1. ごりの堂々巡り
  2. #45 有害鳥獣捕獲と動物虐待
2023-02-28 25:43:00

#45 有害鳥獣捕獲と動物虐待

有害鳥獣捕獲=動物虐待?

狩猟=虐待?

動物愛護

猪に殺された番犬

狩猟者も猟犬も野生動物もみんな命懸け


00:10
毎度、ごりです。
えーっと、今日はですね、まあ
狩猟や、えー、有害長寿捕獲
における、ま、猟犬と、ま、他のその狩猟される方の動物ですね。
それと、動物愛護っていうところの話を
ちょっとしたいかな、と思ってます。よろしくお願いします。
えーっとですね、えー、ポッドキャストをね、はじめて、ま、ずっとやってるんですけども
えー、スポッティファイの方のね、えー、規約を読みましたかっていうのがすごいこう、出てくるんですね。
ま、そこには動物愛護という言葉が書かれているんですけれども
えーっと、ま、狩猟と動物愛護というのは、ま、相反するような感じと捉える向きもあるのかなと。
ま、あの、普通に狩猟というと、ま、趣味ですからね。動物を狩猟するのが趣味という風になりますので
ま、これは確かに動物愛護と言われても仕方がないのかなと、ね、動物愛護を歌う人たちから攻撃される対象になるかもしれないなとも思っています。
ま、ところがですね、うーん、ま、我々がやってることというのは、ま、ま、狩猟は狩猟なんですけれども
えー、有害鳥獣捕獲なわけですよ。
えー、有害鳥獣、うーん、ま、これは人間の方が勝手に規定したことですけれども
うーん、ま、人が農業や林業、ま、普通の生活を送るにあたって、えー、その害をなす動物、鳥獣ですね。
ま、これを有害鳥獣という風に定めているわけです。
ま、ゴミ捨て場を漁るカラス、畑を荒らすイノシシやシカ、ね、山の植えた植林を食べてしまうカモシカ、ま、いろんなものがありますね。
えー、ま、これを、うーん、管理した上で捕獲する、えー、むやみやたらと管理、えーと捕獲するわけではないんですね。
えー、あくまでも管理、えー、狩猟というね、処方をとってはいますけれども、えー、捕獲する数を管理した上での、えー、有害鳥獣捕獲になっているわけです。
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ま、これは結局、うーん、バランスを見るわけですね。
動物が減りすぎてももちろんいけない、増えすぎてもいけないというところでのバランスを、えー、とっての、ま、捕獲許可数、えー、我々、えー、有害鳥獣捕獲というのはこれ、あのー、市町村からのね、えー、ま、業務を委託されているような状態ではあるわけです。
これは許可制です。あくまでもね。
あのー、狩猟というのは、えー、狩猟免許を持って狩猟税を払えば、えー、できる。
ま、そこには一応法律があって、えー、一日何頭までというね、そういう縛りはあるんですけれども、えー、毎日、たとえばカモ、カモ類、鳥で行くとカモは一日三羽までなんですけれども、
猟奇の間ずー、えー、ま、そこそこ取ってもいい、で、ま、200が限度だったかな。
ま、とにかく結構取れちゃうんですよね。
ところがね、有害鳥獣捕獲というのは、あー、ある期間の中で何頭という風に決められてます。
なので、あの、絶滅させるような取り方をするわけではないんですよね。
で、これをね、結局、あー、動物愛護に反していませんかと言われると、我々その有害鳥獣捕獲に従事しているものとしては、なんでということになるわけですよね。
そのー、実際に農家さんや、ま、林業の方に影響が出ているわけですね。被害が出ているわけです。
えー、被害が出る、なんで被害が出るかというと、ま、イノシシやシカというのは、ま、餌を食べるわけですよ。
食べる、何のために食べるかって、生きるために食べるわけですよね。
生きるために必死になって物を食べてるわけですよね。
そしたら、そのー、食べられている側、畑や林業、ね、ま、こちらの方も人間の側も必死になって生きてるわけですよね。
うーん、ま、ある種、命と命のやりとりをしているものだという風に、まー、感じるんですけれども、
ま、それを一方的に、人間が動物を蹂躙している風に捉えられると、うーん、違うんじゃないの?と思うわけですね。
で、ま、先日ね、獲ったイノシシなんかは、うーん、痩せた状態での70キロ。
ま、本当に太れば80、90、もう下手すりゃ100キロぐらいになりそうな個体だと思うんですけれども、
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ま、こういうものがね、人間とぶつかった時に人間がどうなっちゃうかって考えたら、まー、選びに合うと思いますよ。
うーん、でもね、その状況を知らない方?
ま、僕らはこの里山に住む人間からすればね、うーん、お互い、こう、ギリギリのところでやりあってるのでね、
うーん、その里山で行われている狩猟や有害鳥取捕獲というものが、
いたずらにね、動物の命を奪っているわけではないということを、その場にいる人たちはわかってるわけですよ。
ところがね、たぶんその動物愛護だなんだというふうに、うーん、
ま、規約をして歌ってるという方々のうちの何割かは、そういうところの実感がわかないところに住んでる人だったりするんじゃないかなーって、ま、勝手に想像しております。
