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2024-03-24 09:44

第17話 / スギとヒノキ

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◻︎今回のテーマ「スギとヒノキ」
 

・庶民の杉・貴族の檜

・花粉症でも大丈夫

・木と葉っぱの香り
 

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◻︎檜の葉(参考:庭木図鑑 植木ぺディア)

 

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サマリー

今回のテーマは、スギとヒノキです。スギやヒノキの木は日本の国土の一部であり、香りもなじみの深いものです。スギは庶民によく使われ、ヒノキは貴族や神社仏閣に使用されます。花粉症の時期には悩まされますが、日本文化において重要な存在です。

スギとヒノキの特徴
おはようございます。蜜のあじ子です。 今朝は、鼻が詰まってます。
収録前に、必死に鼻をかんだのですが、
自分では、若干鼻声な気がします。 それというのも、私、花粉症歴、
ん十年、毎年、この時期には、
鼻水と涙が溢れてきます。 季節的には、
スギからヒノキの花粉に変わっていく時期です。 私は両方持っているので、
ゴールデンウィーク頃まで、この状態です。 そんな今回のテーマは、
スギとヒノキ。 戦後、建材として大量に植えられた、
スギやヒノキの木。 日本の国土の7割は、実は森林です。
そして、そのうちの4割が人工林。 人の手で作られていて、
さらに、その人工林の7割が、 このスギとヒノキなんだそうです。
緑が多い国土は、確かに誇らしいんですが、 戦後に植えられたスギやヒノキが、
今、一番使い時に成長しているらしいです。 それによって、この花粉症が増えているわけですが、
今日は花粉の話じゃないです。 もちろん香りの話です。
よく聞かれるのが、 「花粉症なんですけどヒノキの精油って使っていいですか?」
っていう質問です。 精油を作るときは、
木そのものから取ってます。 特にヒノキやスギは、建材に使った、
端材と言って、残ったチップですね。 これを原料にしているので、花粉は含まれてないです。
ということで、私も使えます。 そして、このスギとヒノキ。
日本人には、とってもなじみの深い香りだと思います。
精油で言うと、 ヒノキがメジャーかな。
スギとヒノキの使用
スギは、そこまで精油を取ることはありません。 ヒノキの方が油をたくさん持ってるんですよね。
ヒノキの語源って知ってました? 燃えやすいので、
炎の火から「火の木」 って呼ばれるようになったらしいですよ。
精油は油なので、ヒノキの方がたくさん取れるんです。 最近私が気に入っているのは、この木の香りよりも、
葉っぱや枝から取れた精油。 ハジメテアロマのサブスクをされている方には、
ヒノキの枝葉から取った精油が 届いていると思うんですが、
私たちが知っているヒノキ風呂の香りとは、 ちょっと違う香りがします。
木の香りというより、やはり 葉っぱの爽やかな香り、
ちょっと柑橘のような、 フルーティーな香りもしてきます。
木と葉っぱの香り、 こんなに違うっていうのは、
アロマテラピーを勉強するまで気がつかなかったです。 改めて、
杉やヒノキの葉っぱを見る。 あの葉っぱって、
ちょっと面白いと思いません? なんて言うんだろう。
枝分かれしてるんだけど、 その枝分かれしてるところが、
小さなブロックが繋がったみたいな形をしてます。 伝わるかな?
よかったら、なんかリンクを貼っとくので、 そこで見てもらえると嬉しいんですが、
この葉っぱでできた精油で、 スプレーを作って、
なんならマスクにつけて、 花粉症の時期を乗り越えたいなって、
思ってたりもします。 そして、スギとヒノキの違いなんですが、
昔から、杉は庶民のために、 ヒノキは貴族のために、
なんて言われたりします。 確かにスギは成長が早くて、
江戸時代以前から、 庶民が使う、
樽、桶、下駄、 なんかによく使われてきたし、
私も一足杉の下駄を持ってたんですけど、 とっても軽くて、いい音がするので、
もう一足、 代わりが欲しいなって思ってるとこです。
それに対してヒノキは、 例えば、
何十年何百年ともつ、 神社仏閣の神殿だったりとか、
油を含んで腐食しにくいので、 お風呂周り、
特に浴槽であったり、 もちろん、
お金持ちのお家は、 杉ではなく檜をドドーンと、
大黒柱にすることもあるでしょうしね。 そんな感じで、
日本文化には欠かせない、スギやヒノキ。 毎年春は悩まされているけど、
ありがたい、木、 だったりするんですよね。
そうそう、香りの成分に、 ヒノキチオールという成分があるんですが、
この成分、国産のヒノキには入ってないんです。 名前詐欺。
そう言うとかわいそうなんですが、 実は台湾ヒノキに含まれている成分なので、
ヒノキチオールと名前がついて、 殺菌消毒、そしてリラックスに非常に効果が高い成分と言われてます。
ちなみに国産だと、青森県が有名なんですが、 ヒバの木にたくさん含まれてるんですって。
あー、このヒバにも、うーん、 ちょっとした話があるんですが、
またそれは、 いつかの機会に話してみたいと思います。
はじめてアロマは、香りのサブスク連動型ポッドキャストです。
毎月厳選した精油と、 アロマクラフトのキットが届くサブスクリプションサービスです。
詳しくは概要欄をチェックしてみてください。 今日話したヒノキの枝葉の香りもリストに入ってます。
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お待ちしております。 お相手は蜜のあじ子でした。
花粉症の皆さん、 共に頑張りましょう。
あとちょっと。
09:44

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