作品の修復と展示準備
こんにちは。言葉とアートで人の心を導く英語指導メンタリスト、そしてライトワーカーアーティストのはじめ先生です。
このチャンネルでは、心の在り方を整えることによって、英語力や人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、作品の修復を通じて思った【モノの寿命と自分の寿命】というお話です。
ではまず、告知です。いよいよ今週の土曜日、12月6日から12月21日まで、愛知県新城市にある美術カフェ【蓬莱館】にて、第2回目となります古典を開催いたします。
最大のものでは縦160cm、横130cmの100号の作品と、その他中規模の50号ぐらいのやつ、それから30号ぐらいのやつですかね、そんなものから、一番小さいものでは本当に0号という手のひらサイズぐらいの絵があるんですが、そういったものも展示する予定であります。
現在作品の最終選別中という感じで、一部ですね、ちょっとあれ、ちょっといまいちかなと思うところは手直しなんかもしながら進めておりますので、ぜひぜひお楽しみにしてください。
週末土日はできるだけいようと思っておりますので、もしご都合の合うようでしたら事前にご連絡いただければ、ちゃんとその時間にいるようにいたしますので、レターなどでお知らせていただければと思います。
というわけで、いよいよ今週に迫った個展のためにですね、今日は非常に保管状態の悪かった対策の状態を再チェックしながら修復作業を行いました。
先日も言いましたけども、私の対策ですね、160cmくらいあるやつはとにかく置く場所が困るんですよね。
まあ本当に邪魔者扱いをされていてですね、しょうがないですよね。なかなかそんな大きなものをしまっておく場所が一般家庭にはないんですよ。
で、私の家のガレージがビルトインガレージになってまして、一応屋根付きというかになっているので、そこにしまっているわけなんですが、
シャッターとかもついているとはいえ、やっぱり部屋ではないので、砂も入ってくるし、埃も入ってくるし、湿度も高ければ温度も高いし、冬はもう極寒になりですね。
普通に考えて美術作品を置いておくような場所では到底ないわけですね。
何年かに一回作品を点検しているんですが、その度に劣化してしまったなあ、ボロボロになっちゃったなあと思って残念な思いでいたんですけれども、
今回展示をするにあたってですね、もう一度再チェックをしてみようということになりました。
30号、50号、100号くらいの比較的大きな作品ですが、10点以上は有無にあるわけですよね。
よく描いたなあという感じなんですけれども、その中で今回の展覧会の趣旨に合いそうなものをいくつかピックアップして引き出してみたんですが、
ものによってはね、キャンバスって布でできているんですけど、それがもうボロボロになってしまってですね、
指で触るとポロポロと剥落するような状態になってしまっているんですよね。
特に布地が木枠に釘で打ち付けられているんですけど、やっぱり木枠と接する部分がですね、
おそらく水分か何かがついて乾いて、そういうことを繰り返している間に劣化したんでしょうね。
そのところが茶色く変色していて、もうボロボロになっていました。
なのでボロボロになったところはカッターである程度切り落としてですね、
無理やりタッカーという道具でホーツキスの親分みたいなやつでバチンバチンバチンとキャンバスを布地に留めると、
普通の美術修復だったら絶対にありえないようなやり方ですよ。
自分の作品だからでもいいんですけど、非常に荒っぽいやり方になってしまいましたけれども、
それで余分なところを切り取りですね、黒いマスキングテープで縁を囲ってですね、何とか見えるような形になりました。
すごいホコリもかぶっていたので掃除機でバーバー吸ってですね、大量吸い取って、
そしてそっとですね、表面を濡れた布でちょっとずつですね、拭いて、
そうするとですね、だいぶ当時の輝きも戻ってきたかな、輝きというのはあまり輝くような作品じゃないんですけど、
新しい色調みたいなものがちょっと戻ってきたかなというふうにも思いました。
この一連の作業をしている時にですね、自分の肉体と何か重ねて考えたんですよね。
まあやっぱり本当に手入れをしないでいるとこんなにボロボロになっちゃうんだな、悪いところは切り取らなきゃいけなかったりとかね、
もう切り張りしなきゃいけないみたいになる、これやっぱり自分のこととして考えると大事にしなきゃなーとかって思ったんですよね。
過去の作品と自己反省
改めて昔の作品を見るとですね、それを描いた時期の考えていたことみたいなものも思い出すんですよね。
ある作品は初めての子供を授かった時期だったりして、
その子供を授かった時に命を授かるっていうことの意味みたいなものをすごく感じたことがあって、
