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2023-09-15 10:05

14 - 娘に怒鳴ってしまったことの思わぬ効能

絶対にもう怒鳴りたくないのですが、私たちには必要だったのかもしれないな、と思えたのでした。

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日々、駐妻。この番組は、アメリカで駐妻として暮らす私、かやこが、日々の生活で感じたこと、驚いたこと、考えたことなど、ありのままお伝えするポッドキャストです。不定期ですが、たくさん配信しようと思っているので、よかったら番組をフォローしてもらえると嬉しいです。
これ、育児あるあるだと思っているんですけど、男性はわかんないんですけど、私、育児している男性と、育児の話をしっかりしたことがあんまりないので、女性からしか聞いたことが今までで言うとないんですけど、育児していると人格が変わったかのように、声を荒げてしまったり、叫んでしまうことがあるっていうやつですね。
本当に、あなたはよもや叫びますまい、みたいな温和な温厚な人でも、全然毎日のように怒鳴ってますとか言うんですよ。それを妊娠しているときから知り合いとかでも聞いていて、今でも普通によく聞く話で、あるあるなんだなって思っているんですね。
私って、すごい気性が荒い人みたいに思われがちなんですよ。多分、感情表現が豊かって自分で言うのもないけど、バラエティが結構ある上に、割と直接的に感情表現するタイプなので、喜怒哀楽が激しいってキャラクターとして思われるのかなって思うんですけど、意外と私はすごくメンタルが安定していて、喜怒哀楽はストレートに表現しますが、
別に激しくないんですね。どちらかというと、ずっと一定なんです。わかんないです、信じてもらえるか。もうだから、夫婦喧嘩とか家とかでも、私はキーキー言ってるんだろうな、みたいなこと言われることがあって、人とは一部を見て全体を判断することよ、みたいなふうによく思っています。
で、私はそんな感じの性格で、人に対して声を荒げるとか、ほんとしたことなかったんですよ、人生で。多くの人はあんましたことないと思うんですけど、育児あるあるを聞いてから、自分もいつかは叫ぶんだろうなっていうふうに思ってたんですね。まして、私、ほんと育児苦手なんで。
で、なぜか幸いなことに、叫ぶっていうことがとんとないまま、数年が過ぎ去ってたんですね。で、もう全然みんなが思わずと鳴ってしまう、叫んでしまうみたいなのは、もう気持ちわかるなーって思ってて、ただ私が叫ぶっていうスイッチが入りづらいだけなのか、そういう出来事がないだけであって、いや叫ばないですよね、みたいなふうには思ってなかったです。
ただ自分にはまだそのタイミングは来てないだけだなってラッキーなことにと思ってて、ただちょっと前なんですけど、娘に叫んでしまったということがついに起こりました。その予兆はもう前々からあって、なぜかっていうと、いつも私がマックスイライラするのが、娘の習い事に行く前だったんです。
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娘は今ダンスを習ってるんですけど、習い始めたきっかけとしては、娘に何か習わせたいなと、私も夫も思っていて、いくつかある候補でピアノ習わせてみたりとかしたけど、そんなに夢中になってないかなと思って辞めてみたり。
いろんな候補の中から、ダンスすごい好きだからいいんじゃないかということで、体験させたら本人もすごい楽しんでて、じゃあ習おうということで決めて。バレエとタップダンスをする教室なんですけど、初期投資がちょっとかかるんですよ。
まずダンスのユニフォームを買わないといけなくて、タップダンス用のタップシューズを買って、今度はバレエ用のトゥーシューズを買って、ストッキング買って、ストッキングなんか大した値段じゃないけど、それであとはレジストレーションフィーですね、登録料かかって、で、月謝がかかるという感じなんです。
初期費用がかかるもんだから、辞めたら初期費用がもったいないですね、お試しして辞めるみたいなのが。だから、なるべく続けてほしいし、合う合わないを判断するにしても、ある程度やってからにしたいなと思ってたんですね。
だけど、レッスンっていうのが平日の娘が学校に行った後にあるので、娘自身も一日学校で遊んだり勉強したりしてすごく疲れてて、一旦家に帰ると娘も多分スイッチがオフになるんでしょうね、フーみたいな感じになって、じゃあそっからダンス行こうってなったら、なんかもう家から出たくないみたいな感じで、嫌だ嫌だみたいな感じになるんですよ。
こっちとしては、行ってほしいわけですよね。完全にね、親のエゴに近いものがありますけど、でも行かない行かないってなって、本人に言うと、来週は行くけど今日は行かないみたいなことを言うわけですよ。
