、感覚というか。
そうそう、毎回なんていうんですかね、節理なんですね。
で、やっぱり絶対そこで僕、
特に最初僕犬を飼ってよかったと思ったのが
人間と全く違う文化の存在を
人間社会に受け入れるという経験がめちゃくちゃよかったなと思ってて。
それ何かというと、
なんかここでうんちしちゃいけないとか、
ここでおしっこしちゃいけないとか、
この時間に吠えちゃいけないとか、
外から上がってきたら足を拭かないと家に入っちゃいけないとかって、
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完璧に人間の都合なんですね。
それに合わせさせてるんですよ。
でも生まれ移ったときって全く知らないというか、
知ったこっちゃない状態ですから。
なんかね、ここで例えばリビングでおしっこしたときに
なんでおしっこするんやって思っちゃいけないんですよ。
なんていうんですかね、
人様の都合なので、
むしろごめんね人様の都合に合わせさせてっていう
スタンスでいかにいられるかっていうところがあって、
それでもやっていくうちに忘れちゃうんですね、どうしても。
なんでこんな何回も教えてるのに
なんでできないんやって思っちゃうんですけど、
いやいやと、教えてるのにできないとか、
そもそもなんでそこを目指さないといけないのかって
考えたときに、むしろこっちがごめんなさいと思うというマインドになるというか、
これめちゃくちゃ大事だと思ってるんですね。
で、ついつい人間の子供だから別れよって思っちゃうと思うんですけども、
これ本当に犬と同じで異文化というか、
そもそも文化がない状態で生まれ落ちてるところに、
日本の現代の樋口家の常識とかルールを教え込んでいくわけじゃないですか、マナーとか。
これはすごくおこがましいことだなと思いながら、
でもこっちに合わせてもらわないとお互い疲弊するんでごめんねと思いながらやってるというところがあるなというのを
日々感じてるんですね。
育ててそういう感覚になると、本当に外で人と出会うときも同じだなと思ってますよね。
例えばバレットに遊びに来る人とかも、本来文化とか違って当たり前のところから来るわけですから、
そこにうちのルールとか、いろんなものをしつけてごめんねって思いますし、
社員とかでもそうですよね、社員、スタッフにも。
もともとみんなのルールで生きてる中で、勝手にこっちがこういう考えがあるとか、
言ってほしつけてごめんねということを日々思いながら、
でもやっぱり自分のルールと違ったらイラつきますし、
それが理解できなかったら裏切られたような気持ちになりますし、
本当に人間って身勝手だなと思いながらも、お互いが身勝手だということを受け入れとくっていうのが、
それを身勝手同士で仲良くやっていくっていうのは、
お互いが身勝手だということを強く認識しておくということしかないのかなというのを最近思っています。
いろいろですね、子育ても犬を飼うということも、何か物と付き合っていくっていうのはそうですね。
もしかしたら人以外にもそうかもしれないですね。
天気と付き合うとか植物と付き合うとか地域と付き合うとか全部そうかもしれないですね。
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車と付き合う、機材と付き合う。
そもそもパソコンなんて人間のいいようにするために作られてますけど、
それは知らんがなということなんで、
うまくいかなかったからといってパソコンに怒っちゃいけないしとか、いろいろありますね。
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