インターネットと絵描き
今のインターネットって、デカすぎると思ってて。
サイズがデカい。
昔のインターネットって、もうちょっと、広いんだけど、手前にもうちょっとフィルターバブルが見えてたというかさ、なんていうんだろう。
例えば、このサイトで集まってる人たち、みたいな。
ヤフーキッズのバブル。
です、です、です。
この掲示板にいつもいる人たち、みたいな。ちっちゃいフィルターがあったと思うんだよね。
それがないと、発言がいきなり、世界というか。
よく思うんだけど、絵描きとか、イラストとかを始めるのに、世界がデカすぎると思うの。
そりゃさ。
世界見渡したら、めっちゃ上手い人とかさ、めっちゃセンスある人とか、いくらでもいいんじゃん。
なえるね。
そう、なえるんよ。そこさ。
うん。
と、いきなり戦うの、違うじゃん。
うんうんうん。
だから、もっとちっちゃいフィルターとかで、えぇ、それすごい、いいですね、みたいなことを言ってくれる人がいないとさ。
いや、そうだよ。
うんうん。
いや、めっちゃそうだなぁ。
最初は、お母さんに見せるべきなんだよ。
そうなんだよ。最初は、お母さんに見せるべきなんだよ。
そうだなぁ。
絵って。
あぁ。
教室で友達に見せるとかさ。
うんうん。
うんうんうん。
それで、別に全然そんなめっちゃ上手じゃなくても、えぇ、いいねとかさ。
うんうんうん。
でもらわないとさ。
ドラゴンボールにさ、紙重ねてさ、上から…
そうそうそうそう。
シャープペンシルでなぞっただけの絵をさ、友達に見せて、うぇぇ、うめぇ、とか言われてさ、もらっていい?とか言われてさ、あげるあげる?とか言って、照れちゃうみたいな。
うんうん。
うん。
そしたら、トレスオッツで終わりじゃない?
そうなんだよ。
そうだね。
それがインターネットではできないのよ、今。
まぁ、めちゃくちゃそうだなぁ。
で、昔のインターネットはできたのよ。私が始めた頃って、
なるほど。
あの、まだお絵かき掲示板とかがあったんだけどさ。
はいはい。
懐かしい。はいはい。
お絵かき掲示板とかって、あの、すごい広いお絵かき掲示板もあったけど、すごい狭いところとかもあって、なんか…
個人で立てれるからね。
そうそうそう。
そうだね。
なんか、5人から10人くらいの人たちでさ、なんか、描いたやつ、え、めっちゃいいですねとか言って、やれたのよね。
そうだね。
全然、私とか超下手だったけど。
うんうん。
でも、すっごい上手な人が褒めてくれたりとかしたわけ。
へぇー。あ、ポン酢ちゃんも絵描いたりしてたんだ。
やってたやってた。
そうなんだ。
うん。
まだ、管理人さんとかいる頃だよね、だから。
そうそうそうそう。管理人さんとかが褒めてくれるわけよ。
あー。
へぇー。
全然下手でも。
うんうん。
うん。
絵描きの挫折とAI技術の逆襲
それが今もないもんね。
あー、そうだね。
今日、え、結構上手く描けたかもってさ、なんか、見せてさ。
いや、でも、カナダに住んでるジェシーは、もっと全然上手いよとか言われたら泣くもん。
ね。
なんか、しかもさ、なんていうの、別に言われなくてもさ、自分が投稿した後にさ、自分がフォローしてるめちゃめちゃ上手い人の絵とかが流れてきちゃうわけじゃん。
あー。
並んじゃうわけ、同じフィールドに。
そうだね。
気づいちゃうもんね、自分のさ、なんか、あー、私全然だなみたいなさ。
うんうん。
ブーが最近、ま、話広げちゃうようであれだけど、
うん。
そのー、AI画像生成。
はいはいはい。
AIイラストで、結構、あの、炎上したり、めちゃくちゃ議論になってる部分って、根本の問題、そこにあると思ってて。
なんか、
そのー、上手いイラストレーターが居すぎて、筆を折ってきた人たちが、AIやってる説が結構あって。
おもろっ。
え、何それ。
そもそもその、あいつら、絵上手いってだけで、めちゃくちゃチヤホヤされて、グーみたいな、自分は諦めようみたいな、人が、AIを使うようになってるから。
はー。
