子供の頃の嘘
なんかさ、ちっちゃいときさ、嘘ついてないと思ってたときない?
え、どういうこと?
今考えたら、嘘ついてるんだけど、嘘ついてないんだよ、なんかそのときは。
もうちょっと、いや、もうちょっと。
例えば、うち実家があって。
あるだろうね。
実家があって、あるところに。
実家の周りに、おじいちゃんが持ってたボロ屋みたいなのがあって、ブロックベーみたいなのが建ってたのね。
もう今ないんだけど、そこに雨の日にめちゃくちゃカタツムリがいっぱい来るの。
で、なんか今はもう全然無理だけど、カタツムリを玄関で飼ってたりしたのね、かごに入れて。
雨の日になったらカタツムリが来るってとって飼って、で、なんか飽きたら外にその同じ壁に返してみたいなことしてたんだけど、
学校で日記を発表する会みたいなのがあって、そこで私はカタツムリの殻を取ったらなめくじになったって話をしたのね。
だけど、いまだに私、それ悪気ないの。大人になってそんな、それは嘘と思ってないんだけど。
嘘だろ。
でも、嘘ついた気がしてないの。
その、手応えだけないってこと?
そう、手応えだけないんだけど、当時の私の脳みその中では確実にカタツムリの殻を取ったらなめくじじゃんっていう論理が成立してたわけ。
その、証明するとか裏を取るっていう行為の前の人間じゃん、その当時って。
データ、データありますか?
データベースとかじゃないから。
論争っていうか体験?
そう、体験。取ってないよ、殻なんて取ってないんだけど。
取ってないの?
何もしてない。取ってない。
取ってないんじゃない?
取ってない。誰にも害を与えてないんだけど。
カタツムリを飼うような優しい人間は取らないんじゃないか?
そう、取らない。取ってないんだけど、なんかあまりにも多分カタツムリとなめくじが似すぎて、これ取ったら絶対これやんっていうので証明されたんだよね、私の中で。
それを、だからもうピュア事実として学校で発表したら、なんかざわついて。
で、先生にも嘘ついちゃダメだよって言われたの。
だけど嘘ついてないじゃん。
ファービーと犬の話
だから、何言ってんだろう先生みたいな。
かわいそうみたいな、なんか知らないんだみたいな感じだった。
って思ってて、なんか私それもう1個あって。
2つあるんだ。
そう、2つある。それともう1個、なんか家にファービーがあったよね。実家にファービーって言ったじゃん。
いるいる。
おもちゃ。
なんかファービーが髪の毛を染めてほしいって言ってたのね。
言ってたと思ったのね。
言ってたと思ったのね。
髪の毛染めてーって。
そうそう、ほんとにそう。
染めてほしい、染めてほしいのーって言って。
で、どうやって染めたかっていうと、なんかスタンプ。
スタンプをその毛にこうなぶりつけて。
シャチハタみたいなやつってこと?
そうそう、シャチハタみたいなやつで、その白い髪の毛を染めてあげたの。
シャチハタもびっくりだろうね。
ファービーの髪染めるのに使われると。
で、それもお母さんに、なんでそんなことするのって言われるんだけど、
なんか、え、聞こえてないの?みたいな、ファービーの声が。
あと、今思い出したもう一個。
芝犬、犬のぬいぐるみがあって。
3つ目?
犬からも髪の毛を切ってほしいって言われて。
全部ぬいぐるみの毛があるじゃん。
言われた気がしてるんだよね。
言われた気がしてる。
言われてんの。
言われてんのね。
で、ぬいぐるみの毛足の長さは1センチぐらいじゃん、だいたい。
それを全部ハサミでめちゃくちゃ短く、全部切るっていうのをやって。
それも、お母さんに、何してんの?って言われるんだけど、
嘘と悪意
え、なんで聞こえてないの?みたいな。
いや、こわ。その子供こわ。
なんつーの、ピュアこわい話だね。
そうだね。
一歩間違えれば、超こわい話だよ、それ。
子供だから、なんかいいなーみたいな気持ちになれるけど。
でも、今はちゃんと、なんていうの、急に人の頭の髪の毛切ったりしてないから大丈夫。
そうだよね。犬とかにさ、お母さんの髪切ってって言われたら、
お母さんの髪切って言ったわけでしょ。
そうだね。
こわい話だよ。
頼まれたんですね。
ファービーにさ、お母さんの髪染めてって。
お母さんの髪染めてって言われた。
シャチハタをなぶりつける。
お母さんの髪。
こわいって。
話しててわかったけど、ぽんぴちゃんにとっての嘘っていうのは、悪意があるかどうかなんだなっていうのが大事なんだなって思った。
悪意があるかどうか。
悪意がなかったら、信じるっていう言葉になって。
悪意があったら、嘘ってなるんだなって思った。
すごいじゃん、分析が。
すごいね。
