1. 弁護士キタガワの身近な法律勉強会!
  2. [基本のキ!離婚の戦略!!#02]「..
2024-10-03 10:10

[基本のキ!離婚の戦略!!#02]「婚約」と評価されちゃう行動に要注意!

00:04
弁護士のキタガワです。YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで、法律の解説をさせて頂いたり、NFTプロジェクトMOSQUITO FAMILYの運営をしております。
さて、前回からですね、離婚シリーズと題しまして、まあいろんなね、まあ夫婦、そして男女関係にまつわる、まあ知っておいた方がいいね、
まあ知識を長きに渡って解説していこうかなと思います。
で、前回は第一回目だったのでね、まあ導入部分として、まあこのシリーズをどんなね、感じでね、話していきたいかとか、そういったところのね、お話もさせていただきましたし、
いわゆるその恋人同士、カップルの関係、そして婚約関係、今日丁寧に説明しますけども、婚約状態にあるとはどういうことなのかとかね、
あとはその事実上の夫婦ね、内縁関係、これ何なのか、この違いは何なのか、みたいなところもね、お話をさせていただいたかと思います。
ね、ぜひね、勉強していっていただきたいなと思っています。
ね、じゃあ今日はですね、いよいよ、婚約ね、これについてお話をしていきたいなと思っています。
まあ婚約とは具体的にどんなものなのか、そしてじゃあ何がね、あれば婚約が認められるのか、婚約状態ね、認められるのか、認められないのかについてお話をしていきたいなと思っております。
カップルの方、必見でございますね。はい、じゃあ婚約ね、前回も説明しましたけども、具体的に何なのというふうに言うと、
婚約とはですね、近い将来、結婚をしようという合意でございます。
この合意というのがポイントなんですね。
まあね、みなさんイメージあるのは、プロポーズしてね、結婚してください、わかりました、という感じでね、まあそれはね、お互い約束をしているというわけですよね。
近い将来、結婚しましょうよ、という約束をしているということでございます。
これはあくまで合意がね、将来結婚しましょうよという合意ができている状態が婚約というのであって、
まあ例えばエッチをしている、してないとかは正直言うとあんまり関係がないですし、一緒に暮らしている、同居、同棲しているとかっていうのも考慮要素にはないということですね。
この婚約関係にある状態を破棄ですよね、破ってしまう、キャンセルする、婚約破棄なんて言ったりしますよね。
こういった場合には、いわゆる法的な責任が発生する、弁証、損害、賠償、請求みたいなね、法律の話になってくるということでございます。
ここがいわゆるそのカップル、付き合った人たち同士にとどまっている状況とはやっぱり異なるわけですね。
03:01
別れようって言った時に、別れるんだったら今までね、俺が払った金全部返せ、みたいな感じには至らないんですよね。
ただ、婚約関係になった場合は、そういった法的な責任が発生するということでございます。
なぜかということですけども、もちろんですね、恋人同士も深くね、別れちゃったら深く傷つくこともあると思うんですけども、
やはり、婚約状態にあるということは、もうね、その民法上の法律上の夫婦に向けて、一歩大きく踏み出した準備段階だということでございます。
これを一方的にね、キャンセル、解消されちゃうというと、もちろんキャンセルされる側はですね、精神的にね、大きく傷つきますし、
もしかしたらですね、結婚に向けての準備のために、費用をね、払っているかもしれないですよね。
そして、場合によっては、まあ、ことぶき退社なんて言ったりしますけども、結婚の約束、婚約を機会に退職する女性も、少なからず今もね、いたりしますよね。
そういった場合に、やっぱりやめた、ね、婚約しましたけども、破棄しますって言ったら、
それはですね、とてもね、その精神的な損害、そして財産的な損害というのは、まあ、通常のね、カップルが別れるよりも、ちょっとやっぱりレベルは高まってしまうんじゃないですか。
そういったのは、やはり法的に、法に、与えすべきだという形で、まあ、損害賠償請求というのがね、認められるという考えでございます。
じゃあですね、具体的に何をしていたら、どんなことを言っていたら、婚約状態にあると言えるか、ということでございます。
まあ、あくまでね、さっきも言った通り、お互いのね、結婚、将来結婚しましょうね、という合意なので、一番わかりやすいのは、プロポーズですよね。
はい、結婚してください、わかりました、ということで約束が成立する、ということでございます。
まあ、よくですね、ラブラブカップルがね、なんか、いつか結婚したらね、子供は私3人欲しいな、とかね、なんか、もしさ、俺ら結婚したらさ、ね、羽生はさ、ハワイに行こうぜ、みたいな話をする場合もあるじゃないですか。
