ブラックペッパーの魅力
こんばんは、蜜のあじ子です。
先週末からの体調不良。
風邪ではないみたいなんですが、なんとなくすっきりしないまま、今日を迎えております。
来週、健康診断もあるし、自分のね、
食べ物を節制してて、ちょうどいいのかなぁ、なんて考えております。
そうは言いながらも、お腹に優しい感じのご飯を食べています。
最近避けてる刺激物。
今回のテーマは、
ブラックペッパー。
そう、控えてるんです、刺激物。
なんとなく胃が持たれてる気がするので。
辛いものは昔から大好きで、
若い頃はびっくりするぐらい唐辛子が入ってるものも食べてました。
ここ数年、辛いもの食べると、お腹がちょっとゆるくなることを自覚し始めてからは、
唐辛子以来のびっくりするほど辛いものは、ちょっと控えるようになりました。
赤い唐辛子に代わって、食卓に登ることが増えたのが、ブラックペッパー。
多分スパイス系で、一番購入してるのが、このブラックペッパーだと思います。
我が家には、これね、フェリシモでもらったんだと思うんですけど、
そう、フェリシモって、昔買い物してると、しょっちゅうね、プレゼントをくれたんですよ。
最近はないのかもしれないんですが、
卵の形をした、ソルトとペッパーのミル。
これ、何年前にもらったかはわからないんですが、いまだに我が家では現役です。
ということで、つぶこしょうを買ってきて、このペッパーミルでゴリゴリして使ってます。
辛さはもちろんあるんですが、ミルで引き立ての黒胡椒。
ものすごくいい香りがします。
日本アロマ環境協会で勉強した人であれば、ブラックペッパーの精油もおなじみでしょう。
レモンの香りのするリモネンや、
木の香りのアルファピネン、あとはベーターカリオフィレン、重たい樹木のような香りです。
特にこのベーターカリオフィレン、近年では香りだけでなく、
鎮痛や高炎症作用のある治療薬として、研究対象にもなっている成分です。
身近だけど意外と知らないブラックペッパー。
その歴史は非常に古くインド原産で、5000年も前から作られていて、
古代ローマの時代には、同じ重さの金と取引をされた、そんな話もあります。
ヨーロッパでは、肉の臭いを消すために、この黒胡椒が陳腸され、
それによって大航海時代がやってきた、と言われるほど貴重な貿易品、
香りと健康効果
キングオブスパイス、その名にふさわしい香辛料です。
胡椒の学名はピピエルニグルム、ピリッとした黒い粒を表します。
果実の処理の方法によって、ブラックペッパーやホワイトペッパーなど、見た目や使い方が変わるんです。
実際、実がなっているとこは見たことないんですけど、写真を見ると、小さなブドウのようにも見えます。
ちょっと細長い。
緑の状態で収穫して、天日干しで乾燥させて黒くなったものが黒胡椒。
赤く完熟したものの皮を剥くと白胡椒。
緑色のまま塩漬けにしたりフリーズドライにすると青胡椒。
赤く完熟したものは赤胡椒と言われます。
ピクルスなんかに入ってる可愛いピンクペッパーは、胡椒じゃなくてウルシカの別の植物だそうですよ。
その果実は香りだけではなく、アルカロイドのピペリン。
これがあの辛味の特徴成分なんですが、これがたくさんの効果があると言われてます。
抗菌でしょ。食欲増進、発汗促進、鎮痛、食欲不振や腹痛、吐いた、
エネルギー対処を進めるのでダイエット効果とか血圧を安定させる効果もあるようですよ。
健康効果が高い胡椒と言えば、もう一つ、長胡椒と呼ばれる植物があります。
ちょっと細長い形をしていて、日本だとヒハツとかピパーツ、ピパーチなんて呼ばれたりしてます。
私も八重山のお土産でピパーツと書かれた瓶に入った長胡椒をもらったことがあるんですが、
黒胡椒よりももうちょっと複雑な香りがします。
シナモンのような木の香りに、ちょっと表現が難しいけど、
動物っぽい香りが、決して臭くはないんだけど、コンソメとか中華スープみたいな香りがします。
インドの伝承医学、アイルベイダーでは、この長胡椒、欠かせない調味料、そして薬の一つ、
胡椒と同じように使えて、辛みも結構感じられるので、もし手に入ることがあれば、ぜひ試してほしい。
さて、ブラックペッパーの香りに戻りますが、 精油はどう使ったらいいですか?とよく聞かれます。
レモンやオレンジとブレンドすると間違いはありません。 食べるものから取った精油、相性はいいはずです。
個人的には、ローズやジャスミンにちょっと加えるのも好みです。 アクセントとして、お花の香りを引き立ててくれます。
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お相手は蜜のあじ子でした。 今夜のおかずは、ブリ大根。
魚と醤油の香りが広がるお部屋で収録しました。
