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Hello・From・カナダをお聞きの皆さん、こんにちは。
カナダのトロントから配信をしている、OKEです。
日本時間で毎週火曜日に配信をしています。
この配信では、カナダの東側、トロントでのライフスタイルの話をメインに、たまにクラフトや旅の話も織り混ぜつつ、お届けをしています。
今回で357回目の配信となります。
今日はですね、先日行った旅行からちょっといろいろ思うことがあったんで、そのお話をしたいなというふうに思っています。
で、すでにね、これ先月のお話になってるんですけど、10日間ちょいぐらいかな、マレーシアに行っていたんですね。
だいたい今、私たちはですね、この時期に夏休みを取ります。
そう、だからね、これがね、私たちの夏休みっていうことになるんですけども、やっぱここトロントって夏、もちろん暑いでしょ。
でも、爽やかだし、とっても快適だし、特に日本の夏を知っちゃってる私にはね、快適中の快適なわけですよ、ここトロントはね。
なので、あえてその時期には夏休みは取らずですね、逆に何年住んでも大好きっていうふうには言えない、この冬の時期に寒さを逃れるようにして過ごすっていうのが我が家の定番になりつつありますね。
で、この収録している本日もですね、体感温度マイナス14度だったりもするんで、温かいところに逃げたくなるっていうその気持ちも聞いている方にわかってもらえるかなーなんていうふうにちょっと想像しています。
皆さんこうマレーシアっていうと、クアラルンプールね、大きな都市だったりするんで、思い浮かべるよーっていう人もいるかもしれないし、行ったことあるよーっていう人もいるかもしれないんですけど、
今回はですね、そこからちょっと離れたクチンという街に滞在をしていました。
クアラルンプールから飛行機に乗って1時間半くらいかな、そのくらいの場所にあるところです。
私、あんまりね、事前準備とかしない旅行に行くこと多いんですよ。
そう、だから行ってみてから疑問に思ったことがちょっとあってね。
なんかね、至る所で猫の銅像だったりとか、猫のモチーフとか、なんか変な話、マンホールの蓋にも猫あるじゃんみたいな感じになって。
そう、で、やったら猫多いなーみたいなふうに思ってたら、調べてみるとそのクチンっていうその場所の名前がマレー語で猫っていう意味があるみたいでね。
すごい納得したっていう、猫がもう至る所にいてなんでだろうなーみたいに悩んでたんで。
ただね、あんまり猫ちゃんを見かけなかったんだよね。
もしかするとなんか歩いて行動してなかったからかなーっていうふうに思ったんだけど、なんか猫ちゃんよりも夜見の方が多かったなーっていうふうに感じたぐらいなんで。
そう、残念ながら私はですね、猫ちゃんにあんまり会う機会がなかったなと思ってます。
当然ですけど、マレーシアは英語圏の国じゃないじゃないですか。
でもね、皆さん英語話してくれるんだよね。
さっきちょっと言ってたクアラルンプール、ここ大都市だからね、観光客も多いし、皆さん英語話してくれるっていうのも想像つくかなーっていうふうに思うんですけど。
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じゃあそこからちょっと離れたクチンってどうなのかっていうと、ここも都会から離れている場所なんだけれども、英語を使ってくれるんで、こうやって私みたいな旅行客にも本当にありがたいなっていうふうに思ってます。
そこで思うことなんですけれども、英語が母国語ではない人たちと母国語ではない言葉で英語でコミュニケーションするっていう時間をクチン滞在中にずっとしていたっていうことになるんですよ。
今日はそこでのコミュニケーションから感じたことっていうのをテーマにお話をしたいなっていうふうに思ってます。
コミュニケーションでよくね、耳を傾けるっていう言葉を使ったりするじゃないですか。
この耳を傾けるっていう言葉って言うのすごい簡単なんだけど、これむちゃくちゃ難しいよねっていうふうに思っていることの一つで、クチンでは英語が母国語ではないから、皆さんその自分の母国語の癖っていうのが英語に反映しやすいんですよね。出やすい。
私も人のこと言えないじゃないですか。発音だったりとかイントネーションとかアクセントとかね、癖のある英語を話しつつお互いコミュニケーションを取るっていうことになります。
当然なんだけど、中には聞き取るのがすごい難しいっていうこともあったりするわけですよね。だからこそその耳を傾けるっていうことが必要不可欠なことだったりするんですよね。
なので目の前にいる人とコミュニケーションしたいなっていうふうに思ったら、お互い耳を傾けざるを得ないっていう、よく言えば自然とそういうふうになる環境であるっていうふうにも言えるんじゃないかなっていうふうに思っています。
