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こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、
英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、英検面接必勝法part1、です。
昨日、ネットで英検の一時試験の結果が発表になって、
わぁ、受かった、わぁ、落ちちゃったという人もいると思うんですけれども、
英検の面接って、一時試験の発表があったからあまり間がないんですよね。
なので、うちの教室では、受かっている、受かっていないのが全然わからない段階で、
一時試験が終わったらすぐに面接の練習を始めるんですけれども、
なかなかそうは言っても、実際に受かったかどうかわからないと、
面接練習にも腰が入らないよね、という方もいらっしゃると思うので、
実質今から急いでやります、みたいな人も多いんじゃないかなと思うんですよね。
この英検の面接に関してはですね、
結構皆さん、ちょっと違った思い込みをしている人がいるかどうかあるので、
その辺はお話からしたいと思います。
まず基本的に英検の合比ラインというのは、
これはもうデータも公表されているんですけれども、
2級までは6割なんですよね。
正当率で6割取れていれば合格しますよということなので、
しかし全部できなくてはいけないというわけではないわけですよね。
11級以上になると7割になってくるので、若干ハードルは上がってきます。
もちろんこれ単純に正当率というよりも、その時の問題の難易度もあるので、
そこを英検協会の謎のブラックボックスシステム、
CSEスコア、たぶん標準偏差とかが使われているんだと思うんですけど、
それも併用して判定を受けるということなんですが、そこはわからないので、
とりあえず2級までだったら6割、11級以上だったら7割というふうに考えていただければ良いと思います。
それぞれ級によってポイントは違うんですけれども、
共通して言えることは、面接試験に限らず英検ってコミュニケーション能力を測るということをポイントにしているんですよね。
なので皆さん結構誤解されているんですけど、
やたら高得点を別に取ることを求めてはいないわけですよ。
その級にふさわしいコミュニケーションが取れているかというところであるので、
もちろん間違いはないに越したことはないんですけれども、
まずコミュニケーションとして成立しているかどうかというのが非常に大事なことになるわけです。
今日のコツのまず一つ目なんですけれども、
難しいことを言おうとしない。
これが結構大事になります。
級が上がれば上がるほど、最後のナンバー4、ナンバー5のQ&Aのところ、
いろいろな質問がされるわけです。
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ちょっと抽象度が級が上がると高くもなってくるわけですけれども、
12級くらいだとよく出るのは、
携帯電話の持ち込みを学校で許可すべきかどうかみたいな話とかね、
そんなのが出るわけですけれど、
意外とパッと意見が出ないというところがあると思うんですよね。
その意見論述というのは一時試験のライティングでも課されるわけですけれど、
あれと同じようなことを瞬間的にやるとなると結構難易度も高いと思うんですよね。
そのときになかなか浮かばなくて、
ついつい考える時間というのもどうしてもかかってしまうと思うんですけれども、
そのときに沈黙しないというのがめちゃめちゃ大事になります。
人と話しているときに考えているにしても、
相手が突然黙りこくっちゃうとちょっと不安になりませんからね。
なのでコミュニケーションにおいて沈黙ってあまりよろしくないよねという考え方がベースにあると思うんですよ。
沈黙といったら一般的に拒絶とか不服みたいなイメージもあったりするのでね。
なので考えているときにもですね、
Well…とかですね、Let me see…とかです。
別に日本語でんー、えーとでもいいんだけど、
相手とのコミュニケーションを切らないというところがすごい大事になります。
その沈黙をできるだけしないという上で、
その意見を言うときのコツとしてね、
できるだけ自分の言いたいことをめちゃめちゃ簡単にシンプルに言うというのが大事なんですよね。
そもそも言いたいことが自分の英語力を超えて難しいことを思いついちゃうという人もいるんですけど、
それを英語で言えないなと思ったらもうちょっと撤回してですね、
自分が言えることを言う。
