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Hello・From・カナダをお聞きの皆さん、こんにちは。カナダのトロントから配信をしているOKです。
日本時間で毎週金曜日に配信をしています。
この配信では、カナダの東側、トロントでのライフスタイルの話をメインに、たまーにクラフトや旅の話も織り混ぜつつお届けをしています。
今回で329回目の配信となります。
今日は英語で積読とは、同時にですね、このトロントも含めて北米でのその積読とは、こんなテーマでね、考えつつお話ができたらいいかなというふうに思っています。
まず積読っていう言葉、これ馴染みありますかね。
私個人的には自分が参加しているコミュニティでね、こう読書会っていうのをこうよくやったりとかするので、みんなとこう一緒に本を読むっていう機会があって、
自分が読んでる本と違う本を読んでる人も参加したりするから、そうするとなんかその人が読んでるやつ面白そうだなーみたいな、そういうふうに思うとついついね、本を買ってしまうというか、
なんかとりあえずこう積読にしとけばいいかなーみたいな感じで本を買っちゃうってことも実際にあったりとかするので、そういうなんか日常的にそれ使われたりしますかね。
あとあの、私自身が読んでない本を語るっていうですね、この積読本を語ろうというイベントをたまにですけれども、やらせていただいているっていうこともあって、
その積読っていう言葉はね、すごく私にとっては身近な存在だったりするんですよね。
この積読本を語ろうについては以前ね、配信もしたことがあると思うので、それはなんじゃいっていうふうに思った人がいたらば、ぜひその配信を楽しんでもらえたらいいかなと思います。
だけど、以前にね、積読って?ってちょっとクエッションマークがかかったような感じで、質問を受けたことがあったんですね。
で、それ聞いて、あ、そうかー、なんでもこれ当たり前だっていうふうに思っちゃいけないなーっていうふうに、そう感じたね、経験があったんで、
そう、あの、皆さん知ってるっていうこと前提ですけれども、積読は読んでいない本を積み重ねておく、そんなようなイメージの言葉だと思ってください。
私がいるここトロントで、もっと広く言っちゃうと、北米とかヨーロッパも含めてかもしれませんけれども、積読ってどう捉えられているのかなーっていうのが今日のテーマなんですね。
で、これことの発端はネット上に書かれていた記事がきっかけで、この記事の中ではその英語にその積読っていうふうに訳せる言葉がなくて、その日本語の積読っていう言葉がそのまま使われているよっていうことがここでは書かれてました。
で、この英語辞書、オクスフォード英語辞典には積読っていう言葉がそのまま日本語がアルファベットで書かれているようで、その直接シノニム、これを英語に持たない言葉っていうふうになっているみたいでした。
で、読む時間がなくて、その読めない本を重ねておくっていうふうに英語で説明はできると思うんですよ。
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なんだけども、その一言で伝えるっていう言葉はないんですかね。
で、なので便利な日本語をそのまま使いたいっていう人がいれば、意味がわかっているっていう人がいれば使っている感じなんだと思うんですけれども、その言葉知ってるんだったらね、この一言で通じますからね、その意味が。
すごい便利じゃないですか。
でね、私この記事を読んだ時にふと考えたことがあって、それはなんでこの日本ではその言葉がちゃんと誕生して、でも英語にはなんでなかったんだろう、誕生しなかったんだろうっていうのがすごく引っかかりました。
なんかここからはね、全く私のこの推測だと思って聞いてくださいね。
で、一つ目になんかふと思ったことは、本棚、あとその本棚のスペースかなっていうふうに思ったんですね。
で、北米と比べた時に、あくまでも想像ですけど、昔々の日本とそのつんどくっていう言葉が生まれたタイミングの日本と、その北米とかヨーロッパとかを比べた時に、本棚を置いて本を並べるっていう、こういうスペース日本だと確保しにくかったのかなっていうのは思ったんだよね。