普段から、私このハローフロムカナダの中でもトロントには移民が多くて、いろんなバックグラウンドの人が住んでるよっていう話もしてますよね。
その人たちも同じようにね、母国語の癖がある英語を話すんじゃないのか、トロントでも同じような環境なんじゃないっていうふうに思う人もいるかもしれません。
実際ここトロントでもその癖のある英語を話す人、私も含めたくさん住んでいるってことなんだけれども、ここトロントってやっぱり英語は母国語の一つなんですよね。
英語を使ってコミュニケーションをとるっていうことが半分当たり前になって生活している場所で、どこからでもいつでも英語が聞こえてきちゃう環境ですし、
その英語を話す人っていうのがマジョリティっていう形の世界なので、それと比べるとやっぱクチンはまず英語圏ではないですし、
彼らの母国語はまた別にある、そういう人が多く集まった場所であえて英語を使ってコミュニケーションするっていうのは改めて違うなっていうのを今回強烈に感じたかもしれません。
で、これクチンに滞在して、今日コミュニケーションのことを話そうかなって思ったそのきっかけになったエピソードっていうのが2つあってですね、
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それはね紹介してみたいんですけど、一つ目がね、移動に使った車のドライバーさんとのそのコミュニケーションからなんだけど、
ちょうどね去年クアラルンプールに私遊びに来て、その時もそうでしたけれども、クチンでも移動手段はグラブという歯医者サービスアプリっていうのを使うことがほとんどだったのね。
まあこのアプリを使って車を呼んでその車で移動する。まあウーバーとほとんど一緒なんだけれども、お値段がねもう信じられないくらい安いです。
お手頃っていう言葉は失礼なくらい安いです。でドアトゥドアで、トロントだったら1回電車に乗るより安いかもねっていうね、そういう冗談でそういう話しちゃうくらいなんかリーズナブルで、
トロントねやっぱね公共交通機関のチケット、電車のチケット1枚買うのがすごい高かったりするからね。
でまあそのグラブのドライバーさんって当たり前なんですけれども、毎回違いますよね。違う人がやってくる。もちろん中にはあんまりなんか言葉を交わしたくないのか、車に乗り込んで挨拶するじゃないですか。
でその時になんか挨拶しても挨拶さえ返ってこないなみたいな、そういう状況があったりして、まあこれどの国でも一緒かもしれないよね。
でもね中にはものすごーくたくさん話をしてくれるドライバーさんとかもいるわけですよ。でこれもまあ日本、トロント変わらずそういう方いると思います。
でそのドライバーさんがじゃあそらそら英語を話せる。だからたくさん話をしてくれるのかっていうとまあそんなことはなくて、
そうなんか母国語のイントネーションがすごい強くある人でもいっぱい話してくれるのね。で大体まあ旅行で来たのーみたいな、どこから来たのーみたいなところから会話が始まることが多いんですけれども、
そんな中である一人のドライバーさんがね、そのカナダの東のトロントっていうところから私たち来たんだよーって言った時に、
あ、確か大きな湖があるよねって聞いてくれたんですよ。え、よくわかるねーみたいな話をしたら、チリの事業を思い出しながら今カナダってどんな感じの国だろうって考えながら話してるって言ってくれたんですよね。
個人的にまずそれがすごい嬉しかったのね。やっぱそのドライバーさんにとってそのカナダっていう国ってそんな身近じゃないと思うんですよ。
よっぽどね、カナダ人の友達がいるとかそういうことじゃない限りって、カナダってそんなに身近な国じゃないだろうなっていうふうに思うからね。
そんな中でまあ知らないなりにも知っていることを辿りつつ話をしてくれるのっていうのがまず嬉しいなっていうふうに思って、
あとはまあこの今後ろに自分の後ろに乗っている人とどうやってコミュニケーションしようかなっていうのを考えながら話してくれるっていうのがねすごく感じられるし、
まあその今言ったみたいにカナダのこと知らないながらも繋がろうとしてくれてるから急に全然違う話になったりするんですよ。
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話の進み方がなんかトロントで話してるのとはちょっと違ったりもして、で例えばこう突然カナダワインの話を聞かれたりとかね。
でもなんかこの感覚私はいい方に捉えていて、やっぱきっとこうあれこれカナダについて頭の中で情報をぐるぐるさせた結果ワインたどり着いたのかなっていうふうに思うとなんか嬉しかったりもするし、
あとはなんかもしやこのドライバーさんってワインが好きなのかなみたいなそういうふうに思って聞いてみると想像力膨らむじゃないですか。
