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みなさんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、習慣によってつくられるマインド、という話をしたいと思っています。
セミナー案内ですね、ビジネスセミナーの案内のDMが届いていて、
チラシだからしょうがないというのもあるかもしれないけれども、
すぐに使えるというような感じを全面的に打ち出したものばかりで、
世の中のビジネスというのは歪んでいるなぁと思うわけでございます。
スキルアップしましょうと、スキルアップするというときに、
2つに分けるべきだと僕は思っていて、
いわゆる機械的なものとか、人間的な温度のあるコミュニケーションを返さないスキルであれば、
全然セミナーを受ければ、ぽんと身につくというふうに僕は思うんですね。
例えば、ボケができるようになるとか、プログラミングができるようになる、
みたいなことっていうのは、別に対人の話ではないので、
そのルールをしっかりと、そのシステムに則ったルールで実行できれば、
そのスキルを発動できているということになると思うんですけども、
コミュニケーションを返す人間的なスキル、いわゆるヒューマンスキルと呼ばれるものですよね。
というのは、確かに原則として抑えておかなければいけない、
基本的なスキルみたいなものはあったりすると思うんですけども、
その手前に必ずマインドというのがあると思うんです。
これは別に僕がここでわざわざ言わなくても、
例えばコーチングを学びます、ファシリテーションを学びますとかいうときに、
例えば本を開けば、大体第1章にマインド的なものの重要性みたいなものが書かれているんですね。
ところが、多くのビジネスマンが使うことに意識が向きすぎてですね、
そのマインドをすっ飛ばして、すぐその基本スキル、応用スキルみたいな、
どう振る舞うかのスキルの方に走っちゃっているというパターンがよく見られるんですね。
ファシリテーターの方なんかで、いわゆるファシリテーションのスキルの部分だけに振ってしまうと、
結果振る舞いとしてはファシリテーションをできている風なんだけども、
その場に参加しているみんながいい思いをしないというか、
ファシリテーションされている、奴隷化されているみたいな状態になってしまって、
全然結果、すごく上手に進行ができているというか、上手にファシリテーションができているんだけども、
参加している人たちが進行されている状態というか、みんなで一つの場を作っている感じにならないと。
これはやっぱりマインドが欠如した人間がやるとそうなるということだと思うんですね。
コーチングなんかもそうですよね。ゴールに導くというか、ゴールを見つけるお手伝いをするみたいな時にですね、
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質問のスキルばっかりとか、計帳のスキルばっかりに走ってしまって、
うさん臭いコーチみたいな人が世の中にはいっぱいいますけども、
本当にすごいコーチとかすごいファシリテーションの方は、まずマインドが優れているんじゃないかなというふうに思うわけです。
これは一番目に見えないものだし、理屈で語れない部分だと思うので、難しいですよねと思うんですけども、
あくまで対人間のスキルというのは、土台にマインドというのがあるよねということなんですね。
一歩間違えば、素晴らしいマインドがあればスキルが多少疎かであろうと通用するみたいなところがあるぐらいですね、
対人間の部分というのはマインドが重要だよねと思うんです。
ところがですね、マインドを身につけましょうと言うと急に抽象的になってしまって、難しいよね。
こういうマインドが大事なんだよねというのは分かったけど、どうやってそれを身につければいいんだろうみたいな時に、
実はね、習慣を作っていくということが大事だったりするんじゃないかなと僕は思っています。
というのも、ビーガンについて一回お話しする機会があって、
僕は全然その食に関心がないのでよく分からないんですけども、
ビーガンの方とか、ビーガンに興味がある方とか、元ビーガンの方とか、いろんな方が集まってお話をしたんですが、
元々アトピーがひどくて、健康のためにビーガン食を始めたんだけども、
それがだんだんビーガン的な思想になってきたと、
動物愛護的な観点が強くなってしまって、
元々その夫のアトピーが気になってビーガン食に家族で変えたんだけども、
夫の思想までビーガンになってしまって離婚したみたいなお話を聞いたりとかしてですね、
いわゆる習慣がマインドを作る、このまま思想だと言えますけども、
イデオロギーと言えると思うんですけども、
習慣がそういった思想を作っていく、マインドを作っていくという事例としてですね、
結構衝撃的だったんですね。
確かに言われてみれば、僕はビーガンではないんですけども、
毎日ノートに記事を書き続けても1年半ぐらいになるんですが、
確かにこの1年半で僕の性格というか考え方としては、
やっぱり物事を考える方向により進んでいるというか、
日々に文章を書く、エッセイを書くというと、
いろんな対象についてちょっと自分なりの視点で掘り下げてみるっていう癖がつきますよね。
それがただの習慣だと思ってたんですけども、
マインドとしてですね、掘り下げないと気がつまらないような人格にまでなってきているというような感じがします。
なので実はこの習慣がマインドを作ると、
そのマインドの土台の上にそれを体現するためにスキルが必要だよねという順番なのかなと思っています。
なので何かスキルを身につけたいなという時には、
もしかするとすぐにスキルをどう振る舞えばいいかということを学ぶのではなくて、
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やっぱりマインドを身につけなければいけないと思うし、
マインドから逆算した習慣作りをするということが大事なんじゃないかなというふうに思ったりするわけでございます。
そうこうしているとですね、たまたま参加した読書会で紹介された本で、
福利で伸びる一つの習慣という結構ベストセラーなんですけども、
僕その本知らなくて、その会の後にこの本を買ってですね、読んで、
まだ読み終わってないんですが読んでいる途中なんですけども、
同じようなことが書かれていて、
なりたい自分とかそのアイデンティティから逆算して習慣を作っていくといいよみたいなことが書かれていて、
まさにそういうことなのかなというふうに思いました。
ファシテーターという人格ではないけれども、
ファシテーターとするために大事なマインドというのはあると思いますので、
その手前の習慣、ファシテーターとして必要なマインドを作るための習慣を身につけるみたいな、
ちょっと周りくどいですけども、そういったものを身につけていかないと、
本質的にファシテーションできないし、
ファシテーションはファシテーション言ってますけども、別にそれに限らず、
あらゆるヒューマンスキルはそういうものなんじゃないかなというふうに僕は思っています。
スキルもね、母機に必要な習慣とか母機に必要なマインドはそんなにないと思いますけども、
人間が関わるものについてはですね、やっぱりマインドありきだと僕は思いますので、
そのために習慣から始めてみるということが実は遠回りのようでいて、
近道であるというお話でございました。
これから何かスキルを身につけたいとか、
もっと言うとこういう自分でありたいみたいなものがある人はですね、
スキルではなくて習慣であるということをですね、
改めて考えてみていただけるといいんじゃないかなというふうに思います。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。