AI画像生成しててさ、なんか、いい絵描けました、あーすごいね、みたいな、平和な感じじゃなくて。
うんうん。
棘があるのよ。もともとヘイトがあるというか、あのー。
なるほどねー。
描けたぜ、みたいな。手で、ちゃんと描いてる人たちを煽ったりすんのよ。
あー。
そういう、なんか、攻撃的な気持ちって、元を辿ったら、そのー、インターネットで絵描く人多すぎ、上手い人多すぎ、みたいな、話と繋がってんじゃないかなって、ブーは、なんとなくちょっと感じてんだよね。
あー、面白いね。なるほどー。AIに逆襲されてるんじゃないんだ。
うん。
AIによって、そのヘイトで人に逆襲されてるのか。
そうそうそうそうそう。日本はめちゃくちゃインターネットで絵描く人すごい多いし、増えたと思うんだけど、その陰にめちゃくちゃ諦めた人とか、
あー。
が、潜在的にめちゃくちゃいるっていうのが、AIで明らかになってきた感じは、体感としてある。
うん。
それは、ありそう。
ありそうだなー。
自分も、そう。
自分も、その、素晴らしい絵の構想だったりとか構図とか、自分の考えた素敵な世界観があるけど、ただ描けないだけって思ってるというか。
うん。
それをAIが技術部分はカバーしてくれるみたいな。その世界観で戦うみたいな感じ?
うん。
の考え方なのかなって思う。技術じゃなくてさ。
その、創作の形としてそういう作品があってもいいっていうかさ。
そうだね。
なんか、いいじゃん、別に。
うん。
アイデアベースで、技術は他から借りていいものができるとか。全然いいはずなんだけど。
うん。
その、憎悪の念が募ってるがゆえ、こう、攻撃的になっちゃうみたいな。必要以上に。
そういう手を感じるんだね。
そうそう。
面白いな。それなんか、絵描きたけじゃなさそうだな。
なさそう。
文章を描く人とか、いろんなヘイトが今、ぶつけられてそうだな。
うん。
それで言うとさ、ポン酢ちゃんはさ、その、お絵描き掲示板で絵を描いてた時期はあったんでしょ?
うんうん。
で、どっかでさ、その、筆を折るというか。
うん。
今って絵描いてるわけじゃないよね、ポン酢ちゃんって。今でも描いてる?
そうだね。今、描いてないね、最近はね。
うん。
どっかでなんか、あ、諦めようっていうタイミングがあったりしたの?
いやー。
あー。
それはインターネット見てなのかなとか、そこら辺がちょっと気になった。
いや、でも総合的なことかもしれないな。なんか、あの、時間がなくなるじゃん。
大人って。
大人って。
大人って、時間なくなるじゃん。
うん。
私、基本的に、あの、授業中に絵を描いてたのよ、学生の時って。
あー、そうなんだ。プリントとかに?
そう。私、マジで授業聞いてなかったから。
そうなのか。
そうなんだ。
1日ずっと描いてたの。
うん。
へー。
で、家帰ってからもなんか、お絵かき掲示板とかで描いてたから、本当にずっと描いてたんだよね。
やばいじゃん。
へー。
へー、知らなかった。
うーん。
そうそうそう。で、大学、まあ学生の時もまだ描けたか。
うんうん。
やっぱそうだね、社会人になってから描かなくなっちゃったんだろうね。描かなくなっちゃったのと、そういう絵が上手い人の絵がたくさん見られるようになったのが、たぶん時期的にも近いのかもしれんけど。
はいはい。
その、両方な気がするな。
あー。
うん。
総合的に。
そこでなんか、そうそうそう、あの、いろんな人の絵が見れるようになった上で、自分で絵描く時間も確保できてたら、なんかこう、相乗効果というか、こう、目指して、あの、上手くなったりとかしたかもしれないけど。
自分の絵描きとの向き合い方
うん。
って思うと、やっぱり、シンプルに時間がなくなったんだと思うな、たぶん。
あー。
うーん。
うん。
なんか、今、ぽんずちゃんの話を聞いててさ、自分のこともちょっと思い出したりして。
うんうん。
なんか、せましも、その、絵を描くのは割と好きで。
へー。
えー。
そうそう。美術部で絵とか描いてたんだよ。
え、マジ?
