1. 樋口聖典の世界
  2. イラポイントリテラシー
イラポイントリテラシー
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ちょっとこの話は、僕の中でまだ話せるほど、頭の中で言語ができてなくて、
ちょっとどれくらい皆さんにお伝えできるか不安と思いながら、まあ練習のつもりで喋ってみたいなと思うんですけども。
僕はもちろんね、聖人君子ではないので、まあ人の、他人の何か言動に対して怒ったり悲しんだり、
イライラしたり、いわゆるネガティブな感情を持つことってもちろんありますよね。人間生きてたらだいたいあると思うんですけども。
そのネガティブ感情をくすぐる、イラポイントってまとめますか。
まあ悲しんだり怒ったりすることも含めてイライラポイント、略してイラポイントですね。
で、イラポイントがどこにあるかっていうのが、なんとなくですけど、ちょっと僕、平均値と大きくずれてるような気がしてるんですよ。
だからちょっとこれ周りの人にそのせいで迷惑をかけているような感覚があって、ちょっと最近どうしたもんかなと考えてるって話なんですけど。
まずですね、僕、じゃあ具体例から言ったほうがいいですかね。具体例から、こういうことがあったっていうところから言ったほうがいいと思うんですけども。
僕、まず弟子とか社員とかと一緒に飯を食いくことがよくあるんですけども、そういう時に僕絶対お金を出させないようにしてるんですよ。
なんかこれは結構僕の中での覚悟で、基本的にはもうおごるっていう。
これは、大学に入った時に男しかいない学生寮だったりした経験もあったりとか、
あとは吉本工業で芸人をやってたっていうところもあって、その2つってもう圧倒的な先輩後輩の関係があって、
絶対に後輩にお金を出させないっていう文化があって、僕はその中で育ってきてる感覚があるので、それがいいかなと思ってやってると。
これ賛否両論あるんですけど、これの是非は問わないです、今は。
必ず先輩が後輩に対しておごるっていうのを、よしよしは問わなくて。
今重要なのは、僕がおごるっていうスタンスで生きてるってことですね。ここだけが重要です。
で、生きてるんですよ。例えば弟子とか社員とかと一緒に飯食い行くじゃないですか。
で、たぶん初めて飯食い行くときって、すいませんお会計いくらですかって言っていいんですよ。
で、一応教えておくけど、そこで僕説明しますよね。教えておくけど、俺と飯食い行ったら払わんでいい気?
基本的に今後全部俺が出していくつもりはいい気?そのつもりでよろしくみたいな。
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あ、わかりました。じゃあ、ごちそうさまです。みたいな感じで終わるじゃないですか。
で、2回目くらいもたぶん言うと思うんですよ。
あ、これあの、弟子と僕の関係であったとしますよね。
だったら、市長、一応ここ、お会計って言うと思うんですよ。
だから僕はもちろんですけど、前回も言ったと思うけど、もちろん俺おごるよと。
いいよ、全然もう、俺おごる。気にせんでいいって言うんですよ。
で、たぶんですけど、3回、4回目くらいまでは、ちょっとその素振りをしてもいいんですよ。
してもいいというか、財布をちょっと出す素振りをしたりとか、これってみたいな目で合図をするとか。
で、俺はいいよって言うじゃないですか。
で、5回目、6回目くらいから、たぶん僕説明するんですよ。
あの、一応毎回こうやって言ってくれてるとか、気を使ってくれてるのはありがたいんやけど、
これもう絶対に出させんと決めたと。
なので、もう毎回それやらんでいいよって言うのをたぶんはっきり言うんですよね。
もう逆に毎回この、俺説明するのとか、一回こうなんつってね、
いいんですか、いいよ、みたいなやりとりが、もう結果がわかりきった状態で一応しないといけないみたいな、
もうほぼコントと同じやから、先でいいよって話をおそらく一回説明すると思うんですよ、しっかりと。
で、たぶんですけど、それでも無理なんですよ。
で、その後にもう一回説明すると思います。
いいかよく聞いてくれと。
先輩後輩の関係の気遣いが必要っていうのはもうわかったんやけど、
俺が一番嫌なのは効率が悪いことやと。
俺の価値観の中で効率が悪いことっていうのが一番嫌いで、
それには俺個人がどう思っているかとか、お前個人がどう思っているかとか関係なくて、
この世界のすべての効率というか最適解を考えたときに最もロスが少ない方法にしたいと。