やっぱなんかドライバーさんとの会話はさっきも言ったけど癖のある英語を理解するっていうことで耳を傾けるっていうのはまずあると思うし、
プラスなんかそのいつもとは違ったね会話の進み方をする可能性があるから自然とその耳を傾ける状況になるよねって思ったのが一つ目のエピソードですかね。
でもう一つがスピーチクラブでの話なんですけど、私たちくちにこの滞在中にですねローカルのスピーチクラブというのに参加をしました。
で実は去年私たちクアランルンプールに遊びに来たんですけど、その時にもそのスピーチクラブローカルのねスピーチクラブに参加したんだけど、ちょうどねそのスピーチコンテストの予選の日だったのね。
なのでなんかみんなこうわたわたしてるじゃないですか、わたわたしてるし、そうなのでなんかこうあんまりこう参加してたメンバーとねこう交流できなかったんですけど、
今回は特別なイベントとかではなくて通常の会にゲストという形でねお邪魔した形なんで、
スタートする前だったりとか休憩中とか終わったとかね、そんな時にこう参加している人たちといろいろお話できたりしたし、
あとあのローカルのおすすめのお店とかね教えてもらったりもしたんで、さっきねあのあんまりこう私いろいろ調べてきたりしないって言ったじゃないですか旅行に。
だからめちゃめちゃ助かって旅行の途中にですねとっても充実した時間をこう過ごさせてもらったなっていうふうに思ってます。
でねこのスピーチクラブって英語のみで活動しているクラブだったんで、参加しているその人たちのほとんどがこう普段からお仕事で映画を使っているっていうこういう人がとても多かったです。
スピーチするだけじゃなくてそれ以外の私たちのこのコミュニケーションでも英語で普通にお話しされる方とても多かったと思うんですね。
たださっきも言ったようにクチンは英語圏ではないのでご自身の母国語、例えば中国語だったりとかマレー語こういうイントネーションが強かったりする人たくさんいらっしゃいます。
私も日本語のイントネーションで英語を話すのでまさにお互いさも当たったりするんだけど、ここで何かいいことしたなって思ったのがね、きっとクチンだと日本人の人が話す英語に触れるってほぼないと思うんですよ。
クアラルンプールとかだったら日本人の人いっぱいいると思うんだけど、クチンでほぼ日本人の人見なかったんで、そんな中で何かいい経験を提供できたのかもっていうふうには思いましたね。
その中でですね、クラブメンバーの一人に先月からそこのクラブに参加をしたっていう女性が一人いらして、仕事で英語を使うっていうことになって、今まさに英語を勉強しつつこのクラブにも参加をしているっていうことだったんですね。
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スピーチクラブの中ではお題をもらって指名されたらばその1,2分話さなきゃいけないっていう時間があるんですね。その女性が指名されて話すということになってお話をされました。
ここでちょっと想像してもらいたいんですけど、その場でお題をもらって片言の英語でその1,2分話すのって緊張すると思いません?
人の性格にもよるとは思うけれども、私が英語を学び始めたそのタイミングで同じようなことをやらなきゃって考えたらむっちゃ緊張するだろうなって想像したんですけどね。
で、そんな中で実際ね、彼女自分で名前呼ばれて指名された時に、えー呼ばれちゃったーみたいな顔してて、実際に話を始めてからも前に立たされて、立たされてって変だけど立って話をするので、その状態で緊張してるっていうのがもうひしひし伝わってきた感じでね。
でもね、そこでこうすごくハッとしたことがあるんですね。それは聞いている人の態度だったの。まさに耳を傾けるっていう言葉がピッタリの、その話している、その女性が話していることを理解したいなって思って聞いている感覚かな。
なんか、視界信仰の人っていうのはいるんですけど、その人はその後にこの内容に触れつつね、コメントをしたりもするからね。絶対その理解したいっていうふうに思っているのは当然ですし、でそれ以外の人もなんだろうな、本当耳を傾けて聞いてるなっていうのがむちゃくちゃ感じられて、なんでそう感じたのって聞かれるとすごく困っちゃうんだけど、その一緒の空間にいてそれがすごく伝わってきたんですよね。
同時にね、英語の文章としてその成り立っていなくても、なぜか彼女の言ってることがわかるんだよね。そう、なんかこういうことがやっぱ耳を傾けるってことなのかなって、自分自身すごく感じさせられたというか、そこですごい思うことがやっぱりなんかお互いの歩み寄りっていうことがコミュニケーションとはね、すごく密接に関係してるんだろうなっていうのを改めて感じてます。