まあ、これは、もし、で、結婚したら、という、まあ、あくまで家庭のね、まあ、ifという段階でね、お話ししている、もし何だったらという、もし結婚したらという、てんてんてんという段階でお話ししているので、
まあ、この辺はね、まあ、あくまで婚約というふうにはいたらないのかなと思います。
きちんと結婚しましょう、わかりました、というふうにね、きちんと宣言すること、これがね、婚約状態にある、ということでございます。
ただですね、まあ、あくまでね、まあ、口約束みたいな感じでね、その後、男女でトラブルになっちゃってね、言った言わない、みたいなところも出てくるじゃないですか。
ね、そういった時に、なかなかですね、その立証する、証明する、ね、口約束だけだとね、まさか録音してるとかね、録画してるっていうケースはあまりね、多くないのかなと思いますので、そういったね、ことを考えると、そういった、他のね、いろんな事情から総合的に考えて、これは、婚約状態にあったよね、いや、婚約状態に今では至ってないよね、というのを客観的にジャッジしていくということ。
06:27
でございます。まあ、じゃあ、具体的に何かというと、まあね、婚約をした時の、まあ、社会的な観光関連みたいのあるじゃないですか。
まあ、もちろん、婚約指輪を交換したり渡したりとかね、あとは、ユイのをね、取り交わしていたりとかもそうですし、まあ、そこまで至らなくてもね、お互いの両親に、まあ、紹介してね、まあ、賢った感じで挨拶しに行ったりとかもありますし、
まあ、場合によってはですね、結婚式場を予約したり、見に行ったりとかね、ウェディングドレスとかを、まあね、あの、お互いで見に行ったりとかっていう場合もね、あったりするかもしれません。
このように、口約束がね、あったかどうかはね、まあ、わからないけど、水かけ論になっちゃって、よくわからないけど、客観的な状況からして、それはもう、結婚に向けての準備をね、進めていっている、第一歩を踏み出しているような状況だよね、と言える時には、
やはり、婚約状態、婚約関係にあったんじゃないの、というふうに認定されることが多い、ということでございます。
ただ、他方で、これはもちろんケースバイケースです。
そこまでね、至っていなかったとしても、まあ、このあまりにもね、一方が、まあ、振られた側がですね、かわいそうすぎるよね、というような状況の時は、
えー、ね、えー、婚約状態にあったよね、というふうに、えー、で、えー、まあ、その、振った側に対してですね、損害賠償請求を認めた、という裁判例も、実はあったりします。
一つですね、裁判例を挙げさせていただきます。
まあ、男女がですね、9年間、まあ、わりと長いですよね、長きに渡って交際をしていて、まあ、その場合、間にね、まあ、性的関係をもって、妊娠をしましたと、
ああ、だけど、まあ、妊娠をね、まあ、結婚していないから、忠誠をすると、ああ、要は2回ほどかな、繰り返して、で、その後、男性側から、まあ、えー、ね、えー、なんだ、男女関係、恋人関係を、なしにしたい、ということを言われてね、まあ、女性は大変傷ついて、
いや、もう、この状態はね、もう、婚約関係にあったんじゃないか、ということで、訴えた事例があります。
この裁判例はですね、プロポーズがあった、あったかどうかというのは、細かく認定できないんだけども、
今言った状況、まあ、長年交際している、そして、まあ、妊娠、妊娠、忠誠を、まあ、繰り返している、繰り返させられちゃっているとかね、あとは、もう、その後もですね、
えー、交際がずっと続いていて、親も黙認しているっていうようなね、いろんな状況を考えると、もう、これは、婚約状態にあったよね、ということで、えー、一方的に解消をね、えー、要求した男性に対して、
09:09
えー、損害賠償責任を認めている、というような事案があります。で、こういったですね、さっき言ったね、いわゆるその、式場を予約したとか、あとはね、婚約指輪を渡した有意応を取り交わした、みたいなね、
えー、客観的な、公然性のね、えー、ないようなね、えー、状況であっても、性的関係が継続していたのか、
妊娠とか出産、えー、そういったのがね、えー、あったのか、数はどうだったのか、というのを考慮して、えー、結婚の意思があったよね、と、男性も女性もあったよね、と、
つまり、えー、婚約状態にあったよね、というふうに、ジャッジされる場合もある、ということでございます。
最後にね、説明した事例は、極めて特殊かもしれませんけども、まあ、いろんな事情を総合的に判断していって、婚約状態にあったかどうかを、ジャッジしていく、ということでございます。
ぜひ、覚えておいてください。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
今日も元気にいってらっしゃいます。
10:10

コメント

スクロール