1. つぶ安🧡心のチューニング
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第七席【転失気】
2023-01-27 19:18

第七席【転失気】

本日第七席め「転失気」
いやはや”聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥“とはいうものの、なかなかついタイミングを外したりすると、ねーっ💦


第一席【饅頭こわい】
https://stand.fm/episodes/63105386e5153f9dca0a8f48

第二席【長屋住まいのおよねさん】
https://stand.fm/episodes/632c273492ec2a44f9a0c7c4

第三席【およねさんの空耳アワー】
https://stand.fm/episodes/6345375ae769dc8b987fd09a

第四席【寿限無】
https://stand.fm/episodes/63513a3c7d8c9c9a2cff2043

第五席【親の顔が見たい】
https://stand.fm/episodes/63874adfba21ad9670779f7c

第六席【粗忽長屋】
https://stand.fm/episodes/63a508ad0b74573851fbeca2
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
モンブラン亭パーク師匠
https://stand.fm/channels/5fa791cfae8f0429979c1e5d

BGM:MusMus

#のようなスタエフ落語会
#落語
#モンブラン亭パーク
#鈴木安子
#一途家安子
#ごきげんに生きる

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感想

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00:05
皆さま、こんにちは。いちずや安子でございます。 本日も三角マークをポチッと押していただきまして、誠にありがとうございます。
このスタイフで、のような落語の回というのがございましてね、 モンブランテーパークを秘書の下、私もお仲間に入れていただいて、本日は第七席目を務めさせていただきます。
お題は【転失気】。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、2023年、私はコロナからのスタートで幕が開けまして、 そろそろ1ヶ月が経とうとしておりますな。
実はこの1月っていうのは、私の誕生月でもありまして、 そう、ハッピーバースデーなんでございます。
皆さんこのハッピーバースデー、これお誕生日だなっていうのはお分かりになるかなぁと思うんですが、 私にも分かります。
ただね、最近のこのカタカナ英語ってやつですか、 これがまた進化が早くてついていくのが大変なんですよ。
いやね、先日も仕事の関係で久しぶりにスーツを着て、リアルのビジネスセミナーってやつに参加したんですけど、
巻き入れても、多分こうかなーなんて、アテッコゲームのような、 そんな感覚すら出てきてね。
誰がイニシアチブを取るのかというと、 それには皆さんのコンセンサスが必要で、
あ、そこにあるアジェンダーちょっとご覧ください。
このプランだとコンプライアンス上問題ないかと思うんですが、 まぁ次から次へと出てくるカタカナ英語に、
カタカナ英語?言葉?にですね、姉妹の頭がぼーっとしてしまって、 それでもねセミナー終わって簡単の時間になったりすると、
ニコニコしながら良かったですよねーなんて、 全部わかってるようなフリしちゃったりしてね。
そう、いわゆる知ったかぶりってやつです。 これね、全く茅野外にいる人だと必要ないんですよ。
知らなくて当たり前ですからね。 だから気楽に言えちゃったりして、
