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毎度、ごりです。
先日ですね、長野県の方で、良樹を使った事件というのがありましたというのをね、前回ちょっと喋りましたけれども、
今回ちょっとその続きを、喋りたくないけど喋ってみようかなというふうに思っています。よろしくお願いします。
良樹の銃の所持許可
良樹者は正規の銃の所持許可を得ている人でした。
えーとですね、今回の事件ですね。
良樹者は正規の銃の所持許可を得ている人でしたということが分かりましたね。
これはもうとても残念なことですね。
でですね、出てきている情報を見てみると、一番最初に所持許可を得たのは、空気銃。これが2015年。
そして2017年に2丁散弾銃を追加してますね。
これが多分自動銃と呼ばれているもの、半自動なんですけれども、一般的には自動銃と呼ばれている散弾銃と上下二連の標的射撃用だと思われます。
で、2019年にライフル銃及び散弾銃以外の良銃というね、こういうものが追加されています。
パッと聞いただけではね、ピンと来ないのが一般的だと思いますので、ちょっとだけ説明させていただくと、
まず最初に登録されている空気銃。これはですね、多分この容疑者、農家をやっているということで、
鳥、カラスなんかの被害の、そういうことがあったので、それを駆除するために、エアライフルですね。
この所持許可の申請をしたんだと思われます。
ここで所持許可申請が得られていて、その後ですね、
2017年9月の10月で2丁の良銃が、散弾銃ですね。申請されています。追加申請ですね。
これが一つは狩猟用の散弾銃と標的射撃用の上下二連の散弾銃だと推定ですね。思われますね。
使用用途が非常に厳密に求められますので、コレクション目的の所持ということはできないのでね、必ず使用目的というのが問われます。
ということで、これに関しては狩猟や自宅、自分の畑の有害鳥獣捕獲ということでの許可なのかなとも思うんですけども、
どうやら有害鳥獣捕獲は使用目的にはついていなかったということなので、猟奇のみに使うということですよね。
銃の種類と所持目的
ここら辺がね、非常に厳密に行われているところですね。猟奇というのは特に鳥の場合ですね、鳥の場合は必ず一般的に、地域によっても違うのかとか、僕そこまで詳しくないですけども、
鳥獣というのは11月15日から翌2月15日までが期間、猟奇という風になっています。
で、それ以外の時期は鉄砲を使うことはできませんね。量としてはね。
じゃあそれ以外の時期はその鉄砲をどうやって使うのかといったら、使用目的のところに標的射撃と書いてあれば、その鉄砲を使ってクレー射撃をしますね。
そうすることで練習と実績を積むということになっています。
ここまで3丁ですね。エアライフル、自動銃と上下二連。
4丁目。これが2019年ですか。ライフル銃及び散弾銃以外の両銃というね、何のこっちゃっていう風に思われるものだと思いますけども、
これ何かと言いますとハーフライフルという、そういう鉄砲がありますね。
で、このライフル銃及び散弾銃以外の両銃というハーフライフルというものは、なんでそんなヘンテコな言い方をしているのかというと、
日本の銃統法では、ライフル銃というものを所持するのには初めて所持許可を得てから10年間はライフル銃というものを所持できないという決まりになっております。
いろんな事件、過去にもいろんな事件があったということで、ライフル銃というものを規制しようということが目的だと思われますね。
で、ハーフライフルというのは散弾銃の銃身の半分だけライフリングというね、ライフル銃というのはライフリングが切ってある鉄砲のことを言います。
これが拳銃とか戦車の銃身とか砲身か何かにもこう螺旋状の溝が切ってある007のオープニングみたいなイメージでぐるぐるっとなっているような、
言葉じゃ伝わらないな。
そういうね、螺旋状の溝が切ってあって、それで弾に回転を与えて直進安定性を増すというね、そういう機構を持たせているのがライフル。
で、ハーフライフルというのは散弾銃の銃身にそのライフリングが半分だけ刻んであると。
