気胸との出会い
はーい、みなさんこんにちは。はんちゃんです。
ちょっとね、ゲリラライブをしようかなと思って立ち上げてみました。
最近ね、おいのっこりさんとさくひなさんとライブをさせてもらって、すごい楽しかったんですよね。
と同時にね、ライブでお話しするって、なんかやっぱ難しいなーって思ったところもあって。
で、これはでも回数を重ねないと多分自分も慣れないだろうし、とにかくやってみようっていうことで、
今回ちょっとね、話したい内容があったので、ゲリラライブで喋っています。
で、その内容がね、タイトルにも書いてあるんですけど、
妊娠中6回気胸になって、産後1週間でオペをした、っていう話です。
はい、気胸って聞いたことがある方もない方もおられるかもしれないんですけど、
簡単に言うと肺が潰れちゃう病気なんですよね。
それは例えば交通事故とかね、そういう外傷的な要因もあったりするんですけど、
私の場合は自然気胸って言って、原因はわかんないけど何かの表紙に肺の中に空気が入っちゃって、
その影響で肺の中の圧が変わって、肺がシューって絞んじゃって、息ができないみたいな苦しい、みたいなそういう病気なんですけど、
これは全体的に見て男性に多い病気なんですよね。
ちょっと痩せ方のひょろ長い感じの男性に多い病気なので、
そもそも女性がこの気胸になるっていうこと自体難しいんですけど、
難しいじゃない、すごく珍しいんですけど、実は私高校生の時にこの気胸になっていて一度。
その時は本当に高校の授業中にいきなり急に息が苦しくなって、保健室駆け込んで症状を言ったら先生がすぐ病院行こうって言って連れて行ってもらって、
レントゲン取ったら気胸だったっていう感じだったんですよ。
その時はすごい軽度の気胸だったから、特に何も処置はせず入院して安静にして、そのまま退院したっていう感じの気胸だったんですけど、
その時でもレントゲン取った時に、私の肺両方、
朝昼さんと栗子さんこんにちは、ありがとうございます。
ちょっとライブを私ここ最近2回やったんですけど、ライブってムズって思って、ちょっとゲリラライブでお話をしています。
その内容が、気胸ってご存知ですかね、肺がしぼんじゃう病気で、
ヒョロ長い背の高い男性に多い病気なんですけど、私が高校生の時に1回なっていて、
その時にレントゲン取った時に、自然に肺がしぼんでいたのが治ったんですけど、
レントゲン取ったら、両方の肺に気胸のブラっていう、ちょっとこれ破れるかもしれないぞっていう袋みたいなのが映っていて、
それが結構大きかったんですよね。
そうだから、この気胸はもしかしたらまた繰り返すかもしれないし、
しかも両方持っているから、両方いっぺんに割れたらかなり苦しいという風に先生がおっしゃられて、
一応気胸はその時自然には治ったけど、予防的にオペをした方がいいんじゃないかということで、
その高校2年生の時にオペをしたんですよ。
緊急入院の体験
左の肺のブラを取るっていうオペをして、
そこから特に何もなく過ごしていて、妊娠をして、
妊娠8ヶ月になった時に、すごい息苦しかったんですよね、私、妊娠中。
でも初めての妊娠だし、妊婦さんって息苦しいじゃないですか。
だから妊婦ってこんなもんかなって思ってたんですよね。
なんだけど、あれちょっとこれいよいよおかしくないって思って、
高校生の時、気胸になったことあるし、
深呼吸しても明らかに右側だけ吸えないみたいな、そういう違和感を覚えたんですけど、
でもこれ妊娠中だからなとか思いながら、
救急の電話に1回電話をして、高校こういう症状で1回気胸になったことがあって、
なんかちょっとわかんないけど似たような症状なんですっていう話をしたら、
看護師さんが、電話を受けた看護師さんが、もう救急車で来てくださいって言われたんですよね。
で私その時、救急車?いや救急車でも乗るほどそんなに息苦しくないけどなぁと思って、