イニシアチブって何ですかーとか、 コンプラ?天ぷらみたいですねーアハハーなんて、平気で言えちゃって。
ただこれがね、中途半端に物を知ってるとか、 または知ってて当然だろうと思われてる人、
これなかなかね、知ったかぶりするしかない、 っていうせざるを得ないみたいなこともあるようなんですよ。
これも昔からあるみたいで。 そうそうそう、
あのお嫁さんが住んでる地域のお寺のお嬢さんも、 なんだかねー、
そのお嬢さん、どうもここ2,3日体の具合が悪くて、 そこでお医者様に応診をお願いしまして、見てもらったんです。
03:02
先生は脈を取ったり、ベロを出させたり、 目ん玉の色を見たり、腹を押したり揉んだりしておりましたが、
ふと首をかしげて、 これはちょっとお腹が張ってるようですなぁ、いかがですかなぁ、天色はございますかな?
このお嬢さん、知らない、わからないということが、 言えなかったようで。
あ、あー、天色でございますか、 えっと、ございませんかな?
ええ、ございません、と返事をしてしまいました。
あー、そうですか、わかりました。 後ほど薬をこしらえておきますので、
小僧さんに取りに来てもらってください。 では私はこれで、と先生は帰ってしまわれました。
さて、後になってお嬢、気になってしょうがない。
はて、天色、はて、な、なんだろう、天色? 凶物の中にも出てこぬし、これは弱った。
先生は天色がないものと思って見立てをしてくださったが、 もし天色があったら、見立て違いで命にかかるようなことに。
うー、あー、そうじゃ、小僧の知念、あやつ、 子供のくせに妙にわけ知りで、なかなか侮れぬところがある。
よし、あやつめに聞いてみるか。
これ、知念、知念はおりますか?
へーい、へい、お嬢様、おやびでございますか?
あー、知念か、すまないが、天色を出しておくれ。
へ?
天色を出しなさいと言っておる。
え、何を聞いておる、天色を出しなさい。
て、て、てん、なんですか?
天色だ。
て、てん、しき、天色ってお嬢様、なんですか?
天色は天色じゃ。
どんなものですか?
お前は天色を忘れたのか。
お前はいくつになった?
十三か。
十三にもなって、なぜ天色を忘れる。
そんなことではいかん。
修行がまだ足りんぞ。
えー、申し訳ございません。
で、お嬢様、天色ってなんですか?
私を教えてやらん。
忘れたらお嬢に聞けば済むと、心に油断がある。
お迎えの雑貨屋か花屋へ行って天色はございますかと、尋ねてきなさい。
へい、で、あったらどうしますか?
借りてきなさい。
へい、では、行ってまいります。
あー、天色、そんなもの聞いたこともないよ。
なんなんだろうか、天色。
06:02
うちのお嬢、時々ああいうわけのわからないことを言い出すんだよな。
あ、雑貨屋さんだ。
こんにちは。
へい、いらっしゃい。
あーちねえさん、いらっしゃい。
今日は?
お買い物かい?
用があったら声かけてくれ。
こっちから出てっから。
いえ、今日はそうじゃないんです。
あの、貸してもらいたいものがあって。
お店に天色ってありますか?
はいはい、かしこまりました。
ちょっと待って、ちねえさん今なんて言った?
て、天色?
あー、天色ね。
おーい、バントさん、ちねえさんに天色出してあげなさい。
え?
天色でございますか?
あーちねえさんが。
えー、少々お待ちください。
えーっと、おかみさん。
お寺のちねえさんが天色を借りに来てますが。
あー、そうかい。
天色をね。
天色、天色。
はいはい、ちょっとお待ちくださいね。
ちょいとお前さん、ちねえさんが天色を借りに来てるよ。
おーい、おれんとか戻ってきたのかい。
弱ったねー。
いやーちねえさん、申し訳ない。
ついこの間まであったんだけどね。
この間ネズミに食われちまってね。
残った一つもつい今朝がた売り切れちまって。
今度入るのは月末ごろになるかな。
入りましたらすぐにお寺に知らせますよ。
あー、そうですか。
へ、へーい、じゃあまた。
天色ネズミが食べちまって、残りも売り切れ、月末に入る。