あとは本棚を置くっていう生活習慣ですよね。これもあんまりやっぱ北米とかと比べちゃうと一般的ではなかったっていうのも考えられそうだなと思って、なんか昔の時代に壁一面に本棚を置くみたいな、そういう生活してただろうかみたいなのはちょっと考えたかな。
だとすると、本棚に置かないとしたらば、重ねておくしかできなかった。立てておくこともできたかもしれないけど、結構不思議じゃない。いっぱいあったら大変だろうなと思ったんで、そしたら上に高くっていうことになるだろうから、そうすると本を積み重ねるっていう方法がその時には一番便利だった。
あとは、もちろん本棚に置いてあっても、積読は積読じゃないですか。読んでなかったらね。今の時代もその積読っていう言葉が存在するし、私も本棚の中に読んでない本が置いてあったら、これこうやって立てて並べてあっても、それは積読なんだけれども、誕生した時のイメージとしては、やっぱ積読のイメージって重ねて置いてあるのをイメージするかなと思ったんで、
そこからやっぱり生まれやすかった。積読っていう言葉が生まれやすかったんですかね。本を置く所定の位置がなかったから積んで置いておいて、それがやっぱり目に入るようになって、こういう言葉になったっていうのは一つありえるんですかね。海外よりも生まれやすかったっていうのがあるかもしれないですね。
もう一つが、日本って積読を増やしやすい誘惑が多いんじゃないかなと思って、絶対だからこの言葉が必要になる環境を作りやすいというか、本との距離感がすごい近いなっていうのはすごい思ってるんですね。
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例えば、新しい本が発売されたとして、この宣伝であるとか広告ってすごいたくさんするじゃないですか。ましてや有名な人の本とかだったら雑誌とか新聞とか、あと本屋さんにポスター貼ってもらったりとか、あと有名でテレビに出るような人だったらテレビとかでも本を紹介するとかってありますよね。
なので、買うつもりがなくても、その著者の人を全然知らなくても、この前発売のお知らせしてた本だみたいなそういうことを本屋さんに行った時に見つけたらば、気づくことあるんじゃないかなと思って。
じゃあその部分でトロントどうなのかっていうと、これはないと思いますね。もちろん宣伝とかは多少あると思いますよ。でも日本と比べたらそのレベルではないと思います。
そもそもそんなにその本の広告っていうのをたくさん出しているのを私個人的には見たことないですし、本屋さんにたくさんのポスターを貼るみたいな、そういうのもほぼないと思うんだよね。
あとはやっぱりこの本屋さんに出ているポップ。これは日本とかだとお店の人が書いたりすることもあると思うし、大きい本屋さんとかだとその著者の人が書いたポップが置かれたりみたいなそういうこともあったりするじゃないですか。
もちろん買うつもりじゃなくても、買わなくても、このポップを見てちょっとだけ手に取ってパラパラってめくったりするっていうことはあるんじゃないですかね。少なくとも私はあります。
日本で本屋さんに行って、そのポップを見て、どんな本だろうみたいな感じで手に取るってことはもちろんあります。もちろんそれがきっかけで面白そうだなっていうふうに思って買うっていう方いるかもしれないですよね。
でここトロントはじゃあそこどうなのかっていうと、そもそもに手書きのポップ文化がないんですよね。だからもう本屋さん云々じゃなくて、どこのお店でもそんなにポップ書かないし、だからもうそれと同じようにして本屋さんでもポップが置いてあるみたいな感じのことは基本ない。
表紙見ただけでワクワクすればいいけど、そうじゃなくて、もうちょっとその本を手に取ってみようとか、面白そうだなみたいなそういうふうに感じさせてくれるものがそういう機会が少ないと思うので、なのでそうすると当然ね本を手に取る機会っていうのも日本と比べると少なくなると思うし、ましてやその購入にはいたるっていうことが少なめなんじゃないかなっていうふうには思うよね。
いいとか悪いとかはこう別としてね、つんどく本になるゆる本が増えていくっていうふうに、なんかまあその機会が少ないっていうふうにも言えるかもしれないですよね。
