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2023-03-10 15:03

🎙743 2023年のテーマ「外に出る」から得られたもの

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バラード第1番 Op.23

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新しい体験としてのクラシックピアノのコンサート
こんにちは。ゴリゴキャストです。今日は、2023年のゴリゴのテーマ、「外に出る」について話したいと思います。
外に出る。
毎年テーマを作るといいよっていうのを、よくゴリゴキャストの中で話していて、
今年はいろんなたくさんの意味を含めて、外に出るっていうのをテーマにしようと思っていて、
一つは、コロナの話とかもだいぶ変わってきて、物理的な意味で外に出かけようみたいなことを考えていたりだとか、
それ以外に、今まで自分がやったことがなかったとか、経験したことがないみたいな、
自己啓発っぽい用語を使うなら、自分の殻を破るための行動みたいなやつをもうちょっと取り入れてみようかなと思って、
それを意識したことによって、新しい体験として、クラシックピアノのコンサートに行ってくるっていうのを、
先週ぐらいにやりました。
多分思いついたっていうか、行きたいなと思ったきっかけっていうのが、
おそらく一つは、ミツバチとエンライっていうピアノの本を読んで、
生ピアノとかって結構やっぱ深いところがあるんだねっていうのを思ったりしていた中で、
市民プール的なところに、市民会館でピアノコンサートみたいなのありますよっていうのが書いてあって、
中道育代さんっていう、よく知らないんだけど名前聞いたことある人だったんだよね。
よく知らないけど名前聞いたことはある。
見たことがあるとかなんだと思う。その名前をどこかで何かで。
4,000円ぐらいだったかなチケット。
あれ、こういうのクラシックって1万円2万円するイメージあるんだけど、
そんなんて市民会館すげーなーとか思って、
それなら練習というか経験というか、外に出るために一度行ってみようと思い、
行ってきた一言での感想なんだけど、
なんかね、すげー良かったんだよね。
まずそもそもの不安だったのが、
だいたい2時間の時間タイムスケジュールが組まれているんだけど、
飽きずに2時間座っていることができるだろうか。
そこはまず第一の懸念点だったんだけど、
みじんも問題なく、もう終わったのぐらいな感想で、
その2時間楽しく過ごせたっていうのと、
もう一つは多分その人自体というか演目が良かったっていうか、
テーマが若き日のショパンっていう感じで、
10曲ぐらい演奏するプログラムだったんだけど、
その1曲1曲始まる前に、
ショパンのエピソードとその曲にまつわるエピソードみたいなのを、
1分2分っていうイメージかなぐらいで、
喋ってくれるんだよね。
最初に、まずそもそも俺当然なんだけど、
ショパンっていう人の名前以上の情報って、
自分の中には限りなく何もなくて、
多くの人がそうじゃない?
音楽の教科書で聞いたことあるけど、
どの曲がそのショパンの曲だってぐらいの。
子犬のワルツとか知ってる?っていうぐらいだよね。
あとそれで言うなら。
これもね、やっぱすごい、
喋りが決して流暢な喋りではないんだけれども、
なんかね、とつとつと話す様子というのが非常に好みで好印象で、
上手に喋るじゃなくても伝わる喋り方があるんだな、
みたいなことを結構思ったりもしたし、
ショパンという人物のエピソードと物語性
あとショパンという人の物語性が高いんだよね。
物語性を高く上手に語ってくれたっていうのかな。
もともとショパンってポーランドの出身の音楽家なんだけど、
ある程度一度ポーランドを離れて、
オーストリア、ウィーンにピアノというか音楽の勉強というか、
そういうのをしに行ったら、
ポーランドが内戦が始まってしまって、
以降死ぬまで祖国の地を踏むことができなかったんだって。
ずっとポーランド大好きで、
ポーランドに関連するような曲とかもすげえいっぱい作ってるんだけど、
結局最後までずっと帰ることができなくて、
最後の最後はせめて俺の心臓だけでも、
祖国ポーランドに戻してくれみたいな感じで、
実際にお墓はパリにあるんだけど、
心臓はポーランドのどっかに戻っているみたいで、
その一連の流れの話とかを、
一個一個の曲の中でそういう話とかも含めてあって、
例えばこの曲っていうのはそういう感じのもので、
みたいなことが語ってくれて、
物語を聴いてから、曲を聴くとすごい入ってくるんだよね。
好みも多分あると思うんだけど、
ゴリゴさんはエピソード型なんだと思う。
さらに言うと、耳から入ってくるやつが得意?
