後編の方では、かよこさんご自身のお話をお聞きしたいなと思っていて、結婚されてアメリカに夫さんのお仕事で中ずんまとして行かれて、
キリスト教を学ばれて、2人目もその現地で出産されて、いろんなこの家族が変わっていったと思うんですけど、
僕の知っている仲材の方たちはことごとく関係性が悪化してたりとかしてて、
僕の観測範囲の知り合いの方たちは、みんな一腹、二腹ある方が多くて、
わかります。
いろいろあったんじゃないかなと思うんですけど、今家族と仲良く暮らされている、その夫婦関係がどのように変わっていったのかなっていうのを知りたいなと思ってて、
一番最初のアメリカに行かれる前っていうのは、夫婦関係はどういった感じだったんですか?
私たち付き合って結婚するまでまず7年ぐらい付き合っていて、長いですよね。
恋人兼親友みたいな関係性で、ものすごく仲も良くて、ケンカも年に1回とか2回とかっていう状況の中で結婚して、
娘を産んで、娘が産まれて生後6ヶ月で夫が単身婦人でアメリカに渡ったんですね。
そんな時期だったんですね。
そうなんですよ。
半年だったんですね。
そうなんですよ。1年間のトレーニング、研修っていう名目で、1年限定なので家族の帯同も付加っていうのが会社からの規定で、
生後6ヶ月から1歳半まで一人で子育てをして、
大変じゃなかったですか?
めちゃくちゃ大変で、本当に地獄でしたね。
地獄でした。
コロナだったのもあって。
あ、そっか。コロナか。めっちゃ大変な時期ですね。
コロナもあって、実家も新幹線の距離で、ギリの実家も遠くて、なので頼れるところもあまりなく。
確かに。友達とかも来てもらえないですよね。
そうなんですよ。コロナなんで。特に探り探りなんで、会ってもいい?良くない?やめとく?みたいな温度感だったり。
バリームスタイルが好き。
そうなんですよ。
そんな中、後半数ヶ月は復職もしたので、完全にワンオペで、時短で働きつつ娘を育てて、
夫がやっと帰ってくるって思ったら、通常は1年で帰ってきて、そのまま日本で勤務なんですけど、
前例はないけど、そのまま駐在になりますということになって、
帰ってこなかったんですね。
帰ってこなかったんですね。一時帰国はしたんですけど、行きっぱなしになって、ただ駐在になると家族も帯同できますと。
私としては自分のキャリアが日本にあったので、それを継続していくつもりで、
時短で復職もしてたんですけど、ワンオペの日々が辛すぎて、いっぱいいっぱいすぎて生きていくのが、
一回働きたくない、やめたいっていう気持ちがパンパンまで膨らんでて、この現実から逃げたいっていう気持ちが強すぎて、
駐在になるけどどうする?って夫は、私がキャリアを大事にしてることも分かってたんで、
駐在を断るっていう選択肢もあるけど、どうしたいかって時に、
そうなんですね。
もう行く行く行くって感じで、行きますって。
もう一旦不安はあるけど、ちょっとこの生活無理だわ日本でっていうのを思って、アメリカに来て、
やっぱりキャリアが中断することへの恐怖が凄まじかったので、
それは凄い強かったんですね。キャリアの断絶の恐怖が。
強かったですね。
その仕事にまた戻れないんじゃないかとか、他の仕事と他の会社であったとしても、また働けないんじゃないかっていう恐怖感があった。
そういう間が空いちゃうから、何か置いてかれるような気がしたんですか?
そうですね。私が元々働いていたのが、転職エージェントだったんですよ。
なので、30代で数年働かない空白期間がある女性が帰ってきて、再就職。
かつ同じレベルの年収とか、業務内容で再就職する難しさみたいなものをすごく感じていて、
当時の上司にも駐在に帯同するときに、絶対に職歴を絶やすなと。絶対に何かしら働いた方がいい。
向こうで、インターンとかですごい低い年収とかでもいいから、アメリカでこういうことやってましたっていうのを絶対作っときなよっていうのは、
もうその上司は30年とか人材業界にいたので、
ベテランですね。
ベテランって言われて、自分自身も人事として働いていて、面接する立場だったのと、会社が転職エージェントで、いろんな方の話を聞いてたので、
これは、ただ駐居妻として数年間いるだけだと、帰ってきてからが厳しいっていうのを思ってたので、すごい恐怖してたんですよね。途絶えるっていうのが。
アメリカに行って、駐在の駐居妻としてだと働けるんですか?
