AIと手描きの対比
漫画家・冷え田やっこの子育て在宅ワーク奮闘ラジオ、おはようございます。
今日は特にお知らせないので、本題から入りたいと思います。
タイトル通りなんですけど、AIで漫画が描けるようになっても、なぜ手で漫画を描くのか、手書きをするのか、みたいなお話を今日はしてみたいなと思います。
今朝、息子を保育園に送っていく前に、いつも8時20分くらいからAIラボ代表のりこさん、冷え田もお世話になっているAIコミュニティ、AIラボのりこさんのスタイフライブ、毎朝やられてるんですけど、そこにリスナーで遊びに行ってたんですね。
今AI漫画が盛り上がっていて、Googleが出した画像生成AI、通称なのか本当の名称になったのかよくわからないんですけど、ナノバナナという名称のAIが、漫画が描くのが上手なAIが現れたということで、
みんなAI界隈の方々が、こぞてAI漫画を今生成していて、私もAI好きで、一昨年の6月から、AIコミュニティにもいろいろ入って勉強させていただいてて、
AI界の方々とも相互フォローでつながらせていただいているので、よく目にするんですね。すごいクオリティ高くて、こんなのが出せるようになったのかと思って、面白いやらせ恐ろしいやらせ見てるんですけど、
自分でも実際、めちゃくちゃ時間をとって触れてはないんですけど、ナノバナナと言われているGoogle AIスタジオに入っているジェミニの中のモードの一つ、画像生成AIのモードを使って見ていたんですけど、
自分のキャラクターも固定して衣装チェンジができたりとか、ポーズチェンジしてくれたりとか、結構精度が高くてびっくりしたんですけど、じゃあね、なんでそうやってAIでかなりクオリティの高いものが生成できるようになった?
私もね、AI結構触ってる方かなと思うので、今現時点では。たぶんやろうと思えばできるんですよね。漫画作ったりとかイラスト作ったりとかは自力でできちゃうんだろうなと思いながら、じゃあなぜやらずにちまちまちまちまずっと手で書いているのかということをね、今日お話ししようと思って撮ってるんですけど。
という2つ思いついて、1個目、これはもう純粋に絵を描くことを描くっていう作業が好きだからですね。たぶんこれはやめないんじゃないかなと思います。AIで簡単に出せるからそっちでいいやとはならないかなって今のところ思ってます。
人それぞれね、ワクワクすることとか、好きなこととか嫌いなこととか全然違うかなっていうふうに思うんですけど、AIの画像生成もプロンプと入力して指示をして、どんな絵が生成されるのかみたいな待ってる時間、だいぶ短くなりましたけどね、数秒数十秒で出してきてくれちゃうけど、それを待ってる時間もワクワクするかなって思うんですよ。
そのワクワクが強くて、めっちゃ楽しいって思える方って多分、生成AIはまっていくんじゃないかなって思うんですね。
ひえたもね、すごい好きなんですけど、どんなの出してくるのかなみたいな見守ってる時間、結構嫌いじゃないんですけど、どうしても手持ち不足なんだよね。
なんかこう、手を動かしたいっていう気持ちにね、どうしてもなっちゃう。だから要はね、作業、描くっていう行動自体が好きなんだと思います。
手癖みたいなもんで、描いて過ごしてる時間が結構癒しだったりとか、あと描き上げてね、自分の思い通りのものが、しっかり白紙の部分から線を一本一本引いて色を塗って形になった時に、やったーみたいなね。
そのワクワクとか気持ちがね、好きなんだと思います。
今日のAIラボのりこさんのライブでも、手書きできるクリエイターさんすごいっていうふうにね、みんな言ってくださってて、すごい嬉しかったんですけど、
そうやってね、できたものを見て評価していただいて、すごいとかね、めっちゃ面白かったとか言ってもらうのもすごい嬉しいし、
多分そこに意義を見出しているんだなーっていうふうに思いますね。
技術の進化の影響
だから、生成AIで漫画が描けるようになったからといって、多分描くのはやめないんじゃないかなーって個人的には思ってます。
あとね、もう一つ理由が思いついたのが、100%イメージ通りのものって、やっぱりまだね、AI出すの難しいんですよね。
だから逆にイメージがざっくりしているもの、自分の頭の中でイメージがざっくりしてて、まだ形になってないものに関しては、
