信じることの提起
こんにちは。言葉で人の未来を開く英語指導メンタリスト、はじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、「信じるというのはどういうことか?」というお話です。
まず最初に告知です。12月6日土曜日から12月21日日曜日まで、愛知県新城地にあります美術カフェ、
蓬莱館にて第2回になります私の絵画展を開催いたします。
テーマは、ソウルエクスカベーション、魂の発掘展です。
魂の発掘というのも、よく分からないかもしれませんけれども、
多分、スピリチュアル的な要素が気がついてみると多いという。
古いものは、私の学生時代の作品から展示をしたいと思っております。
油彩画を中心に、最近の作品までAIなども駆使して展示したいと思っておりますので、
ぜひぜひ見に来ていただければと思います。
概要欄に住所を貼ってあります。
それから土日はできるだけ卑怯と思っていますので、ぜひぜひお越しください。
絵画というのは、潜在意識と潜在意識のコミュニケーションだと思います。
人によって得られるものは違うと思いますが、何か気づきがあったり、
ちょっと神秘的な気持ちになっていただければいいかなと思っております。
さて、ここ数回、「何々とは何なのか?」みたいなテーマが続いているわけですが、
今シリーズ化しておりますね。
そして今日のテーマ、「信じるとは一体どういうことなのか?」という話なんですけれども、
よく信じるものは救われるとか、スピリチュアルとか引き寄せの法則では、
信じることが大事だと言いますよね。
昔からも宗教なんかでも信心深いとかそういうことをよく言うじゃないですか。
ところが信じるってことって結構奥が深いと思うんですよね。
あなたの勝利を信じていますとか、自分の成功を信じているとか、
そういった言葉ってよく使うんですけど、果たして本当にその人は信じているんでしょうか?
というところから問いたいと思います。
歴史と信念
古い歴史からひもと言ってみれば、
人類というか私たちは今、地球が自転しているということを信じていますよね。
地球が自転しているのを実感する人はいないわけですよ。
昔の人は太陽が動いていると思っていましたし、空が動いていると思っていた。
だけどそれは実は地球が自転しているからだったというのは、
科学的な知識によってそうだというふうに私たちが信じているわけですけど、
昔の人はそれを信じていなかったし、そもそも地球が丸いということも信じていなかった。
何なら昔の人の頭の中には、この世というものは平らな平面があって、
その四つの角には像みたいなものが支えていて、
そして端っこに水がじゃわじゃわ滝のようにこぼれているみたいな、
そんな世界観を持っていた時代すらあるわけじゃないですか。
またこの放送を聞いている皆さんが、今現在生きているということを疑っている人は全然いないと思うんですよね。
これは当たり前の話ですね。
同様に自分という人間が存在しているということも、これを疑う人はいないと思うんですよね。
昨日、自分の価値とは一体何なのかみたいな話をしたんですけど、
この価値というものになってくると、信じられる時もあれば信じられない時もある。
かつては自分の価値なんてことに考えたことすらなかったものが、
何かによって自分の価値というものに疑念が浮かんでくると、自分が信じられなくなる。
そんなことが起こるわけですよね。
いわゆる自信がなくなったという状態なんですけれども。
価値観の変化
そうなった時に人はもう一度自分を信じたいと思うからこそ、
信じるという概念が人間の中に生まれてきたのではないかなと思うんですよね。
なんかヘリクスみたいに聞こえるかもしれませんけれども、
信じるということは、その逆の信じていない状態というものが存在しないとありえない概念であり、
裏を返して言えば、信じるということを必要としていない状態こそが、
何かを完璧に信じているということになるんだと思いませんか。難しいかな。
自分が歩けることを信じているという人は、あんまりいないと思うんです。
普通の生活でね、私たち普通に歩けているわけですから。
一旦何らかの理由で歩けなくなったときに、
いや、俺はきっと歩けるんだと信じたくなるわけですよね。
だからその信じるという概念ができるためには、
信じていたものがなんか崩壊していくような体験というものがないと、
本来は出てこない概念なんだと思うんですよね。
私たちの生活の中でも文字ってありますよね。
特にひらがなとかなんですけど、
時々ゲスタルト崩壊みたいになることはないですか。
ゲスタルト崩壊って、自分が信じていたものが崩壊してしまって、
これ何なんだろうと思うような体験みたいなことなんですけど、
僕はひらがなのミとかヌとか見ていると、
これ何だろうってだんだん思えてくれますが、
皆さん経験ないですかね。
当たり前にこれがミとかヌだと思っているんだけど、
じっと見ていると、これ何だっけなと思えてくるとか、
あるいは毎日見ている家族の顔とかでも、
じっと見ていると、
この人ってこんな顔しているけど、
何だっけみたいな感じがしてくるとか。
この数年の中で皆さんも体験している方が多いと思うんですが、
世界が価値観によって分断されて、
一つのテーマに対して全然違う見方をしている人がいるわけですよね。
そういうふうに自分もなってきたというふうに感じている人も多いんじゃないかと思います。
映画のマトリックスなんかにもありましたね。
自分が体験している世界が、
実は眠っている状態だったみたいなところとかもあったりするわけですけど、
