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Hello • From カナダをお聞きのみなさん、こんにちは。
カナダのトロントから配信をしている OKEです。
日本時間で毎週金曜日に配信をしています。
この配信では、カナダの東側、トロントでのライフスタイルの話をメインに、
たまーにクラフトや旅の話も織り混ぜつつお届けをしています。
今回で338回目の配信となります。
今日は、ここトロントに住んでいて、日本語って忘れるだろうか?
こんなテーマでお話をしてみたいと思います。
まず最初に、私が以前他の人から聞いたことで、
今日のテーマとも関係するかなと思ったお話です。
日本語の補修校
トロントには、日本語の補修校という場所があります。
これはどういう場所かというと、
例えばご両親が日本人であって、
あとはご両親のどちらかが日本人みたいな、
こういう場合に、子どもさんに日本語で勉強できる場所、
日本語の勉強を続けられるように通う場所、
そんなイメージでとらえてもらっていいんじゃないかなと思います。
確かここって、教科書とかも日本の教科書を使って勉強するんじゃなかったかなと思うんですけど、
これ週末に開催されているのね。
まずなんだけど、日本で学校に通っていて、
日本語で生活をしたことがある。
ご両親のお仕事とかで引っ越してきた場合っていうのは、
日本語がわかるじゃないですか。
完璧だから日本語で生活をしていたっていうことですよね。
なのでコミュニケーションできる日本語で。
でもその補修校の中には、ご両親のどちらかが日本人かもしれないけれども、
トロントで生まれてトロントで育った場合。
この場合ってお家で両親と日本語を話すかもしれないけれども、
圧倒的に日本語で話す時間は少なくなるはずですよね。
日本で暮らしていた子どもたちと比べた時に。
なのでこっちで生まれ育った子どもさんが日本語の補修校に入った場合って、
元々の日本語のレベルも多少違うこともあるのかなと思う中で、
日本語の作文を書く、そして読む、みんなの前で発表する。
結構あったじゃないですか。日本の学校でもそういうのあったりするでしょ。
そういう課題がやっぱりその補修校の中でも出たりするみたいで、
これが大変っていう話を聞きましたね。
やっぱりこっちで週末だけ日本語をガッツリ使うみたいな感じの中でやると、
やっぱ作文書くってね、なかなかだと思うんで、
それで読まなければいけないっていうので、大変なんだよねみたいな話を聞いたことがあって。
もちろん作文が苦手っていうのもあるかもしれないけれども、
それとは違う部分で、どうしても英語の生活が多くなればなるほど、
頭の中の英語が占める割合ってどんどん増えていくかもしれないからね。
勉強してるかもしれないけど、この環境にいると忘れてしまう。
ましてやっぱりここで生まれたっていう場合だと、
忘れる可能性も高いのかもしれないなーなんていうふうにお話し聞きながら思ったことでした。
日本語の忘れ方
あとは以前に3人子供さんがいらして、その方の元々日本に住んでたね。
で、上の2人は結構大きくなってからカナダに来たんですね。
一番上の子さんは確か高校生ぐらいで来たと思います。
で、2番目の子さんが中学生ぐらいかな。中学生になるくらいだったかもしれないね。
で、一番下の子供さんは結構ちっちゃかったんですよ。
上の2人の子ってずっと日本語を忘れずに話せる感じなんだけど、
一番下のその子供さんは最後に会った時は、
日本語でのコミュニケーションが難しいかなーみたいな感じがしました。
なので、やっぱり日本語で暮らしていたかもしれないけれども、
その一番下のちっちゃかった子供さんは結構ちっちゃい時にカナダに住み始めたので、
上の2人と比べると吸収されていたその日本語の量がすごい少なかったかもしれないし、
そのタイミングでやっぱり英語圏に引っ越してきたから、
当然英語の時間が長くなるわけで、