ということは、俺がお前におごるということは決まっている状態なのだから、
その状態でお前が、
しかもその気遣いをしなくていいという説明をしている状態の中で、
いちいち毎回これをお前がしてきて俺が説明をするという、
知観と労力がもう勿体なさすぎる、一秒もその労力を使うなよっていう風に、
徐々に徐々に僕なっていくんですよ。
で、それでもたまに、例えばじゃあこれ人と行ったときはどうやろうとか、
僕と弟子と、もう一人弟子の友達と一緒に飯を食いに行ったときは、
さすがに出す素振りせんとあれかなとか言って、一応出す素振りを見せてくるんですけど、
いやちょっとお前ちょっとよく聞いてくれと、
俺絶対出す説明は約束したよねって話をして、
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頼むってもう二度と財布に手を置くなみたいな話になってくるんですよ。
で、僕はだんだんその辺ぐらいからイライラしだして、
で、わかりましたみたいな。
ただちょっとこの女性がおるときで、また出そうとしたりするから、
お前ふざけんなってなるんですよ。
何回はするんやコラって徐々になっていくっていう。
でもですね、これちょっと想像してほしいんですけど、
一応毎回その素振りするのが普通じゃないですか。
一般社会で考えてくださいね。
当たり前のようにおごってもらう方が、
逆にちょっと失礼となるパターンの方が多いんですね、これ多分。
そうなんですよ。
だから常識的に考えると、
その弟子や部下の行動ってあってるんですよ。
これ正解なんですよ。
ただ僕またややこしいのが、
常識で物事を判断してほしくないって全ての人間に思ってるんですよ。
だから常に、要は公式を使うなっていうことですね。
公式に頼りすぎるなっていうことで、
毎回毎回その公式を疑って常に最適解を出すっていう、
頭の使い方を知ろうっていうことを結構、
僕は強要してしまってるんですね、社会に対して。
だから思考停止できないんですよ、多分。
僕に完全にイラポイントを刺激しないためには、
思考停止できなくて、
その場その場で状況に応じて、
最適解を出し続けるっていうことをしないといけないんですけど。
で、実際じゃあ僕も判断してるときに、
その論理的思考を全部やってるんですよ。
今こここういう状況で、前回ここ言ったから、
ここでこうされたら怒るけど、こうされたら怒らないっていうのを、
常に論理的思考でパンパンパンパン最適解を出して、
僕の中でも正解を出すと。
で、相手が出した正解とすり合わせて違ったらイライラするっていうのを毎回やってるっていうことは、
僕の中でも論理的思考をずっとやってるんですね。
僕、論理的にしか怒ってないので、うん。
あのー、ってことは、じゃあ、なんていうんですかね。
樋口疲れないのかってことなんですよ。
僕、毎回そんなに考えながら生活をしてて疲れないのかっていうことなんですけど、
これが僕、疲れないですね。全く。
普段から頭を使うのがめちゃくちゃ好きなんで、
こう、常にガーッて動いてる状態なのに全く疲れないんですよ。
で、ここに関してはもうちょっと認めるしかないと思ってて、
僕おそらくそこを考えるのが、まず好きっていう性質と、
あと考えるスピードが早いと思います。
これは自慢とかそうじゃなくて、
客観的にもうそうだっていうことを最近認めるしか、
この世界をちゃんと正確に理解できないなと思ってるので、
もう認めてるんですけど。
そういう意味では、大きく僕、前々回かなんかで言いましたけど、
社会から適合できてないなと思いますね。
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普通そうだろっていうことを、僕普通じゃない状態で生きてるので、
しかも僕の中での普通が相手の中での普通って、やっぱり人間って思い込んでしまうので、
それをやっぱり時々忘れてしまうんですよ。
だからイラッとした後に、ああそうかそうか違う違うそうかって、
僕、考え直すんですね。
イラッとしたけど、そうか今こうこうこうこういうふうに怒ってるんだけど、
さすがにこれを相手に一瞬で理解してもらったイラポイントを刺激しないように、
行動させるのは難易度が高いかって思って、
ダメダメイライラしないようにしようって自分を自制するみたいなことが結構あるんですね。
だからね、もうちょっと難しいんですよね。
だから、もうあんまり考えたくないなーって思ってます。
はい。
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