病院は行くけど、救急車じゃなくて自家用車で行きますって夫が運転してくれるので行きますって言って、
で病院に向かったんですよ。
そこでレントゲン取ったら、なんと片側の右側の肺がもう3分の1以下ぐらいになってて、
これ10度の気胸ですと。今すぐ、りこさんびっくりですよね。
で今すぐ入院して、今すぐトロッカーって言って、ストローみたいなのを肺にブスって刺して、
そこから空気を抜くっていう処置があるんですけど、それを今すぐしないといけないですって言われて、
緊急入院っていう形になったんですね。
で私その時、妊婦ってすげーって思ったんですよ。
高校の時に気胸になった時は、やっぱり明らかに息苦しいから、これは異常事態だってもう自分がわかるんですよね。
明らかにおかしいから。でもそのおかしい時でさえ肺がまだ軽度の、自然にまだ肺の膨らみが期待できるであろう、
本当に軽度の軽度だったんですけど、それでもしんどかった。
だけど妊娠中って、多分私その破れる2日前ぐらいから、やっぱなんか違和感は感じてたんですけど、
まぁこんなもんだろうと思って、なんかあのダンス踊ったりね。動画があるんですけど、ダンス踊ったりなんかしてたんですよ。
でなんか看護師さんにも、クリコさん、わかる?妊娠ってしんどいのがデフォルトだから気づかないかも。
自分でもびっくりしました。そう、でダンスも踊っちゃってるし。
そう、だからなんか妊婦の体って、そういうなんか自分の危機的状況でさえも、なんかこう大丈夫なように感じてしまうんだっていう、
なんかね、人体の不思議じゃないですけど、なんかそれをすごく感じたんですよね。
でまぁまぁその処置をして、すごく優しい先生にあたって、すごいなんか丁寧に接してもらえて、
その処置も全く痛くなくて、全然その時はメンタルもね全然大丈夫だったんですけど、それで1回目の入院が、
1週間弱ぐらい入院したかな。入院して、でその時にちょっとあの、
この気経っていうのは、1回こう破れると再発率がめちゃめちゃ高い病気なんですよね。
そう、1回破れると30%以上だったかな。結構な確率でまた繰り返すっていうものだったので、
先生とね、これまたちょっと怖いですよねって言って。妊娠中だし、妊娠中ってやっぱお腹が圧迫されてるから、もともとのその肺の
圧迫度とかも上がってる状況だから、いやーこれまたなったら大変ですよね。でもまぁわかんないですしね、みたいな感じで、その場はさようならって言って退院をしたんですけど、
なんとまたその2週間後ですね、普通に生活してて起きた時に、あ、これやばいって、また同じだって思ったんですよ。
で、これは多分また破れちゃってるわと思って、その時はちょっと冷静にまた病院に電話して、病院に向かって、
平日の日中だったので、普通の外来等されて待ってたんですけど、ちょうどその時ね、外科の先生たちがオペの日曜日だって、見てくれる先生がいなかったんですよね、すぐに。
そう、だから待合の受付でずっと待っていて、ようやく来てくれた先生が、多分若手の、ちょっと今勉強してますみたいな感じの先生だったんですよね。
で、その先生に処置をされるんですけど、はっきり言うと下手くそなんですよね。
同じ医療者だから分かるんですよ。みんな最初から上手いわけじゃないし、練習重ねてやっぱり技術を高めていくものだから、私はこれは先生の練習代だっていうのは、
私も医療者だから分かるんだけど、でもこっち妊婦だし、なんか自分一人の命じゃないし、で、苦しいし、肺だし、
そう、栗子さん、そうなんですよ。分かっちゃうからこそ言えなかったんですよね。
ああ、マジかって思ったんだけど、言えなくて。
で、そのトロッカーっていう肺にストローを刺す処置っていうのが、私が横向きに寝っ転がって、で、そこからスッと肺にね、こういう話苦手な方いたらすいません、大変申し訳ないんですけど、スッて入れるんですけど、