あんまり生成AIで出した画像を使ったりとか、そういうことにそこまで自分は抵抗がないタイプだなというふうに思うんですけど、
逆にね、もう頭の中にしっかりイメージがあって、これを形にしたいってなったときに、
AIでそこのイメージに100%近づけるって、おそらく今の時点で無理なんですよね。
脳みそとAIを同期しないと絶対無理で。
だからAIの画像を使うとか、AIでイラストとか漫画を作るってなったときには、
どうしても数パーセント、数十パーセントの妥協が必要になってくるかなというふうに思います。
そこがね、嫌だなっていうよりはもったいないなっていう、自分の中にできたイメージがめちゃくちゃ面白くて、
これ絶対いいって、これ絶対見てほしいって思ったものが頭の中にイメージできているのに、
AIで出してきたものが70点、80点のものだったとしたときに、
これでいいかって出すのが、せっかく描けるのにもったいないなっていう気持ちで、
今はだから手書きした方が自分はね、イメージがしっかり100%まだ絵が下手くそとかね、
自分で仕事してるくせに言うなよって思われるかもしれないけど、
まだまだ技術的に向上したいなって全然満足はしてないので、
100%に近づけられているかっていうと、まだまだの部分はあるんですけど、
それでもAIよりは数パーセントはちゃんと頭の中のイメージを形にできているのかなというふうに思うので、
本当にかすかなこだわりですね。
これは良いのか悪いのか、AI自体にこのこだわりがきちんと出るのか、
強く出るのかはよくわかりませんが、
でもまあ本当に思考の問題だと思いますね。
思考品の思考、好き嫌いのレベルなんじゃないかなって思います。
だから良い悪いじゃない。
クオリティは本当にどんどんどんどん高くなっていて、
全然読める、見れる漫画とかイラストはすごく増えてきている。
むしろハイクオリティみたいなものもよく上にするので、
手描きの方が優れているとかね、
いやAIの方がこれからの時代は強いとか、
なんかそういうのじゃなくて、
もうここからは本当に個人個人の壁というか、
多分ここから先、
もうちょっとAIが、もうちょっとだと思いますね本当に。
イメージの70%、80%を簡単な指示でね、
AIがイメージを生成できるようになったってなると、
本当に多くの人がね、
普通に当たり前に生成AIの画像とか漫画を使う時代は、
もうすぐそこまで来ているかなというふうに思うので、
そんな時代が到来してもなお、
手でね、すごいめちゃくちゃな時間をかけて、
手描きしている漫画家は間違いなく変態ばかりだなと思うので、
その愛すべき変態たちをね、
愛してくれる読者さんとかファンの方は、
一定数残るんじゃないかと見込んで、
どちらかというと変態側に振りたいなって思っているのが、
今の冷えたの気持ちですね。
なんかね、ノート記事でも書いたんですけど、
ナノバナナがすごいっていう話かな、
の時に書いたんですけど、
やっぱりどんな時代でね、
産業とか技術面での革命が起きた時って、
必ずその前に、
技術進化とかの革命が起こる前に、
革命的に作れるようになったものとかね、
生み出せるようになったものとかを、
以前作ってた人たちっていうのは、
やっぱり生き残るために、
戦略を練らなくちゃいけないタイミングが
あったんじゃないかなって思うんですよね。
例えば陶芸とかね、
普通にだって昔は焼き物でね、
釜で焼いた皿をみんな使ってたわけじゃないですか。
今なんかもう大量生産できるから、
本当になんかこだわりの一品みたいなところに
落ち着いてるものが多いかなって思うんですけどね。
手書きの価値
だからそうやって普段使いからこだわりの一品みたいな、
あとは贈り物、譲渡品用とかね、
あとは特別な時に使うものとか、
そういった売り出し方っていうのも、
今は職人とされてる人たちが、
革命以前は普通にね、
需要があったものを作っていた人たちだったわけで、
そこからね、大量生産の時代に入って、
どうやって生き残っていこうかって考えた時に、
たどり着いたマーケティングだったんじゃないかな
っていう風に、このAI時代になってみて、
そんなことも思ったりします。
多分そんなにね、好きじゃなかった人とか、
