独房

サマリー

彼/彼女は今、福岡市へ向かっている途中ですが、結婚後はほとんど一人暮らしをしなくなったことで、「独房」と呼ばれる一人だけの場所の大切さを感じるようになっています。

目次

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今は、田川市実家の方から福岡市の実宅に向かって車を走らせております。時刻は夜21時27分でございます。
後ろ座席では、次男の0歳10ヶ月、ゆいたくんがスヤスヤと寝てますね。
イベント3days終了と反動
イベント3days終わりました。金曜日の焚火会と、あといいかねパレット、慶音楽部ですね。
この辺の話を出すとめちゃくちゃ長くなるし、いろんな番組で多分喋ってると思うんで、ちょいちょいね、詳しくは聞いてほしいんですけど。
楽しかったとしか言いようがない、言いようがない3日間でしたね。すごかった。
まあでもやっぱこう、反動は来るわけで、楽しかったのは100%楽しかったですよと。
でその反動で、ここ最近ちょっとスケジュール的に結構ゴツくてですね。
さえのワッフルの最終回が木曜やったのかな。で金曜移動して焚火会で土日で慶音合宿あって月曜でギッチの完全人間ランドの収録あって火曜日に新型アトナウイルスの収録って感じなんですよね。
火曜イコール今日なんですけど。やっぱね、やっぱギッチの収録も新型の収録も長いわけですよね。
特にギッチの収録とかもうめちゃめちゃカロリー使うんで、ちょっとずっと喋りっぱなしでさすがにもう頭がぼーっとしてきてるなっていう感覚ありますね。
でまあ明日はファンファン北九州の収録立ち会いなんで、また収録なんですけど、まあでもまあ明日は自分が喋るわけではないんで。
まあでも移動ですからね、小倉までって感じなんですけど。
なんか今日ちょっと新型アトナウイルスの方で小葉と話してて、ふと思ったんですけどある話題になって。
で、ああと思ったんですけど、僕多分ね、自分だけの場所っていうものがとても大切だなって思ったんですよね。
自分だけの場所ですね。
まああんまり意識したことなかったんですけど、そもそも僕一人暮らしをしたのが人生で2年半ぐらいしかないんかな多分。
大学の時は男子寮だったんですよね。寮に入ってて、寮4年間住んだ後に友達とルームシェアをして一軒家で。
で、その後東京出てって2年半か。ここでちょっとだけ一人暮らしをしまして。
で、そっからは弟と一緒に住んで、で、さらにその後引っ越して弟と大学の後輩と住んで、で、その後結婚してるみたいな感じだから。
1年、2年半ぐらいしか一人暮らししてないんであんまり意識はしたことなかったんですけど、やっぱりね、結婚して子供できてぐらいかな。
俺一人の場所っていうものがめちゃくちゃ大事だと思っていたんだなっていうことが、なんかこう、わかったんですよね。
「独房」という一人だけの場所
結婚した後に。で、これはね、あの飯兼ね、それで言うと今僕一人だけの場所っていうのがおそらくですけど、飯兼ねパレットの独房って僕が呼んでる部屋なんですけど、
つまり僕がたまに田川行ってパレットに泊まる時に一人で寝泊まりするためだけの部屋があるんですよ。
で、そこ何かって言うと、元職員室の女子講演室だったんですね。女性の先生が着替える場所だったんですけど、そこって窓一つなくて、で、結構暗くてじめじめして。
で、なんやったら、あの、あれなんですよ、水道の蛇口があったりするんですよね。
だから本当に一見パッと見、なんかあの刑務所の部屋みたいな感じの部屋があるんですね。刑務所の中みたいな部屋があるんですよ。
一応地面はフローリングというか、いわゆるその学校の廊下の板みたいな感じなんですけど。
壁はコンクリートで、なんかね、コンクリートじゃないか、コンクリートに肌色のあれが貼ってるんですけど、塗装みたいなしてるんですけど、でももうコンクリーぐらいの感じですよ。ひんやりしてるし。
なんかね、そこがまずものすごくこう、心が落ち着くというかなんですよ。で、一応ルールとしては、絶対に社員もスタッフも誰一人入ってはいけないっていうルールにしていて。
で、もちろん家族も子供も入れたことがないんですよ。だから本当に誰一人立ち入らせてないっていう部屋があるんですね。マジで立ち入ったことなくて。
マサももちろん一回も入ったことないんですけど。だから例えばマサとかに、入ったことないところか、部屋をガチャッと開けられたことすらないというか。部屋の中を覗くことすらも禁止してたんで、マサにすら。元弟子のマサですね。
だからそれくらい本当に入られないようにしてた部屋があるんですけど。なんかね、ここ僕言うても1ヶ月に1回行くか行かないかなんですよね。そんな言ってないかな。2、3ヶ月に1回寝泊まりするかしないかみたいな部屋なんですけども。
どうやら僕、この世にその独房があるかないかによってとても精神状態が変わるってことに気づいてですね。ここ最近。1回僕、田川を拠点にするのはやめて、今はもう福岡市の自宅を拠点にしてるんですね。だから田川に行くことがほぼなくなったんですよ。
で、言うても軽い小部屋みたいな感じになってるから、そこを倉庫とかに使えるわけなんですよね。なんで、1回独房もう使わなくなったし、数ヶ月に1回行くか行かないかやし、今もう実家との関係も別に良くなってるから、最悪泊まろうと思ったら実家に泊まれるから、もうなんか独房をばらすかみたいな話を一瞬出たんですけど。
んーってこう、僕が提案したんですよ。もう独房ばらしていいよねみたいな話をして、ばらそうかばらそうかってなって、でもその後リアルにんーって想像したら、あの独房がないっていう人生がちょっと怖くなっちゃって。
で、改めて考えると、今僕自分の家に自分だけの部屋っていうのはないんですよね。僕の作業部屋兼僕の寝室みたいなものはあるっちゃあるんですけど、そこって家族の荷物とかもあるから、完全に僕だけの部屋ではなくて、僕が主に使ってるってだけなんですよね。
だからもちろん、子供もガチャってドア開けてお父さんとかいて仕事中でも入ってくるし、妻とかが洗濯物畳んで僕の部屋に、だいたい僕のその部屋に服とか置いてるんで、僕の部屋とかに持ってきてくれたりするんで、言うたら勝手に入れるスペースになってるわけですけど、
それだと自分の魂の拠り所になってないなってことに気づいて。それで言うとね、普段で言うと車の中なんですよね。僕のものすごく魂が守られている部屋というか。
別に家族と住んでいて侵害というか侵略されているとは思ってはないんですけど、大事なんでしょうね。一人きりの状態というものが、もっと言うと一人きりの状態になれる、いざとなったらなれる場所っていうのを持っておくっていうことだけで何かしらの安心につながってるなっていうのはあって。
今までシェアハウスだったり寮だったりの時も言うたらその中でも自分だけの部屋とかスペースがあったんですよね。なんかね、それがあるのとないのじゃ僕全然違う運やなっていうことが、なんか今日の収録してて改めて思ったんですよね。
意外と大事なのかもしれないですね。そういう感覚というか。独房という話です。
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