先生まだ手技が上手じゃないから、結構上からこうグッグって、こう何て言うかな、圧をかけるように無理、なんか入らないところに無理やりこう入れてる感っていうのがすごいあって、
で、え、これ、なんか、え、私大丈夫?なんか貫通するくない?っていうぐらい、すごいグッグッグッと押されたんですよ。
で、1回目の処置がすんごいもう全然痛くなかったし、すごいスムーズに入れてくださってたのもあったから、余計にそのギャップ、あ、これなんか普通じゃないっていうのに思ったのと、で、やっと入ったって思ったら違うところに入ってたらしくて失敗だったんですよね。
で、もう1回、もう1回入れますって言われたときに、私もそこでちょっとメンタルがやられちゃって、ちょっと軽くパニックになっちゃったんですね。うわーって泣いちゃって。
でもそれを見た先生が、そばにね、ベテランの先生がいて指導されてたんですけど、それを私をね、見たら、あ、もう僕がやるよって言って、で、もうスッと、スッと入れてくださってことなきを得たんですけど、
私ね、その2回目の処置って、すっごいこの気境のトロッカーを入れるっていう処置がすごいトラウマになっちゃって、なんかあの時のこのなんだろう、上から圧をかけて押されてる感じみたいな。
で、またちょっとね、がたいの良い先生だったので、純粋に多分力強かったと思うんですよね。
そう、なんかそれで結構やられちゃって、あのメンタルが。そう、2回目。で、2回目で結構落ちたんですよね、入院中にメンタルが。
そうなんですけど、まあ、あの、無事にまた肺が元に戻ったんですけど、これもう短期間で再発しちゃってるから、これ多分妊娠中やばいぞってなって。
再発と里帰り分娩
で、その私の通ってた病院は専門の呼吸器外科の先生がいない病院だったんですね。あの田舎なので呼吸器外科の専門医の先生っていらっしゃらなくって。
で、あの私高校生の時にオペをしてるから、実家の方には過去私のその体のことを知ってる。
で、かつそっちのあの実家の方でした時はやっぱ女性っていうことで、女性の寄居のオペっていうことで症例がないから、すごいあの名医、院長先生にオペをしてもらったっていうのもあったから。
あのお母さんがね、母がこっちに帰ってきたらって言ってくれて。
それで私も確かにあのこっちのね、今住んでるところで産む予定だったけど、なんか実家に帰って、しかも私のね、過去オペしてくれた先生のいる病院で出産した方が絶対安心だなと思って、急遽その里帰り分娩っていうことで実家の方に帰ったんですよね。
でも本当にあの2週間で再発しちゃってるから、いつまた再発するかわからない状況だし、結構私実家まで車で7時間8時間ぐらいかかるんですけど、もしかしたらその帰ってる道中に再発しちゃう可能性っていうのもあって。
そうなるとね、やっぱ苦しいからすぐに病院に行った方がいいだろうし、特にやっぱね、私自分一人の体だったらあれなんですけど、やっぱね妊娠中っていうのがすごい怖くて、ごめんなさい。
そう、なんか自分の体は大丈夫でも、この我が子にそのね、吐いてやっぱ呼吸で酸素だから、赤ちゃんにとって酸素って命綱じゃないですか。
そう、だから本当に心配だったんですけど、無事に実家の方に帰れて、帰った3日後ぐらいにまた再発しました。
紹介状書いてもらってたんですけどね、実家の方の大きい病院に。紹介状書いてもらって受診日決まってたんだけど、電話でね、その紹介先の病院に電話するときに、一応受診日この日なんですけど、もしかしたら受診より前に救急でお世話になるかもしれませんとか言ってたら、本当にそうなってしまって。
実家の方の大きい病院で入院をしました。私、また処置が本当に怖かったんですよ。本当にトラウマみたいになってたから、向こうの先生にもこういう理由で、できればちょっと痛くないようにしてほしいですっていう風には言ってたんですけど、でもダメだったんですよね。
