1. 日々、駐妻。
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2023-10-03 08:45

20 - 急いでるから空いてるレジを選んだのに…

アメリカならではの対処。私もいつかやってみたい。

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日々、駐妻。この番組は、アメリカで駐妻として暮らす私、かやこが、日々の生活で感じたこと、驚いたこと、考えたことなど、ありのままお伝えするポッドキャストです。
不定期ですが、たくさん配信しようと思っているので、よかったら番組をフォローしてもらえると嬉しいです。
クロッシングカルチャーっていう、教会の一室で行われている会に、今年の初めからかな、週に1回ぐらい参加してます。
ノートにも書いたんですけど、アメリカで生まれ育ったおばあちゃんたちが運営してる会で、クロッシングカルチャーなんで、文化交流というか、交差というか。
主に参加しているのは、日本人の駐妻かな。半分以上はそうで、他にもアジア圏の人がちらこら。中国、台湾、フィリピンみたいな感じでいます。
その会で、この間聞いたので、面白かった話があったので、シェアしたいなと思います。
運営しているおばあちゃんの一人の体験した話で、彼女はその日めちゃめちゃ忙しかったらしいんですよ。
朝は夫を病院に連れて行って、戻ってきて、午後は遠くに住んでいる娘がヒューストンに帰ってくるから、空港まで迎えに行かないといけないと。
迎えに行く前にスーパーに行って、晩御飯の材料を買って、ある程度支度してから迎えに行きたい、みたいな感じだったんですね。
私たちが住んでいるところは、空港に行くまでに少し時間もかかるから、めちゃめちゃ焦っていたみたいなんですよ。
夫を病院に連れて帰ってきたら、もう昼前だし、やばいやばいみたいな。バタバタしながらスーパーに行って、急いで買いたいものをカゴに入れて、早くお会計済ませたいの。
レジどこも並んでいて、一番空いているところをやったと。一人会計しているだけで、あの人が終わったらすぐ自分だってそこに滑り込んで、よしよしいいぞと思っていたら、なかなか前の人の会計が終わらないと。
なんでだと思ってよく見ると、ご夫人が一つキャッシャーに物を渡して、ピーって言って値段確認したら、買うかどうか試案して、キャッシャーにレジの人に商品を一つ渡して、ピーって言って値段確認したら、うん、やっぱりそれは買わないでおくとか言って、
一つ一つの商品に対して値段を確認して、買う買わないみたいなことをやってたらいいんですよ。どうやらすごく生活が豊かな方ではないみたいで、自分の買える範囲の中で何を買うか買わないかみたいなのをキャッシャーでやってると。
値段は正直売り場にほとんど書いてあるから、書いてないのがあるっていうのがアメリカのトリッキーなところなんですけど、できればキャッシャーに行く前にそれをやっておいてほしかったんですけど、ご夫人はそれをキャッシャーでやられていて、それによってものすごい時間がかかっている。
どうしようかな、買おうかなみたいな。それでこの話をしてくれた彼女はめちゃめちゃイライラして、いやいやいやみたいな、もう急がないといけなくて空いてるとこ入ったと思ったのに、もう何これみたいな、一個一個確認しないでよみたいな風にイライラしたらしいんですよ、クソみたいな。
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だけど、いやいやちょっと考えてみようと、こういうことでイライラするんじゃなくて、人目の前のこのご夫人はお金がそんなに余ってるわけではなくて、一つ一つ考えないといけないような状況なのと、そういう人に対してイライラするんじゃなくて、何かこうしてあげられることはないかっていう風に気持ちを切り替えて自分に問いかけたらしいんですよ。
そこで彼女の取った行動が、もしよかったらとレジの人とご夫人に、もしよかったら今カゴに入っている残りの商品は全部私がお金を出しますので、購入されたらどうですかってオファーしたらしいんですよ。
