有害鳥獣捕獲の証拠物
毎度、ごりです。
今ですね、お昼の休憩中に、一度急いで家に戻ってきて、あることをやってました。
何かというと、昨日撃った鹿の尻尾ですね。
これが、有害鳥獣捕獲をやりましたよ、という証拠としての提出物になっているので、
その尻尾を切り取って、死の子に提出するわけですけれども、
その尻尾を車の中に、寮に使っている車の中に入れっぱなしにしてあったので、
慌てて、今戻ってきて、冷凍庫の中に入れたということです。
今日は、本当に暖かくて、ダメかなと思ったんですけど、
意外と車の中の火の全く当たらないところに置いてあったので、
車内の温度も上がることもなく、尻尾もまだ腐っていなかったので、
一安心ということで、冷凍庫の中に入れて、今また職場に戻っている最中です。
有害徴収捕獲では、保証金というお金が出る関係もあって、
ちゃんと捕獲しましたよ、という証拠ですね。
そのために、いろんなものの提出物があります。
だいたいは、尻尾だったりしますかね。
狸、狐、アナグマ、ハクビシ、シカ、イノシシ、サル、この辺りはだいたい尻尾ですかね。
ただ、今イノシシに関しては、豚熱の影響で尻尾の提出はなくなっています。
ただ、その代わり、血液を取って原体として提出するということがありますので、
尻尾よりも割とめんどくさいですよね。
血を試験管みたいな中に入れて、それを郵送で、クール便で送るという、県の方に送るという風になっていますね。
そういう証拠物というのを出しています。
保証金の問題
それ以外だと、鳥だと、うちのエリアだとカラスが有害鳥獣に指定されていて、
カラスの場合は足ですね、足を提出してくださいという風に言われます。
右も左も2本ありますから、こういう形ですね。
この提出物がなぜ必要なのかというところで言われているのが、
スローをするやつがいると。
保証金が出ますから、写真を撮って提出するだけであれば、
例えば3月3日って体にスプレーでペイントするんですけども、
それを3月8日に変えてみたりと。
いろんなやり方があると思うんですけど、
そうやってズルをして、保証金をいっぱいもらおうというね、
そういうズルをする人がいる。
そういうことをする人がいた、もしくは考えられるということでの予防的な措置なんでしょうかね。
詳しくその提出物が必要になった経緯は、私はそこまで昔のことは詳しくないですけど。
ただね、これね、野生動物なのでペットとして飼われていたわけではないですから、
山の中でね、いろんなことで欠損していることもあるわけですよね。
しっぽの欠損はなかなか考えられないとは言うんですけども、ない話ではないので、
そういうふうに欠損がある場合というのでね、話が出たりもしてます。
それでね、一度本当に笑い話的に今は言ってますけども、
カラスの足の提出の時に1本しかないと言って、これ1回保証金跳ねられたんですね。
カラス1匹500円の保証金が出るんですけども、
片足しかない、なんて考えられないというふうに市の担当の方が言っておられたんですけども、
考えられないことはないわけですよね。
我々も捕獲していて、実際に問題になった以降もね、片足しかないカラスを見かけたこともあったので、
絶対に両足が揃ってなければいけないっていうのはね、ちょっと難しいんじゃないの?という部分でね。
ちゃんと切り取った状態で写真を撮りますから、一応それで見て確認してくれよっていうことにはなるんですけども、
500円でもね、一生懸命捕獲に従事した人は、もらえるものはもらいたいですし、
市としては限られた予算の中で保証金出してますから、出さなくて済むなら出したくないけども、
どっかあるでしょうからね、適正な保証金ということでね、出ますから、
プロハンターの必要性
本当に、その間に漁遊会が入って、そういうことをする人じゃないよっていうのをね、しっかりと説明するわけですけどもね。
なかなかお金が絡むとなんだかんだと揉めるわけですよね。
そういうこともあるのでね、僕はやっぱり思うのは、プロとしてね、
有害長寿捕獲を専業とするようなプロハンターみたいなね、レンジャーみたいなそういうのがあるといいんじゃないかって思うわけですよね。
漁遊会の会員さんみんなご高齢ですから、それでその人たちにお任せするっていうのもね、どうかと思うわけですけどね。
今回はこんな感じで、有害長寿捕獲における保証金提出物をごまかして、
金をいっぱいもらいたいなんていうね、そういう人がいないように尻尾や足を提出してますよ。
片足しかないカラスもいたよっていうね、そういう話で今日はこれで終わり。