3回目で処置されたときが、その管を体の中に通すんですけど、その管のサイズっていうのがいろいろあって、一番最初にやったときは一番小さい管だったんですよ。だから多分痛くなかったっていうのもある。
2回目にやったときは、そのワンサイズ大きい管だったから、特に1回目に比べて痛かったっていうのもあるし、入れるのももしかしたら手こずったのかもしれないかったんですよね。
妊娠中の気胸の苦悩
3回目がまたさらに大きい管だったんですよね。治療のスタンダードとしては、それを入れるのがスタンダードみたいなんですけど。
栗子さん、びっくりでしょ。
その大きい管をまたそこで入れられたもんだから、本当に激痛で、めっちゃ泣いちゃって。
1回目、2回目は入れた後、とはいえ痛み止めを飲めば全然普通に歩けられるぐらいのレベルだったし、その処置が終わってしばらくはちょっとジンジンするけど、もうすぐ数時間後には全然痛くないっていう感じだったんですけど、
3回目の太い管を入れられたときは本当に痛かったので、寝たぎり状態ですよね。トイレにも行けないぐらい、本当に寝たぎりで首を右左に動かすことでさえ痛かったから、トイレなんてもちろん行けない。
おしっこの管を私は入れてほしいって思ったんだけど、そんなの入れてももらえないからちょっと無理ですって言って、どうなったかっていうとおむつですよね、おむつ。妊婦がおむつ。恥ずかしさとかあったけど、でも痛いから絶対無理なんですよ、起き上がるとか。
でもそこの3回目の痛さで、完全に私は妊娠中のメンタルもあるし、心が完全にへし折れてしまって、多分あの時軽く鬱状態だった気がします、振り返ると。
3回目すごい痛くて、でもあまりにも私が痛すぎてるから、呼吸器芸科の先生が、パチパチさんありがとうございます、少しお邪魔しますっていうことで、ありがとうございましたね、奇境に妊娠中になってっていう話を今してました。
あまりにも痛すぎて、ご飯も食べれない、起きれないからね、本当に弱っている私を見て、先生がすぐにトロッカーっていう管を抜いてくださったんですよ。
専門医がいない病院では1週間くらい入院したんですけど、専門医がいる病院は専門だから経過とかも分かっておられるから、すぐ抜いてくださって、症状が落ち着いてたから。
管を抜いたら全然体に何もついていない状態だから痛くないし、回復して2泊3日くらいで帰れたんですよね。
管を入れて肺が自然に膨らんで、管を抜いた後も肺がその状態キープできれば一応OKっていう形なんですよ。
それで一旦また帰った。
そう、けどまた来ました。
1、2、3、4回目。
すごくないです?3ヶ月で6回なってるからね。
落ち言うけど。
4回目なり。
クリコさんまだ4回目。
そうなんです。4回目になって。
これも同じような経過で2泊3日で帰れました。
この時は先生も1回目の私が激痛みにもがいてるのを知ってたから、小さい管にしてくれたんですよ。
そしたら痛くはなくなって普通に過ごせたんですよね。
そこでちょっとメンタルも回復しました。
4回目。
いよいよ出産どうするっていう話も、
今回は呼吸器科と産婦人科の先生と麻酔科の先生と三者連携でいろいろ話をしてくださってたんですけど、
ちょっと待ってくださいね。
変虫が。
すみません。失礼しました。
日本でも多分妊娠中の疾況っていうのは数例から数十例レベルで本当に珍しい病気。
珍しい病気すぎるから、もちろん先生方誰も経験したことないし、
妊娠中のいろんな合併症の時はこういう出産方法を選択しましょうみたいなそういうガイドラインっていうのがあるんですけど、
出産に向けた医療の連携
もちろん珍しすぎるからガイドラインもないわけなんですよ。
みんなが手探り状態だから、特に私は帝王石灰一択なのかなって思ったりはしてたんですけど、
普通の分娩の選択と変わりないと。
もし酸化的な帝王石灰の適用になったら帝王石灰するけど、酸化的な適用にならなければ、
飢餓であっても軽血分娩をしましょうっていう形だったんですよね。
私もやっぱり不安じゃないですか。