これ考えると、何かこう、陰謀論とかを唱えてる人が確実に悪意を持ってるかって言われると、そうでもないかもしれないから。
ちょっともしかしたら共通してるかもしれないなって思った。
それは思った。
認知の歪み方が。
陰謀論とか、あとは統合力を失調した感じ。
若干近い感じはある。
ぽんぴちゃんがそうだっていう話ではなくて。
その延長線上にありそうだよね。
実際認知が歪むときって、そうやってこう、ピュアピュアな感じで歪むんだろうなっていうのも思うし。
そうだね。
声が聞こえたっつって、そうだね。
聞こえたからね。
聞こえたからね。
けどなんかそうやって子供のエピソードとして語られると、なんかその心って大事だなみたいな。
昔はそういうふうに見えてた、すごい良いことみたいな印象もちょっといけるのが面白くて。
トトロいたよね、みたいなね。
そうそう、トトロもさ。
そうだね。
大人になってトトロいるって言ったら確かになんか陰謀論とかそっち、気をつけないといけないみたいな、そっちになっちゃうけど。
子供がするとピュアみたいなのはあるかも。
子供心を忘れないっていうのも考えもんだなって思った。
そうだね。
いやけどなんかパッと思い浮かばないけど、ブーもそういう部分あるんだろうなと思うしな。
みんなあったじゃん、覚えてないだけじゃん。
あったのかな、あったのかもね。
いやなんか実はありそう。パッと思い浮かばないし、自分の中で当たり前になってしまってるだけであって、なんか些細なところで、全然論理的じゃないし、非効率的だったり非合理的なんだけど、
そういう声が聞こえたからで、みたいな感じで動いてる部分が今でもたぶんあるな、ブーは。
それ気づかないことについてちょっと怖さを感じたな、自分。あるかもって思ったし。
自分が正常だとも思わなくなってきた、だんだん聞いてたら。
でもなんか願望だったかもしれないよね。染めたいとかさ、犬の髪を切りたいとかさ、っていうのを都合よくするために犬の髪を切ってるって言ってたって思った。
自分がやりたいこととかやろうとしてることに、世界を味方にさせるみたいな。
後押しだ。
今日めっちゃ調子いいっていう時に空がなんか綺麗に見えたりするとかさ、それとも多分共通してて。
ありそう。
それ今でもあんだよな、ブー、たぶん。
あーそうだな。なんか体調悪いときに、見てもないのに、調べてもないのに気圧が低いっていうな。
あーわかる。
なんか超眠いみたいなやつでしょ。
気圧だよ、とか言う。
ほら気圧だよ、とか。
気圧もたまったもんじゃないね、そんな。
ほんとだよね。
調べてみたら全然普通なの。
全然普通。
だから確かめなくなってきた、最近ブーが。
気圧を。
あーもう気圧だって思ったけど、実際に気圧がどう変動したかは、ツールとかさ、見たらわかるんだけど、アプリ。
わかるね。
違ったときにさ、どうしようもなくなるもんね。
そうそう、自分責めるしかなくなるから、ここは認知歪ませとこうと思って、アプリ消した。
わかる、私も消した。
ツール消した。
なんかいいやと思って、自分が満足するために見てたと思って、このアプリ。
そうそうそうそう。
だから事実はいらないんだと思って。
なんで俺が調子悪いときに悪いって出してくんないのって思う時あるもんな。
そうそうそうそう。
あるよね。
けどそれ一緒なんだよ、だからポンピちゃんのそのエピソードと共通してて。
自分を中心にして生きなきゃさ。
やってらんない。
そうそうやってらんない時もあるわけでさ。
世界を味方につけないと。
そのために事実をちょっと曲げるっていうことは実はあるっていうか、あってもいいよねっていうのが大人でもある気がする。
そうだね。
気圧みんな擦り付けがちだな。
そうだね。
もっとありそうだな、いっぱい。
いっぱいあると思うな、気圧だけじゃなくて。
気の気が悪い
私最近気が悪いとか言っちゃう。
気は結構さ、やばいじゃん。
気折じゃない?
ちょいすっぴん書いてますよね。
なんかね、それで解決できることが結構あることがわかって。
具体的にどんな風に使うの?
どういう場面で、例えばなんか飲み会誘われた時とかさ。
私がね、よく使うのは別にね、人がいる時ってよりは場所、なんかよりすっぴんなんだけど、
なんか場所がどういう場所だったかみたいな。
私の場合はその行って気持ちよいかも、チルできるかみたいなところなんだけど、
なんか暗かったりとか、ちょっと怖かったりとかっていう時に使うかな。
だからなんか場所、人と会うとかそういう場所じゃないのか。
なるほど。
じゃあどことこでしようとか、そういう時にそこは気が悪いみたいな感じで使ったりするの?
