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はい、おはようございます。ヒデジです。 11月の1日、双子パパのライフデザイン始まります。
はい、11月になりました。 今日のテーマは、本の紹介をします。
あの戦争は何だったのかということで、ちょっと言葉向けの本を紹介します。
こちらの本は、辻田正則さんという方が書かれたものでして、この方は1984年生まれで、大阪府出身で慶応義塾大学の文学部卒業された方で、
今は近現代史研究者として、ネットのメディアにも出られていたり、ラジオとかにも出ていたみたいですし、
あとご本人もですね、YouTubeをやられていたりします。 この本自体はですね、今年の7月に発売されたものでして、
私自身はね、8月に購入して、その後読んでたものなんですけども、
今年がですね、その戦後80年というね、節目ということと、夏にあったね、選挙。
あそこで結構その、歴史観を問うようなね、話題も多かったと思うんですね。
そんなとこから自分自身もですね、それまであまりこの戦争に関わるような本というのは読んでこなかったので、
例えば加藤先生のね、レディオとかでも多数の本がね、紹介されたりはするんですけど、
なんか自分の中で探してたんですね。 戦争の本を探してたときに出てきたのがね、
あの戦争は何だったのかというこの本なんですけども、
自分の中ではですね、これ結果的にはすごく客観的に見られているというか、客観的って言い方がいいかちょっとわからないんですけど、
今は、例えば選挙であったり、この80年という不死名で世の中で言われている、この戦争に対する歴史観っていうのの問題点とかを、
結構こう、よくわかるように書かれているなというところがありました。
特にですね、その著者のですね、印象に残った言葉としては、
歴史っていうのはですね、ここで言うんですけど、歴史は客観的なものではなくて、常に現在からの解釈に他ならないっていうんですね。
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だから、その過去の歴史がですね、まあその通りなんですけど、過去の歴史が今の自分たちがどう解釈するかだけで大きく変わってくるっていう話なんですね。
で、それもですね、この現在の自分たちっていうのは、あの、この現在の日本の中でいる自分たちっていうこともあるし、
例えば他のアジア諸国の国々からしてみれば、その国の人たちから見たその戦争に対してどういう解釈しているかっていうことに当然なるので、
その自分自身、この現在からの解釈っていうのがもう本当に、日本でも多分本当にあれですね、
センサー版ベースというか、その個人個人が今考える、今解釈しているその歴史観っていうところに他ならなくて、
客観的で常に同じもの、同じ認識のものっていうものではないよっていうことが書かれたところはすごく納得してですね、
そういう認識のもと、あの戦争とは何だったのかっていうところを、いろいろな視点で見ていってるっていうのがこの本なんですけども、
で、テーマとしてはですね、大きく書かれてあるテーマとしては、この歴史的解釈とその起点について、
あとですね、海戦を回避できなかった構造的な問題、
そしてアジア諸国の諸外国からの歴史認識、
最後に書かれたのが日本にある、日本の国立の歴史博物館っていうのが不在だっていう問題、そんなところが書かれてます。
で、歴史的解釈と起点っていうことなんですけど、戦争に対しての呼び名ですね、太平洋戦争っていうのか、大東亜戦争っていうのか、
そういう呼び方もですね、どこから起点で考えてるかによって違ったりとかするよっていうことだったり、そういうのが解説されてたりします。
で、海戦を回避できなかった構造的な問題ってこともですね、ここは結構よく言われてるかもしれないんですけども、
明治憲法から来てる憲法の作り方自体が、やっぱり一人の人が独裁でできるようなものではなかったんで、
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いろんな組織が絡み合って、戦争をやめたいと、戦争をしたくないと、回避したいと言ったとしてもですね、
組織としてそういう方法に動いてる中では、一人が何か言っても無理で、そういう構造的な問題っていうのがあるっていう話ですね。
あとね、諸外国の歴史認識っていうことに関しては、この辻田さんもですね、実際にいろんな国を巡りまして、
ちょっと残ってるのはね、記憶にあるのは、1943年に東条秀樹が、東条外交っていう形でですね、結構アジア諸国を回った時があるんですね。
この1943年っていうのは、戦線としては結構日本軍はだいぶ状況が悪くなってきてまして、そういったところで他の国々ともう少し外交で距離を縮めたかったっていうところがあったようなんですけどね。
で、その時に行った国々を実際にこの辻田さんも巡って、各国にある博物館も巡ってですね、結構そういったところがリアルに描かれててですね。
で、面白かったのはですね、例えばインドネシア。インドネシアは日本軍としては、このエネルギーを、まあ石油ですね、石油の取れるところとして、もともとはオランダが占領してたところですけど、
その石油が取れる場所を何とか確保するっていうことでね、動いたわけなんですけど、
インドネシアの博物館とかから見ると、またはインドネシアにいる古い方々からすると、
オランダ軍に占領されてた時の方が苦しくて、で、そのオランダ軍をですね、一掃してくれたっていうのが日本軍で、
すごくポジティブな捉え方をされてるような描き方もありましたね。
で、一方ですぐ隣のシンガポール。これはまあ私も行ってたところなんで、よく描いてあることもわかったんですけど、
シンガポールはですね、もともとそのイギリスから来たね、トーマス・スタンフォード・ラッフルズというね、方がいまして、
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で、その人ね、建国の父って言われてるんですよ、シンガポールでは。で、シンガポールとして独立する前に、
シンガポールを発展させた人なんですね。で、シンガポール自体はね、そもそものその国の成り立ちが、いろんな移民が入ってきた中で成り立ってきてるっていうものがあって、
まあイギリスのそのラッフルズっていう方は、いろいろ多分統治したんですけども、
全然平和に暮らしてたところに日本軍がやってきて、で、その平和をね、全部こう壊されて、
で、そこにいる中華系の人たちはね、敵にね、思われるというか、一掃されたりしてね、結構大逆殺とかもあったんですね、シンガポールに関しては。
国が隣なだけなんですけど、認識が大きく違ってて、そういう面白さというか、興味深いところがね、実際にこの辻田さんも足を運んでみたっていうところがありまして、
そういった内容もね、書かれてます。
いろんなね、戦争の本っていうのはあって、実際にその、今私もね、坂井三郎先生の大空の侍っていう本を読み始めてはいるんですけど、
今自分たち、今この都市に生きてる自分たちからして、この戦争に対してのあまり理解がない方にとっては、結構わかりやすく、全体的な今の問題点とかがね、よく書かれてるかなと思ってます。
なので、戦争に関わる本をね、あまり読んだことがない方とかは、結構おすすめじゃないかなというふうに思ってます。
これ結構いい本じゃないかなと思っていて、電子書籍では買ったんですけど、ちょっと実際の本も欲しいなっていうものでした。
もしご興味がね、ありましたら読んでいただけたら幸いだなと思っております。
では今日はですね、そんなお話をしました。
自分のことになりますが、本日もですね、私、務め人の仕事がございます。
一般的には3連休の初日ですね。月曜日が休みなので、皆さんね、お休みの方はぜひ良い3連休にしていただければと思います。
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それでは最後まで聞いていただきましてありがとうございます。
またですね、いつもいいね、コメントいただきありがとうございます。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。ありがとうございました。