へー、そうなった。
そうそうそうそう。だけど、あの、俺もぽんずちゃんのように、社会人になって、なんか忙しくなったりし、絵を描くってことから、結構めっきり離れちゃったんだけど。
うんうん。
だから、時間がないから、自分では絵を描かなくなったけど、でもなんか、自分の好きな絵を描く人のことは、なんかよく見つけたりとか、あるいは応援したりするようになったりして。
へー。
自分が、そう、絵を描けない分、あとは任せたという、あの、託す感じの気持ちに近いかもしれないなって思ったな。
へー。
せましくんは、本当にいい人だよね。
いい子だね。
はははは。
ほんとにいい子だよね。
そんなことないよ。
それでさ、ムカついたりしなかった?俺は諦めたのに、こいつは、なんかずっと絵描きやがって、ちくしょう、みたいな。
いやいや、そんなことは。
だったり、自分を責めたりとか、なんかしなかった?
あー、でもそれはさ、時間がなくなったっていうさ、言い訳も、逆に言うと、つけやすくもなって、大人になると。
うーん。
私、どっちかと言えば、そっちだな。なんか、全然見なくなっちゃったもん。
美術館とか行かなくなっちゃった。
あ、えー、そっかー。
うん。
それはなんか、ちょっと、後ろめたさみたいなのが、あったりもすんのかな。ぽんずちゃんの中に。
絵を描く欲求と絵を見る楽しみ
なんか、なんだろうな、後ろめたいというよりも、うらやましいかな。
あー。
うーん。
いいなー、みたいな気持ちになる。結構、描きたくなる。やりたくなる。たぶん、美術館とか行くと。
あー、そうなんだ。
そうそう。けど、なんか、そこで、こう、思う。
うん。
そこで、こう、重い腰を上げるほどの、体力はない、みたいな感じになるから。
あー。
あー。
なんか、行かなくなっちゃったんだよね、結構。だから、せまし君は、いい子だなーと思って。
いや。いい子でもないんだがなー。
いや、せまし君はいい子だよ。
ねー。
もっと、悪ぶりたいんですけど。
ヒップホップとか企画し。
浅。浅すぎ。
突き指しちゃうね。浅すぎて。
あー。
絵、描きたくなったりしないの?せまし君は。そういう、好きなイラストとか、展示とか見て。
うんうん。
やっぱり、僕も絵描きたいかもなってなったりとかはしない。あんまり。
うんうん。
あー、それで言うと、絵の楽しみ方が変わったのかもしれなくて、昔は絵を描くのが楽しかったけど、今は、なんか、見たりするのが楽しいになってきてるのかもしれない。
うん。
なんだろうな。美術館とか行くと、こう、この絵ってどういう、みたいな。そういうのを考えたりするのが、楽しくて、行ったりしてる。なーって。
あー。
うん。
いいね。
でも、なんか、もっと、悪ぶりって、なんだ。
いいなー。
いいなー。
でも、自分の描けそうな絵とかを見ると、あ、自分でも、絵そうだな、とか。
うん。
って思うときは、全然あって。
自分だったら、こうするのになー、とか。
うん。
あー、そうだなー。うん。そうねー。いや、待って。今、無理に悪ぶってるかもしんないなー。
うん。そうだよね。
無理が生じそうだなー。
たまにあるからね。せまし君。この、会話上のために、無理に悪ぶるときが。
急に背伸びしだす。
ぶりついてさー。
うん。
うん。
無理すんの。
へー。
って考えると、でも、もともとでも、そんなに自分で描きたいっていう欲求が、なかったかもしんなくて。
うんうん。
うんうん。
絵の見方と絵の好きな方法
ほうほうほう。
だから、ぽんちゃんが、えっと、時間があったら、今でも描きたいって言ってたのを聞いて、俺は、時間があっても、たぶん、描かないかなーって思っちゃったなー。
あ、ほんとー。
あ、ほんとー。
へー。
そう。
そういうの、あるよね。
うん。