そういう感じもないの?
なんかね、行く、その気が悪いから行かないようにしようっていうのに使うことはないんだけど、
あれってどういう場所だったって聞かれた時に説明として、
なんかこうこうこうで、でもなんか気が悪い感じがしたっていう。
なるほど、過去を振り返る時に言うんだね。
そうそう、だからその気が悪いっていう私の言葉のせいで行動を変えたいわけじゃないから、
なんか説明として言うって感じ。
なるほど、レビューの時に使うんだ。
そうそう。
引っ越しの気持ち
ブー、あれかも、今住んでる場所に引っ越す時に、どこのエリアに引っ越そうかなって思って、
いろいろいろんな土地を見てまわったんだけど、
わりとそういうなんかキーみたいなもので判断した気がする。
ここに住むかどうかみたいな。
そうだよね、なんかあるよね。
なんか嫌な予感するとか、なんか自分が迎え入れられてない気がするとか、
それってわかんない。
細かく見ていくと、なんかそこのエリアに住んでる人たちに何かしらの傾向があるとか、
こういうお店が多いとか、立地的にどうこうみたいな、海が近いとか、わかんないけどね。
なんかいろんな理由があんのかもしれないけど、
なんか気としてっていうか、判断したのは思い出したな。
でも言われて思うけど、確かにそういう場所あるよな。
なんかここ住めない気するみたいな。
嫌な予感するみたいな。
気って言ったほうが早い。
なんかいつも曇ってる場所あるもん、なんか。
え?
気が悪いなって場所。
なんかいつも曇ってる。
曇ってるは気が悪いより上のレベルな気がする。
ふうさんのイイヨーみたいな感じ?
上に曇が。
いや、まじでそんなイメージ。
そういうこと思い出すとき、いつも曇ってる。
絶対晴れてる日も通ってるのに、あるもんな。
いつも曇ってるあれじゃん、かなり歪んでるじゃん、認知が。
歪んでるね。
歪んでる、そうだね。
でもさ、そういうのをさ、引っ越しするときにいろいろ選ぶじゃん、場所を。
なんか、あと、急に星座の話になるんだけど、
星座って、あの形のことを言ってんじゃないっていうのを知ったの。
え?違う?
なんか、あれって領域のことを言うらしくて、星座って。
領域。
要は、お羊座っていうのは、もちろんみんなで共通認識として、記号としてあるんだけど、
それが意味するところは、もともとは、お羊座と呼ばれる記号がある場所の領域のことだったの。
井戸経度で、空を切っていって、ここら辺みたいなのを言うために、
なんか、あそこら辺っていうのじゃわかんないじゃん、井戸経度の数字いったってわかんないから、
お羊座のとことかって言って、言うみたいな話。
で、何思ったかっていうと、
それぐらい雑に世界を切っていかないと、生きていけなくない?みたいな。
選択肢が多すぎて、世界を忠実に生きるのよ。
気が悪いとか言ってさ。
引っ越しなんて、やっぱ最終的には気分の部分も多いし、
納得感とかね。
なんか納得してないけど、うまく言えないとき、気が悪いとか、
ちょっと自分なりに納得するみたいなのとか、
ありそうだなって思ったな。
そう、そういうので切っていかないと、
全部真面目に見なきゃいけないの無理じゃんって思って。
いや、なんか話してて思ったのは、それこそ大人になったら、
気とか、ちょっとさ、スピリチュアルですか?みたいな、
警戒がられる感じもあると思うんですよ。
気っていうワードには。
だから、もういっそのことを、ちょっとうちのファービィがこう言ってるんだよ。
それぐらいもう歪ましちゃったほうが、なんかおもろいやつになれそうな気がしてて。
確かに。
ちょっとファービィに聞いてみるねと。
オリジナリティが欲しい。
認知のゆがみ方にって思った。
気だとちょっと一般的すぎ?
気とか、まあまあいいんだけど、気とか気圧とかは、ちょっとオリジナリティがない。
だからこそ人に伝えやすいってのはあるかもしれないけど、
認知ゆがませてないとやってけない。
生産の領域じゃないけど、ざっくり分けないとちょっとしんどいじゃんみたいな風には思うから。
人それぞれゆがませ方に個性があったら楽しそうだなみたいな。
ファービィだ。みんなファービィ買い直そっか。
みんなファービィだと、それはそれでつまんないね。
あの人ファービィっていう人だ。こわ。出たよファービィって言われるんだよ。
でも陰謀論も、みんな同じこと言ってるとよくないけど、
その人だけの陰謀論とかがそれぞれそれぞれすると、
なんか賑やかになりそうだよね。
多様性になるね。一気に。
人には人の、みたいな。乳酸菌じゃないけど。
人には人の陰謀論。
人傷つけなきゃいろんな陰謀論あっても。
そうだね、矯正しなきゃね。