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はじめて息子に怒鳴った日
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はい、今はですね、福岡市の自宅の方から、鷹橋駅のパレットに向かって車を走らせております。時刻は昼下がりですね。13時47分でございます。
なんかね、雨が降ってるんですよ。
で、なんか、僕あんまり気圧とか湿度とかの影響って受けにくいっていうか、結構その辺が身体的に鈍感なので、感覚が鈍いんですね。
なので普段、なんかこう、湿気があるなーとか気圧が低いなーとかいうことで、あんまり調子悪くなったりすることはないんですけども、今日はなんか珍しく頭の奥の方がずーっとぼーっとしてますね、なんか。
なんなんすかね。
なんか影響を受けやすい人って、結構こういうので変頭痛になったりとか、すごい調子悪くなったりするっていうのは、なんとなく今日はわかるような気がしてます。
でですね、ちょっと今日は、昨日あったことを話しとこうかなと思ってます。
というのは、昨日、生まれて初めて息子の虎之助に対してめちゃくちゃでかい声で怒鳴りつけたっていうことをやっちゃったんですね。
で、それに対してちょっと今でもものすごく心が痛いし、後悔をしてるんですけども、本当にしなければよかったなと思ってるんですけども、その話をしたいなと思います。
昨日、ご飯の時なんですね、その事件というか、僕が怒ってしまったのは。
で、まず僕普段家でご飯食べるときって本当にありがたいことに、僕って全然料理を作らないですね、家にいるとき。
で、別に作れないわけではないんですよ。
居酒屋の経験がありますし、その時にキッチンでずっと料理をしてたこともありますし、実際一人暮らししてた時は、時期によってはかなり料理をしてた時期もあったので、
作れないことはないんですけども、ありがたいことに妻がいつも私が作るよって言って作ってくれてるのに甘えて作ってなかったんですけども、
なんか昨日はちょっと、なんとなく僕が作るってなって、妻が隣の助の面倒を見てその間に僕が作るってなって、で皿うどん作ったんですね。
で、皿うどん、野菜切って炒めて、なんかちょっと味付けして、めっちゃいいやんみたいになって、で作って、で食べようかなってなってたんですけども、
なんかどうも虎之助がもう結構一日中というか保育園から帰ってきてずっとなんですけども、めちゃくちゃ機嫌が悪かったんですね昨日は。
で、ご飯食べるよってなってもう食べない食べない食べないって言い出して、でももう食べさせるしかないんで、
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次の日もあるので早く寝かせないといけなかったりするので食べさせるしかないということで、
じゃあもうお父さんとお母さん食べるよって言ってもう無理やりあの食卓に座らせて、でトランスケ食べない食べないって言いながら、で僕ら食べてたんですよ。
まあ僕ら食べてたらだいたいずられて食べるんで、
だからなんかこう熱いとか言い出して、皿うどんが熱いとか言い出して、じゃあもうわかったって言って、
たまにあるんですけど冷凍庫に入れてちょっと冷やしてやって冷めるまでみたいな、で冷めて渡してもまた熱いって言ってるんですよ。
で、全然熱くないんですよ。
触っても何やったらちょっと冷えてるくらい冷凍庫に数分間入れてたんで何やったら冷えてるくらいなんですけども、
でも多分ですけど多分子供っていうか一回言い出したら引けなくなっちゃうと思うんで、
それで熱い熱いって言いながら、でもうその頃にはもう僕も妻も食べ終わってて、
まあでもね食べさせないといけないのでもう根気よく冷やして食べるって言ってたんですよ。
でまた一口口に入れてまた熱いって言い出して、もうこの時点でほぼ食べてないんですよ。
で、でもね食べんとダメよみたいなこと言ってるんですけどもまたわんわん泣き出してそっから嫌だ嫌だみたいな感じでめちゃくちゃ泣き出したんですね。
で、ちょっと妻は普段なんかめちゃくちゃ叱るっていうわけでもなくて、
虎!ダメよ!告戦と!みたいな感じで言うんですよ。
まあ叱りつけるまでもない、叱りつけるわけでもないなんかこうちょっと強めに言うことってあるんですけど。
で言ってもまだ全然泣き止まないですね。
でまあもう僕はその妻に対してまあもうなんか放っておいたらいつか食うから、
まあいいんじゃない無理矢理食わせんだよみたいな感じで。
でも食わんならお父さん、食べないならお父さん食べるよって言ってもらおうとしたらそれは嫌だみたいな感じで、
食べる意思はあるんやみたいな。でも食べる意思はあるけどなかなか食べないみたいな感じで。
