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弁護士の キタガワです。
私は YouTubeや TikTokや テレビ番組などで 法律の解説を しています。
NFTプロジェクト モスキートファミリーの 運営を しています。
男女のトラブルシリーズ 婚約破棄編を 話しています。
前回は 婚約を 破棄した ということです。
当然 破棄した側が 悪いように 思えます。
破棄するに至った 原因が 相手にある場合 ということです。
相手の責任で 婚約を 破棄しましょう と言った時に 相手に対して 損害賠償を 払わなければ いけないのか 弁償しなければ いけないのか。
これは 正当な理由が あるかないかです。
婚約を 破棄することに 対して 正当な理由が あったかどうかが ポイントです。
このような 話で 前回は 終了しました。
今日は 具体例を 話して 理解を 深めていきます。
まず 正当な理由が 認められた 場合です。
つまり 女性側から 婚約を 破棄しましょう と言いました。
男性が ふざけないと 損害賠償請求を しました。
しかし 男性の 責任で 婚約を 破棄したので 支払い義務は ありません という 正当な理由が あると 争った 事例です。
このように 正当な理由が あった つまり 婚約を 破棄した 女性側が 勝った 事例について 話します。
1つ目の 事例は 男性側が とにかく 傍若無人な 振る舞いを していた という 事例です。
結婚式の 準備を していたのですが 傍若無人な 振る舞いを していました。
そして 傍若無人な 振る舞いを しようとした時も 強引に 振る舞いを しようとした という 事例です。
それに 大変 ショックを 受けた 彼女が 結婚式を 10日後に 控えているのに 逃げ出した という 状況で 婚約を 破棄した という事で 男性が 激怒して おかしいだろう と言いました。
これは 男性側に 落ち度が あるので 彼女が 婚約を 破棄したことには 正当な 理由が あると 認められた 事例が あります。
似たような 事例でも 男性が 女性に対して エッチを 強要した ということや 侮辱的な 発言を 繰り返していた ということで 女性側が 大変 ショックを 受けて 婚約を 破棄しました。
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女性側から 切り出したとしても 女性は 悪くないです。
婚約を 破棄する 正当な 理由が あると 認められた 事例が あります。
もう1つは エッチ関係に 関わってきます。
男性の 生殖器に 身体的な 欠陥が あったため 正常な エッチが できないような 状況が 後で 発覚したと いうことです。
これも 婚約を 破棄しましょう という 女性が 言ったことに 対しては 正当な 理由が あると 認められた 事例が あると いうことです。
なかなか 特殊かも しれませんが こういった 事情が あって それは 女性が 婚約を 破棄するのも 仕方ないという 状況であれば 婚約破棄が 違法にならないと ジャッジされることが ある ということです。
反対に 正当な 理由が 認められなかった 場合の 婚約破棄は ひどいと 同情しにくい という 事例を 話します。
これは 男性側が 婚約破棄を 申し出た 事例です。
その 理由は 女性の 気が強い という 理由に 婚約を 解消した 事案です。
ただ それは 裁判官も 男性の 考えは 自分本意であって 性格の 不一致とか 相手が 気が強い 性格である というだけで 婚約の 継続が 難しい というのは 筋違いだと 認められて 損害賠償責任を 負いなさい という ジャッジが 下された 事例が ありました。
2つ目の 事例は 男性側が 婚約破棄を 申し出た 事例です。
その 理由は 女性側に 常識がない 家庭的な 仕付けも できていない ルーズで 責任感も 乏しい 体形が あまりにも 細くて 頼りない という 状況だと 言われて 婚約を 破棄した 事例です。
これも 相手側の 性格を 主張したり 様子や 姿形に 対して 言うのは おかと違いだと ジャッジされて 男性側が 悪いと 婚約破棄に 正当な 理由は ありません という ジャッジが 下された 事案が ありました。
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3つ目の 事例は 婚約を 成立した後に 突然 男性側が 自分の お母さんの 同意が 得られなかったと 説得も できなかったと 男性が 女性に 婚約を 解消しようと しました。
これも さすがに 正当な 理由が 認められない ということで 許されないと 言われました。
最初に 説明した 正当な 理由がある 婚約を 破棄するのも 仕方がないと 言うのは 少し 可哀想だったり 特殊だったり します。
そして 相手側は エスカレートしている 非常識な 行動を 取っていることが 多いと 言うことです。
極端な 事例を 持ち出しすぎたので ジャッジは 難しいかも しれません。
婚約前から 分かっていた 事情は 気が荒いなど 性格が 合わないなど 体形が 自分の 好みに 合っていないことは 元々 分かっていたのでは ないでしょうか。
結婚や 婚約を する前に 分かっていた 事情を 後で 持ち出すのは 正当な 理由が あるとは 言えないと 思います。
逆に そのようなことを 付き合っている 段階では 知らなかったり 知らなかった ポイントは 私は とても こだわる ところだと 言うのであれば 婚約を 破棄することも 正当な 理由が 認められやすいです。
例えば お酒飲みや ギャンブルを する人が あまり嫌いな 女性も います。
タバコを 吸う男性が 嫌いな 女性も あります。
私は タバコを 吸う男性なら 結婚は できませんと 明確に 伝えていました。
私は タバコを 隠れて 吸っていても ベランダで 吸っていても 絶対に 納得が いかないと 言っていました。
男性が タバコを ふかふか 吸っていたと 男性からしたら タバコくらいは いいと 思うかも しれません。
しかし 女性にとっては タバコは すごく 許しがたいと 言うか 事前に お伝えしていた 内容で それが 裏切られたと 言うと それは 正当な 理由に なりやすく なるかも しれません。
あとは 風俗に 行ったり キャバクラに 行ったりするのも 仕事の 付き合いとはいえ 私は 絶対に 嫌ですと 言うと 結婚は できませんと 明確に 伝えていたと 言うのが 立証できるのであれば
それは 婚約破棄をしたとしても 女性側が 男性側が キャバクラに 行っていたと 言う状況が 分かったら それは 正当な 理由に なりやすく なるのかなと 言う感じです。
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これは 本当に ケースバイケースなので 一概には 言えませんが 事前に 分かっていた 事情なのか 分かっていなかった 事情で そこは とても こだわりポイントだったのか そして そのポイントを 相手に 伝えていたのかが 大切になって いきますので この辺の 感覚まで しっかり 身につけて おいて いただきたいと 思います。
以上 婚約破棄をする場合 破棄した側 婚約を 解消した側が 損害賠償請求の 責任を 負わなければ いけないと 言うのが 原則です。
正当な 理由が あるので あなたのせいで 解消せざるを 得なかった時は 例外的に だいじょうぶ という お話を させていただきました。
最後まで お聞きくださり ありがとうございました。
それでは 今日も 元気に いってらっしゃいませ。