うーん、なんだろうな。
ついでだから花屋にも聞いてみようか。
こんにちはー。
あーちねえさんいらっしゃい。
あー旦那さん、すいませんけど天色貸してください。
はい、はいいらっしゃい。
おーい、ばあさんやちねえさんが天色借りに来たよ。
すまないが出してあげて。
うん、早いところしてあげておくれよ。
お寺さん忙しいんだから。
なんだよ、なにうろうろと。
なに?天色はわからねえ。
相当人間やってんだから天色はわからないってのは情けないじゃないか。
え?
お、俺か?そんなもん知らねえよ。
こりゃ弱ったなあ。
うーん、すまないねちねえさん。
せっかくあった天色、今朝味噌汁のみにして食べちまってね。
おい、ばあさんあの床沼の飾り物に置いといた大きいのはどうした?
え?
あちねえさんそれも食っちまったらしい。
いやーうちのばあさんもね若い頃は色気もあったんだけどね。
歳をとると食い気一方で何でも食べちまうんだよ。
すまないね。
まあそういうわけだからお嬢さんによろしく。
09:00
はい、じゃあさいなら。
天色、一体なんだろう。
お嬢様、ただいま帰りました。
どうじゃ天色はあったか。
へい、それがあいにくどこにもありませんでした。
雑貨屋さんへ行ったのか?
へい、全部売り切れたそうです。
一つはネズミにとられて最後の一個は今朝売れたばかりだそうで。
売り切れ。
そうだあれはよく売れるからなあなかなか手に入らない。
で花屋さんは?
へい、今朝お味噌汁の実にして食べてしまったそうです。
味噌汁の実?
ああ、今が旬だからなあ。
大きいのを床の間の飾りにしてたそうです。
床の間の?
ああ、あのお嬢様天色って何ですか?
わしの口から聞くとお前また忘れてしまう。
あ、そうだそろそろ薬ができている自分だな。
ちね、お前今から先生のお宅へ薬を取りに行きなさい。
その時に先生にな。
自分がわからないって。
お嬢様に言われたなんて言わなくていいぞ。
自分がわからないから教えてくださいと。
聞いてこい。天色って何ですかと。
で、教わったら帰ってきてわしに話してみなさい。
お前がちゃんと覚えているかどうかわしが聞いてやろう。
はい、では行って参ります。
えー、お頼もうしまーす。
お頼もうしまーす。
おお、どう?
ああ、これはお寺の小坊主さんか。
ああ、お医者さんのお薬だね。
ああ、できてますよ。
さあ、こっちへお上がり。
まあまあ、お茶でも一杯どうだい。
え、薬?
ああ、薬はここに包んでありますよ。
飲み方やなんかは中に功能書を入れてあるから。
お嬢さんに読んでもらっておくれ。
はい、ありがとうございます。
お茶、ごちそうさまでした。
あの先生、ちょっと物を教えていただきたいんで。
うーん、な、なんだい?
先生、さっきお嬢様に天式がありますかとお尋ねでございました。
うんうん。
私、天式というものがどういうものか一向に存じ上げません。
あの、天式って何ですか?
おお、天式な。
いやいや、知らぬことを人に聞いて学ぼうとする心がけは大変立派なことじゃ。
あれはな、ほうひおならのことだ。
へえ、おならって言うとどんな食べ物で?
12:01
いやいや、食べ物じゃない。おならだ。
おなら?あの、お尻から出るへっですか?
そうじゃ。
へえ、おなら。おならが天式でございますか。
へえ。
まあまあ、そう、そうへいへい言わんでもよい。
でも私、お嬢様に天式を借りに行って来いと言われて、
お迎えの雑貨屋さんと花屋さんと回ってどこにもないって。
そんな馬鹿な。それは何かの聞き違いじゃ。
まあ知らぬのも無理言わないな。
今はこのようなことを言わんが、昔の正観論という本の中に出てくる。
気をまろめ失うとある。
これすなわち天式だ。
おなら?本当におならなんですか?
うーん、疑うならその方見せようか。
ほら、これだ。
ああ、これがそうですか。はい、拝見します。
ああ、漢字いっぱい。
そういうわけだ。わかったかな。
はい、ありがとうございました。
さよなら。えっと、薬。ああ、忘れてた。
それじゃ失礼いたします。
天式はおなら?