まあでももうごちそうさまして、僕と妻はどっか行ったらもう勝手に食べるかと思いながらやってたんですけど、
まあそれでもなかなか泣き止まずに。
おいで、なんか泣き喚きながらなんか言ってるんですよトランス系が。
なんか少なくしたいみたいなこと言ってて、なんかちょっとよく聞き取れなかったんですけども。
で、多分なんか少なくしたいなのかちょっと多いなのか言ったように聞こえたんですね、僕と妻には。
あ、なるほどと。なんかちょっと多いから少なくしたいのかなと思ってその量がですね。
で、小皿を持ってきてここから。じゃあちょっとあの少なくするねって言って小皿にちょっとだけそのトランス系の器からついて行ったんですね。
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そしたらどうも違ったらしくて嫌だ嫌だって言いながら、そのちょっとだけ皿うどんが入ったお皿を右手で持って思いっきり振り出したんですよ、手をブンブンブンブンって振り出して。
そしたらまあね、中に皿うどんが入ってますから、それがその食卓とか壁とか床とかにピチャピチャピチャピチャってこう飛び散ったんですよ。
食卓その、まあ皿うどんのソースというかあんがですね、それ見た瞬間僕なんか一瞬でプッツーンってきてしまって。
うーん、わーいって言ってトランス系の型を買って持って、なんしようかってめちゃくちゃでかい声で怒鳴りつけてしまったんですよ。
うーん、だからまあトランス系は僕からそんなこと言われたことがないのに今まで。今までちゃんと叱ったことはないんですよ、なんかこうそういう感じで。
ダメよとかはあったんですけど、もうなんか感情マックスいくみたいな叱り方ってしたことなかったので、えーみたいになって。
で、そこからバッって、いやいやちょっと妻からその叱り方はちょっとみたいな感じで、妻もちょっとびっくりしてて。
で、僕もわって我に返って、あーごめんごめんってなって。
で、まあなんとかそれ、逆にでもトランス系はそこで冷静になって、うわーなんか、うわーみたいになって黙々と食べだしたんですけど。
で、まあその後お話ししようといっていろいろ話して、まあ仲直りというかトランス系ごめんねって言ったらうんいいよみたいな感じでは。
そこからはすごく明るく話してくれたんですけど、なんかちょっとすごく後悔しましたっていう。
で、なんかなんでこんないきなりマックス来てしまったのかなっていうのを自分なりにちょっと分析したんですけども。
多分僕ですね、食べ物を無限にするっていうのがもう死ぬほど嫌いなんですね。
なんか食べ物に対する思い入れと執着が強すぎるというか、うん。
だからもう食べ物をなんか自分の感情に身を任せてこう、まあ要は皿を振り回してめちゃめちゃ振り回したわけじゃないですか。
なんかもうその行為自体がまず許せなかったっていうのが多分一個と、あともう一個が人が作ったものを無限にするっていうのをめちゃくちゃ僕嫌いなんですよ。
要はそのクリエイティブですよね。
人間が思いを込めて作ったものに対して無限に扱うっていうことがまず本当に許せなくて、それもあったんですね。
で、あとは人が人に対して贈ったものですよね。
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要はギフトじゃないですか。
要は僕が虎之助に作ったってことは、虎之助にギフトをした、贈り物をしたってことなんですね。
虎之助が喜ぶっていうことを本当に考えて美味しく食べてくれたらいいなと思って作るわけじゃないですか、飯は。
それを無限にしたっていう、要は毎回言うと食べ物であること、そしてクリエイティブなものであること、そして贈り物であることっていうこの三つの条件を満たした料理っていうのを
なんか無限にされたっていうことが信じられないくらい許せなくて僕。
一気にマックスバッブッチンって言ってしまったっていうことなんですけど。
ちょっと反省しました。
叱ることは全然いいと思ってるんですよ、僕は。
そんなに甘えかして育てるつもりもないんですけども、怒りに任せて感情に操られて左右されて支配されて怒鳴りつけてしまったっていうのは本当に大人として最低だなと思った。
人間として最低だなと思ったんですね。
逆に言うとここまで本気で送ることになってなかったので、
僕の中でその三つが合わさった時ってこれくらい強烈に感情に、金星に触れてくるんだっていうのに気づいたきっかけでもあったんですね。
大事ですよね、作ったものとか送ったものとか食べ物とかっていうのは。
本当に敬意を払って付き合っていきたいなっていう、改めて思ったんですね。
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