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こんばんは、蜜のあじ子です。
暑さが増す日々ですが、この時期、とっても嫌なのが、害虫たち。
去年、久々に黒い虫に出くわした時は、明かりをつけて寝るほど嫌でした。
夜、小さな羽音で寝かせてくれない、あの飛ぶ虫も嫌ですよね。
今回のテーマは、アロマで虫除け。
先日、京都で行われた、ポッドキャストのイベント、おまつりっすん。
それがね、会場に着いて準備をしている途中、あの黒いやつが出たんです。
まあ、それは、LISTENの近藤さんが力任せに退治をしてくれてことなきを得たのですが、
鴨川に近い会場、受付で半ドアの状態で待機をしないといけないってわかってたので、
お手製の虫除けスプレーを作っていきました。
その甲斐あって、なのか、まあそもそも蚊がいなかったのか、
虫に刺されることはなく、一日を無事に過ごすことができました。
そのおまつりっすんのイベントの様子については、改めて次回お話しようと思います。
今日は、植物の成分が本当に虫に効果があるのかどうか、
エビデンスがあるものをちょっと拾いながらお話ししたいと思います。
虫によって嫌いな成分というのはちょっと変わるんですが、
個人的にこれが最強で、そこまでにおいが嫌じゃないなと思っている精油が、クローブ。
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スパイスとしておなじみのクローブですが、日本語だと丁字と呼ばれています。
中華料理なんかに使われるお花のつぼみを乾燥させたものです。
このクローブに含まれるオイゲノールという成分、殺菌消毒作用に優れているので、
昔から薬として使われてきた成分です。
香りを嗅ぐと、うん、このにおい知ってる!
そう、歯医者さんのにおいです。
虫歯菌の消毒のために、昔は丁字そのものを詰めていたそうですよ。
さらに調べてみると、オイゲノール以上に効果があると言われているのがチモールという成分です。
これはハーブでおなじみのタイムにたくさん含まれている成分なんですが、
私はこのタイムのにおいがあんまり得意ではないので、
虫除けに使うのにはクローブの方をチョイスしています。
忌避効果を発揮する虫としては、さっきお話しした黒いやつG、そして蚊にもかなり効果的だと思います。
ただし殺虫成分ではありません。
あくまでも虫除け、昆虫忌避として使ってくださいね。
学術研究も結構されているようで、
2013年にクローブから抽出されたクローブ油を使ったサウジアラビアのキング・アブルアズイーズ大学の研究者による研究結果が発表されています。
クローブの10%溶液を噴霧したエリアは約48時間、黒いGを寄せ付けなかったという結果が出ています。
なかなかの忌避効果。
それからこれは私の教えた生徒さんがやった実験だったんですが、
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クローブのチンキ、後で作り方お話ししますね。
クローブのチンキを作って畑作業をしたところ、明らかに蚊に刺される回数が少なかったという報告を受けました。
ね、作ってみたくなりましたよね。
では作り方です。
まず調味料コーナーにある乾燥させたクローブバッツ、花のつぼみを手に入れてください。
これをひたひたのアルコール、ホワイトリカーなどでもOKです。
それに漬け込んで、およそ2週間、クローブのエキスを抽出します。
この2週間が待てないという方にもいい方法があります。
クローブの精油を使うことです。
クローブの精油を使う場合は、およそ10%の濃度になるようにアルコールに溶かしてください。
こうやって作ったエキスを倍の量のお水で薄めれば、虫除けスプレーの出来上がりです。
ただ、かなり歯医者さんのにおいが強いので、私はここに同じく虫除け効果があると言われているゼラニウムやレモングラス、あとはミントなんかでもいいですよね。
こういうものをブレンドしてスプレーを作りました。
アルコールの濃度も精油の濃度もかなり高めなので、お肌に直接つかないように注意をして使ってください。
2、3時間に1回、空気中にシュッとスプレーするだけで、個人的には虫に刺されることなく過ごせてます。
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お相手は蜜のあじ子でした。
虫の心配をしないでおやすみなさい。