手前半分もしくは先端半分ということになるんですけども、そのハーフライフルというものが存在します。
結局先言ったライフル銃を持つのに10年間所持までに期間がかかるので、
そうですね、鹿とかクマとかちょっと遠くにいる獲物を狙うのに必要なものとして使われています。
それでもね、散弾銃と言ってるんですけども、一般に散弾銃って言われるとどうでしょうね。
バードショットと言われている取り打ちの小さな粒がいっぱい入ったものを想像されると思うんですけれども、
大物量をやると考えるともうちょっと違う弾が使われます。
機構としては全く変わりはないんですけれども、大物量、イノシシや鹿を撃つためにはスラックと呼ばれている一粒弾、一発弾ですね。
大きな鉛の塊が飛んでいくそういう鉄砲の弾、散弾の弾。
散弾って言ってるけど散弾じゃないですね。ソリッドですから。
散弾銃の弾丸
まあそういう弾が使われますね。
こういうもの、もしくは日本の大日本領有界は自負規制として通達を出していますけれども、大粒散弾というものも存在します。
散弾の実砲の中に6個とか9個とかそういう鉛の弾が入ったものが存在しますね。
6流とか9流という言い方を実際にはしますがね。
大粒散弾ですね。スラッグ弾、大粒散弾、どちらにしても人間に向けて撃てばもちろん命を奪うものになると思います。
最後のライフル銃および散弾銃以外の両銃で使われるのはサボット弾というね。
引き金を引くとプラスチックのケースに包まれた弾が中心の中を進む。
その時にプラスチックというか樹脂製のケースがライフリングによって回転を与えられて、
筒から飛び出ていった時に樹脂が外れてですね、中の弾だけが飛んでいって直進安定性を得て、
かなり普通のスラッグ弾よりも遠くまで直進安定性が増します。
僕たち有害鳥獣や狩猟をやっている人だとスラッグの場合は頑張って50から70っていうところじゃないでしょうか。
それも70m離れると多分もうほぼほぼ殺傷能力ないんじゃないかなと思います。
当たったとしてもどうかなみたいな感覚がありますね。
70m先だとだいぶ弾頭も落ちて下がりますから狙ったところにあまり行かない感じになりますかね。
例えばイノシシの耳とか目のあたりを狙ってドンと撃った時は70m先まで行けばもうかなり下に下がって落ちてしまう。
でも獣に当たらないということになりますのでね。
ちょっとスラッグで70m、僕が下手くそなのかもしれませんけれども、
サボットライフル、ハーフライフル、サボット弾の場合は70m以上が狙えるものですね。
使うスコープにもよりますけれども。
どうでしょうと、そうだな。
だいたい有効射程、ハーフライフルの場合は100mは軽く行きますかね。
200mぐらいまでは伸びますかね。
例えばですね、スラッグっていうのは有効射程はだいたい50mからさっき言った70mっていうところですけれども、
最大到達距離、やや斜め上に打ち上げて飛んでいくと700mぐらいは飛ぶと言われております。
その日の気温とか湿度とか風向きとかにもよって全然変わるんですけれども、
最大700mぐらい。
700m先までスラッグが飛んでいって、飛んできたところでは多分手でキャッチできるぐらいの威力の無さにはなるんですけれども、
ハーフライフルの場合は有効射程がさっき言ったように100mから200mまでは伸びますので、
到達する距離ももうちょっと伸びちゃうかもしれないですよね。ややね。
とりあえず大物量、鹿とかクマとか、僕はサボットで猿をやりますけれども、猿と鹿ですね。
まあ有害徴収捕獲では割と必要とされる鉄砲かもしれませんね。
ライフルがあればね、それはいらないんですけれどもね。
遠くを狙える鉄砲として所持をしているという、そういうものですね。
この4丁っていうのはね、エアライフル3弾銃2丁プラスハーフライフル。
まあ、真っ当と言えば真っ当なんですよね。
ただこれがこの容疑者という逮捕された人ですけれども、
療養会に入ってはやめ、入ってはやめ。
で、今3回目また入ったっていうことらしいんですよね。
一番最初の招致の時に入って、療養会に所属して、もう翌年には辞めてる。
で、その後また一度入って、でまた辞めてるんですね。