でもびっくりで、もちろんご夫人はそんなこといいんですかと言って了承して、レジの人もいいねってなって、そのご夫人が本当に本当に心から彼女に感謝してたみたいで、私は生活がそんなに豊かではないけれども、こんな風に親切にしてくれる人は本当に少ないと。
親切なことをしてもらった経験ってのがたくさんあるわけではなく、むしろ滅多にないと。本当にあなたに感謝してると。本当に本当にありがとうっていうのを涙ぐみながら言ってハグしてくれたらしくて。
それをハグしているのを見て、キャッシャーの人も身を乗り出してハグして、周りにいた人もよかったねみたいな感じになって、すごいいい雰囲気になって、本当に本当にありがとうって何度も何度も言われながら別れをして、自分も買い物を終えて娘を迎えに行く前に夜を終えることもできて、
これはともすればただただイライラしても早くしてくれよっていう風になって汗汗して終わっていたかもしれない日だったけれども、どうしたらいいかな、自分にできることあるかなと考えて残りの商品を全部買ってあげたことで、すごく自分自身も満たされたし、感謝もしてもらえたし、きっと目の前のご夫人の力にもなれたと思うからよかったと思うみたいな経験を語ってくれたんですよ。
そんなことあるみたいな、すごいですよね、すごい経験だなと思って、日本で目の前の人の買い物を代わりに買ってあげるみたいなことって聞いたことないんですよ。
バーとかでね、あちらの方からですみたいなやつとか、有名人とかがね、大先輩とレストランでたまたまで会って、全然先輩は先輩、自分は自分たちでご飯食べてるんだけど会計の時に先輩が支払っていかれましたよみたいな意気な話とかは聞いたことあるけど、見ず知らずの目の前の人の日用品を買ってあげるってすごい考えだなと思って。
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それで思い出したのが、またこのクロスインカルチャーの別の会でバケツリストを作ろうって会があったんです。バケツリストっていうのは、死ぬまでにやりたいことのリストっていう意味なんです。
最近は死ぬまでじゃなくて、サムバケツリストとか言って、この夏にやりたいことみたいなとか、私がハワイに半月一人で行った時も、ハワイのバケツリストあるの?みたいな、ハワイでやりたいことみたいな風にやりたいことっていう意味合いになってきつつあるんですけど、本来は死ぬまでにやりたいことらしいんですよ。
その時のクロスインカルチャーの会では、あなたのバケツリストも作ってみようみたいな感じで考えてみるってやつだったんですけど、その考えるヒントになるかなと思って、アメリカでよくバケツリストとして言われてるようなことを例として出しますねって言って見せてくれたんですね。
それは例えばスカイダイビングをするとか、借金を返すとかもありましたし、どこどこに行くとかね、ナショナルパーク全部行くとか、国立公園全部行くみたいなこととかいろいろ書いてある中に、2、30個あったんですけど、スーパーで前の人の商品を全部買うっていうのがあったんですよ、バケツリストの中に。
だからある意味、アメリカのカルチャーの中では、一度やってみたい、ちょっとエキサイティングで親切な良いことみたいな感じになってるのかなと思って。
じゃないと、私が日本で今まで暮らしてて、この出来事を知らずに同じ状況になったとして、前の人のものを買ってあげようみたいな選択肢が自分の中に浮かばないと思うんですよね。
そういうことってあるんだっていうのを知らないと。これはキリスト教にも密接に関わってるんだろうなと思うんですけど、バケツリストの例示として出てくるようなメジャーなことなんだっていうことにもびっくりしたし、よもやも身近にそれを実践している人がいるだなんて言っててもびっくりしました。
言ってもね、目の前の人のものを買ってあげるって言っても、何万とかには多分ならないじゃないですか。よもやそうな生活に少し困っていらっしゃるのご夫人だったら、自分の予算内で買うためにバカスがバカスが入れてるわけでもないと思うし、
よったら数千円とかで目の前の人を助けれるんだったらやろうみたいなふうに思うんだなと思って、すごいなと思った出来事の視野でした。以上です。
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