心の安全基地の概念
こんにちは、hattoです。私たちは、家族の絆をより濃く、より強くをコンセプトに夫婦でお店をやっています。この番組では、商品の裏側や試行錯誤の過程、ショップを通して大切にしている考え方や気づきについてお話ししていきます。
家族のための雑貨屋さん、今日は24回目の放送です。
前回の放送で、心の安全基地についてお話しさせていただいたんですけど、今日はちょっとその延長線みたいな話になります。
本当は、あんまりこういう話しする予定はなかったんですけど、ちょっといろいろ考えるところもあり、気持ちが熱いうちにちょっとお話ししてみたいなと思ったので、今ちょっと収録させていただくことにしました。
まずですね、心の安全基地、簡単におさらいすると、不安を抱えている時にも安心して受け入れてもらえる存在のことを心の安全基地というふうに言います。
そういう存在があると、挫折してもまた外の世界に出て、いろんな挑戦ができるようになるというものですね。
私は親とか家族という存在、あとは家という場所を心の安全基地にしたいなというふうに考えていて、それを息子のエピソードと交えて前回はお話をしました。
でも、そういう心の安全基地なんて一長一短にできるものではないじゃないですか。
具体的に今何をしたらいいのかっていうのを考えたりしてたんですけど、ちょっといろいろ試行することとか、あとはちょっと調べたり勉強したりした結果、今思っているのがタイトルにもある安心・安全・安定というこの3つです。
まず、なぜこの結論になったのかっていうのをちょっと順を追ってお話ししたいんですけど、毎日の暮らしの中で心の安全基地を意識するとか、意識し続けるってなかなか難しいなというふうに私は感じているんですけど、
なぜなら、あまりにも抽象度が高すぎるからですね。
実際に何をすることが心の安全基地につながるのかっていう、それを常に考えながら生活するってなかなか難しくないですか。
例えば、子供の話を否定せずに聞いてあげることなのか、例えば大きな声で怒ったりしないことなのか、あとは何か習い事とかたくさんさせていろんなことに挑戦させてあげることなのかとかね、そういうのが心の安全基地につながるのかって考えると、
きっとつながるんじゃないかなっていうふうには思うんですけど、でもそれが直結しないというか、ちょっと遠いように感じるんですね。
だからこの心の安全基地があるっていうのはどういう状態なのかっていう定義が欲しいなって私は思いました。
なんかわかりやすい、誰もがわかる明確な言葉で、なんか自分の中でだけでいいから定義しておきたいなって、それを軸に日々の行動をするっていうふうなことをしたいなって思いました。
そもそも心の安全基地があることで、子どもってどうなるのかなってちょっと考えたんですけど、私は心身ともに健やかに成長できるんじゃないかなっていうふうに思ったんですね。
心も体も健康に育つことができる。
なので私は子どもが心身ともに健やかに成長するために必要なことなんだろうなっていうふうに考えて調べたりしてたんですけど、そこでたどり着いたのがタイトルにもなっている安心・安全・安定。
これは子育てとか発達の分野、あとは心理学とかでもよく言われている考え方の一つなんですけど、
安心・安全・安定の重要性
安心と安全と安定、一見似たような言葉に聞こえると思うんですけど、それぞれをちょっとアウトプットを兼ねて調べたことを簡単にご紹介しようと思います。
まず安心、これは自分の存在や感情が受け入れられて否定されない状態のことを言います。
例えば泣いたり怒ったりしても受け止めてもらえるとか、受け止めてもらえそうな空気感があるとか、そういうことですね。
これがあることで情緒の安定につながって、安心できる大人との関係性が自己肯定感とか社会性の基盤になるというふうに言われています。
2つ目の安全、これは身体的にも精神的にも傷つけられない状態のことですね。
例えば怒られたりとか叩かれたりっていう恐怖でコントロールされていない状態、頭ごなしに否定されたりすることがなく、自分の気持ちとか自分の選択っていうものを尊重してもらえるっていう状態ですね。
この状態にあることで安心して行動とか挑戦ができる、自己防衛とか緊張状態ではなくて探索とか学びに向かう余裕ができます。
3つ目が安定、これは予測できる生活リズムや人間関係がある状態のことを言います。
例えば親の機嫌がコロコロ変わらないとか、家庭内のルールがコロコロ変わらないとか、あとは一緒に過ごす人との関係の変化が頻繁に起こらないなどですね。
この状態が整っていると、環境に振り回されないで済むので、そこに意識とか神経っていうパワーを注ぐことがなく、安心して今を生きられるようになるっていうふうに言われています。
この3つが揃うことで、子供は自分はここにいていいんだっていうふうに感じられて、自己肯定感が育まれて、挑戦とか学びとか対人関係っていうすべての土台になっていくそうです。
こうやって具体的な例とか行動が示されていると、頭の中で理解がしやすいなっていうふうに私は感じました。
この行動は安心安全安定につながっているのかなって考えやすいという感じですね。
この3つが揃った環境で育った人だったら、本人が親になった時にもきっと感覚的にそういうものを理解して、わざわざ勉強したりしなくても実践できるんじゃないかなっていうふうな気がするんですけど、
私自身は幼少期にこの安心安全安定どれもなかったので、こういう環境が子供にとっていいっていうことは頭では理解できるんですけど、実践ってなるとちょっと不安になってしまう。
できている自信もあんまりないっていう感じですね。
だからまず理屈で理解して、それを実践して自分に染み込ませていきたいなっていうふうに今は思っています。
今日は子どもの成長に必要な安心安全安定についてお話しさせていただきました。
皆さんは子育てする上で大切にしていることとか気をつけていることって何かありますかね。
よければコメントで教えてください。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
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ではまたハットでした。