2025-10-18 15:24

#1602. 10月25日の朝カル講座は I --- 1人称単数代名詞に注目

▼2025年10月15日に新刊書が出ました


📕井上 逸兵・堀田 隆一 『言語学でスッキリ解決!英語の「なぜ?」』 ナツメ社,2025年.


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- 本書を紹介する特設HPはこちら:http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/inohota_naze

- YouTube 「いのほた言語学チャンネル」が書籍化されました

- Amazon 新着ランキングの英語部門で第2位を記録


▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の12号が公開されています


- 第12号(2025年9月28日):https://note.com/helwa/n/n7754627fffb2


▼2025年6月18日に新刊書が出ました


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


- Amazon 新着ランキングの英語部門で第1位を記録

- 発売3ヶ月で早くも3刷が決定

- 「本格的な語源本」としてご好評いただいています

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- 本書を紹介するランディングページはこちら:http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/lp/hee.html


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


- https://open.spotify.com/show/0xOyOIXBUrIZbnwSLeJsSb?si=zH5V2CjkS0ekqNz5ro7caw


▼2025年7月7日に『英語史新聞』第12号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第12号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第12号:https://drive.google.com/file/d/1eQawDu2njFNMMVKDUr4JRZdIWTNHDdha/view?usp=drivesdk


第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

このエピソードでは、次回の朝日カルチャーセンターでの講座の内容として、一人称単数代名詞「I」に焦点を当て、その使用法や語源について深く掘り下げます。また、関連する語や発音の変化についても触れます。今月の朝カル講座では、愛をテーマにした英語の詩について深く掘り下げます。ニュージーランドからオンラインでの参加が可能で、見逃し配信もあるため、幅広い方に受講を勧めています。