トロッカーっていうストローを入れている状態だと、そこで命綱があるからそこは大丈夫だったんですよ。
例えば酸気づいて、腎痛中に肺が破れたら、腎痛で痛みにもらえているところに
自分は横を向いて、体を動かしてはいけない状況で、
肺に管を刺す処置をしないといけない状況っていうのが無理じゃね?みたいな。
絶対、腎痛なんて痛いじゃん。無理ですよね、栗子さん。絶対無理でしょ。
って思ってたんですけど、酸化的というか、一般的に言うと、
それは帝王石灰の適用ではないから、ちょっと様子を見るしかないですよね、みたいな。
えーって感じなんですけど、そういう状況だったんですよ。
数例とはいえ、2000何年、すごく古いやつだったけど、
ネットで調べたら文献とか出てきて、妊娠中に起胸になった生霊何歳代みたいな。
文弁の最終的にこうなった、みたいな文献があったから、
それを見ていると、帝王石灰という選択肢も全然あったんですよね。
帝王石灰を選択している方もおられて。
で、文献を読んでいると、やっぱり妊娠中に起胸に、また再発のタイミングが妊娠中に被ってしまうと、
養護が不良な結果になる、みたいなのが書いてあったから、
えーってなるでしょ。怖いじゃないですか。
で、帝王石灰ダメなんですか?って思ってたんだけど、
タイミングよく、36週後半だったかな、もうすぐ37週、生育産になるタイミングで、
ここで5回目再発したんですよ、私。
5回目再発して、タイミングよく、生育産になるタイミングで、
肺に管を入れるトロッカーっていう、もう私の命綱の処置ができたんですよね。
で、その時点でもう先生と相談して、もうこれは家に帰らずにこのままいましょうと。
で、トロッカーを体の中にね、肺の中に入れたまま経実分娩しましょうってなったんですよ。
で、そうそうそう。私もそれだったら安心だなと思って、
一応なんかもし、もうね、肺自体は元に戻っているから、その管っていうのは抜いちゃっていいんですけど、
別に入れておくことはできるんですね。
なので、もし万が一腎痛中に肺が破れるっていう状態になったとしても、
その命綱が入っているから、そこでもう処置ができている。
だから腎痛中に私は動くのを我慢せずにその処置をするっていうのをしなくていい状態だから、
それだったら私も安心だからこのまま待ちますって言って。
でもとはいえ、体の中に異物が入っている状況だから、
そこから肺筋が入って感染してしまうと、それこそどえらいことになるらしくて、
やっぱり直接肺の中に入っているものだから、かなり大変なことになる、肺筋が入ると。
だから毎日そこをちゃんと感染兆候って言って、感染の怪我がないかっていうのはすごく丁寧に観察はしてもらったんですけど、
産後の手術とその影響
無事に感染することもなく、39週まで粘りました。
3週間粘って誘発をして、分娩誘発をして、誘発してから3日目、4日目かな、
4日目に無事にケージズ分娩で娘が爆誕したっていう感じですね。
人痛中に、栗子さんありがとうございます。本当によかったです。
ありがたいことに、6回目も入院中に、36週で入院してトロッカー入れて元に戻ったんだけど、
また再発しちゃってっていう6回目があったんだけど、6回目はクダが入っている状況だったから処置はしなかったっていうあれなんですけど、
肺がいろいろ絞んだり、元に戻ったり、絞んだり、元に戻ったりってしているすごい状況だったんですけど、
娘はしゅうし元気だったんですよね。特にそれで心拍が落ちたりとか、そういうことなかったから、
本当に娘もびっくりしてたと思います、お腹の中で。でも娘が元気だったから何よりだなっていう感じですね。
なのでケージズ分娩、トロッカー、トロッカーっていうクダを入れた状態で出産したんですけど、
腎痛中、妙に冷静なんですよね。痛いから腎痛ね。よじるじゃないですか、体を。