で、この一番最初に入ってる、ここは鉄砲、エアライフルですけれども鉄砲を所持したので、
入りなさいねと言われて入ったんだと思うんですけれども、一回辞めてる。
で、その次に入ってるっていうタイミングが、
これがね、鉄砲を追加する時と重なってる可能性があるんですよね。
鉄砲を追加するにあたって、自動銃と上下2連を追加するにあたって、また療養会に入ったのかなっていう気もしますね。
で、3回目の鉄砲、あと入会、2回辞めてますからね。
で、また入会してるっていうところで、4丁目の追加が療養会に所属してる時ですかね。
で、1回辞めてまた入ってというね、ものすごい面倒くさい人ですね。
4丁の銃所持について
療養会に所属すると、一応はグループ療に誘われる可能性があると思います。
巻き狩りやってるからとか、まあ有害徴収捕獲ももしよければ一緒にやらないかっていう風に言われると思うんですけども、
有害徴収捕獲には参加していなかったというね、
たぶん一番最初はエアライフル持ってるっていうところが、
自分の畑に関しての狩猟というかね、有害徴収捕獲的な感覚だったと思うんですけども、
そこから巻き狩り、グループ療に参加しない人がこれだけ銃を追加していくっていうのはちょっと違和感がありますかね。
有害徴収捕獲目的でなくて4丁、狩猟が趣味ですと言われて、
狩猟というのは大体11月から2月、長くて3月ぐらいまでというのが狩猟期ですから、
その間に4丁の銃を使い分ける、
鉄砲っていうのは特性があるので4丁使い分けようと思えば使い分けられるんですけれども、
どうなんでしょうね。
そこまで理由もないのにいっぱい持ってるっていうのは若干、
銃所持の可能性と狩猟について
僕は療養会所属してますし、有害徴収捕獲犯にもいますので、
なんかちょっと違和感はありますよね。
数多いなぁ。
療養会にも入ってない、有害徴収捕獲犯にも入ってない割に4丁か。
有害徴収捕獲に従事している人であれば4丁っていうのがなんとなく必要だよねって思えるところではあるんですけれども、
エアライフル上下二連、射撃が趣味ですって言うんであれば、
自宅の周りの農地の周りの鳥を狩猟するんであれば、
エアライフルと上下二連が1丁あれば多分事足りると思うんですね。
鳥打ちのエアライフルと上下二連があれば全然問題ないです。
ところが、ハーフライフルとなるとこれはもう大物量ですから、
単独忍び量、療養会に所属していないというのであれば単独量か。
両犬も飼ってるっていう報道がありましたがね。
なんで一応単独量でやってるっていうことになるわけですね。
だったらハーフライフル1丁あればいいのかなと思いますけども、
自動銃っていうのを持ってるとなると、
これも鳥量に使いますって言われれば、
カラスの駆除なんかにはね、僕らも使うんですけども、
上下二連でもいいんじゃないの?って思うんですけどもね。
どういう鉄砲か、光景によっても全然違うのでね。
あれですけども、単独でやってる人の割には、
持ってるねっていう気はしますね。
っていうね、ちょっと唸ってしまうぐらいの難しさを感じますね。
各都道府県の公安委員会によって、
ばらつきがあってはいけないとは思うんですけども、
山梨とか長野とか、本当に山が近くて被害が多い。
そういうところと、例えば東京の都心部なんかで考えれば、
やっぱり状況は違ってきてしまうこともありえるのかなとも、
そんな気はしますけどもね。
今回の事件で鉄砲処置の規制はまた強まるのかなとは、
ちょっと思ったりもしております。
規制が強くなること自体は仕方がないでしょう。
銃の必要性について
ただ野生動物による農作物や林業に対して、
もしくは本当に自宅まで来てしまうところの被害は確実に増えてます。
増えてるというか、ありますので。確実にありますので、
それを防ぐ、それをここから守るための道具として、
本当に必要なものではあると思いますのでね。
今後どうなっていくのか。
僕自身も今年また鉄砲が一丁更新になりますので、
今までと違ったよとかっていうところがあれば、
また話してみようかなとも思ってます。
今日は別に何かの結論を出したいわけではないんで、
これで終わり。