でもそんなことね、3歳とか4歳がちゃんと考えてできるわけじゃないんで、行こうよってなるじゃないですか。でも行かないって決めちゃってると。そこで時間に余裕があればね、気晴らししてとか、ちょっと何なら寝てとか、おやつゆっくり食べてとかできるけど、割と学校が終わってからすぐダンス教室に向かわないといけないみたいなスケジュールだったんですよ。
まあかといって、学校からそのまま行くには向こうで時間を持て余すみたいな感じでもあったんで、毎回家に帰ってたんですけど、それがもうね、本当に毎週毎週なんか戦争のようで、もういい加減にしてみたいな感じになってたんですね。
もうやばいなと、自分このダンス本当に毎週毎週やらしてマジでやだなと、逆に私がやめたいみたいな感じになってて、なんとかそのまま学校から家に帰らずに公園で時間潰していくとか工夫したんですよ。
で、それあるときに、その日は一旦家に帰っちゃったのかな、まあ暑くて公園で遊ぶってこともだんだんできなくなったんで、ダンス教室の最寄りの公園がなんかめっちゃ川出て行くとマジで刺されるみたいなこともあって、家に帰って、何のきっかけかも覚えてないんですけど、
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まあもう何とかね、眺め透かして着替えさせて、車に乗せて、運転し始めてて向かってるみたいなときに、「行かない!」みたいな感じで騒ぎ出したんですね、娘が。
で、もうなんか私もなんかいっぱいいっぱいみたいな感じで余裕なくなって、しかもすっごい大声で車って閉鎖空間でカナキでこう出されて、なんかめちゃめちゃイライラしたけど集中して運転しないといけないし。
で、もうガーッと怒鳴っちゃったんです。なんて言ったか忘れちゃったんですけど、何かしら怒鳴り返してしまって、「もう知らんわ!」みたいなこと言ったのかもしれないんですけど。
でね、やっぱり人生で一回も怒鳴ったことない人って怒鳴るのめちゃめちゃ下手なんだなって思ったんですよ、そのときに。なんか迫力のある怒鳴り方したかったんですよ、私もなんかドスが効いた感じでビビり上がるみたいな。
でもなんか声がかすれてなんかしっかり声出ない、ちょっと裏返るみたいな感じで、ちょっとなんか何なら恥ずかしいぐらいのすっごい下手な怒鳴り方で、なんか自分で言って自分で覚めるみたいな感じになったんですけど。
それでも娘にとってみれば、今まで一回もそこまで怒鳴られたことなかったんで、めちゃくちゃビビってて、一気に静かになって。
で、これもね子育てあるあるですけど、怒鳴ったり叫んだりした後は、もうこっちが我に返って本当に後悔するっていう、私も言葉に漏れずそうなりまして、
こんなちっちゃな子に、もう同じ土俵に立ってこんな大声を上げてしまったと、あーってなって、ちょっと落ち着いてからお互いに謝ったわけですよ、ごめんねと。
さっきお母さん大きな声出してしまったと、怖かったよねみたいな話した、怖かったって言って、どう思ったって言ったら悲しかったって、そうだよねって本当にごめんねと。
お母さんはこういう理由で余裕がなかったけど、さっきまで良くなかったねみたいな話をしたわけですよ。
で、そういう状況を作らないように自分自身が努力していくしかないと思って、そこから叫んでないんですけど、自分としてはなんか忘れ去りたい過去ではあったんですが、意外な効能があって、
っていうのが、娘が何か気に入らないことがあったりとか、自分の意思を通そうとした時に叫ぶっていうことがあったんですよね。
それまでは叫ばれても叫ばないでとか、そういうこと、そういうふうに叫んで言われてもこっちは別に意見変えないよとか、そういう話をしてたんですけど、
一回私にも本気で叫ばれて、だから娘が叫んだ時に、あなたも叫ばれたら嫌でしょと。
お母さん、前すごい大きな声出したよねと嫌じゃなかったって言ったら嫌だったって言って、ほんとにここに刺さりますけど、本当に嫌だったと。
だからあなたも叫ぶとお母さんは嫌な気持ちになるよっていうのがすごい納得がいったみたいで、
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だからってすぐ叫ぶのをやめるような子だったら、誰も子育ては苦労しないんですけど、それが効いたみたいで、それから叫ぶっていうことがそんなになくなったし、
叫ぶっていうことの頻度が減ってきたかなって思うし、カッと鳴った時に叫んでも、自分が叫ばれたらどう思ったっていうことを実感として知ってるので、
ちゃんと通じるようになって、全然叫ばないで済むのは叫びたくないんですけれども、ある種の効能があったなという、そんな出来事でした。
でも本当にこれはあるあるなんでね、もししょっちゅう叫んでしまっているわという、お母さんやお父さんやそうでない立場の方でも子育てに従事していて、
そうやってしまうと、ご自身を責めている方がいましたら、これはもうみんなに起こることだと思いますので、どうかご自身を責めることなく、今日もお機嫌でいきましょう。
じゃあねー。
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