僕がよく言うのは言いたいことより言えることってことなんですけど、
それは全般にすごい大事なんですよね。
自分が言いたいこともあるんだけれども、
その言いたいことの最小限じゃ、それを伝えるためにどのくらいのことを言えばいいか。
それを自分の持っている英語力に落とし込んで、
できるだけシンプルに言うというね、ここが大事なんじゃないかなと思います。
実際、Qによってある程度の分量みたいなものもあるんですけど、
でも基本的にコミュニケーションとして成り立ってればいいよっていうね、
その辺を思っていただけると良いのではないかなと思います。
特にQが上がってくるとですね、
先ほども言ったように問題の抽象度も上がってくるので、
立派な意見を言わなきゃいけないような感じがしてくる時もあると思うんですけれども、
それは決してそうではないんですよね。
例えば、うちの教室なんかで海外の生活をしていた方なんかで、
小学生ぐらいで英検の順位Qとか受けるような子もいるんですけど、
その場合もですね、当然社会的な知識なんかあまりないので、
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難しい質問されてもそんなに立派な意見は言えないわけですよ。
その時に大事なのが、あくまで自分軸で自分の言えること、自分が感じたこと、
それを素直に言えばいいと思うんですよね。
立派な意見を言うというと、それって思想・心情を判定しているみたいな感じになっちゃうと思うんですが、
でも意見って本当に自由でいいんですよね。
どんなちょっと変わった意見であっても、別にその人の意見として尊重されるべきであって、
なのでその内容が高度であるとか、そういうことはほぼほぼ関係がなくて、
その人がそれに対してどう思うかというのを自分の経験とかですね、
そこに当てはめていけばいい。
なんだけど、どこかインターネットで聞いたネタを言おうとすると、
大体難しくなっちゃってですね、ドツボにはまるみたいな感じがあると思うんですよ。
とはいえ、自分の経験に照らし合わせてと言っても、なかなか思い浮かばないような場合もあると思うんですが、
その時にやっぱり人間にとってできるだけ切実な問題とかに還元していくと、
わりかし言いやすかったりします。
例えばお金の問題であるとか、健康の問題であるとか、時間の問題とかですね。
僕は大体8つの視点を伝えて、その8つの視点にどれかに当てはめるような形で指導をしているんですけれども、
そういうふうに自分の視点みたいなものをあらかじめいくつか用意しておいて、
そこに落とし込んでいくというような形にすると比較的言いやすかったりします。
意見を言うには、知識も必要だとか言っている人も英語指導者さんの中にはいますし、
確かに全く世間的な知識がないと言えないっちゃ言えないんですけど、
でもその級に応じてその年齢層に合わせたようなテーマになっているので、
そこの自分の軸で考えていけば、そんなに難しいことは言わなくていいんですよね。
小学生が純一級とかの問題について言おうと思ったら、それは確かに難しいんですが、
それでもですね、極端に抽象度が高いものは一級にならないと出てこないので、
純一級くらいでもですね、例えば2020年の問題、今ちょっとパッと開いてみたらですね、
そこにあったのは、オンラインショッピングのビジネスは将来大きくなるだろうか、みたいなところがあって、
それはもう今これだけ大きいわけだから、もちろんさらに大きくなるよね、別にいいと思うんですよ。
ならないというふうに言うのはなかなか難しいと思いますよね。
なんでかって言ったら、オンラインショッピングだって便利だからとかね。
そういうことを軸にしていっていけばいいと思うんですけど、
意見論述の時の型っていうのはライティングでもやると思うんですけど、
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基本的にプレップ、ポイント、リーズン、エクザンポー、ポイント、みたいな感じの構成になっていると思うんですけど、
面接だったら最初のポイントとリーズンとエクザンポーぐらいでいいと思うんですが、
その辺をパッパッパッと言えばいいと。
ここら辺細かいコツがいろいろあるんですけれども、
あまり難しく考えないというのが結構ポイントになりますので、
ぜひそんな風に考えてみて、どうやったら簡単に意見を入れるかなって、
過去問なんかを見ながら自分でスクリプトを作ってみるのもいいんじゃないかなと思います。
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