なんか忘れちゃっていた、英語を学び始めていた頃で、そのお話ししてくれている彼女の立場としてはですよ、やっぱ英語っていうね、その未知の言語でお題の答えを持っている限りのその言葉使って伝えようとしてると思うんですよね。当たり前ですよね。
それしか方法がないっていう状況の中で話をしている。多分その状況下だったら、聞いてる人に伝わったらいいなって思って、自然と歩み寄ることになるんじゃないかなっていうふうに思うのがまず話している側の感覚。で、じゃあ聞いてる方はどうなのかっていうことなんですけど、この状況の中で2つ選択肢あるかなと思って、聞くか聞かないかっていうね。
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例えばなんですけど、その英語でのコミュニケーションが当たり前の世界だと、ここトロントもそうかもしれませんが、英語を話すイコールその分かるように話してくれているっていう感覚で聞いている人も当然存在していると思っていて、ましてやそのスピーチクラブとかになるとその感覚より強いんじゃないかなっていうのをすごく思います。
自分が努力してこの人が言っていることを理解しようっていうよりは、話している人が私を理解させてくれているっていう感覚で、そういう感覚になりやすい場合も多いかなと思って、それはすごい個人的に思うところかな。
それがね悪いと思いませんよ。だってここ英語圏だからそういう感覚にもなるだろうなっていうふうには思うんで、それがなんか不思議なこととか悪いことというふうには捉えてはないんだけれども、そういうふうになり得る可能性は高いなというふうには思いました。
でもクチンだとその前提がやっぱ違うんですよね。わかるように話してくれて当たり前だと思って聞くか、わかりたいと思って聞くかのこの違いはとっても大きい気がするなっていうのを改めて感じた、そんな経験だったかなというふうに思います。
そのコミュニケーションをやっぱする時に、さっきもちょっと歩み寄りみたいな話をしましたけど、伝える側も一歩、聞いている側も一歩、お互いに歩み寄れたらベストだなってとっても思うんですよね。ただね、自分が話している時にその聞いていることを矯正することは残念ながらできないじゃないですか。
でも自分がその誰かの話を聞く時にちょっと耳を傾けるってことはね、やろうと思えばできますよね。なので私個人としてはそうしたいなというふうに思っています。この耳を傾けることって結局自分を幸せにしてくれる方法の一つかなって個人的には思っていて、その耳を傾ける意識があることで受け取る情報量が増えるっていうのはもちろんあると思うし、
あとはやっぱり自分の気づきがこう多くなると思うんですよね。例えばさっきのドライバーさんの会話も、そのスピーチクラブでも英語が苦手な女性の話も言っていることがわかんないなぁみたいな感じで上の空で聞くこともできると思うんですよ。
でもそれだと今日お話しているようなことにはなかなか辿り着きにくいんじゃないかなというふうに思っていて、プラスやっぱりこの耳を傾けるっていうことで、すごいシンプルなことだけどその時間がまず楽しい。
耳を傾けるっていう行為が楽しい感覚だったりとかワクワクする感覚だったりとか生み出してくれるものなんじゃないかなっていうふうに思ったりするので、最終的に自分が得をする結果になるんじゃないかなっていうのを改めて感じたかな。
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もしですね、今日の配信を聞いて、同じように耳を傾けるって難しいよねとか、あとコミュニケーションで大事にしたいなって思っていることがある方がいれば、それはぜひシェアしてほしいですし、あと今回の私のようにですね、この旅先で感じたコミュニケーションにまつわるエピソードとかがあったら、ぜひコメントで教えてもらえたら嬉しいなと思っています。
今日はクチンで滞在した時のこの一番印象に残ったそのコミュニケーションのお話をしたんですけど、一応バケーションなんでね、滞在中は美味しいものを食べたりとか、あとダウンジャケットもないし、スノーブーツも履いてないし、みたいな感じで暖かくてすごい快適な時間をね、過ごさせてもらったわけですよ。
なのでクチンの様子を動画にしてちょっとアップしてみましたので、よかったら配信と一緒に楽しんでもらえたらなというふうに思います。では最後に、今日初めてハローフロムカナダを見つけて聞きに来てくれたという方、よかったら番組フォローお願いします。また配信によっては今日のようにこの配信と合わせて動画や写真をXやインスタグラムにアップするということもあります。こちらもフォローしていただけると嬉しいです。
では、357回目の配信は、マレーシア・クチンを旅して感じたコミュニケーションに大切なことをお話ししてみました。最後まで聞いていただきどうもありがとうございます。また次回の配信でお会いしましょう。カナダ・トロントからオケでした。