ビザによるんですよ。私のビザは働けるビザだったので、
あー良かったですね。
そうなんですよ。で、アメリカで働こうと思ってたんですけど、
いろんな御縁があって、フルリモートで日本の会社で働くっていうことになって、
ただ時差が15時間とかあるので、
確かに。
今日も私は朝、アツさんは本当真夜中で収録していただいてる。
もうすぐ12時になるわけですね。
そうですよね。こんな遅い時間に。
いやいやいや。
で、仕事だとこの遅い時間にミーティングしてくれないじゃないですか。
確かに。
ちょっと12時からお願いしますとか言えないので。
そうですね。
どうしても仕事だと私が遅くなるんですね。
日中ある程度働いて、夜のオペレーションを全部して、
全部って言ってもご飯だけして、夜の7時からは私は別室に行って、仕事して会議します。
夜の7時から10時までは働いて。
つまり夫は8時間働いた後、家に帰ってきて晩ご飯食べたら3時間ワンオペなんですよ。
すごいな。
きついですよね。
すごいですね。
きついですよね。かなり。
その時、お子さん何歳ぐらいだったんですか?
当時は2歳ですね。
2歳。
2歳から2年ぐらい。
まだまだ手もかかるし、
最初の頃は何か分かってないから、
なんかお母さんいなくなるなって感じだったのが、
3歳とかになると、ドアを開けて入ってきたり、
ドアに鍵をかけると号泣したり、
寝かしつけたいんだけど、10時まで待てばお母さん帰ってくるっていうのが、
一度でも分かってしまうと、ずっと待っちゃって、
夫は寝かしつけさえできれば自分の時間なんですけど、
それもできなくて10時まで疲弊して、
ただただぐったりした夫と娘、帰ってきたらがいて、
私も今めちゃめちゃ働いてきて、
母って思ってるけど、そっから娘の寝かしつけ、後退してみたいな。
なるほど。めっちゃしんどい時期ですね。
しんどくて、夫はやっぱり私がある種キャリアを犠牲にして、
来てくれたし、1年間私にワンオペさせてるのは申し訳ないってすごく思ってくれたので、
自分がここで頑張って、
家族を働きたいなら働かせようって思ってくれてたんですけど、
ですけど、やっぱり限界きますよね、この働き方。
そうですよね。そんな昼間ずっと働いてね、
7時から10時までまたワンオペで見て、
確かにね、しんどいですね。
そうなんですよ。
本当にさっきあったさんが、
駐在ファミリーは一波乱二波乱あるっていうのをおっしゃってましたけど。
うちみたいな例もそんなにないと思うんですけど、
そうじゃなくてもね、お互いに親族も友達もいなくて、
言葉も通じないところで苦しい中で、
かつ夫だってものすごい英語がペラペラで、
なんのなんもなく働けるぜってわけでもなくて、
自分のキャリアも頑張らなきゃいけない中で妻も支えて、
妻も必死でっていう中で、
本当にそれまでは全然喧嘩もしたことなく、
親友みたいな夫婦があったのが、
めちゃめちゃ喧嘩増えるみたいになってきて、
この波はなんなんだっていうぐらい、
波乱に次ぐ波乱っていう感じで、
アメリカ来てからは。
例えばどういったことで喧嘩になったりとか。
私は察することが苦手で、
全部言ってほしいんですよね。
夫は察するのが得意で、
こうしてあげたら喜ぶだろうなってことを、
ストレスなく相手にちゃんとできて、
ただその代わり、
これが嫌だとかをストレートに言うのが苦手。
なのでそうすると、
夫がどんどんストレスが溜まっていくっていうのを我慢しちゃう。
吐き出し口がなくなっちゃう。
日本だったら、
友達と飲みに行くとか、
同僚と飲みに行くとかができたのが、
そういうこともできなくなって、
吐き口がなくなって、
どんどん溜め込んで、
特別な原因で爆発するときもあれば、
溜めて溜めて溜めて、
最後の1個で、
なんでそんなに気が使えないのっていうのに爆発する。
本当に些細なこと。
例えば私が玄関に積まれている、
使用済みの段ボールをいつまでも捨てない。
捨てるのはいつも夫。
なるほど。
本当に些細なところがきっかけになっちゃうんですね。
そもそも火薬はさ、
お掃除ロボットのゴミを捨てることもないし、
そういうことに始まっていくんですよね。
ですよね。
それはどうやってそこを乗り越えていったんですか?