視覚要素よりも耳からの方が入ってきやすい部分が多いね。
大雑把に言うと、言語化されたエピソード情報が一緒にあると、
多分分かりやすいというか、面白いって感じれる人だと思うから、
美術館とかでも無料で貸し出してくれる音声ガイドをセットで見ると、
めっちゃ楽しめると思う。
多分作品単体では解像度高く見れないんだよね。
そこに物語性を含まれるとか、説明が含まれることによって、
すごく聞き取りやすくというか、深く楽しめるというのが一段階。
学芸員さんがやってくれるツアーとかもきっと楽しめると思う。
なんだろうね、多分。
それで言うと、例えばなんだけど、
ショパンってポロネーズっていうような曲とかもよく作ってたりするんだけど、
クラシックコンサートの新しい体験
それとかもポロっていうのがポーランドのことをイメージしている言葉らしくて、
ポーランド由来の発祥の音楽のフォーマットっていうのかな、
そんなんとかもよく作ってるだとか、
曲にタイトルつけるのをすげー嫌っていて、
小犬のワルツとか革命とか華麗なる大演武曲みたいな曲っていうのも、
基本的に時代背景があって、
ピアノの楽譜が売れたらしいんだよね、その頃って。
そういうのも出版社が楽譜が売れるようにするためにタイトルとかをつけてたんだけど、
そういうことはすごい嫌っている人だったっていうような話とかも面白かったかな。
何よりも印象的だったのが、
ショパンのバラード1番っていう曲が、
ポーランドの物語に影響、インスピレーションを得て書かれた曲だっていう話だったんだけど、
その物語のあらすじみたいなのを聞いてから、
その演奏を聞いていたら、
場面が浮かんできたっていうのかな。
この曲のこの部分ってさっき聞いた、
そういうシーンをすげーイメージできるみたいな感覚を結構強烈に味わって、
これは今まで体験したことがない新しい音楽の体験で、
その曲論、その1曲だけでもめっちゃ良かったっていう感じで。
多分そのコンサートの立て付けというか組み立てとして、
それ狙いなんだと思う。
最初にこういう場面のこういうところで作られた曲ですとか、
こういうものをイメージして作ったものですっていう言語情報を与えておいて、
あとはその脳内保管というか、
音楽がもちろんベースにはあるんだけど、
それに乗っけてイメージさせるために、
何もない情報が何もないところから載せれるものと、
あらかじめ時代背景とか作者の気持ちとか、
そういうものを与えた上で詰める情報量っていうのが、
多分違うから面白かったのもあるんだと思う。
多分映像じゃなくて言葉だけで物語を聞かされていて、
音楽を聴くから、
良い意味でより強烈なインパクトっていうのかな。
映像みたいなのを見てからそれをやると、
その映像に紐づいてしまうやん。
そうじゃなく、脳内で勝手に再生される場面みたいなのが、
割と視覚的にイメージされたような印象があって、
それはすごい新しい体験で、
ショパンの曲が良かったのか、
その演奏がすごく良かったのか、
どっちもなのか分からないんだけれども、
良い体験だった。すごい良い体験だった。
良かったやん。
っていう意味で、
外に出るということの素晴らしさというか、
そういうことも思ったし、
単純にまた行きたいなと思って、
毎月っていうとちょっと頻度高いんだけど、
2、3ヶ月に1回ぐらいそういうのを見に行けたらいいなと思って、
調べてみると、
コンサート体験についての思考
落ちってほどじゃないんだけど、
だいたいソロのピアノのコンサート、
相場が4,000円ぐらいだった。
クラシックのオーケストラだと、
やっぱ1万円超えるんだよね。
オーケストラならね、ちょっと聞きたいなって思うんやけど、
今回のピアノのコンサートも、
一緒に行くって誘われたんやけど、
いや、一人で行ってきてって言って、
沈黙がある。
音楽がそもそも興味がない、
普段から全く音楽を聞かない人っていうのもあって、
単独のピアノだけの構成された音楽に、
それこそ、さっきのゴリコさんと一緒で、
2時間耐えれるんだろうか、みたいなところがあって、