ね、あの、ま、以前にも言ったかもしれないんですけども、農家さんがね、作ってる畑や林に野生動物が出てくるっていうのはもうこれ、職場に出てくるわけですから、
街中で生活してね、会社に勤めてらっしゃる方の職場にイノシシやシカが乗り込んできてるんだよということを言ったと思うんですけども、そういう感覚なんだっていうことをもう一度ね、理解してほしいですね。
自分の職場に野生動物が現れた。うーん、ま、それをどういうふうにするのかと。どういうふうに対応したらいいのかというところですよね。
うーん、ま、その結果が、まあ結果というかその答えがあるんであればね、教えてほしいです。その街中で、街中のビルの中のオフィスにイノシシ、シカが数頭出ましたと。
ね、本当にどうしていいのかわかるんだったら教えていただきたいですよね。ま、我々里山に住んでる人間からすれば、そういう林や畑を荒らす野生動物、うーん、ま、これはもう命のやり取りをしてるわけですから、お互いが。
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我々鉄砲を持ってイノシシやシカに立ち向かっていきますけれども、一歩間違えば死んでしまう。こちらね、人間の側も死んでしまうわけですよ。
いたずらに動物の命を奪っている、どういうふうに解釈されることに関しては、ま、ちょっと釈然としない思いがあるわけですね。
そんな軽い気持ちでこちらは有害鳥獣捕獲というものをやってるわけではないので、やはりそういうふうに言われてしまうと、見やるせない気持ちになってきますね。
実はね、今日、有害鳥獣捕獲班の集まり、これが有害鳥獣捕獲の許可書を回収と配布する、そういうタイミングでね、
まあその、有害鳥獣捕獲の期間、許可書の期間によってね、1月だったり2月だったりするんですけども、1、2ヶ月に一度は必ず集まって、いろんな話をするんですけども、
まあその中でね、いろんな自治体の中で、SNSなんか見てるとね、猟奇中の有害鳥獣捕獲に関して、一等千円だなんていうところを見た記憶もあるんですけども、
我々の地区では、まあそれよりもまあまし3000円っていうことにはなってはいるんですね。
ところがですね、まあ以前も話したかもしれませんけども、狩猟、巻き狩りですね、犬を使って行う巻き狩り、集団でやる巻き狩りの場合、10人集まって巻き狩りをやった場合、1人当たり3000円の報奨金が出たら1人当たり300円なんですけども、
だいたい両友会の方で事務手続きとして何パーセントか引かれるわけなんで、300円以下、一等取って。
どうでしょうね。
結構その、罠もまあいいんですけども、両圧、捕獲圧という意味では、犬を使った巻き狩りというのはかなり有効でしてね。
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それを行って捕獲できたとして、一等300円。できなかったらただ、ゼロ、ロハですから、もう自分のガソリン代や昼飯代は飛んでっちゃうわけですね。
そういう状態を続けなければいけない有害鳥獣捕獲犯、好きでやってるんでしょって言われる部分もあるわけですけども、好きじゃなきゃできないとは思いますが、好きだけではできない部分もやはり存在するわけですね。
時間というのはやはり、それぞれ個人において有限ですから、その時間を使って、集まってね、有害鳥獣捕獲に従事するわけですけれども、
それで一等取りでね、一等300円っていうのは、やはりちょっと切ないなぁと思う部分があるよという意見がね、今回出ました。
別にお金のためにやってるわけではないんです。お金のためにやりたいんであれば、解体施設ですね。保健所の許可を得た解体施設を作って、そこで肉をさばいて、ジビエとして売る。
そして皮は舐めして、業者に売るというようなことをすれば、もっとお金として稼ぎたいのであれば、そういう手段もあるんだと思うんですけれども、
なんかそのお金のために有害鳥獣捕獲やってるわけじゃないんで、我々領隊の中ではやはりそういうことに時間や労力やお金を割こうっていう感覚はないんですよね。
こういう感覚で我々従事してるんですけども、動物愛護に反してませんかと言われると、やはりちょっとグッと胸に来てくるものがありますね。そんな話です。
そんな中でね、動物愛護ということで狩猟してね、イノシシやシカを捕らえていくっていうことが動物愛護だと言われた場合、巻き狩りの場合は犬がイノシシと対峙するわけですけども、
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その犬がイノシシに殺されてしまう、そういうこともあるわけですね。
こうなった時に、良犬なんか使ってる人間が悪いっていう風に言う方も実際いらっしゃるわけですね。
その人の中ではそうなんでしょうとは思いますけれども、狩猟における犬の重要性というのは、
一犬二足三鉄砲という風に言われるぐらい犬というのは狩猟において大事なものですから、
その犬を使わないということであればもう、巻き狩りは成り立たないんじゃないかなと僕なんかは思うんですね。