めちゃくちゃ思い入れあってやってた人とかじゃなければ、
大量生産の波に乗っかってね、
じゃあ簡単にいっぱい作れていっぱい売れるんだったら、
そっちの方がいいじゃんって言って、
切り替えた人とかもいると思うんだよ。
だから普通に手書きしてたのが、
簡単に作れるし、早いし、面白いし、いいじゃんって言って、
AI作画に切り替える人とかも、
全然これからいるんじゃないかなっていう風に思います。
ある程度のクオリティーがね、
ちゃんと保証されていてね、
ツールとしてこれは使えるぞってなったら、
全然AIを活用して、ガンガンガンガン自分の頭の中をね、
生み出す、頭の中のイメージを外に出していくみたいなのも、
すごい戦い方だなっていう風に思うし、
いやそれでも私は手で書くのが好きだって、
手書きの作品が好きだから手で行くぜみたいな、
今だって多分こだわり持ってる方はね、
デジタルなんか使わないでって、
万年筆とGペンと紙の原稿で書くんだっていう、
職人肩着なクリエイター、漫画家さんとかいると思いますね、普通に。
だいぶ少なくはなってるのかなって思うんですけど、
ただそのこだわりも、
マーケティング次第で、
本当にね価値が倍、2倍3倍になったりとか、
こだわりの割にはクオリティが追いついてなくて、
どっちかというと大量生産に淘汰されるみたいになってしまう人もいると思うし、
なんのこっちゃない今までの歴史が繰り返していたものが、
絵とか漫画にも来ているんだなーっていうような感じで捉えております。
AIツールの活用
わかんないよねこれからだから、
脳みそと本当に同期ができるAIとかが生み出されちゃったらね、
なんかこう頭の中でうんってイメージして、
それをボタンポチって押したら、
そのままの映像が紙に印刷されるとか、
なんかそういうレベルになったらもう、
なんか書かなくていいかってなるかもしれない。
でもそれでもやっぱりなんか自分で書いた方が面白いなーとか、
楽しいなーってなったら書いてるかもしれないし、
本当にどうなるかなーっていう感じですね。
まあどんな時代も、
とんでもない技術進化があり得るかもしれない時代に突入してるっていうことは、
念頭においてね、なるべく柔軟に、
あのこれはけしからんとかね、
言ってる場合じゃないと思うんですよね。
AIけしからんおじさんは結構まだまだいるような気がするけど、
けしからんとか言ってても、
たぶん進化は止まらないかなと思うので、
じゃあどういうふうに、
もしかしたらこれ活用できるのかなーとかね、
こういうこともできるのかとか、
まあでもこれよりもやっぱりこっちの方がいいなーとか、
けしからんじゃなくていいなーとか、
どっちがいいなーがいいんじゃないかなーって思ったりしてます。
自分がね、どっちが好きかでいいんじゃないって思ってます。
はい、そんなわけで、
もうちょっと簡単にしゃべろうかなと思ったら、
13分もしゃべっちゃいましたね。
聞いてくださりありがとうございました。
AI漫画ね、すごいみんなたくさん書かれてて、
これAIでこんな書けるんかみたいなものもね、
たくさん出てるので、
ぜひ検索して、
ナノバナナでね、検索してみてみてください。
漫画だけじゃなくてね、
いろいろ活用されてる方がいっぱいいると思うので、
コンさんのやつとかめっちゃ面白い。
コンさんは自分をモデルに、
いろんなヘアスタイルにしたりとか、
着せ替えしたりとかすごい楽しんでますね。
楽しそうなのがすごい伝わってくる。
だからやっぱり、
生成AIで自分のイメージを具現化っていうか、
すごいめちゃくちゃ心から楽しんでる人の作品とかね、
ほんと楽しいんですよね、見てても。
そういうのは伝わるから、
AIツールを使ってるからといって、
これはクリエイティブ作品じゃないっていうのも、
私はなんかちょっと個人的にはね、
普通にクリエイティブな活動だよなって思ってますね。
楽しいのがね、一番かなって思います。
ナノバナナの話、
Google AI Studioって書いてたかな、
の画像生成についてを書いたノート記事ですね、
あるので放送の概要欄に貼っておきます。
よかったら見てみてください。
それでは本日はこの辺で失礼いたします。
良い一日をお過ごしくださいませ。
バイバイ。