いや、いいわって感じで言ったんだけど、
話を聞いて、すごい良かったよとか、
曲の前に、そういう時代の説明とか背景の説明とかをしてくれて、
分かりやすくて良かったよみたいな話を聞いたら、
それならちょっと、一回行ってみてもいいかもって思った。
生ピアノからの贅沢な音楽体験
そういう説明をしてくれるのが普通かどうかっていうのは、
ちょっとよく分からんくってさ、
それが当たり前なのかどうかっていうのは分かんないんだけど、
あともう一個思ったのが、
やっぱね、全部生なんだよね。
今まで体験したことがある、
クラシック1回だけ聞いたことあるんだけど、
体験したことがある音楽って、
全部電気を使って音が増幅されている。
ほとんどの、ロックにしてもジャズにしても、
そういうそっち系のポップミュージックとかって、
もう当然さ、大勢に届けるためにさ、
マイクを使ってマイクから取り込んだ音が、
スピーカーから流れてくるっていう仕組みになっているじゃん。
大きなホールとかで何千人とか何万人とか集めるやつとか。
何百人だとしてもやっぱり爆音で鳴らすのが当たり前なんだけど、
素晴らしいなと思ったのが、
会場にあるのがさ、
しゃべるときは本人はマイク使ってるんだけど、
ピアノだけポツンって置いてあって、
みんなで静かにして耳をすませて、
その生ピアノを弾くっていう、
生ピアノの音を直接そこから聞こえてくる音しかない、
っていう環境自体がすごく贅沢だったし、
クラシックコンサートの体験
やっぱその情報の減少が1ミリもないわけじゃん。
っていう意味ですごくいい音だったっていうのもあって、
よくクラシックで咳とかさ、
そういうのすげえ嫌われるっていうのを聞いていて、
実際に人が途中、演奏中に廊下っていうか、
歩いてたりとかドアが開いたりする音というのが、
1回か2回発生していたんだけど、
やっぱ気になったんだよね。
そのぐらい静かな環境で、
生のピアノの音をみんなして静かにして聞く、
というのは結構贅沢な体験だなと思って、
そういう点でもすごい良かったかな。
という感じで、
1回ぐらいならはるなも一緒に行ってくれるかもしれないね、
それだったら。
うん、1回ぐらいなら。
でもはるなさんが誘った映画とか、
あとミュージカルとかは、
去年の段階ではあんまり乗り気じゃなかったから、
今年なら誘ったらもしかしたら、
ゴリラさんも来てくれるかもしれんってこと?
そうだね、外に出るためには、
そういうのも体験しておいていいかもやからね。
ライオンキングが戻ってきたら見に行こうか。
ライオンキングのミュージカル?
うん、劇団式のライオンキング。
それもたぶんはるなに誘われるのと同じ感じで、
めっちゃ興味があるわけじゃないけど、
1回は体験してみようかなって思う。
一応生起きよ、生のオーケストラで音を鳴らして。
声も?
声は増幅してマイクつけてる。
耳の後ろとかそこに貼ってる。
でも生でも相当な声量ある、ミュージカルやってる人たち。
そうだね、言ったらオペラの仲間みたいなもんだんやもんな。
それをもうちょっと見やすくしたもの?
それも言ったら、体験したことがないものなんで、
こういう外に出るテーマのうちに体験しておいたほうがいいかな。
そういう理由をつけて見に行こうと思う、それならば。
ということで、話したかったことは、
外に出るテーマの意義
そのクラシックのコンサートがすげえよかったよっていうことなんだけど、
もうちょっとそれっぽい話をするなら、
やっぱりテーマを掲げたことがよかった。
外に出るというテーマを作ったおかげで行く気になれて、
新しい体験ができたっていうのが結構よかったんじゃないかなっていう話です。
今年のテーマって1個?
1個しか思いついてない。
1個あるから十分かって感じ。
毎年そうな気がするな。
最初の頃3個ぐらい。
でも順位とかつけてしまうからさ、
なら1個でいいわっていう感じかな。
その方が分かりやすいしね。
15:03

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