1. 樋口聖典の世界
  2. 認識のオートズーム機能
認識のオートズーム機能
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今は福岡市の自宅から北九州市小倉クロスFMに向かって車を走らせております。
時刻は朝の9時52分でございます。
なんか久々の配信だなーって思ってるんですけど、そうかーって感じですね。
まあまあまあ、もう久々やなーって何回言ったかわかんないぐらい、やっぱ、だから結局あれなんですよね、基準値が始めた頃に置いてるから、
このポッドキャスト始めた頃って週2から4ぐらいはコンスタントにずっとやってたから、
なんかここ最近1ヶ月に2、3本とか言うことが多くて、そうなってくると配信頻度少ないなーって思ってるんですけど、
そもそもここ最近ずっと1ヶ月に2、3本なのだから相対的にこれがデフォルトになったっていうなんですけど、
僕らはいつまでも昔の原因を追っているなーみたいな感じがしますよね。
なんかね、もっとやれるはずだみたいな、なんかジジイになって昔はもっとやれたんだから今もやれるはずって言っときながら、
でも本当に基準値は変わっているっていうことをずっと受け入れられないみたいな、なんかそういうことかもしれないですよね。
何を言ってるのかわからないんですけど。
あと最近将棋もさせてなくてですね、なんかまあ余裕がないんですね、余裕がないっていう感じがあって、
たまにもうどうしても刺さないと僕どうかなるんで将棋は、もうおかしくなるんで、精神衛生事情は良くないんで将棋するんですけど、
やっぱりこう余裕がないと、何て言うんですかね、あんまり考えずに一手一手を刺しちゃって、
本気でたぶん頭回ってないですよね、本気で将棋に取り組んでないから、なんかしょうもない手を刺してもういっかみたいな感じで、
途中で心折れて投了しちゃうみたいなことがあるなーって思ってるんですけど、まあまあまあ、そりゃいいんですけど。
あのー、この話したことはしてないかな、ちょっと覚えてないんであれなんですけど、なんか僕人生の中で結構そこそこ客観的に見て大事件っていうのを経験してるんですね。
例えば、うつの問題だったりとか、あと病気だったり、会社経営がめちゃくちゃうまくいかなかったりとか、本当にいろんなことを経験させてもらってるんですけどありがたいことに。
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たぶん客観的に見るととても大事件だと思うんですね。でもふと思った時に、日常の中で結構大変なことって日々起こっていて、
例えば子供が風呂に入らない、虎之助がなかなか風呂に入らない、泣き喚いている、でも早く寝せないといけない、みたいな状況って一大事なんですよ。
どうしたらいいかわからなくて結構悩むし、ついこの間も結構大事な仕事があって朝遅れられないっていう時間に行かないといけないんですけど、
僕が保育園を送る担当だったんで、もうあと5分以内に絶対虎之助を着替えさせて、靴を履かせて外に出て車に乗せて保育園に送り届けないと仕事に遅れるみたいな状況なわけですよね。
タイムリミットがどんどん迫っている中で虎之助がテレビを見たいっていう、パウパトロールっていう好きなテレビがあるんですけどCGアニメーションが、それを見たいって言って泣き喚いてるんですよね。
この状態ってめちゃくちゃピンチで、ぶん殴って連れて行くのができればいいんですけど、それもできないっていうか、そういう育て方をしないっていうルールにしてるので、納得をさせて連れて行くしかないんですけど、タイムリミットがめちゃくちゃ迫っていて、僕も焦っていてみたいな状況って本当に一大事で結構シャレにならんぐらいの状況なんですけども、
その時って他の一大事なことって忘れてそれだけが思いっきりフォーカスをされてる自分の人生の中で、その他のことって一切考えられないじゃないですか。僕にとって超それが今の直近のでかい課題なわけですよね。
でも、百感的にすごく引いた視点から見ると、借金を抱えていることだったり経営がうまくいかないことだったりとか、体の病気のことだったりとか精神のことだったりとか、家族のもっとでかい深刻な人間関係のことだったりっていうのに比べると、一日子供が泣いて保育園に行かないことぐらい取るに足らないことだって僕も思いますし、皆さんも多分思うと思うんですけども、
当の本人にとってはその瞬間って他のどの問題よりもいっぱいいっぱいなわけですよね。その目に見える直近の問題に対して。で、これってあるよなと思うんですけど、僕イメージで言うとですね、ビデオカメラでズームアウトズームイン機能みたいなものがあって、
心のビデオカメラみたいなものがあって、この世界というものを切り取るレンズがついていて、目に。で、心のビデオカメラみたいなものでこの世界を捉えているみたいなことで言うと、オートズームですよね。オートでズームインしたりズームアウトしたりするみたいなことが働いていて、
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で、今直近の問題トラノスケが泣いているって問題があったときはそこにブワーっとフォーカスをして、とても小さな問題だけど大きく自分の心で捉えているっていうことになるし、で、なんかもっと冷静に自分の状況を客観的に見たときって、うわ今会社経営やべえなみたいな感じで、