講座の紹介
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語紙ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語紙の著者、
そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者の堀田隆一です。
加えて、10月15日に夏目社より新刊書が出ました。 同僚の井上一平さんとお届けしているYouTubeチャンネル
井上言語学チャンネルから生まれた本です。井上一平堀田隆一長 言語学ですっきり解決英語のなぜ
ハッシュタグひらがな6文字で井上なぜとして意見や 感想を寄せていただければと思います。
特設ホームページも概要欄のリンクからどうぞ。 英語の語源が身につくラジオheldio
英語誌お茶の間にをモットーに英語の歴史の面白さを伝え 裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています
本日は10月の18日土曜日ですね皆さんいかがお過ごしでしょうか 今日はですね私今滞在中のニュージーランドはクライストチャーチの街中の公園ですね
かなり広い芝生の公園なんですけれどもスクエアっていう感じですね こちらからお届けしていますベンチに座りながら
こちらはレコーディングをですね環境音も入り込むようなモードであえて撮ってみております なので声がですねちょっと遠く聞こえるかもわからないですね
ただですね周りの車の音もありますけれども小鳥がさえずっている音などもですね 聞こえるとちょっと臨場感があって良いかなということでこんな感じでお届けしております
さあ今日の本来なんですけれども1週間後の10月25日土曜日に開かれます 朝日カルチャーセンター新宿教室での講座
英語子講座シリーズで本年度お届けしておりますが 今回からですね毎月一度やっているんですが今回から後半になりますね
第7回年度としては第7回になりますね そして秋のクールとしては初回となります
今回はですね どんな語に注目するかある一語に注目して英語子を語るというシリーズでお届けしているんですが
今回はなんと愛 と言っても目の方ではなく私の方ですね
一人称単数代名詞こちらの方ですね これに注目して90分
お話をしようと 話が90分持つのかって持つんですよどころかですね多分足りないんですね
今日はこのあたりの 来週どういうお話をするのかの一端をですねお話したいと思いますどうぞよろしくお願い致します
来週の朝日カルチャーセンター新宿教室での講座 愛という一人称単数代名詞に焦点を当てます
こちらですね この単語本当に語ることが多いんですね
90分でおそらくすべての話題を語り尽くすことはできないと思うんですけれども 例えば
この一単語一文字ですよね 一文字からなる語についてどんな話題論点があるのか
これ私今思いつくままにですねいろいろあげてみたいと思うんですね まずそうですね英語学習者がまず気になるのがですね
使い方と言いますか特に日英対象言語学 の観点から言いますとなぜ
日本語では私僕俺いろいろな自分の指し方自称しって呼んでますけどね があるのに英語では愛一つなんだろうかというような素朴な疑問ありますよね
このヘルディオでも千本のクソの他でいろいろと何度も取り上げてきた 素朴な疑問なんですが今回もですねこれ考えてみるかもしれません
あるいはですね他のたくさん問題あるので割愛するかもしれません ちょっと何を取り上げて何を切り捨てるかというのはですね
向こう1週間考えていきたいと思うんですが例えば論点を今日はですね ブレストしていきたいと思うんですね
そういった使い方の話題ですよね それから
私もですね最初に英語を学んだ時になんでと思ったのが 愛という単語これは必ず大文字で書くんですよね
つづり字の話ですけれども 文法になくとも
愛これは常に大文字で書くこれはなぜかという問題もありますよね こちらも実はヘルディオで取り上げてきた話題なんですけれども
それからですねあとは語形音形の話ということになりますとこれは私たくさん ネタがありましてコンテンツを持っておりますのでこのあたりを中心にお話しすることになる
かなと思うんですけれども 小英語ではこれはイッチという形だったんですね
ic と2文字で書いてこれでチと読ませたんですねイッチです これはですね同じゲルマン語のドイツ語をやられている方はイヒ
ich と書いてイヒと読ませるわけですけれどもこれと似てますよね さらにはですねフランス語ジュであるとかラテン語エゴ
このあたり実はですね 語源を遡ると
同一のソース源に遡るんですね インヨウソゴでは
全く同じ形だった一つの形だったこれが数千年の時を経てインドヨーロッパ語族のですね 末端の言語たちに微妙に異なる形で伝わったと
数千年かけて音変化を起こしたので微妙に違うだけでは済まされない ジュとイッチっていうのはだいぶ違いますしね
これぐらいまで分かれてきたんですが大元をたどると一つなんだよっていう このあたりのお話はしたいと思うんですね
英語史の枠内で考える限り最も古い形はイッチだったんですね これが
数百年の時を経てアーイという一文字で書いて しかも発音がアーイと二重母音になる
どうしてこんな風になったのかこれはつぜり字の問題でもありますが とりわけですね発音変化音変化の話題でもあるんですね
これがまた面白いんですイッチをどういじくり回すとアイになるのかということですね
つぜり字で言えばアイシーだったシーが落ちたことになりますがこの落ちるというのは じゃあ何が起こったんだろうということですね
このあたり横道にそれながらですねいろいろと面白い話がありますので 受講される方
ぜひですね楽しみにしていただければと思います それからですね
アイに注目するとは言ったんですけれどももちろんその関連語と言いますかね 関連屈折形活用形にもお話がですね及ぶんではないかと思いますね