やっぱり日本語を忘れてしまう可能性も高かったりするのかなーなんていうのは見てて思ったことですね。
お家の中でやっぱりどのくらい日本語を使うとか、
どういう風にそのプライベートの時間を過ごしているのかっていう、
例えばその日本語しか使わない遊びの時間だったりがたくさんあるとか、
あとこういう環境をあえて作っているとかね、
こういうのもかなり影響してくるだろうなーっていう風に思うので、
ただなんかこう日本にいる時と大きく違うこと、
これはやっぱりあえて作る。
あえて作らないとやっぱり英語と接する時間の方が絶対多くなると思うんで、
私が日本語をどんな感じで忘れるかみたいな話をしてみたいんですけど、
書くのは忘れるよね。
これほんと忘れるの早いなと思ってて、
これへんはもう意外と納得してもらえるんじゃないかなと思うのが、
やっぱりこう日本にいたとしても、
今はコンピューターもあるし便利なデバイスもいっぱいあるから、
手書きってしなくてもいいじゃないですか。
いざそれ書くってなると忘れてるっていう人もいるかなっていう風に思うので、
なしてやここでね、ただ日本語を手で書くっていうことって、
本当になんかやろうって何か決めていることがない限り、
やらなくなっていくっていうのももちろんあって、
でも普段こう思いついたことを書くって私結構手でやることが多くて、
あとよくお話しするんですけど、振り返りのノートとかは手書きをしているし、
それを通して私がどういう風に手書きで忘れているのかっていうのをイメージ的にお話しすると、
思考のスピードに書くスピードが追いつかないんですね。
これはすごく感じていて、やっぱり漢字とかピッタリ当てはまる言葉っていうの忘れちゃうから、
それ考えてると思考はどんどん先に進んでっちゃうみたいな、
でも手が追いつかないみたいな、そういう感覚ですね。
なので自分のノートとか見ると忘れちゃう前に書こうとするから、すごくひらがながいっぱい書いてあります。
もう見せられる漢字ではないね。
ちょっと話がずれるんですけど、このすぐ忘れちゃう漢字の話ね、
漢字の数と影響
この漢字ってよく考えたらものすごい数あるんですよね。
改めて言うけどものすごいあります。
英語を使うここトロントにいて思うことは、英語のアルファベットってたった26個ですよ。
もちろんスペルは覚えなきゃいけないでしょ。
でも文章を書くためのそのツールにあたる、単語を書くためのそのツールにあたるアルファベットはその26個覚えればいいわけじゃない?
もうそれさえ覚えておけば、あとはスペルにすぐ入れるっていう感じになると思うんですけど、
大文字小文字入れたとしてもそんなに数ないから、そこの部分、ツールを手に入れるっていう部分では結構早くできるかなと思って、
でも日本語のそのツールにあたるっていうものって、ひらかな、カタカナ、そして漢字があるわけじゃないですか。
これ単語として言葉を覚える前に漢字を覚えなきゃいけないことが起こってくるんですね。
ね、さっきも言ったんですけど、漢字すごい数あるから、それをまあそもそも覚えるのって大変だよなって、今改めて思ってますね。
で、なんでね、こんなことを思ったのかっていうと、英語を使うそのトロントにいるっていうことも影響していると思うんだけれども、
最近ね、この漢字の数を意識させられることがあったんですね。
日本語の漢字のフォント作りと手書きの能力
それは、一つはチャイニーズタイプライターっていう、確かそんなタイトルの本だったと思うんだけど、これを紹介してくれた方がいて、
で、この本では中国語のタイプライターを作るお話がなんか書かれてるみたいなんですよ。
で、想像してほしいんですけど、中国語私わかんないですけど、すごい数の漢字があることはわかりますよね。
それをタイプライターにするって想像しただけでも気が遠くなるでしょ、これ。
で、じゃあ日本語はって考えたら、同じこと言えるじゃないですか。