ブワーっとズームアウトして捉えていると。で、そういう視点で見たときって子供の泣いてる泣いてないみたいなものって取るに足らないみたいなことになるんですけども、なんかこれが自動的にブワッブワッってズームインズームアウト、ズームインズームアウトしているみたいなイメージなんですよね。
なんかそれ、だからこれ視点を変えてもそうで、トラノスケからするとですね、人生の大事件なわけですよ。今日パウパトロールが見れないっていうのは。だから本当にね、分かんないですけど、身内に不幸があったみたいなレベルで、トラノスケからすると大事件なわけで。
で、例えば僕人生を思い返すと、学校に好きな女の子がいて、今日顔を合わせるのに前髪がセットが決まらないみたいなことも大事件じゃないですか。思春期の中学生、高校生からしたらとても大事件で。
でもそれってね、なんかこう、今考えるととてもトロに足らないことだったりするし、なんか仕事で失敗したみたいな時もそうですよね。なんか今考えたらその二十歳やそこらの仕事の失敗なんてもう本当に、何て言うんですかね。
みじんこみたいな規模の事件なんですけども、当時からすると本当に死にたくなるような捉え方をしちゃったりするなみたいなことがあって。
で、これを上手くズームアウトする、意識的にズームアウトして俯瞰で見つめるような訓練をするみたいなことがメタ認知をするっていうことなのかなと思った時があってですね。
なんですよ。だから、メタ認知ってこう、特に今僕はコテンラジオを通じてメタ認知をするっていうのを日々訓練をしているというか、そういう視点を獲得するっていうのを意識してやってるんですけども、
なんかその視点を獲得すると今の自分の問題とかもちっぽけ見えてくるっていうのはね、たぶんコテンラジオをちゃんと理解している方ならある程度ピンとは来てもらえるんじゃないかなと思うんですけども、
なんかこのズームアウト機能だなって思ってですね、を鍛えるっていう。で、とはいえ僕は結構やっぱメタ認知しがちなところがあって、逆に普通やったら結構でかい問題でドラマチックなことでも俯瞰で見すぎちゃうところがあって、
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これは人からすると人間の心がないように見えるみたいなことがたまにあるような気がしていて、これは本当に写真とか映像で捉えるとずっと引きの画角で物事を撮っているみたいな。
でもなんか映画とかアニメとか見てもらうと分かるんですけど、時には主人公の顔とアップであったりとか手元のズームがあったりとか、対象物にズームインするみたいなことの方がやっぱりストーリーとしてはグッとくるわけで、その視点も必ず大事なわけじゃないですか。
だからズームアウトばっかりがいいわけではなくて、だからメタ認知だけがいいわけではなくて、時には思いっきり主観、目線みたいなか一人称目線みたいなものでガッと寄って物事を捉えるっていうこともメタ認知と同じくらい大事だなって思っていて、そうなんですよね。
なんでメタ認知が大事かというと、普通に生きていたらその一人称目線で基本的に生きているから意識しなくてもそうなっちゃってるっていう、むしろ剥がそうとしても剥がせないくらい意識せずにそうなってるっていう炉があるから、そもそもズーム機能がついているっていうことに気づいてないっていうのが問題なので、だからメタ認知しましょうよっていうことだと思うんですけども、
だからメタ認知の感覚を獲得した次はもっとズームインというか、超ドアップの一人称目線みたいなものも獲得する必要があるなみたいなことを同時に思ってるっていうことなんですけども、それでいうと最近はとてもいろんなことがありすぎて、
そうですね、こういうことをすごく考えてますね。客観的にすごく捉えるというか、そういうついつい気を抜くとガッて一人称になりすぎちゃうので、ズームアウトしようしようとはしているような意識はしている段階なんですけどね。
なんか島田信介さんが言ってたんですけど、何の番組だったかな、松本信介かな、なんかテレビかなんかで忘れましたけど、人間というものは悩みを持っておいた方がいいんやみたいな話をしていて、悩みがないと悩みを作り出すんやみたいな話をしてたんですね。
体の外に悩みがないと体の中に悩みを作り出すんやみたいな話をしていた時があって、これはなるほどしさ深いなと思ったんですよね。
映画で言うと本当に日常をただ俯瞰で見ているだけだと何もストーリーが起こらないから何か探すわけですよね、問題を。そこにストーリー見解がありそうな、つまり映画で言うところのトラブルですよね。
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気象点検の省とか点とかを探そうとして、だからズームアウトをしてないになったらどんどんズームインしていったりとか、見た目でそういうのが起こらないになったら心の声を使って何か演出をしたいみたいなことって映画の演出家だったらすると思うんですけど、人間って演出家なので自分の人生の。
何かそうやって仕掛けていくんだろうなっていうのはとても今になっては島田信介さんの言葉っていうのがしっくり入ってくるなと思いますよね。人間って不安がなかったら不安を作り出すんですよ。だから適度な不安やトラブルを持っておいたほうがいいんじゃないかっていうのは思いますけども、当たり前ですけど適度なトラブルや不安がいいなって思いますね。そんな感じです。
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