そうですね。ある意味で、
駐在っていう逃げ場のない環境が、
確かに。
良かったかなと、向き合うしかないっていうのがあったのと、
実家に帰るわけにはいかないですね。
そうなんですよ。
もう辞めてやるとかもできないし、
アメリカの環境が娘にとってものすごくいいっていうのも、
教育的に分かっていたので、
やっぱり英語が喋れるようになったりとか、
主体性が育ったりとかっていうところを見ていて、
なるべくアメリカにいたいっていう気持ちが、
教育の観点ではあったので、
もしかしたら日本にいたら、
実家に帰らせていただきますみたいな風になったかもしれない局面でも、
それを選べなかったっていうところはまず一つあるのと、
それこそ結構キリスト教の聖書を学んだのは、
自分の中では結構いい加点になったかなと。
例えば夫と揉めて、
もう私なんて誰からも愛されてないし、
冷静な自分はそうじゃないって分かってるじゃないですか。
もう一人の自分は、
夫は別にあなたのことを愛してないわけではないとか分かってるけれども、
それでも勝手に惨めな悲劇のヒロインみたいな気持ちになってうつうつと。
気持ちが自然でいくときありますもんね。
時に本当にふと、
キリスト教の教えみたいなのが心に浮かんでくる時が、
私なんて誰にも愛されてないって今すごい思ったけど、
キリスト教徒に沿ってこういう時に、
でも神様は私のことを愛してくれてるって思うんだなとか思い出すようになって。
結構それは自分を守ってくれたというか、
神秘的な味方になってくれた安全基地みたいな感じだったんですか。
もうありますね。
あとは聖書の話を勉強する中で対話していくんですよね。
キリスト教は今回マナブショーでは、
イエスキリストはこういうことを大事にしましょうって言ってるよっていうのを話したときに、
普段の生活の中ではこういうことに当てはまるよねとか私が言っていくんですけど、
でもそういう時にちょっと冗談めかして、
ちょっと夫とボメててさ、こうこうこうで自分はそういう悲しい気持ちになってて、
とか言って言うと、
教えてくれてるおばあちゃんが、
でも旦那さんはあなたのことを愛してるっていうのは分かってるでしょっていう風に一言言ってくれるときに、
それがキリスト教とどう関係あるか分からないですけど、
分かってるのに分かってないというか、
つらいときは見てみぬふりしちゃうというか。
確かに確かに。
かやこさん自身も夫が私のことを愛してるってことは、
どっかで気づいてる、分かってることを認められなかったけど、
見えてなかったけど、確かにそれあったなと感じられたんですか?
おばあちゃんの言葉で。
そうですね。
常日頃の生活で愛されてるってのは分かるはずなんだけど、
やっぱ一つの揉め事が起きたときに、
この人って私のことめちゃめちゃ嫌いなんじゃないのっていう風に、
例えば思って落ち込んでしまったときに、
もうそのことしか見えなくなって、
他の与えられてきたものに目が向かない、
なってしまったときに、そうじゃないでしょっていう言葉をもらって、
ほんと涙出そうになるというか、
私ってこんなこともしてもらってる、こういうこともしてもらってるのに、
してもらってないところにフォーカスをして、
悲しい気持ちになっちゃってるよねっていう。
やっぱキリスト教の聖書の中で、
イエス・キリストがどんな人に対しても、
自分のことを信じてる人限定ですけど、
信者限定ではありますけど、
信じる者は救われるってよく言いますけど、
信じてくれる人に対してわけ隔てなく愛を与えていて、
その聖書の時代でいくと、身分の差別とかたくさんあるんですよね。
こういう人には話しかけないとか、みんな避けて通っていくとか。
そんなことも書いてある。
ありますあります。そこの時代背景を知らないと、
なんでこの人に対してこんなみんな冷たいの?ってなるので、
教えてもらわないと、聖書って本当の意味でわからないんですけど、
例えば当時だと、ローマ人はそのユダヤ人に対して支配しようとしていたので、
そこにユダヤ人を抗おうとしていたみたいな背景とかが、
あって、ユダヤ人を見下していたローマ人でさえ、
キリストを最後は頼ってきたみたいなエピソードとかだと、
そういう立場の人にも目覚められるんだって分かったりとかする、
いうようなものもあるんですけど、それでキリストはそこにわけ隔てなく、
お前はローマ人だから助けないとか、お前は汚れた地の出身だから助けないとか、
まだ早い。諦めるにはまだいけるみたいな気持ち。
すごいな。成長欲が強いとか、好奇心が強いとかっていうのもあるんですか?
