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漫画家・冷え田やっこの子育て在宅ワーク奮闘ラジオ、おはようございます。
シワスの3分間放送チャレンジということで、スパスパ行きたいと思います。
著作権譲渡の危険性
本日はですね、著作権の話ですね。
ティルタはね、今ほとんど著作権譲渡の要件の入った案件をお受けしていません。
今日はね、これ何でなのかっていうお話をしていきたいと思います。
結構ね、クライアントワークとかお受けするようになってきたりすると、
契約を交わしたりするときに、著作権を譲渡していただければ、みたいな感じでお願いされるあったりします。
正直ね、開業する前ですね、開業して1年目の、割と初めの方とかは、
著作権譲渡の要件が入ってても、そのまんま契約OKして、契約しちゃってたことがありました。
でもね、最近ではね、この著作権譲渡の要件が入った契約書とかを送っていただいた場合には、
交渉をさせてもらってね、権譲渡ではなくて、使用権利、イラストの使用権利の独占みたいなところで、
著作権はお譲りしないような形で契約をお願いしています。
これ何でかっていうと、明確に理由があります。
なぜかというと、これ著作権譲渡の案件っていうのは、
制作したイラストのその後がわからないんですよね。
一度、著作権を譲渡してしまった場合は、
これは自分の制作物ですっていうことをね、権利を主張することができなくなってしまうので、
正確には、著作者人格権っていう、ちょっと早口言葉みたいな、
著作者人格権っていう権利は残るんですけどね、勝手に改変されないとか、
これは自分の作品ですって名前を出すことができる権利っていうのは、
一応あるにはあるんですけど、著作権を渡してしまった時点で、
二次使用とかの時に許可を得る必要がなくなってきちゃうので、
どこでね、どんなふうにイラストを使われてるかっていうのはね、わからなくなっちゃうんですよね。
AI 学習をさせて、絵柄を模すっていうことも簡単にできるようになってしまったので、
こういった権利関係のところをピシッとしておかないと、
どんなところで自分のイラストが動いているのか、
踏み出した子たちがどんなところでどんなふうに動かせられているのかっていうのを
追えなくなってしまうっていうのがちょっと怖いなっていうふうに思って、
基本的にお受けしてないっていう感じですね。
今後の方向性
補研上との案件って、極論ね、私じゃなくても書くのがいいっていうものになるので、
今後はね、冷田さんにお願いしたいって言ってくれることを丁寧に大事にやっていきたいなと思ってます。
今日はその著作権の話でした。
聞いてくださりありがとうございます。
良い1日になりますように。バイバイ。