だけど私このクダ取れちゃったら、これ命綱だから絶対ダメなんですよ。だから常に痛いんだけどちゃんと入ってるとか、
なんかこのクダが絡まってない、ベッド柵に絡まってないとか、すごい冷静に腎痛を乗り切れたっていうのは、
1個もしかしたら良かったことかもしれません。超冷静だったと思う、多分。
ケージズ分娩して、分娩は無事に終わったんですけど、やっぱり私の肺も限界を迎えていた状態で、
今までは1回破れてちゃんと元に戻ってくれてたんですけど、最後の6回目は元に戻らなくて、トロッカーを入れた状態でも。
そうなるともうオペしか選択肢はないんですよね。
妊娠中も処置をして、もし肺が元に戻らなければ、妊娠中でも手術をするっていう選択肢だったんですけど、
手術しないともう治らないから。
運良く私は元に戻っていたので、妊娠中のオペは避けられた。
ですけど、娘を出産した後は、もう多分私の肺が限界で元に戻らなかったから手術をしたんです。
それが3後1週間目でした。
この肺の手術だから全身麻酔なんですよね。
出産した後も、やっぱり肺が潰れた状況で育児をしてたから、結構しんどくて。
なんだけどね、あんまりね、女産師さんたちがあんまり、なんていうのかな、私をねぎらってくれなかったっていうとね、ちょっとなんか違う気もするんですけど、
なんか普通の産後のお母さんっていう接し方だったんですよね、常に。
それでいいんだけど、一応私、肺潰れてるお母さんですけどっていうのがあったんだけど、
なんか普通の一般のお母さんと同じように、ミルクは詰め所まで取りに来てくださいと言われてて、そこで渡しますって言われてて。
でも私、トロッカーっていう機械も一緒に動かさないと自分動けないんですよね。
だから左手に赤ちゃん寝てるコット、ベッド、赤ちゃん、左手に赤ちゃん寝てるコットを抱え、
右手に自分のトロッカー、機械を抱え、両手でお互いを運転しながら詰め所に向かうみたいな。
結構大変じゃないですか、その状態で動くのって。
だからちょっとミルクぐらい持ってきてほしいなってちょっと思ったりはしたんだけど。
でもめっちゃ忙しい病院だった、アコは本当に。
皆さん本当に人手が足りない。それも私、医療者だから変に察しちゃうんですよね。
なんか職業病だなって思いますけど、栗子さんそこは配慮してほしい。
そうなんですよね。私、助産師っていうことを隠してたんですよ、その病院で。
私、病院で働いてないから、母親の職業みたいな、母子手帳に書くところもNPO職員って書いてたから、
多分バレてないと思うんですよね。
医療者だから私、いろいろ赤ちゃん、初産婦で初めての赤ちゃんで、
抱っこの仕方、受入の仕方、もろもろ慣れてる、妙に慣れてるお母さんだなって思われたかもしれないけど、
慣れてるからいいけど、これ本当に本当の一般の初産婦のお母さんだったら、
マジで病んでると思うし、絶対産後痛になってると思うんですよね。
なんだけど、そうやってあんまりいたわってもらえてないなっていう感覚をやっぱり私はどうしても拭いきれなくて。
それは自分の出産っていう、バースレビューの出産の振り返りっていうのをしたときに、
やっぱりそこの感情ってどうしても出てくるんですよね。
出産して、助産医さんにいろいろしてもらって、
すごい助産医さんって素敵な仕事だと思いましたって言ってもらえることも結構ありがたくあったりするんですけど、
私そういう感情を全然持てなくって、産後のメンタルっていうのももちろんあったと思うんですけど、
私何もしてもらってないなっていう気持ちが、私は産後というか入院中はすごかったなっていうふうに思います。
そういう産後を過ごして、1週間後、全身麻酔のオペをして、無事にオペが成功して、
その翌々日かな、その2日後、3日後ぐらいに単院した。赤ちゃんと一緒に単院したっていうのが、私の妊娠のエピソードです。
多分同じように妊娠中に卑怯になったっていう人は、多分生涯出会えないんじゃないかなって思ってるんだけど、