つまり曖昧未満という未満々のあの m で始まる系列ですね この m はどこから出てきたんだっていう話になりますよね
イッチとかアイにはこの m が出てこないわけですのでこれどういうこと というふうになるわけです
さらにですね関連語ということで言いますと一人称代名詞に注目するとやっぱり二人称代名詞にも注目したくなりますよね
ですがこれまたですね1回フルに扱うに十分大きな話題なのでつまり u の話なんですけれども
これはですねほどほどにちょっと触れる程度で終わるかもしれません 他には一人称複数という方面に展開するとこれは we are as ours
ということになりますよね we で言いますとこれ実はですね私たち
複数の私と他の人たちっていうことをひっくるめて言うときに典型的に使うんですが 実は私という一人の意味でつまり愛の意味で
事実上使う用法っていうのが we にはあるんですね ですので
事実上の 一人称単数の代名詞は愛のみならず部分的には we もその役割を果たせるというちょっとニッチな
話題にも及ぶんではないかと思います いやーもうここまででもですねなかなかお腹いっぱいいいかと思いますが
関連トピックの展開
i 前に前ですねそれ we are ours このあたりの一人称そもそも認証って何でしたっけ
という 本質的な話題にもいい及ぶかもしれません
これはすべてですね時間が足りたらということですね 90分の枠内でどこまで語ることができるのかというところがこれ勝負になるわけですね私にとっては
受講される皆さんにとってはとにかく 愛を中心としためくるめく英語詞の世界魅力的な世界を堪能できること間違いなし
ということですのでぜひ一人でも多くの方に受講していただければと思います ちょうどですね秋クールの始まりです
3回3ヶ月ですね3回でワンクール 季節ごとに朝からの講座というのがですね
変わっていくということなんですが私の場合ですね 4期1年全体として一つの大きなテーマでやっておりますのでいつからご参加いただいても
よろしいわけなんですがちょうど後半の始まりということですし さらに秋クールの始まりということなのでこれまで
受講されてきた方もそうでない方もこの機会にですねぜひ 朝かるの講座参加してみてはいかがでしょうか
今ですね私ニュージーランドを海外にいるということでこれまで9月まではですね 新宿教室で対面でやっておりました
対面プラスオンラインのハイブリッド形式ですね でやっていたんですが今回は残念ながらと言いますか
オンラインのみという形になります ただですね当日リアルタイムで参加できない方もですね
見逃し配信という形で向こうに週間ですかね 2週間視聴できるというサービスになっておりますので当日の時間都合
を合わない方もですね 参加することができますのでこのあたり
詳細はですねリンク貼っておきますのでそちらから 覗いてみてくださいそして申し込みもしていただければと思います
ということで1週間後の朝かる講座のご案内でした エンディングです今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました
ニュージーランドでの収録
今日はですねクライストチャーチの公園 芝生の公園のベンチからお届けしたということになりますが音はどんな感じでしたでしょうか
ね いろいろな形とかいろいろな場所でですね
これからの撮っていこうかなと思っております 実はですね
プレミアムリスナー限定配信チャンネル英語しのはヘルはあの方ですねこちら カーモク堂の午後6時に配信している
このヘルディオンのプレミアム版ということなんですがそれはですね 今月最初にニュージーランドに来てからですね
だいたいあるところで撮るように 習慣化してきましてそれはどこかと言いますとクライストチャーチの植物園
クライストチャーチボタネッグガーデンスというところでこれがですね私のジョギング コースにもすっかりなったわけなんですがここが素晴らしいところでですね
小鳥のさえずり今日はそんなに 響いてないと思うんですよ
子たちもまばらな芝生の公園なのでですがその植物園はですねもう ニュージーランドの森ニュージーランドの庭園というセクションがあってそこがまあ
うっそーとした森になっているんですね 街中ではあるんですけれどももう本当森そのものっていう感じで鳥の声がですねすごいんですよ
その中で まあいわば森林浴をしながらですね
ヘルアを収録するというのが最近の あの楽しみになってきてましてそれを聞くとですね多分あの皆さんも癒されるんではないかと
思いますのでヘルアの方も相変わらず続けておりますで主にですね ヘルアの方では日常と言いますかまぁニュージーランドをネタも含めてですね
いろいろヘルディオではお話しないようなことをお話ししています こちら皆さんに聞いていただける
ヘルディオでは英語詞のですね 話題を割とあのちゃんと真面目にって言いますかね
選んで語ることも多いわけなんですけれどもそうじゃないカジュアルな あのヘルディオ
という感じでですねヘルアやっておりますのであの プレミアムと名前ついていますがあの実はもうモアカジュアルっていう
感じですねぜひご関心のある方それからニュージーランドの日常をなどにご 関心のある方はですねぜひそちらも合わせてですね聞いていただければと思います
月額800円ですが諸月は無料ということになっておりますのでまず 覗いてみていただければと思います
このチャンネル英語の語源が身につくラジオヘルディオではあなたからのご意見ご 感想をお待ちしています
ボイシーのコメント機能通してお寄せいただけますと幸いです sns でのシェアもよろしくお願いいたします
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように 英語子研究者のほったり打ちがお届けしました
またさ
15:24

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