本当に犬を使うことがダメだと言われてしまえばもう、この有害鳥獣捕獲というものはかなり廃れていくんじゃないかなと思います。
例えばね、最近聞くんです。ドローンを使ってはどうですかと。
ドローンもいろんな国宝だったりね、いろいろあると思うんですけれども、
人間の目で目視できないところまでずっと追っかけることができるようなドローンを使ってっていうことは多分想定されてないんだと思うんですよね。
実際、もしそういうことができたとしても、ドローンを使って巻き狩りをするぐらいであれば、
そこまでドローンを使うことにこだわるのであれば追い払いという方向で世の中は進むんじゃないかなと。
そうすれば狩猟をされる、有害鳥獣捕獲として捉えられるイノシシの数も減るんじゃないかと思うんですけれども、
ただただ奥山にイノシシを追いやっただけというね、そんな感じになると思うんですけれども。
どうなんでしょうね。犬とイノシシ、お互いが真剣にやりあっているには本当に良犬は人間のエゴじゃないかと。
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だから犬も可哀そうだしイノシシも可哀そうと言われるわけですけれども、珍しい事例ではあるんですけれども、
実際にある話で聞いた話ではあるんですけれども、
田舎だと自宅の敷地の中で話がいで犬を飼っているというオタクは実際存在するんですね。
そこの場合は大きな牛小屋、繁殖用の牛を飼っている場所ですね。繁殖の農家さんということになるんですけどね。
そこで犬を飼っていらっしゃるんですね。そこは犬を2と3と飼っていたんですけれども、
うちの寮帯でも使っているビーグルをそこのお家でも飼っていらっしゃいました。
ビーグルは非常によく吠える犬種ですので、里山でもう本当にその後ろへのすぐ裏の山にはイノシシが山ほどいるよというところでは、
餌を配合飼料を食べに来るイノシシというのは非常に厄介な存在になりますのでね。
もし牧場の中に入ってしまえば牛のストレスにもなりますので、
そういうイノシシとかが入ってこないようにということで犬を飼っていらっしゃったんですけども、
いつものように牛の餌を食べに来たイノシシに対して犬が吠え込んだわけですよね。
そしたら牧場の番犬ですよね、ある種ね。
番犬のイノシシがあっさりとスパーンと多分牙でお腹をブスッとやられてしまって、
ギャーンというすごい大きい声を聞いて農家さんが飛び出していったら、
もう犬も息も絶え絶えだったっていうね。お腹に穴が開いてた状態ですね。腸も出てる。
この状態で動物愛護ってどうやって言うんだろうなーっていう風に思うわけですよ。
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イノシシを殺す必要はないじゃないかっていう人たちに問うところですよね。
お家の番犬として飼っていた犬を殺された。
どうなんでしょうね。
勝手な想像ですけども、番犬なんかにするから悪いんだって言われちゃうのかなーって思うんですね。
最近だったらセンサーを使って野生動物を追い払うことができるんじゃないですかなんて言われてしまうのかなと思うんですけども。
なんかしっくりこないんですよね。そういうのってね。
犬も必死になって自分の家族を守ろうとしてますし、イノシシも必死になって餌を食べようとしていると。
お互いがギリギリのところでやりあっていて、どちらかが殺されたら可哀想というのはちょっとおかしいんじゃないかなっていう風に僕は思います。
本当にどういう風に動物の命を感じるのか。
人間のエゴだという部分もあるでしょうね。
僕はもう今起きていることというのはもうあるべくして、なるべくしてなっているとしか思っていないので、
それに対してひどいだとか可哀想だとかっていう、そうやって言うのは自由。
自由だけど、それを正義の拳として振り上げて攻撃してこないで欲しいなという風に思っています。
なかなかね、里山と町中の方の間隔というところの距離感はなかなか縮まらないのかなとも思いますけれども、
本当に自分の仕事、作業をする場所にある日突然イノシシが来てむちゃくちゃにした。
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その時にあなたはどう感じますか。
ああイノシシはここをぐちゃくちゃにしたかったんだね。
じゃあ私が悪いから私がもうこの仕事をやめますっていう風に思えるんだったらどうぞやめてください。
僕は思えないです。
我々には我々の良分考え方がある。イノシシにはイノシシの良分考え方がある。
それで当然なので、ぶつかったらある種の戦争が起きるような感覚なんですかね。
まあそれが自然な流れじゃないのかなと。
どちらが正義でどちらが悪というのではない、お互いの正義のぶつかり合いですからね。
あまりそこに対してその当事者ではない人たちがね、意見を言うというところにはちょっと違和感を感じるよという風に思ったという。
まあ今日そんな話で終わろうと思います。
それではね、今日も聞いていただいてありがとうございます。またよろしくお願いします。失礼します。
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