さっきのAIの話とも、かぶってくんだけどさー、出力されたものを見たいから描いてる人とさー、出力自体が好きな人がいると思うんよ。
あー、面白いね。
うんうん。
絵描きって。
うんうん。
私、どっちかと言えば、普通に、鉛筆とか筆を動かすのが好きなの。
わかる。
で、別に、何かを描きたいとか、あんまないんだよね。
ほーへー。
んー。
描く作業が好きなの。結構。
描くという動作が好きみたいな感じなのかな。
うんうんうん。そうそう。
めちゃくちゃ才能ありそうな発言だけどなー。
ほんとだね。面白そう。
うん。
なんか、あの、きれいに、きれいに塗るとかさー、あと、なんか、これの横にこうすると、こういうふうに立体的に見えるとかさー、なんか、そういう瞬間が好きみたいなところがあって。
うんうん。
だから、あの、描きたいものがないんだよね。逆に言うと。だから、さ、作家的ではないんだと思うの。どっちかと言えば、その、職人というか、その、作業が好きなのよ。
うんうんうん。
うん。
塗るの楽しいとか。
そうそうそうそうそうそうそう。そういう感じなの。
精密に、正確に描いてみるとか。
そうそうそうそう。
あー、へー。面白いな。
だからさー、そのー、せまし君とかのさ、話聞いてて思ったけどさー、その、こういう絵がこの世にあったらいいなーとかさー。
うん。
こういう絵が見てみたいなーとかで描いてる人もいると思うんだよね。
うんうんうんうん。
多分、だから、そう、そういう人と2、2種類いて、そのー、こういう絵が見たいの人は、もしかしたら他に描いてくれる人が見つかったら、あ、自分はじゃあ描かなくても、見るので楽しめるなーってなるのかもしれないなーと思った。
うんうんうん。そうね、確かにそうだなー。
うん。
あと、あー、それ言うと、見方も、結構、想像性あるっていうか。
うんうんうん。
想像性あると思ってて。
うんうんうん。
どう受け取るかも。
だね。
そう、解釈も想像だと思うから。
うん。
創作行為だと思うので。
ほうほうほう。
なんか、絵の、絵が好きな人の中には、描くのが好きな人で、えっとー、出力、あるいは出来上がったものが好きな人もいれば、見る側の人で、ただいっぱい見るのが好きな人もいれば、
たしかに。
うん。その、見ーる、ひとつの作品を、めちゃじっくり見るみたいな、好きな人もいれば。
うん。
たしかに。
たぶん、自分は、そのさ、校舎、じっくり見る。
うん。
の、楽しさ。
なるほど。
が、最近、楽しいなって思ってる、かもしんないな。
うん。
いやー、それは、すごい、いい話だなって思うな。なんか。
うんうん。
そのー、芸、芸術的鑑賞方法じゃないけど、なんか、一個の作品を、ぐーっと、見て、これは、こうなんだろうかって。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
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うん。
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うん。
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うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
じゃあこの3人だったら
ブーちゃんが思いついて
思いついたものを
ポン酢ちゃんが書いて
アルバムにしまわれて
誰も見なくなってしまうかと思いきや
狭しがめっちゃ見る
一人でずっと見て
これはこういうことなんじゃないかって
ずっと楽しんでる
そういうことになるね
いけるね
この3人で
回せるね
回せるね
回せる