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そしたらもともとそういうつんどくしてないからあんまりその言葉がなくても困らなかったみたいなもあるかもしれないし。
あとここだとハードカバーの本がまだまだ多いかなっていうふうに思ってるんですね。
そうすると必然的に価格が高くなるからか、つんどく本になりそうな本を買うのにブレーキがかかりやすくもなるんじゃないかなっていうふうには思います。
なんかあのペーパーバッグって言われるね、そういう本ありますけど、いわゆるちょっと小説みたいなものはあるんだけど、あんまりビジネスショーみたいなのは全然ないと思うし。
なんかこう例えばクッキングの本とかね、ああいうのになってくるとやっぱちゃんとハードカバーがかかってるものも多かったりするなぁと思って。
大きさも結構大きいイメージが強いですよね、ここだとね。
まあとはいえ、私がそのトロントでのつんどくってっていうのを考えた時に、そのきっかけになった記事ですよね。
そこにはやっぱ北米とかヨーロッパでも時間的にその本を読む時間がなくなってるっていうことが書かれていて、つんどくっていう言葉を使うようになったってことが書かれてたんで。
これに関して言うと、やっぱキンドル本、これが読めるようになってるっていうのは大きいんじゃないかなと思ってて。
キンドル本だと価格的にそのお安いもの、そういうのもすごいたくさん見かけますし、そうするとね、本を購入しやすくなるじゃないですか。
だけど時間の方が追いついていなくて、キンドル本として読んでない本がいっぱいになってるっていうことに気がついて、
これをまあ言葉にするってなった時に、つんどくっていう言葉便利?便利っていうのを誰かが知ったらばね、使うようになったっていうのもすごいわかる気がするよね。
お寿司とかラーメンとかね、今やここトロントでもですよ、皆さんがわかるようになっているし、
その日本語を日本語としてカナダとかでも受け入れるっていうこと、すごい珍しいことではないかもしれないんですよね。
ただ、これって日本食じゃないですか、もともとが。だからそのままその言葉を使うっていうのはわかるけど、
つんどくっていう言葉はね、なんかそれとは広まる理由が違うもんね。
なんか英語にはなくてすごく不便だったから、じゃあ日本語にあるならそれをそのまま使おうみたいな、そういうところでやってきたんだと思うので、
そういう感じでその日本語っていう言葉が違う国でも使われるようにこうなっていくっていうのは、なんか不思議な感覚だなあっていうふうには個人的には思ってるんですね。
つんどくっていう言葉はトロントだとね、まだわからない人の方が多いと思うんだけども、
もしかしたら将来ね、つんどくが増えちゃってみたいな、そういう会話を英語でこうやっているのを聞く日が来るかもしれないから、
なんかそれもそれで不思議ではあるけれども、なんかそこまで浸透したんだなっていうふうにそれ聞いたらきっと思う日が来るかもしれないね。
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そうそう、一つね、冒頭でも触れたんですけど、私あのつんどく本を語ろうっていうこういうイベントをたまにやってるっていうふうに言ったじゃないですか。
そういう意味としては、なんかできたらその超ネガティブな言葉として、それだけでこう浸透しなかったらいいなあっていうふうに思ってるんですね。
もちろんそう捉えてないっていう人もいるかもしれないんですけども、やっぱつんどくって言うと何かしらこう、ちょっとなんだろうな、後ろめださがあるというか。
なんか読んでないみたいなところにね、なるかもしれないんですけども、そうなんかつんどくが持っているなんかいい部分っていうのかな、こういうのもなんか伝わったらいいかなあなんていうふうに本気で思ってますね、この辺は。
というわけで、329回目の配信はですね、このつんどくという言葉が英語にはなかったので、そのまま北米でも使われてきているみたいだなあっていうこういうお話をね、させていただきました。
最後まで聞いていただきどうもありがとうございます。また次回の配信でお会いしましょう。
カナダ、トロントからOKでした。