そうですね。好奇心は強いですね。かなり。
成長意欲はそんななんか、社会でいうとリクルートみたいなの全然ないんですけど。
人間性っていうのは興味あるのかもしれないですね。
人間どうなるんだろうっていうのが。
それじゃあ夫婦の置き換えると、
夫がこう言ってたけど、この言葉の意味は何なんだろうとか、
これを言っている夫の真理は何なんだろうとか、
なぜこれを言ったのだろうか、
そして私はそれを言われて、なぜこう感じたんだろうかみたいなところまで置いていく感じ?
そうですね。勝手に思っていることなので、夫が聞いたら本当にハッと思うかもしれないんですけど、
結局彼が怒っているのは、私の愛情不足なのかもとか、
その愛情表現の不足、そのちっちゃい行動一つ一つではなくて、
家族とか彼に対する私の愛情みたいなものを全然受け取れない、感じ取れないっていうのが根本にあるのかもとか、
じゃあそれを気づいてどうしようかとか。
表現していこうかとか、アクションを変えていく。
そうですね。
夫婦関係を改善した方とか、夫婦関係のサービスをやっている方に話を聞くと、
好奇心、あと心理師さんも言ってましたね。カップルサラピストの心理師さんも言ってましたけど、
相手に好奇心を持つっていうことが大事だって、みんな言うんですよ。
そうなんですね。
家族と同じことをみんな言ってて、好奇心を持とうと言って、そもそもそれが持てないからこじれてるっていうケースが多いんだけど、
どうやったらパートナーに対して好奇心を持てるのかっていうのは、僕も知りたいなと思っているテーマの一つだったりするんだけど、
なんでかよくさんは夫さんのことにそこまで好奇心を持てるんだろう?自分の性格だからですかね。
なるほど。でも、努力はいりますよね。
ほっておいて好きなままにしていいよって言われたら、本当に自分の趣味に走ってしまうというか、
発信が好きなので、ポッドキャストしてノート書いて、好きな本読んで好きな番組見てってなってしまうんだけれども、
でもそこは意識してますね。
それはなんでなんだろうかっていう、考えようとしてるってことですか?
考えようとしてる。そうですね。だし根本の性格もあると思います。
なんかなんで言うんだろうってすごい気になります。この発言は。
なんでそう考えたんだろうっていうのは、おそらく人事をしていて、人事は結構転職だったと思ってるんですけど、
自分の人生しか生きられないじゃないですか、人間は。当たり前ですけど。そうすると自分の考え方に凝り固まって、
自分の選んだ体験っていうのをどんどんしていくんですけど、人事としていろんな人の人生を聞いていくと、
あ、そこでそう考えてそう選ぶんだ。私そう考えないなーっていうこと結構あるんですよ。
その経験に対してそうリアクションするのとかをやると、人の人生をちょっとインストールしていくじゃないですか。
そんな考え方あるんだってびっくりしちゃって。
そう思うと人間って本当に一つの事象に対して全然違うリアクションするんだなっていう驚きみたいなものを今までにいっぱい繰り返しているから、
じゃあ夫はどういう考え価値観に基づいてこういうリアクションしてるんだろうっていうその根源は知りたくなるし、
なんなら深掘りしたくなりますよね。やっぱり幼少期の体験なんじゃないとか。
親にこう言われたからなんじゃないとか。そういうのの興味はもともとの性格かもしれないですね。
なるほど。仕事のことも結構確かにありそうですね。いろんな方の事例を見てるから、
これが起こったらこう思うべきとか、これが起こったらこうすべきとか、これが一つの真理だろうみたいな。
っていうのがかやこさんの中にはなくて、いろんな人がその一つの事象に対していろんなことを思うよね。
それが当たり前だよねっていう前提に立っているから、夫の反応とかに関しても、私と同じじゃないの?とかって風にならないってことですね。
そうですね。話し聞きながら思ったのは、自分にもめっちゃ興味があるからかなと。
自分自身もなんでこんな風に言うんだろうっていうのを考えていくと、
あ、小さい時にお母さんとこういうことがあったからみたいな風に思ったことがいっぱいあって。
セルフカウンセリングみたい。
そうですね。それをめちゃくちゃやってて。
なので自分の中にすごいストックがあるんですよ。自分のこういう性格は幼少期のこういう体験から来てるなっていう。
自己分析が大量にあって、そうなると、あ、夫がここでこういうリアクションするのって、私の場合だとこういう幼少期の体験に基づいてるから、
夫の場合もそうなんじゃないかな?とか、夫の場合はどうなんだろう?とかを知りたくなる。
自分自身が結構掘り下げてるデータベースがあるので、自分の脳内に。