自律神経の基本
おはようございます。蜜のあじ子です。 今月もやってきました、科学系ポッドキャストの日。
12月の共通テーマは、「システム」。
アロマとシステムといえば、 最初にこれが思いつきました。
人体最強のシステム。 今回のテーマは、
アロマと自律神経。 今さら説明することもないとは思うんですが、
自律神経。 私たちの意志と関係なく、
呼吸や体温、血圧、心拍、
消化・排泄など、 体に欠かせない様々な機能を調整している神経です。
この自律神経が働いているおかげで、 例えば、
夏の暑い日には汗をかいて体温を下げ、 寒い日には鳥肌を立てて、
体温を上げる。 朝になると目が覚め、
夜になると眠たくなる。 勝手に、
というか、自動的に コントロールされています。
交感神経と副交感神経、 2つの神経からできていて、
この2つは、 同時に働きが高まる、
わけではなく、 シーソーのような関係。
どちらかが高まる時には、どちらかが下がっている、 というわけです。
その働きの覚え方として、 交感神経が働くのは、
闘争か、逃走の時。 日本語、難しいですね。
戦う時や、逃げる時に、 マックスで働きます。
副交感神経は、その逆。 リラックスしている時、
眠りの深い時間に、 マックスです。
この交感神経の働きに、 乱れが生じると、
体に不調が起こります。 今年の残暑の厳しい夏、
私の体調不良は、 まさにこの自律神経の乱れ。
寝つきが悪くなり、 昼間なのに、体がだるく、
やる気が起きない。 見本のような、自律神経失調状態です。
自律神経と免疫を司る白血球は、 密接に関係していて、
交感神経が優位だと、 顆粒球が増加。
顆粒球は、体に入ってきた外敵、細菌などを、 食べて、殺してくれるんですが、
過剰になると、自分の細胞まで、 攻撃する可能性があります。
では、副交感神経は、というと、 リンパ球が増加します。
リンパ球が増加すれば、免疫力が上がって良いのですが、
増えすぎると、 アレルギーのリスクが高まります。
なので、 常に元気ハツラツすぎるのも、
のんびりまったりしすぎるのも、 良くないのです。
では、逆にフラットだとどうか、というと、 急激なストレスに対抗することができずに、
やっぱり体はダメージを負ってしまいます。 適度に、緩急のある状態をキープしておきたいのですが、
なにせ、自律神経ですから、 私たちの意志でコントロールすることができないのです。
人体最強で、 とっても繊細なシステム。
アロマテラピーの効果
そこで、 コントロールの助けになるのが、
アロマテラピーです。 異なるタイプの2種類の香りを準備しておくと良いですよ。
一つはリフレッシュタイプ。 においを嗅いで目が覚める、元気になる。
例えば、 レモンやミントのようなすっきりした香りです。
もう一つはリラックスタイプ。 木の香りや、
ラベンダー、ほっとする香り。 使い方は、
朝起きた時や、 午後眠くなりそうだけど頑張らなきゃならない時に、
リフレッシュする香りで交感神経に働きかけます。
夜の入浴や、 寝る前にはリラックスタイプを嗅いで、
副交感神経を働かせましょう。 夜勤など不規則な生活をしなければならない時にも、
香りの使い分け、おすすめです。 思った通りに働かない自律神経、
ぜひお好きな香りでサポートしていきましょう。 科学系ポッドキャストの日、
12月のホストは、 いつもお世話になっております！
「工業高校農業部」。 工業高校を出たのになぜか農業をやっているという、
同級生お二人の、 ワッチャワチャしてるんだけど、
なんか時に賢いぞ、 というポッドキャスト。
毎回楽しみです。 取りまとめ、ありがとうございます。
他にもたくさんのポッドキャスト番組が参加しています。 プレイリスト貼っておきますので、
聞いてみてください。 ハジメテアロマは、香りのサブスク連動型ポッドキャストです。
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お相手は蜜のあじ子でした。 今日はこれから気の早いクリスマスパーティーです。
クリームシチューを作ります。 副交感神経を優位にして、
お腹を空かせます。