中国語の漢字と日本語の漢字違うかもしれないけれども、まあそれなりにお互いね、莫大な数あるわけだから。
そう、あと、2024年のね、やりたいことに私人、人作り、小冊子を自分で作るっていうのをあげてると思うんですけど、
これに伴ってフォント作りの、これに関する本っていうのを私読んだからっていうのもあるんですね。
で、そのフォントを作るときに、その英語のフォントだったらさっきも言ったように、アルファベットはAからZまでしかないんで、これだけ作ればいいわけですよね。
デザインすればいい、それだけデザインすればいいけど、やっぱ日本語の漢字のフォント、一つ一つ考える必要があるって考えたら、
まあ、結構な数あるじゃないですか。
そう、それを、その漢字のフォントの話とかもその本には載ってたんですけど、それ考えたら、超大変だなと思ってね。
まあ、その2つの本から、まず漢字ってたくさんあるんだなっていうのをすごく自覚させられて、だからなんか忘れてはいいって言うわけではないんだけれども、
でも、使ってなければそんなにたくさんあるんだから、もう忘れるよねとは思いましたね。
まあ、ちょっとね、話それちゃったんですけど、あと、さっき言っていたそのぴったりの言葉が思いつかないっていうこと、
もしかしたら聞いている方でも、その言葉が出てこないっていうのはあるかもしれないけど、なんかね、結構簡単、難しくない言葉とかでも起こっちゃうからね、厄介なんですよね。
ただね、なんか少しでもその、そういう忘れる時間をもっとスローにしていることの一つとして、
ありがたいなって思うのは、この音声配信すごく役に立っているだろうなっていうのは思ってますね。
何かしらテーマを持って、日本語を子で私は話してるじゃないですか、
何か時におかしな言葉が飛び出ているかもしれないけれども、伝えるためにその日本語を使うっていうことでは、こういう場所はすごくありがたいなっていうふうに思っているし、
あと、私の場合はその日本にいるコミュニティメンバーと話す機会っていうのがある、これもすごく感謝していることで、
何か同時にそのオンラインで話すっていうのがやりやすくなったっていうのもありがたいですよね。
そう、やっぱね、使っているってすごく大切なんですかね、これ。
だとすると、もう究極にそのレベルダウンしている手書きの能力もですよ。
それができる場所があればいいのかもしれないけれども、
自分のために書くっていうことは結構あるかもしれないけど、さっきあのメモ取るとか、
その自分の振り返りの時に自分のノートに書くとかはあるかもしれないけど、
誰かが見るその緊張感はないからね。
音声配信しかり、さっきのコミュニティの中で話すっていうのもそうかもしれないけど、
誰かと話しているわけだから、その多少の緊張感みたいな、
誰かに向かって話すみたいなこの感覚。
そう、だから、この誰かが見たり開いたりするかもしれないという緊張感あって、
その手書きのものをどっかにシェアできる場所があったらね、忘れにくくなるかもしれないですね。
日本語で手書きで文章を書いて、それを見てもらう機会っていうのはそうそうなさそうなんですけど、
なんか日本語を手で書く能力をキープできる方法があったら知りたいなっていうふうに思います。
音声配信とオンラインコミュニティの役割
聞いている方で、こんないいアイデアあるよっていうのがあったら、ぜひ教えてほしいなっていうふうに思います。
あとは今日、日本語をキープするっていう話だったんですけど、
聞いている皆さんが以前使っていたとか習っていた言語で忘れちゃったとか、
逆にこんなふうにキープしてますよっていうアイデアがあれば、
ぜひぜひコメントいただけたらとっても嬉しいなというふうに思っています。
では、338回目の配信はここトロントに住んでいると日本語って忘れるかなっていう、
こんな問いをですね、テーマにしてお話をしてみました。
最後まで聞いていただきどうもありがとうございます。
また次回の配信でお会いしましょう。
カナダ・トロントからオケでした。