だって雑貨屋の旦那売り切れたって。
花屋のおじさんは味噌汁に入れて食ったって。
床沼の置物?
大地和尚様、確かに天式借りて来いって言った。
わかった。誰も知らないんだ。
雑貨屋の旦那も花屋のおじさんも和尚様もみんな知ったかぶりしてるだけなんだよね。
でも先生から聞いた通り和尚様に言うのは悔しいな。
和尚様、天式はおならでした。
その通りじゃ。もう忘れるでないぞ。
なんてまた説教されるのがオチだよ。
なんかいいようがありそうなもんだよな。
なんて言ってやろうかな。
そうだ、和尚様はお酒好きだからな。
和尚様、行ってまいりました。
ご苦労さん、どうでした?天式のことを聞いてきたかい?
聞いてまいりました。
先生はどんなようにおっしゃったな。
えっと、えっと、なんておっしゃった?
あの、酒好きのことだと。
酒好き。
ああ、酒好きは酒を飲む器、飲む手記、天手記。
ああ、その通りじゃ。もう二度と忘れるでないぞ。
すら来た。
よいか。寺方でお客が来たときに酒好きを出しなさいでは具合が悪い。
15:03
これからは天式を出しなさいと言うからな。
天式をですか?
うん。三つ組の出すやつ。な。
三つ組?
三つ組の天式ならブブブーで。
何言ってんだ。
さて、翌日ともなりますとお薬の効き目でございますか。体操具合も良くなりました。
その日の午後、前日のお医者様がまた往診においでです。
ご住職。今日はだいぶお具合がよろしいようで結構でございますな。
これも先生の見立てのおかげと喜んでおります。
ところで、昨日先生が天式は終わりかとお尋ねでございましたな。
はは。
その時にはないように申しましたが、よくよく考えますと。
ええ、ございまして。
ああ、そうですか。それは結構なことですな。
私、天式に目がございませんで。
はあ、さようで。
寺方で朝っ端から天式をやるというわけにも参りませんで。
いやいや、そのような遠慮はなさらず、いつでもやってください。
先生はお好みで?
いや別に好きというわけではございませんが、まあ時に催すこともございますな。
催す。催しますか。
なるほど。いやあ、奥様もお好きなんでしょうな。
いやいや、好きということはございますまいが、まあ影でこっそりやっているものと思いますな。
何をおっしゃいます。夕食の時などはご夫婦差し迎えでやったりとったり。
夫婦でやったりとったり?
なんでしたら一つご覧に入れましょうか。
いやいや、わざわざ見せていただくほどのことでも。
いやいや、ご遠慮なさらず、ぜひともご覧に入れたいもので。
これ、知念屋。
何をニヤニヤしておるん。天式を持っておいで。
例の三つ組の。
ほらこれ、お客様が見えているのに何をゲラゲラと笑ってる。
おお、おお、放り出すやつがあるんか。
うーん、割れ物が入っておる。傷にも入ったらどうすんだ。
いや、失礼いたしました。
セソのしつけが行き届きませんで。
え、この箱に入っております。
陶寺の宝物でございます。
宝物。
この霧の箱にでございますか。
開けますと匂いでもしますかな。
いや、これを洗ってからよく拭いて、真綿でくるんでおりますので、匂いなどはいたしません。
洗って、真綿でくるんで。
いやー、私長いこと医者をやっておりまして、天式の匂いを嗅いだとか、音を聞いたというのは多々ございますが、天式の標本を見るなどは初めてでございます。
18:10
光学のため、ぜひ拝見したいと存じます。
ああ、ご住職、これ見事な杯ですが、これは一体どういうわけね。
どういうとおっしゃると。
これは節相の秘蔵の天式で。
ああ、いや、我々の方では聖観露にございます。
気を丸め失うと書き、ほうひなどのことを天式と申しますが、お寺では、杯のことをおっしゃいますか。
何?ほうひ?
へ?おならでございますか?
ああ、こ、これ、ち、ち、ち、う、ああ、やりおったな、お前。
考えてみれば、この話は始めから臭い話だと思った。
お後がよろしいようで。
19:18

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