こういうSNSとかしてたら、もしかしたら出会えるかもしれないですよね。
妊娠中の気胸の経験
出会ってみたい。本当に学会レベルで、しかも論文とかも何個か見つけたけど、やっぱりそれでも妊娠中に6回経験したっていうのは見たことなくって、
日本の文献上でも。多分すっごい極々、超極めて稀な例だと思うので、先生には是非学会報告してほしいなって思ってるんですけど、
だってこの経験が誰かに生きるかもしれないじゃないですか。私も調べたけど本当わからなかったし、
出産方法もどう選択していいのか、どういう希望を先生に言っていいのかとかもわからなかったし、
多分先生たちも初めてだったからわからなかったと思うんですよね、手探り状態で。
やっぱり体験した身としては、明らかに産後うつリスク、妊娠中のうつのリスクも絶対高いから、
私は医療職だったし、疲強っていうのを高校生にも体験してたっていうのもあるし、
元々結構メンタルを自分で、過去中学生の時に病気になって、そこから自分自身のセルフケアでメンタルトレーニングみたいなのをできてたから、
今回も、もちろん落ちましたよ。2回目の時とかグーンって落ちちゃったんだけど、そんなに重篤な感じになるわけでもなく回復はできたんですけどね。
多分それは私だったからだと思う、本当に。絶対うつになってる。だってめっちゃしんどかったもん。
8ヶ月から10ヶ月、3ヶ月の間に6回這い破れてるからね。
という話を1回どこか収録でしたいなって思ってたんですけど、収録では多分喋りきれないなと思って、
ゲリラライブで話してみました。パチパチアクリコさん、めっちゃ貴重な経験ですね。
本当にね、貴重な経験をしたからこそ、私は伝える義務があるなって思っていて、勝手に。
もし今後こういう同じことになったら絶対悩むだろうし、絶対検索するんですよ、SNS。
その時にちょっとでもね、私の経験がヒットして、その方の選択肢になったりとか、
支えるような存在になれたらいいなっていうのを思っているので、
経験したからには発信する義務があるなって私自身は思ったりしてます。
支えるための発信
パチパチさん、6回はいなさそうですね。大変な思いを伝えよう、助けようと思えるハンチャーさんがすごくありがとうございます。
なんかね、私こういうね、結構人があんまりしない経験をしちゃったりするタイプで、
前の配信でも、最初の方の配信でも言ったんですけど、子供の頃、2歳の頃に、
最近、生髄膜炎っていう、小児科領域ではもう本当、めちゃめちゃ怖い病気にかかって、
死にかけて、有体離脱をしましたっていう配信をしてるんですけど、
そうなんかね、そうなんですよ、私の人生結構、少数派を責めるタイプだなって自分自身思っているので、
はい、そうだから、経験したことはね、発信していきたいなっていうふうに思っています。
はい、クリコさん、責めすぎ。
でしょー、そうなんですよ、責めちゃうんですよね。宝くじ当たってほしくないですか?
ねえ、あのー、私宝くじって、こう、絶対当たらんだろうって思うから、買ってないんだけど、
そう、宝くじ当たっちゃうレベルのね、たぶん、あの、責めた感じの人生です。
はい、ということで、あのー、ゲリラライブにもかかわらず、クリコさんもね、最初からいてくださってありがとうございます。
パチパチさんもね、なんか途中で参加してきてくださって、あのー、最後まで聞いてくださってありがとうございました。
あのー、この経験をね、あのー、生かして、いろんな、えーと、方々に何かちょっとでもためになることができたらいいなというふうに思っている次第です。
はい、ということで、あのー、お二人とも聞いてくださってありがとうございました。
最初の方にね、コメントくださった朝平さんもありがとうございました。
はい、それでは、また、あのー、配信でお会いしましょう。
ありがとうございました。クリコさん、パチパチさん、ありがとうございます。バイバーイ。