そういったことが少しイメージに入っている絵であるとか、
あとまじまじ見てて面白いのが、やっぱり宇宙のモチーフが多いんですよね。
なんかいろんな経緯があって自分は宇宙由来の魂だということがわかったみたいな話をしましたけど、
これなんか昔からわかってたんじゃん、俺みたいな感じでしたね。
そもそものその一番今回出品する古い作品がですね、
宇宙飛行士の絵だったりするんですよね。
どんな絵だと思うかもしれませんが、それは来ていただいて見ていただければわかると思います。
これは大学2年か3年くらいだったかな、あの時に描いたものですので、
まあ古いですよね。大学3年で言ったら21歳の時ですから、
37年前とかになりますがね、どんな古い作品なんだってことなんですけど、
そういったものとかですね。
1990年代の後半くらいに描いたものとかもちょいちょいありまして、
25年以上もよく撮っておいてあったなという感じなんですけれども、
それ以上にそんなにもう月日が経ったのかと思うとびっくりしますよね。
つい昨日も大学時代の話をしたんですけど、大学時代がもう40年近い前になっているという事実ですよ。
やばいですね、なんかね。
普通に考えて今この年齢からあと40年といったら、もう90代、100歳近いですからね。
まあなんか気が遠くなるような感じがしますけど、
でもね、今うちの義理の父はもう90歳超えましたからね。
だから90代、自分の体がどのぐらい健康でいられるかわかんないけど、
90、100まで生きているという可能性ありますからね。
あと40年とかもあるから、もしそうなった場合のことを考えると、
やっぱり何かライフワークみたいなものがあった方がいいですよね。
有名な画家のピカソもね、結構長寿だったんですよね。
あの人なんか80歳くらいの時に20代の女性と結婚したんじゃなかったかな。
今の話ですけどね、記憶が定かじゃなかったので調べました。
ピカソの最後の妻はジャクリーヌ・ロック。
彼女はピカソが91歳で亡くなるまで寄り添った2番目の妻。
1961年に結婚したということで、
なんとピカソが72歳の時に出会い、そのジャクリーヌはなんと26歳というね。
すごいですね。
そして彼が最後に子供を設けたのが彼が78歳の時だったという。
すごいな、すごいですね。
78歳でね、すごいですね、と思いました。
いやいや、何の話だっけって感じですけれども、
自分の作品を見て、月日が流れたのが早いなと思いながらやっぱり、
自分の根底にあるものは変わっていないんだなというところと、
一方でですね、当時のままではないわけですよね。
その頃から、もっともっとこの何十年の間にですね、
様々な自分の中でも厚みや深さみたいなものは出てきていると思うんですよね。
過去の作品は当時の自分がそのままあるものなので、
至らぬところもあるんだけれども、それをそのまま出そうと思っています。
物によってちょっとこうすればもうちょっと良くなるなっていうところがあるものもあるので、
そこはちょいちょい手を入れて作品の完成度として高めるってことはありますが、
抜本的に何か変えるっていうことはあんまりしてないかな。
過去の作品を元に新作みたいにしちゃっているのもありますけど、
ある程度気に入っている作品って手が出せないんですよね。
もう自分が大好きな、お気に入りの作品ってどうしてもあるので、
それってもう何かどうにも手が付けられない感じになります。
ああやって見てみると、なかなか見応えのある作品って自分で言っちゃあれですけど、
揃いそうな感じですよ。
普通の個展ではそんなに見られない結構大きな作品がバンバンバンとあって、
その周りを商品というかそういったものが囲むという感じになると思います。
今日その絵の修復をした時に撮影もしまして、それをまたAIにかけて動画にしてみたんですが、
なかなかに面白いというかちょっと不気味だったりもするぐらいで、
ちょっと皆さんにまた見てもらえるようにしようかなと思っておりますので、
ぜひぜひお楽しみにしていただければと思います。
はい、というわけで今日も聞いていただいてありがとうございました。
今日のお話が良かったという方は、いいねやコメントそしてフォローをお願いいたします。
また英語の個人ですね、特に等育対策、英検対策あたりが分かりやすいかなと思いますので、
もしご希望の方はLINE公式アカウントからお問い合わせください。
それから息を使ったカウンセリングですね、人間関係、恋愛、あるいは仕事をどういうふうにすべくか、
あるいはビジネスのコンセプトなんかでお悩みの方がいらっしゃいましたら、
キリを使ったビジネスコンサルも受けたまっておりますので、ぜひですね、お追いかけいただければと思います。
OK, that's it for today. Thank you for listening and have a great day.