つまり信じているというのは、
自分が当たり前だと思っている世界観なんだと思うんですよね。
その世界観を持っているときに、本人はそれを信じているんだとは思わないんですよ。
それが当たり前だと思っている。
つまり信じているというのは、
実はこうあってほしいという願望の状態ではないということなんですよね。
裏を返せば、
願望の状態にあるときには、
まだそれを信じていないということになるわけです。
理屈をいろいろこねくり回していて、
何を言っているんだこいつはというふうに思うかもしれないんですけれども、
よくこの世は私たちの心の繁栄であると言われます。
この世の現実は私たちの心の繁栄だと。
これもいまいち抽象的でわからないかもしれないんですけれども、
僕の大好きなスターウォーズですね。
スターウォーズでヨーダ先生という、
耳の長いカエルみたいなおじいちゃんがいるわけですけど、
あの人が主人公のルーク・スカイウォーカーに
言うセリフがあるんですよね。
ルークはフォースの修行をしていて、
石を念力でふわっと持ち上げることができるまでになったわけです。
ところがその修行をしているときに、
彼の乗ってきた飛行機、Xウィングファイターが水に沈んでしまうんですよね。
それを見て、もうダメだ、これで帰れないと言ったときに、
ヨーダ先生はそれに対してちょっと怒るわけですよね。
なんでそんな簡単に諦めるんだみたいな感じで。
信じることの本質
そのルークは、いやいや、ヨーダ先生、
石1個を持ち上げるのと、Xウィングを持ち上げる、飛行機を持ち上げるのはわけが違いますと言うんですが、
それは全然違わない。
違うのはお前の心だけなんだというふうに言うわけですよね。
つまり、石1つを動かすのと、飛行機を動かすものが違うと思っているのは、
その人の勝手な思い込みなんだ、みたいなところですよね。
これって実際にビジネスなんかでも同じだと思うんですよね。
例えばオンラインで何か口座とかを販売しているときでもそうなんですけど、
例えば3,000円のものなら売れるけど1万円になると売れないとか、
1万円のものは売れるけど10万円になると売れないとか、
10万円のものは売れるけど100万円のものは売れないとか、
100万円のものは売れるけど1,000万円は売れないとか、
こういうふうに順々に言っていくと、
自分はここら辺なら売れるかなという感覚があったと思うんですけど、
それってやっぱりその人の当たり前の感覚がどこにあるかというところだと思うんですよね。
もちろん技術的には1万円の商品と100万円の商品では全然作り方も違ったりしてくるわけなんですけれども、
私たちは何かを本当に信じているときって何の躊躇もなくやっていると思うんですよね。
これをバシャールは小石を拾うようにするとよく言うんですよね。
これもヨーダ先生が言っているのと全く同じなんですが、
ここの自分の概念というものを自分が思い込んでいることを疑ってみるということがすごい大事だと思うんですよね。
100万円の商品なんかなかなか買ってくれないよというふうに思うかもしれないですけど、
私たちは普通に車を買うときには何百万円も出しますからね。
家ともなれば何千万円とか倍の値が多く今買っちゃったりするわけですけど、それでも人は買うじゃないですか。
そんなふうに自分のいわゆる凝り固まった信念、これを英語ではbeliefと言いますけど、
結局私たちの現実というのはそのbeliefによってめちゃめちゃ規定をされているということなんですよね。
じゃあそこにそういう状況にどうやってたどり着いたらいいかということなんですけど、
信じようって頑張れば頑張るほど逆に信じれない自分というのが強化されていくということもあったりするわけですね。
なので本当に大事になってくるのは信じようとすることではなくて、疑わなくなるほど日常化するということがめちゃめちゃ大事なんだと思うんですよね。
なので自分が成功するのが当たり前の行動をとるとか、成功している人たちと関わっていくとか、成功したとして自分が振る舞うとか、成功前提に何かを決めていくとか、
そういう日々の訓練によってbeliefを崩していく。
今ある古いbeliefをゲスタルト崩壊させていて、これなんだっけ、ミって書いてあるけどミだと思ってたけどなんだかよくわからない。
これがミじゃなくて本当はルだったんだろうとかいうふうに変換していくと、そうなってくると信じる信じないという段階を越えて、
そういうものなんだというふうな状態として自分が生きていけるというレベルに変わっていけるのではないのかなという、ちょっとわかりにくかったかもしれないけどそんなお話です。
それぐらいまとめて言うと信じるというのは基本的にまだ信じ切れていない状態、信じ切れていない証拠なんですよね。
信じることを日常化する
なので本当に何かを信じている人ってもうそのことを気にもしていないという、この気にもしていないような状態になるために自分がそっちの世界の住人として生き始めるということが大事なわけですよね。
つまりその前にもちょっとお話ししましたが結局未来というものは結構シンプルに選ぶものだという話になるかなという、
この信じるの状態から単に選ぶという状態にシフトする、ここがポイントなのではないかなと思いますので、ちょっと考え方の一つに取り入れてみるといいんじゃないかなと思います。
というわけで今日も聞いていただいてありがとうございました。
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